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ケーブルテレビだけでなくインターネット回線のサービスとしても有名なJ:COM。
J:COMでインターネット回線を契約するときは、加入するプランを5つから選ぶことができます。
5つのプランには料金や通信速度に違いがありますが、利用者からの口コミを見ると選択肢は1つしか無い印象を受けます。
ここでは、J:COMが提供する320M・120M・12M・1M・1Gコースの違いを紹介し、どのプランを選ぶべきなのか解説します。
利用者からの口コミもたっぷり紹介するので、J:COMを契約するか迷っている人は参考資料として活用してください。
J:COMの契約プラン5種類の違い
J:COMを契約するときは、以下の5種類からプランを選ぶことができます。
- 1Mコース
- 12Mコース
- 120Mコース
- 320Mコース
- 1Gコース
5種類のプランにどのような違いがあるのか見てみましょう。
プランごとに通信速度が違う
J:COMで契約できる5種類のプランは、全て通信速度に大きな違いがあります。
理論上の最大下り速度はプランの名前通りなのですが、上りと実効速度は全く異なります。
上りと実効速度については後で詳しく解説しますが、快適にインターネットを使うためには通信速度が優れたプランを選ばなければいけません。
理論上では数値が大きいプランを選べば通信速度が速くなります。
ですが、J:COMは回線の仕様が特殊なので、一概にプラン名にある数字だけで選んでいいわけでもありません。
プランごとに月額料金が違う
J:COMでは通信速度が速いプランを選ぶほど月額料金が上がるようになっています。
プラン | 月額料金 |
1Mコース | 2,980円 |
12Mコース | 3,980円 |
120Mコース | 5,500円 |
320Mコース | 6,000円 |
光1Gコース on auひかり | 6,500円 |
※ネット回線のみを契約した場合
上記の表を見て、「料金の安さを重視するなら1Mコースや12Mコースを選べばいい」と思った人は多いのではないでしょうか?
1Mコースや12Mコースではできることはメールの送受信ぐらいなので、ホームページや動画はほとんど見られません。
なので、J:COMで契約するプランの選択肢は120Mコースと320Mコース、1Gコースに3つに絞られます。
J:COMの料金については以下の記事でも解説しているので、より詳しく知りたい方は以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
J:COMの料金は高いのか他の回線と比較!Wi-Fiの料金についても!1Gコースだけは利用する回線が違う
J:COMでは、もともとテレビ用のケーブルとして使われていた同軸ケーブルを使ってインターネットに接続します。
しかし、1Gコースは同軸ケーブルではなく、auひかりの光回線を利用します。
同軸ケーブルとauひかりの光回線は品質が全く異なり、これが1Gコースと他のプランの通信速度に違い出る原因になります。
キャンペーンが受けられるプランは限られている
他社の回線からJ:COMに乗り換えると最大で30,000円のキャッシュバックをもらうことができます。
ですが、どのプランを契約しても特典が適用されるわけではありません。
J:COMからキャッシュバックをもらうには320Mコース以上のプランに加入しなければならず、テレビサービスのセット契約も条件になっています。
また、契約するプランの内容によってはキャッシュバックが少なくなります。
J:COMのキャッシュバックキャンペーンについては、以下の記事でも詳しく解説しています。詳細を知りたい方はこちらもご参照ください。
J:COMのキャッシュバック/キャンペーンはお得?受け取る方法も解説!テレビやVODとのセットパックもある
ご存知の人もいると思いますが、J:COMはケーブルテレビやビデオオンデマンド(以下、VOD)のサービスも提供しています。
インターネット回線の契約プランを12Mコース以上してケーブルテレビやVODのサービスに加入すると、パック料金が適用されて月額が正規よりも安くなります。
コース | セット内容 | セット料金 | 通常料金 |
1Mコース | ネット回線のみ | 2,980円 | 2,980円 |
