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J:COMとフレッツ光は知名度が高いインターネット回線なので、どちらを契約しても快適に利用できるイメージがあります。
しかし、J:COMとフレッツ光とでは回線の品質が全く異なるので、通信速度に大きな差があります。
口コミによる評判を見ると、多くの人がフレッツ光を選んだほうが良いと感じるでしょう。
ここでは、J:COMとフレッツ光の違い7つを紹介し、どちらを利用するべきなのか解説します。
J:COMとフレッツ光のどちらを契約するべきか悩んでいる人は、参考に読んでみてくださいね。
目次
J:COMとは? フレッツ光とは?
J:COMとフレッツ光を比較する前に、それぞれのサービスの基本となる情報と共通点を見てみましょう。
J:COMはケーブルテレビ用の回線でインターネットに接続する
ご存知の人もいるかと思いますが、J:COMはケーブルテレビの事業者として知られています。
J:COMではケーブルテレビで使われている同軸ケーブルで、インターネットに接続することが基本です。
現在はauひかりの光回線を利用するプランも提供しています。
また、KDDIと提携しているので、auユーザーの人がJ:COMを利用すると割引を受けることができます。
J:COMとauひかりの違いについては以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
J:COMとauひかりの決定的な違い6つ!どっちがいいか比較!フレッツ光は光ファイバーでインターネットに接続する
フレッツ光はNTTが運営するインターネット回線で、光回線でサービスを提供しています。
フレッツ光の特徴は回線が持つクオリティの高さで、下りと上りともに最大1Gbpsの速度に対応しています。
また、運営会社がNTTということもあり、多くのユーザーから絶大な信頼を得ています。
NTTの回線というだけでフレッツ光を使い続けている人も少なくありません。
J:COMとフレッツ光の共通点は工事が必須なこと
J:COMとフレッツ光は全く異なるサービスですが、契約する際に回線の導入工事が必要な点と、工事の作業内容が共通しています。
戸建てでJ:COMかフレッツ光を利用する場合、電柱から自宅に通信ケーブルを引き、自宅の中に通信機器が設置されます。
マンションでJ:COMやフレッツ光を利用するには、予め対象の回線ケーブルが導入されていることが条件です。
回線ケーブルが導入されていれば、壁の中にある通信ケーブルを宅内に引いてから通信機器が設置されます。
導入するケーブルや設置される通信機器の種類は異なりますが、基本的な作業の流れはほとんど変わりません。
J:COMとフレッツ光の違い7つ
J:COMとフレッツ光は運営会社と回線の種類が全く異なるので、サービスに7つの違いがあります。
7つの違いはJ:COMとフレッツ光のどちらを契約するかを決めるポイントになるので、よく把握しておきましょう。
違いその1.回線の品質が違う
J:COMとフレッツ光は、回線の仕組みが全く異なります。
J:COMで利用する同軸ケーブルはノイズを拾いやすい弱点があるので、実効速度の変動が激しいデメリットを抱えています。
フレッツ光が提供する光回線は光で情報を送るので通信速度が速く、ノイズもほとんど拾わないので安定性の高さも兼ね備えています。
回線の品質はフレッツ光のほうが優れていると言えるでしょう。
違いその2.通信速度に大きな差がある
回線の品質が違うと、通信速度に大きな影響が出てきます。
J:COMには5種類のプランがあり、どれに加入するかで最大速度が変わります。
サービスプラン | 公式速度 |
1Mコース | 下り:最大1Mbps 上り:最大512Kbps |
12Mコース | 下り:最大12Mbps 上り:最大2Mbps |
120Mコース | 下り:最大120Mbps 上り:最大10Mbps |
320Mコース | 下り:最大320Mbps 上り:最大10Mbps |
光1Gコース on auひかり | 下り上りともに最大1Gbps |
※プランごとの違いの詳細は以下の記事をご参照ください。
J:COMのプラン320M,120M,12M,1M,1Gの違い!速度や評判を徹底分析!1Mコースと12Mコースではホームページや動画を見ることが難しいので、120Mコース以上のプランに加入することが一般的です。
下りの最大速度はプランの名前通りの数値になりますが、上りの最大速度はそれほど数値が高くありません。
今のJ:COMはauひかりの回線を利用する「光1Gコース on auひかり」も提供しているので、そのプランでは下りと上りともに最大1Gbpsの速度にも対応しています。
フレッツ光は下りと上りともに最大1Gbpsの速度に対応しています。
J:COMとフレッツ光の最大速度を見ると、フレッツ光を契約したほうが快適にインターネットを使えそうに見えますよね?
