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現在、自宅で利用するインターネット回線は光回線が主流になりました。
しかし今もADSLを使い続けている人も少なくありません。
ADSLを使い続けている人の多くは、そろそろ光回線へ乗り換えたほうがいいのではないか悩んでいるのではないでしょうか?
確かに光回線はADSLよりも優れているメリットを持っています。
しかしネットを使う目的によっては、ADSLを使い続けたほうがいい場合もあります。
そこで、ここでは光回線とADSLの決定的な違い8つをあげ、どちらを使うのがベストなのかを解説します。
現在ADSLを使っている人だけでなく、これから自宅にネット回線を引こうと考えている人も参考になるので読んでみてくださいね。
目次
光回線とADSLとは?仕組みを比較しながら解説!
光回線とADSLはどちらも自宅でネットを使うための固定回線というカテゴリーに分類されています。
しかし同じ自宅で使うネット回線でも、それぞれの仕組みは根本的に違います。
ADSLは一般電話の回線でネットに接続する
ADSLは2000年頃から普及が急速に進んだ回線で、光回線が出てくるまでは多くの人が利用している主流のインターネット回線でした。
ADSLは一般電話で使われているアナログ回線をもとにして、ネットに接続する方法です。
ADSLよりも以前に展開されているISDNなども同じアナログ回線を利用しますが、通信速度が違います。
通信速度が違う理由については、後ほど詳しく解説します。
ADSLの基本的なことは以下の記事でも解説しているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
ADSLとは?病気?仕組みを簡単にわかりやすく解説!光回線は電柱から自宅へ光ファイバーを引く
光回線のインターネットサービスは、電線に張られている「光ファイバー」というケーブルを自宅に引いてネットに接続します。
光ファイバーは固定回線の中でも最新の規格のものなので、どのインターネット回線よりも通信速度が速く安定しています。
光回線は最新の、ADSLは一昔前に主流だったインターネット回線ということになります。
光回線の基本的なことは以下の記事でも解説しているので、もっと詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
光回線とは何か?仕組みまでわかりやすく解説!光回線とADSLの違いを全て解説!料金が安い回線は速度が遅い?
光回線とADSLは根本的に仕組みが違うので、それぞれ異なる点が5つあります。
それぞれのネット回線は具体的に何が違うのか見てみましょう。
その1.利用する線が違う
先ほども説明しましたが、光回線とADSLはネット回線を行う大もとの線が全く違います。
ADSLは一般電話で利用するアナログ回線、光回線は電柱に張られている光ファイバーが大もとの線になります。
その2.回線速度が違う
ADSLでは契約するプランによって対応速度が異なりますが、最大で50Mbpsに対応したサービスを利用することができます。(速度の詳細は以下の記事をご参照ください。)
ADSLの回線速度平均は遅い?速度測定した実測をチェック!光回線の対応速度は最大1Gbpsであることが基本です。ただ最近では「NURO光」や「auひかりホームX10ギガ」といった1Gbps以上の速度に対応しているサービスも出てきました。
対応速度を見ただけでも、通信速度を求めるなら光回線を利用したほうがいいと感じますね。光回線の代表的なNURO光の速度については、以下の記事でも詳細を解説しています。詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!違いその3.実効速度の数値が大きく違う
対応速度に大きな違いがあるということは、実効速度にも大きな差が出ることにつながります。
ADSLはどれだけ対応速度が優れたサービスを利用しても、自宅とNTTの基地局との距離が遠いと実効速度が10Mbpsを下回ります。家がNTTの基地局から2km以内の距離にあると、10Mbps以上の下り速度が出ます。(仕組みの詳細は以下の記事をご参照ください。)
ADSLは住所や距離で速度が変わる?速度予測の計算方法を解説!光回線は光の速さで情報を運ぶ回線なので、自宅と基地局の距離がどれだけ離れていても実効速度が変わることはありません。
契約するプロバイダによって違いはありますが、評判が良い事業者と契約できれば最低でも50Mbps以上の下り速度が出ます。
実効速度が50Mbps以上も出れば、ホームページの閲覧や動画の視聴、オンラインゲームまで難なくこなすことができます。
ずば抜けて評価が高いサービスを契約すると、実効速度が100Mbps以上になることもあります。
評価が高いサービスの例を挙げると、先ほども触れたNURO光です。実行速度の評判がかなり素晴らしいです。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!その4 月額料金が違う