12Mコース | ネット回線のみ | 3,980円 | 3,980円 |
ネット回線+TVサービス(31ch) | 4,743円 | 4,743円 | |
120Mコース | ネット回線のみ | 5,500円 | 5,500円 |
ネット回線+VOD | 4,500円 | 4,500円 | |
ネット回線+TVサービス(31ch) | 6ヶ月間:4,077円 8ヶ月目以降:5,029円 | 6ヶ月間:4,077円 8ヶ月目以降:5,029円 | |
ネット回線+TVサービス(79ch以上)+VOD | 12ヶ月間:7,429円 14ヶ月目以降:8,381円 | 10,713円 | |
320Mコース | ネット回線のみ | 6,000円 | 6,000円 |
ネット回線+VOD | 5,200円 | 6,933円 | |
ネット回線+TVサービス(31ch) | 12ヶ月間:3,600円 14ヶ月目以降:5,505円 | 12ヶ月間:3,600円 14ヶ月目以降:5,505円 | |
ネット回線+TVサービス(79ch以上)+VOD | 12ヶ月間:5,238円 14ヶ月目以降:9,048円 | 12,213円 | |
光1Gコース on auひかり | ネット回線のみ | 6,500円 | 6,500円 |
ネット回線+TVサービス(79ch以上)+電話+電気サービス | 12ヶ月間:6,650円 14ヶ月目以降:9,548円 | 14,043円 |
ケーブルテレビやVODサービスの契約も考えている人は、パック料金が存在していることも知っておいて損はないでしょう。
工事費の金額に違いはあるがキャンペーンで無料になる
J:COMのインターネット回線を契約するときは工事費がかかりますが、加入するプランによって費用は大きく変わります。
320Mコースや120Mコースなどの同軸ケーブルを利用するプランの工事費は6,000円となっています。
フレッツ光を導入する際の工事費は15,000円から18,000円なので、J:COMは低コストで導入できるように感じますよね?
プラン | 工事費 |
1Gコース on auひかり | 37,500円 |
その他のプラン | 6,000円 |
ただ、J:COMでは基本工事費が無料になるキャンペーンを実施しているので、契約するときに費用を負担することはほとんどありません。
工事費無料キャンペーンはテレビサービスに加入しなくても受けられるので、先ほど紹介したキャッシュバック特典よりもハードルははるかに低くなっています。
全てのプランで共通している2つの点
J:COMで利用する5つのプランには多くの違いがありますが、共通しているところも2つあります。
auスマートバリューが受けられる
J:COMで利用できる全てのプランは、auのスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」に対応しています。
ただ、どのプランもインターネット回線だけ契約すればいいわけではなく、割引を受けるには固定電話やテレビサービスにも加入しなければいけません。
J:COMに限らず、auスマートバリューに対応しているインターネット回線は固定電話などへの加入を割引の適用条件にしています。
契約するときは導入工事が必要
J:COMでは、どのプランに加入しても回線の導入工事が必ず入ります。
加入するプランで利用する回線が同軸ケーブルか光回線にどちらになるかが変わりますが、工事の基本的な流れはほとんど変わりません。
J:COMのプランごとの通信速度
J:COMではプランごとに通信速度が違います。
ホームページや動画を見るだけの人は、公式サイトなどを見て「120Mコースや320Mコースに加入すれば大丈夫」と思うかもしれません。
しかし、利用者からの口コミを見ると、J:COMでは1Gコース以外のプランに加入するとホームページが読み込めないほど実効速度が遅いことがわかります。
下りの最大速度はプランの名前通り
J:COMの最大下り速度は、プランの名前通りの数値になっています。
しかし、データを送信する際に重要な上り速度は全く異なり、下りと比べると大きく劣っています。
下りと上りどちらの速度も優れているプランは、1Gコースだけです。
サービスプラン | 最大速度 |
1Mコース | 下り:最大1Mbps 上り:最大512Kbps |