その考え方は間違いではなく、口コミから見える実効速度にもJ:COMとフレッツ光の差が表れています。
J:COMの実効速度の口コミ
J:COMの利用者からは下り速度が遅いという口コミが多く挙がっているので、評判が良いとは言えません。
ノイズを拾いやすい同軸ケーブルを使っていることが、実効速度の評価が低い原因です。
JCOMのネットは遅いどころか切断で使い物にならない。MBどころかKB以下。契約時に上り下りの速度確認したときは1MBを1GBに偽る為1000、1000と言われ、フレッツ光から乗り換えても1000は出るのでそんなに変わりないと言ってた。キロバイトかよ!詐欺オペ。10年目の契約ももう終わりかな。 pic.twitter.com/kl9PPRcdsl
— ◯ろき (@02hi_LoKi) 2018年4月20日
jcom、だめだわ。ブチブチ切れてるような。速度チェックかけても24Mとかあったと思うと200kとか、不安定。Hyper SBIはデータ受信できないですぐに落ちるし・・・ もうあかんなあ、JCOMは。
— 爺の株投資 (@kabujiisan001) 2018年4月18日
J:COMにまつわる口コミを見ると「通信速度が遅い」という内容が目立ちますが、「光1Gコース on auひかり」だけは高く評価されています。
今日、回線工事入って、jcom320Mからjcom光(中身AUひかり)に無事チェンジ。
早速速度計測。
はやい!速いぞauひかり。
込み合う時間帯はまだわかんないけど、この速度はすげー。PINGも一桁だし、やった!今夜はドン勝つだ。PUBGやってないけど pic.twitter.com/5LXIy39M4m— あーんばる (@arnval201705) 2018年3月12日
といっても、「光1Gコース on auひかり」は本来KDDIが提供している回線なので、J:COM以外のプロバイダでも利用することができます。
「光1Gコース on auひかり」の口コミは、純粋なJ:COMの評判に直結しないと考えたほうがいいでしょう。
速度の詳細は以下の記事でも解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
J:COMのネット回線の速度は遅い?測定結果をもとに理由とともに解説!フレッツ光の実効速度の口コミ
フレッツ光の光回線はノイズを拾わないので、とても優れた実効速度を出してくれます。
J:COMの利用者から寄せられた口コミと比べると、フレッツ光の回線品質が高い印象を受けます。
こちらも意外な速度が出てるな。#フレッツ光 ネクスト pic.twitter.com/4nA1dJjdU7
— Vani-type (@Vanitype4) 2018年5月5日
iPhoneで測定してこれ at フレッツ光マンション光配線 プロパイダーはアサヒネット pic.twitter.com/oQsCtfWeQf
— さかむけさん (@RBU6000) 2017年6月11日
しかし、フレッツ光の回線は、契約するプロバイダによって通信速度が左右されるデメリットがあります。
評判が悪いプロバイダを契約してしまうと、フレッツ光の回線品質を発揮することができません。
フレッツ光を契約しているけど、ISPがToppaだとこんな感じ
推定転送速度: 483.23Kbps (59.96KB/sec)— ついんて (@Twintail00) 2017年4月4日
速度の詳細は以下の記事でも解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
フレッツ光の速度平均は?回線速度は遅いのか実態を暴露します!上記の口コミをまとめると
- 「J:COMの通信速度は評価がとても悪く、光1Gコース on auひかりの口コミは純粋な評価ではない」
- 「フレッツ光は回線の品質が高くても、プロバイダ選びに注意が必要」
という結論になります。
違いその3.プロバイダ契約の必要有無が違う
J:COMは回線とプロバイダがセットになっているので、1度の手続きで契約が完了します。