12Mコース | 下り:最大12Mbps 上り:最大2Mbps |
120Mコース | 下り:最大120Mbps 上り:最大10Mbps |
320Mコース | 下り:最大320Mbps 上り:最大10Mbps |
1Gコース on auひかり | 下り上りともに最大1Gbps |
上り速度の数値もプランによって違いますが、320Mコースに加入しても最大10Mbpsです。
上り速度が最大10Mbpsだと、ファイルを送信する際には容量によって1時間以上かかってしまう恐れがあります。
つまり、動画などの容量が大きいデータを送信したい人は、1Gコースを選ぶしかないわけです。
実効速度はプランによって大きく変わる
データ送信をすることが無い人は、下り速度だけでプランを選べば問題ありません。
しかし、J:COMで1Gコース以外のプランに加入にすると、実効速度が急激に遅くなる可能性が高いです。
J:COMを契約した人からの口コミを見れば、1Gコース以外のプランの速度が遅いことがわかります。
①モデム以外使っていません
②PC接続は有線、スマホ・iPadは無線使っていますが、昨日は遅すぎて使っていませんでした。画像、13:00頃に計測したものです。
320Mコースですが、1Mも出ていません。 pic.twitter.com/xrkbaC391k— CMDR🌏てん (@ten_pla) 2018年4月15日
jcomマジクソ過ぎる
320mコースで月6000円も取ってるくせに回線速度が10M以下になる時があるし
上りとか1Mすら出てないの当たり前だし
かねをドブに捨ててるようなもんだわほんと
解約して会社変えたいわ
無理なら引越しもガチ目に視野に入れるレベルだなこりゃ— Vall (@Vall_gia) 2017年8月13日
jcom、クソ遅い。
120Mコースやのに、下り5Mってどういうこっちゃ!
せめて普段通り最低40は出してくれ。
ちなみに集合住宅だけど、jcomネットを引いてるのは3戸ほど。
なんとかしてくれ。仕事にならん。— うりぽン (@uripom) 2016年5月24日
1Gコース以外のプランに加入すると、下り速度が10Mbps以下になることが非常に多いです。
最大速度の数値が高い320Mコースですらも1Mbps以下になったという事例が多く存在しています。
12Mコースと1Mコースも実効速度が遅くなることが多いので、ほとんど使いものにはなりません。
(下り速度が最大12Mbpsや1Mbpsの時点で実用性が無いことは明らかですが…)
カタログスペック2MbpsのJcom(12Mコース)上りで表定速度0.3Mbps(22時頃に観測)とかどういうこと?
画像付きツイートができなくてそろそろキレそうなんだが…
下りもカタログスペック12Mbpsで表定速度3Mbpsだし…
(#^ω^)ピキピキ#JCOM #JCOMつながらない #JCOM被害者の会— 西武9000系 快速池袋行き (@seibu9102F) 2017年12月4日
インターネット回線は公式サイトに記載された通りの速度は出ないものです。
ですが、下り速度が10Mbps以下になるとホームページすら見られないので、J:COMの回線はお世辞にもクオリティが高いと言えません。
ただ、唯一1Gコースだけは100Mbps以上の実効速度が出るので、快適にインターネットを利用できます。
jcom320mからjcom光(au)に変えてから早2か月。
あまりの速度に、最初の1月だけ早い経路でもあてがわれてるんじゃないかとか考えもしたけど、そんなことはないみたい。
今でも上限1Gの8割以上出てる
2年後にはJCOM前期利して10G回線に挑戦してみたいね。必要性はないけれど。 pic.twitter.com/oHc9tDCxD5— あーんばる (@arnval201705) 2018年4月17日
工事終わりました。JCOM320M→JCOMau光1Gコース pic.twitter.com/3N2wuYz6Pp
— LiGeR (@LiGeR_cs) 2017年9月11日
口コミで実測値を見る限り、J:COMを契約するときはプランを1Gコースにするべきと考えたほうがいいでしょう。
1Gコース以外の通信速度が遅い原因
同じJ:COMが提供するサービスなのに、1Gコースと他のプランで実効速度が大きく変わるのはなぜなのか気になりますよね?