フレッツ光は光回線だけでなく、別でプロバイダを契約しなければインターネットを使うことができません。
フレッツ光で利用するプロバイダの選択肢はとても多くありますが、「どこを契約しても同じでしょ?」と思われがちです。
しかし、どこのプロバイダを契約するかで月額料金は変わり、先ほど説明した通り実効速度も左右されます。
フレッツ光を契約するときは、事前に調べて評判が良いプロバイダを選ばないといけません。
フレッツ光と比べると、プロバイダを選ぶ必要がないJ:COMのほうが契約しやすい印象を受けますよね。
プロバイダの選び方は以下の記事で詳しく解説しているので、フレッツ光を検討している方はこちらもご参照ください。
プロバイダの選び方のポイント5つ!初心者にもわかりやすく解説!違いその4.月額料金が違う
J:COMとフレッツ光には、月額料金にも大きな違いがあります。
J:COMの料金
J:COMでは加入するプランによって月額料金が変わりますが、5,500円から6,500円になることが基本です。
(1Mコースと12Mコースは加入する必要性が無いので、下記の表では割愛しています)
プラン | ネット回線のみ |
120Mコース | 5,500円 |
320Mコース | 6,000円 |
光1Gコース on auひかり | 6,500円 |
J:COMの料金については以下の記事でさらに詳しく解説しています。より詳細まで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
J:COMの料金は高いのか他の回線と比較!Wi-Fiの料金についても!フレッツ光の料金
フレッツ光の月額料金は住んでいるエリアと住居によって変わります。
ただ、フレッツ光の月額はあくまで「回線だけの利用料金」なので、別途500円から1,000円ほどのプロバイダ料金も必要です。
項目 | 戸建て | マンション | ||
月額料金 | 5,700円 | プラン2 (16件以上の契約が見込める場合) | プラン1 (8件以上の契約が見込める場合) | ミニ (4件以上の契約が見込める場合) |
3,350円 | 3,750円 | 4,350円 | ||
ギガ推し!割引(30ヶ月間適用) | -300円 | -200円 | -200円 | -200円 |
にねん割 | -700円 | -100円 | -100円 | -100円 |
30ヶ月間の合計 | 4,700円 | 3,050円 | 3,450円 | 4,050円 |
31ヶ月目以降の合計 | 5,000円 | 3,250円 | 3,650円 | 4,250円 |
利用期間 | 戸建て | マンション |
1~2年目 | 4,300円 | プラン1:3,250円 プラン2:2,850円 ミニ:3,950円 |
3年目以降 | 5,400円 | プラン1:3,700円 プラン2:3,200円 ミニ:4,500円 |
フレッツ光の料金については以下の記事でさらに詳しく考察しています。詳細が知りたい方はこちらもご参照ください。
フレッツ光の料金は高いのか?他社や他の回線と比較してみた!J:COMとフレッツ光の料金を比較
フレッツ光のプロバイダ料金の振れ幅を500円から1,000円と仮定して、J:COMの月額料金と比較すると以下の感じになります。
サービス | 戸建て | マンション |
J:COM | 120Mコース:5,500円 320Mコース:6,000円 光1Gコース on auひかり:6,500円 | 120Mコース:5,500円 320Mコース:6,000円 |
フレッツ光 東日本 | 30ヶ月:5,200円~5,700円 31ヶ月目以降:5,500~6,000円 | 30ヶ月:3,550~5,050円 31ヶ月目以降:3,750~5,250円 |
フレッツ光 西日本 | 1~2年目:4,800~5,300円 3年目以降:5,900~6,400円 | 1~2年目:3,350~4,950円 3年目以降:3,700~5,500円 |
上記の表から結論を出すと、J:COMは対応速度が遅い割に料金が高く、フレッツ光は最大1Gbpsに対応しているけどJ:COMよりコストが低いということになります。
違いその5.セット割引が受けられるかが違う
J:COMはKDDIと提携しているインターネット回線なので、auユーザーが契約すると「auスマートバリュー」が適用されてスマホ代が割引されます。
割り引かれる金額はauで契約している料金プランで変わりますが、スマホ代が500~2,000円安くなります。
プラン | データ容量 | 2年間 | 3年目以降 |
auピタットプラン | スーパーカケホ/カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~2GBまで | 500円 | 500円 |
スーパーカケホ/カケホ/シンプル:2GB超~20GBまで | 1,000円 | 1,000円 | |
auフラットプラン | 20/30GB | 1,000円 | 1,000円 |
データ定額1/2GB | 934円 | 500円 | |
データ定額2/3GB ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン | 934円 | 934円 | |
データ定額5/20GB LTEフラット(7GB) ISフラット | 1,410円 | 934円 | |
データ定額30GB | 2,000円 | 934円 |
さらに、「auスマートバリュー」は家族も全員が対象なので、J:COMはauユーザーにとって通信費を安くできるインターネット回線になります。
フレッツ光ではどのキャリアでスマホを使っていても割引が適用されないので、auユーザーからするとJ:COMほどお得とは感じられません。
しかし、「auスマートバリュー」はauひかりなど他の回線でも受けることができるので、J:COMならでは特典というわけではありません。
auひかりの詳細は以下の記事をご参照ください。 auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!違いその6.初期費用の金額が違う
J:COMとフレッツ光の工事内容はほとんど同じ流れですが、費用が全く違います。
J:COMでは住まいが戸建てとマンションのどちらであっても基本工事費は6,000円になり、テレビサービスとセットで契約するとキャンペーンが適用されて0円になります。
フレッツ光の工事費は戸建てで18,000円、15,000円となっていて、キャンペーンによる割引もありません。
サービス | 戸建て | マンション |
J:COM | 6,000円 | 6,000円 |
フレッツ光 | 18,000円 | 15,000円 |
※J:COMはテレビサービスとセット契約すると工事費0円。
フレッツ光では工事費を30回の分割支払うことができますが、負担する費用の値段で考えるとJ:COMのほうが契約しやすいと思いますよね。
違いその7.セットで利用できるテレビサービスが違う
J:COMとフレッツ光はどちらもテレビサービスをセットで利用できます。
しかし、セットで利用できるテレビサービスの種類に違いがあります。
J:COMはもともとケーブルテレビの事業者なので、J:COMのインターネット回線とテレビサービスをセットで利用できます。
フレッツ光でセット利用できるテレビサービスはスカパーのみとなっています。
J:COMのテレビサービスとスカパーにはあらゆる違いがありますが、ここで説明するとあまりにも長くなってしまいます。
以下の記事で詳しく解説しているので、テレビサービスの利用も考えている人はあわせてご覧ください。
J:COMとスカパーの違い9つ!料金やチャンネル内容を比較し解説!新規で契約するならJ:COMとフレッツ光のどちらが良いか比較
J:COMは工事費が安いうえにプロバイダを選ぶ必要が無いので、ほとんどの人がフレッツ光よりも契約しやすいと感じるのではないでしょうか?