プランごとに通信速度が出る理由は、利用する回線の仕組みにあります。
先ほども説明しましたが、J:COMの1Gコースではauひかりの光回線を利用します。
光回線は通信速度が最大1Gbpsと速いことはもちろんですが、ノイズをほとんど拾わないので常に安定したインターネット通信を利用できます。
320Mコースや120Mコースで利用する同軸ケーブルは光回線と比べてクオリティが低く、ノイズを拾いやすいので通信速度の安定性は高くありません。
根本的に回線の仕組みが異なることが、プランごとに通信速度に違いが出る原因というわけです。
J:COMの速度については以下の記事でも解説しています。もっと詳しく知りたい方はこちらもあわせてご参照ください。
J:COMのネット回線の速度は遅い?測定結果をもとに理由とともに解説!Wi-Fiを利用するときの速度は無線LANルーターの種類で変わるが…
自宅でWi-Fiを利用するときは、回線のクオリティだけでなく無線LANルーターの性能でも通信速度が左右されます。
J:COMでは無線LANルーターをレンタルすることができますが、提供される機器の性能は契約するプランによって異なります。
同軸ケーブルを利用する320Mコースや120Mコースで提供されている無線LANルーターは対応規格がIEEE802.11acの機器なので、最大で800Mbps程の通信速度が出るようになっています。
しかし、同軸ケーブルを利用するプランは実効速度が遅いので、どれだけスペックが高い無線LANルーターを用意しても快適にWi-Fiを使うことができません。
1Gコースでは無料で提供されるホームゲートウェイでWi-Fiを使うことができますが、対応速度が最大450Mbpsなので、光回線のクオリティをフルに発揮することができません。
ただ、家電量販店などで対応速度が800Mbps以上の無線LANルーターを買えば、先ほど紹介した口コミ通り快適にインターネットを利用することができます。
J:COMのプラン別に合った無線LANルーターの種類は、以下の記事でも解説しています。興味のある方はこちらもご参照ください。
J:COMに最適なWi-Fi無線LANルーターおすすめ3選!レンタルすべきかも解説!J:COMのプランごとの評判を口コミから分析
先ほど紹介した口コミを見るとある程度の想像はつきますが、J:COMの評判はプランによって大きく異なります。
プランごとに評判が違う理由は実効速度にあります。
同軸ケーブルを利用するプランの評判は微妙
同軸ケーブルでインターネットに接続するプランは、全体的に実効速度が遅いせいか評判は今ひとつです。
同軸ケーブルを利用するプランの中でも最大速度がもっとも速い320Mコースや120Mですら通信制限がかかったかのような速度になることが多いです。
なので、不満を感じている人は少なくありません。
早朝や昼間はそれなりの通信速度は出ますが、それでも10~20Mbps程度なので期待通りの回線スピードは出ないと言わざるを得ません。
堪忍袋の尾が切れた!jcom 所沢です。契約は320Mコース。その1/1000しかスピード出てません。普段は早い時で40Mぐらい、平均で約20M。はっきり言って詐欺だよね。訴訟とか考えなきゃならないレベルだよ! pic.twitter.com/39ap3pUymM
— Dream Slayer (@DreamSlayer1) 2017年8月19日
JCOM ネット 笑えるほど遅い。きょうはつながらない。120M契約で実効1Mなので、10M契約だと実効0.1Mか~解約待ったなし。
— ReinforceIII (@ReinforceIII) 2018年6月14日
320Mコースや120Mコースの評価が良くない時点で、1Mコースや12Mコースの評判は言うまでもないでしょう。
ただ、同軸ケーブルを利用するプランを契約して、それなりの通信速度が出たという口コミもいくつか挙がっています。
JCOM 320Mコース
今までで、最高記録を更新。(笑) pic.twitter.com/3RsP118eFn— たかコマ★JK2JXL (@jk2jxl) 2017年12月20日
マンション回線がクソ雑魚ナメクジブサイクハゲステロイダーなのでJCOMにしてみた
320M契約でDL60M!うーん
でもまぁ前(1Mbps以下)よりは・・・— 無敵要塞ザイガス (@Aymuek) 2018年6月11日
上記の口コミを見ると、「J:COMの同軸ケーブルを利用するプランはそれほど悪くないんじゃないか?」と思いますよね?