しかし、快適にインターネットを使うなら、ある程度の初期費用を支払ってでもフレッツ光を使うべきです。
J:COMは工事費が安い代わりに、通信速度が遅くなりインターネットが使いづらくなる恐れがあります。
プランを「光1Gコース on auひかり」にすれば通信速度は安定しますが、他のプロバイダでauひかりを利用するよりも月額料金が高くなるので、わざわざJ:COMで契約する必要がありません。
サービス | 月額料金 |
J:COM光 1Gコース on auひかり | 6,500円 |
他社プロバイダでauひかりを契約した場合 | 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 |
フレッツ光は工事費こそ高額ですが、評判が良いプロバイダを契約すればJ:COMよりも通信速度が安定します。
快適にインターネットを使うなら、工事費を負担してでもフレッツ光を契約することが無難な選択です。
まだまだJ:COMとフレッツ光のことを詳しく知りたい方は、以下の記事で口コミをまとめているのあわせて参考にしてみてください。
フレッツ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!J:COMの口コミ・評判が悪いと言われる理由3つ!実態を暴く!J:COMからフレッツ光へ乗り換える手順とメリット
J:COMの通信速度に不満を感じてフレッツ光への乗り換えを考えている人は多いと思います。
J:COMからフレッツ光への乗り換えは簡単な方法で行えますが、高額な費用がかかってしまうデメリットがあります。
J:COMからフレッツ光の乗り換えるメリットは回線の品質が向上すること
J:COMからフレッツ光へ乗り換える最大のメリットは、回線の品質が高くなり通信速度が向上することです。
先ほど紹介した口コミを見ればわかりますが、J:COMとフレッツ光は回線の品質が全く違いので、通信速度の評判が大きく異なります。
J:COMは通信速度の評価があまり良くないので、フレッツ光に乗り換えると回線スピードが大幅に向上することがほとんどです。
フレッツ光に乗り換えて受けられるキャンペーンはほとんど無い
J:COMからフレッツ光に乗り換える際には、
- フレッツ光の工事費
- J:COMを解約する際に請求される違約金
- J:COMの回線撤去費用
上記3つの費用が発生します。
発生する金額は住んでいる住居やJ:COMの契約内容によって異なりますが、振れ幅となる値段は以下のようになります。
項目 | 金額 |
フレッツ光の工事費 | 戸建て:18,000円 マンション:15,000円 |
J:COMの違約金 | 3,500~36,000円 |
J:COMの回線撤去費用 | 2,000~6,000円 |
合計 | 20,500~60,000円 |
J:COMからフレッツ光に乗り換える場合、最低でも20,500円以上になる費用を支払わないといけません。
フレッツ光はキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施していないので、工事費とJ:COMの違約金などを全て負担しなければいけません。
いくら通信速度が向上するといっても、20,000円以上の費用が必要だと乗り換えしにくいと感じますよね?
しかし、乗り換える光回線にはフレッツ光以外の選択肢があり、工事費や違約金の負担を少なくしてくれる事業者があります。
J:COMから光回線に乗り換えるなら、フレッツ光以外の事業者を契約したほうがいいでしょう。
キャンペーンや割引が充実していて、かつ速度の速い回線は以下の記事で厳選して紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!J:COMからフレッツ光への乗り換えは簡単
J:COMからフレッツ光への乗り換えは、
- フレッツ光を申し込む
- フレッツ光の導入工事が入る
- J:COMを解約する
- J:COMの回線と機器の撤去工事が入る
上記4つの順番で行います。
①フレッツ光を申し込む
J:COMからフレッツ光へ乗り換える際は、先にフレッツ光の申し込みを先に行います。
最初にJ:COMを解約してしまうと、フレッツ光が開通するまでインターネットが使えなくなるからです。
なので、間違えてJ:COMから先に解約しないようにしましょう。
フレッツ光の申し込みは、家電量販店や公式サイトが受け付けています。
フレッツ光でインターネットを利用するには、プロバイダの契約も必要になります。
プロバイダの契約手続きも忘れないように気をつけましょう。
②フレッツ光の導入工事が入る
フレッツ光の申し込みが完了すると、2週間後以降に回線の導入工事が入ります。
工事の内容は前半で説明した通りで、所要時間は戸建てで40分から90分、マンションで30分以内です。
工事が完了すると、その日からフレッツ光のサービス提供が開始されます。
③J:COMを解約する
フレッツ光が開通したら、すぐにJ:COMの解約申請を行います。
J:COMの解約手続きは、基本的に電話窓口で行います。
解約の詳細は以下の記事で解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらをご参照ください。
J:COMの違約金などの費用を払わない解約方法!やめる月が大事だった?!④J:COMの回線と機器の撤去工事が入る
J:COMの電話窓口に解約申請を行うと、後日に回線と機器の撤去工事が入ります。
回線と機器の撤去工事は、契約者の立ち会いが必要です。
撤去工事が終われば、J:COMの解約は完了です。
フレッツ光のデメリットと他の光回線を選んだほうが良い理由
光回線を契約するなら、フレッツ光の他にも多くの選択肢があります。
以前は「光回線を使うならフレッツ光」というイメージがありましたが、今はフレッツ光よりもおすすめできる光回線サービスがいくつもあります。
フレッツ光以外で光回線を契約すれば、工事費や違約金の負担が無くなるうえに、利用料金も安くなります。
フレッツ光はNTTによる光回線サービス
「光回線を使う=フレッツ光を使う」というイメージを持っている人は多いと思いますが、光回線を使う人が必ずフレッツ光を契約しないといけないわけではありません。
フレッツ光はあくまで「NTTが提供する光回線」でしかなく、NTT以外の事業者が提供している光回線も存在しているからです。
たとえば、auひかりでは東京電力が「TEPCOひかり」で使われていた光回線でサービスを提供しています。
通信速度の速さが話題のNURO光は、厳密にはフレッツ光の光回線でインターネットを提供していますが、すでにNTTが利用していない回線の伝送規格を変えてサービスを展開しています。
また、NTT以外の事業者がフレッツ光の回線を提供するサービスも少なくありません。
この後に紹介するソフトバンク光とドコモ光は、NTTの代わりにフレッツ光の回線を提供しているサービスです。
上記のフレッツ光以外の光回線サービスはプロバイダがセット契約になっているうえに、フレッツ光よりも月額料金が安いメリットを持っています。
通信速度の評価も高いので、フレッツ光よりもおすすめできるサービスと言えます。
さらに、ここで紹介しているサービスは、キャンペーンによる割引で工事費が実質無料になります。
J:COMから乗り換える場合でも、キャッシュバックが適用されるので違約金を負担する必要がありません。
フレッツ光よりもおすすめの光回線4つとその理由
先ほど紹介した光回線サービスがフレッツ光よりもおすすめできる具体的な理由を見てみましょう。
サービスごとのメリットを知ると、フレッツ光以外で光回線を使ったほうが良いと感じます。
通信速度が爆速のNURO光
NURO光はフレッツ光の2倍にあたる最大2Gbpsの速度に対応しているので、多くの人から注目を集めています。
2Gbpsに速度に対応しているだけあり実効速度の評価が高いので、ネットサーフィンからオンラインゲームまで難なくこなすことができます。
フレッツ光より2倍も速度が速いと料金が高そうに思いますが、5,000円以下の月額で利用できるのでお得度も悪くありません。
サービス | 戸建て | マンション |
NURO光 | 4,743円 | 4,743円 (NURO光 for マンションが利用できれば1,900~2,500円) |
フレッツ光 東日本 | 30ヶ月:5,200円~5,700円 31ヶ月目以降:5,500~6,000円 | 30ヶ月:3,550~5,050円 31ヶ月目以降:3,750~5,250円 |
フレッツ光 西日本 | 1~2年目:4,800~5,300円 3年目以降:5,900~6,400円 | 1~2年目:3,350~4,950円 3年目以降:3,700~5,500円 |
さらに、ソフトバンクユーザーなら「おうち割光セット」が適用されて、スマホ代が500円から1,000円安くなります。
フレッツ光より通信速度が速く料金も安いのなら、NURO光を使ったほうがいいですよね?