といっても、J:COMには夜になると通信速度が遅くなる傾向があるので、快適にインターネットが利用できる可能性が高いとは言えません。
1Gコースは速度が速いから評価はとても高い
J:COMが提供するサービスの中でも、光回線を利用する1Gコースは実効速度が他のプランよりはるかに速いので好評を得ています。
1Gコースで利用するauひかりの回線はもともと通信速度の評価が高いので、特に安心して契約できるサービスだと言えます。
しかし、auひかりの回線は「auひかり」として契約したほうが月額料金は安くなるので、J:COMの1Gコースを利用している人の口コミはそれほど多くありません。
4年前に契約したままになっていたJCOMのネット回線がえっらい遅いのでサポートに電話して「今一番早いプランはどれで、おいくらですか?」と質問したところ、「お住いの地域では最速光1Gで9548円、次が320Mで9048円です」とのことであった。ちなみに現在のプランは100Mで9500円である。(´・ω・`)
— にのうらさとこヾ(○’∀’○)ノ (@ameayunon) 2018年6月5日
また、1Gコースは戸建てでしか契約できないので、マンションでJ:COMを契約する場合は320Mコースや120Mコースを利用することになります。
お?JCOMって光あるんだ?と思ったら戸建限定かよクソが
— よっちゃん (@skyline798) 2018年6月19日
jcom光、戸建限定だと….
— いおいお🍓ろりろり (@io__io__) 2017年3月16日
J:COMの口コミについては以下の記事でもまとめて考察しています。詳細まで知りたい方はこちらも目を通してみてください。
J:COMの口コミ・評判が悪いと言われる理由3つ!実態を暴く!J:COMではどのプランを選ぶべきか
J:COMでは通信速度が遅いプランを選ぶと料金が安くなり、通信速度が速いプランを選ぶと料金が高くなるようになっています。
公式サイトなどでプランの内容を見ると多くの人は、「料金の安さか通信速度の速さのどちらかをポイントにしてプランを選べばいい」と思うのではないでしょうか?
しかし、料金の安さだけでプランを選ぶと思った以上にインターネットが使いづらくなります。
通信速度の速さでプランを選んでも、他社より月額料金が高くなります。
料金の安さだけでプランを選ぶのは良くない
J:COMのプランを選ぶときにもっともやってはいけないのは、「料金の安さだけでプランを選ぶ」ことです。
月額料金の安さだけを基準にすると、1Mコースや12Mコースはとても魅力的に見えますが、ホームページすら見られないほど通信速度が遅いプランなので選択肢に入りません。
といっても、320Mコースと120Mコースもプランの名前ほどの回線スピードが出ないうえに、下り速度が1Mbpsまで落ちることも珍しくありません。
1Gコース以外のプランは実用性が全く無いので、安い月額料金を支払うことすら無駄に感じる恐れがあるわけです。
J:COMにこだわるなら1Gコース以外の選択肢は無いが…
どうしてもJ:COMを契約したい場合、不便無くインターネットを使うには1Gコースを契約するしかありません。
しかし、J:COMの1Gコースは通信速度の評価が良くても、他社の光回線と比べると月額料金が高いデメリットがあります。
J:COMで1Gコースを契約した場合、月額料金は6,500円になります。(※インターネット回線のみを契約した場合)
他社で光回線を契約した場合の月額料金は5,000円から6,000円が相場なので、J:COMで1Gコースを契約すると必要以上のコストを負担する恐れがあります。
また、J:COMの1Gコースで利用するauひかりの回線は、auで契約したほうがはるかに月額料金が安くなります。
契約事業者 | 月額料金 |
J:COM | 6,500円 |
au | 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 |
インターネット回線だけを契約するなら、他社の光回線を契約したほうが料金が安くなり、使い心地もはるかに良くなるわけです。
テレビサービスも利用するならJ:COMを検討する余地はある
インターネット回線を契約するだけなら、J:COMを選ぶメリットは何もありません。
ただ、テレビや電気のサービスも一緒に利用したい場合、話は少し変わってきます。
J:COMの1Gコースは基本料金こそ高く設定されていますが、テレビと電気サービスも一緒に契約するとセット料金が適用されます。
他社の光回線にも同様のセット割引があるので一概にJ:COMだけがお得というわけではありません。
ですが、テレビや電気サービスも利用しようと考えている人は検討してみる価値があるでしょう。
料金の安さと通信速度のどちらで選ぶにしても他社の光回線がおすすめ
インターネット回線を契約するときは、料金の安さと通信速度のどちらを重視する場合でも他社の光回線を選んだほうが安全です。
しかし、他社の光回線にも料金が高いサービスや、実効速度の評判が悪いサービスがあります。
光回線を契約する意味を活かすために、どのサービスを選ぶべきか知っておきましょう。
通信速度の速さで選ぶならNURO光かauひかり
通信速度が速いインターネット回線を契約するなら、NURO光がもっとも安全な選択肢です。
NURO光の下り速度は最大2Gbpsなので、朝昼夜どの時間でも快適にインターネットを利用できます。
月額料金もJ:COMの1Gコースより安いので、毎月支払うコストを抑えたい人にもおすすめです。
サービス | 月額料金 |
NURO光 | 4,743円 |
J:COM 1Gコース | 6,500円 |
さらに、ソフトバンクのスマホを持っていれば「おうち割光セット」の割引が受けられるので、J:COMよりもお得度とクオリティが高いサービスと言えるでしょう。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光の詳細は以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!通信速度と料金の安さのどちらも求めるなら、auひかりも有力な選択肢になります。
auひかりの回線はJ:COMでも利用できますが、auで契約したほうが月額料金は安く、auスマートバリューの割引も適用できます。
また、関東の戸建てならさらに通信速度が速い「auひかりホームV5ギガ」・「auひかりホームX10ギガ」が利用できます。
ですので、住んでいる場所によってはJ:COMよりも機能性が高い回線を利用できます。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!NURO光とauひかりが契約できなくても選択肢はまだある
NURO光とauひかりはJ:COMより料金が安いうえに通信速度の評価も高いサービスですが、利用できるエリアに限りがある欠点があります。
NURO光は関東・東海・関西でしか利用できず、auひかりも関西と中部エリアではサービスを提供していません。
しかし、NURO光とauひかりが契約できなかったとしても、選択肢が全く無いわけではありません。
携帯電話キャリアや有名プロバイダが展開する「光コラボ」にも、J:COMよりおすすめできるサービスがあるからです。
光コラボといってもさまざまな種類がありますが、その中でもおすすめのサービスは以下の3つです。
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- ビッグローブ光
上記の3社はフレッツ光の回線でサービスを提供しているので、NURO光やauひかりが利用できないエリアでも契約できる可能性が高いです。
対象の携帯電話キャリアを利用しているとスマホ代を割り引いてくれるので、お得度も申し分ありません。
ドコモ光はドコモの、ソフトバンク光はソフトバンクの、ビッグローブ光はauのスマホ代を安くしてくれます。
光コラボには通信速度の評判が良くないサービスが多いので、ここで挙げている3つのサービスも問題が無いか気になる人は少なくないと思います。
ソフトバンク光とビッグローブ光はiPv6対応の通信機器をレンタルすれば通信速度が安定するので、特に問題はありません。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光の詳細は以下の記事をご参照ください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ビッグローブ光が気になる方はビッグローブ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ビッグローブ光の詳細は以下の記事をご参照ください。
ビッグローブ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモ光もiPv6対応プロバイダを契約して対応機器を接続すれば、快適にインターネットを利用できます。
ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光の詳細は以下の記事をご参照ください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!まとめ
J:COMには5つのプランがあり、それぞれに月額料金や通信速度に違いがあります。
安い月額料金でインターネットを使いたい人は、1Mコースから320Mコースを選びがちです。
しかし、1Mコースから320Mコースは実効速度があまりにも遅いので、決しておすすめできません。
J:COMを契約して快適にインターネットを使うなら、料金の安さを度外視しても1Gコースを選ぶべきです。
1Gコースは評価が高いauひかりの光回線を利用するので、ずば抜けた速度でインターネットを利用できます。
しかし、J:COMの1Gコースは他社の光回線より月額料金が高いデメリットがあります。
テレビや電気サービスも一緒に契約するならJ:COMを検討する余地はあります。
しかし、インターネット回線だけを利用したい人は料金の安さと速度のどちらを重視するとしても他社の光回線サービスを選んだほうがいいでしょう。
光回線の中でも特に料金が安くて速度が速い回線は、以下の記事で厳選して紹介しています。
光回線を検討している方はこちらも参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!