しかし、関東・東海・関西でしか提供されていないので、利用できる人が限られているのだけは注意しましょう。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光の詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!セット割引が魅力のソフトバンク光
ソフトバンク光はソフトバンクのスマホ代が安くなる「おうち割光セット」が売りの光回線サービスです。
「おうち割光セット」が提供されるとスマホ代が500円から1,000円安くなるので、ソフトバンクユーザーにとってソフトバンク光はフレッツ光よりお得な光回線と言えます。
基本の月額料金もフレッツ光より安くなる可能性があります。
サービス | 戸建て | マンション |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
フレッツ光 東日本 | 30ヶ月:5,200円~5,700円 31ヶ月目以降:5,500~6,000円 | 30ヶ月:3,550~5,050円 31ヶ月目以降:3,750~5,250円 |
フレッツ光 西日本 | 1~2年目:4,800~5,300円 3年目以降:5,900~6,400円 | 1~2年目:3,350~4,950円 3年目以降:3,700~5,500円 |
Twitterなどで口コミを見ると通信速度が遅いという事例が目に入りますが、光BBユニットをレンタルして接続方式をiPv6に切り替えれば、十分すぎる回線スピードを出してくれます。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光の詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!セット割引だけでなく回線の品質も魅力なauひかり
auひかりは「auスマートバリュー」によるセット割引があるので、auユーザーから高い人気を得ています。
「auスマートバリュー」はJ:COMでも受けられる割引ですが、先ほど説明した通り基本料金がJ:COMより安くなっています。
フレッツ光よりも月額料金が安いので、auユーザーにとってもっともお得な光回線と言えるでしょう。
サービス | 戸建て | マンション |
auひかり | 【従来型】 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 【auひかりホームV5ギガ】 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目:4,900円 4年目以降:5,400円 【auひかりホームX10ギガ】 1年目:5,880円 2年目:5,780円 3年目:5,680円 4年目以降:6,180円 | 3,400~5,000円 |
フレッツ光 東日本 | 30ヶ月:5,200円~5,700円 31ヶ月目以降:5,500~6,000円 | 30ヶ月:3,550~5,050円 31ヶ月目以降:3,750~5,250円 |
フレッツ光 西日本 | 1~2年目:4,800~5,300円 3年目以降:5,900~6,400円 | 1~2年目:3,350~4,950円 3年目以降:3,700~5,500円 |
基本の対応速度は最大1Gbpsですが、関東の戸建てでは最大5Gbpsに対応した「auひかりホームV5ギガ」と最大10Gbpsに対応した「auひかりホームX10ギガ」を利用することもできます。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりの詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモユーザーならもっともお得なドコモ光
ドコモ光も「光セット割」によってドコモのスマホ代が最大3,500円安くなるので、ドコモユーザーによってもっともコストが安い光回線サービスになります。
もちろん、基本の月額料金もフレッツ光より安くなる可能性があります。
サービス | 戸建て | マンション |
ドコモ光 | タイプA:5,200円 タイプB:5,400円 | タイプA:4,000円 タイプB:4,200円 |
フレッツ光 東日本 | 30ヶ月:5,200円~5,700円 31ヶ月目以降:5,500~6,000円 | 30ヶ月:3,550~5,050円 31ヶ月目以降:3,750~5,250円 |
フレッツ光 西日本 | 1~2年目:4,800~5,300円 3年目以降:5,900~6,400円 | 1~2年目:3,350~4,950円 3年目以降:3,700~5,500円 |
ただ、ドコモ光はプロバイダを選択できるようになっていて、フレッツ光と同じように契約する事業者によって通信速度が遅くなる恐れがあります。
ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光の詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!