ADSLと光回線には通信速度に大きな違いがあるので、月額料金も異なってきます。ADSLでは、対応速度が速いプランを選ぶほど月額料金が高くなり、電話加入権を持っているかでも値段が変わります。
@niftyの料金をもとにすると、
- もっとも対応速度が遅い12Mコース:2,000円~3,248円
- 対応速度が速い50Mコース:2,632円~4,248円
となっています。
プラン | 東日本 | 西日本 | ||
電話 加入権 有り | ネット 回線のみ | 電話 加入権 有り | ネット 回線のみ | |
12Mコース | 2,000円 | 3,246円 | 1,993円 | 3,248円 |
39Mコース | 2,500円 | 3,746円 | 2,493円 | 3,748円 |
50Mコース | 3,000円 | 4,246円 | 2,993円 | 4,248円 |
2年割 50Mコース | 2,639円 | 3,885円 | 2,632円 | 3,887円 |
※ADSLの料金のさらなる詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
ADSLの回線料金は安い?他と比較して最安は格安なのか解説!月額料金が高いと思われることが多い光回線は、
- 戸建て:5,000円~6,000円
- マンション:3,500円~4,500円
ほどが相場です。
サービス | 戸建て | マンション |
フレッツ光 (東日本) | 4,700~ 5,700円 | 3,050~ 4,350円 |
フレッツ光 (西日本) | 5,400円 | 2,600~ 4,500円 |
ソフト バンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
ドコモ光 | タイプA: 5,200円 タイプB: 5,400円 | タイプA: 4,000円タイプB: 4,200円 |
auひかり | 4,900~ 5,100円 | 3,400~ 5,000円 |
NURO光 | 4,743円 | 4,743円 (NURO光for マンションが 利用できれば 1,900~ 2,500円) |
※光回線の料金のさらなる詳細は以下の記事で取り上げています。詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
光回線の料金が高い2つの理由!なぜ高額になるか業界人が解説!通信速度にこだわりが無ければ戸建てではADSLを選んだほうが料金は安くなります。
ただマンションに住んでいて電話加入権が無い人はどちらを選んでも値段はそこまで変わりません。
違いその5.セット割引を受けられるのかが違う
ADSLと光回線にはセット割引を受けられるかの違いがあり、これがどちらの回線を選ぶかの大きなポイントになります。
今の光回線には、セット割引が受けられるサービスがいくつもあります。
セット割引とは特定の携帯電話キャリアと光回線サービスをあわせて使うことで、スマホ代が安くなる特典です。
たとえば、auのスマホを使っている人がauひかりを契約すると「auスマートバリュー」が適用されて、毎月のスマホ代が最大で2,000円も割り引かれます。
ソフトバンクでスマホを使っている人もソフトバンク光やNURO 光 を利用すれば、「おうち割光セット」が適用されてスマホ代が最大で1,000円安くなります。
auひかりとソフトバンク光のセット割引は家族も全員が受けられるので、通信コストがADSLよりも安くなる可能性は低くありません。ADSLにはセット割引が受けられるプロバイダが無いので、スマホ代が安くなる光回線サービスより通信コストが高くなる恐れがあります。
月額料金だけで比較するとADSLは安く感じますが、割引を受けられるサービスを契約すれば光回線のほうがお得というわけです。
お得な光回線は以下の記事で厳選して紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!違いその6.工事の内容と費用が違う
ADSLでは、電話加入権を持っているかで工事の内容と費用が変わります。
電話加入権を持っていないと自宅に電話線を引かなければいけないので、宅内での工事が必要になります。
電話加入権を持っていて電話線を引いている状態であれば、NTTの局舎工事だけ行えばいいので、宅内で作業をしてもらう必要がありません。
電話加入権をすでに持っている場合と、そうでない場合の工事費は以下の金額になります。
電話加入権 | 電話共用型 | ネット回線 のみ |
無 | 18,650円 | 16,000円 |
有 | 3,050円 | 2,200円 |
戸建てで光回線を契約するときは、業者に電柱から自宅に光ファイバーを引いてもらうので、契約者が立ち合わなければいけません。
といっても、工事は40分から1時間半ほどで終わるので、そこまで長いとは感じません。
マンションタイプでは予め光ファイバーが導入済みになっていることが多いので、壁の中から宅内に通信ケーブルを引き込むだけです。
作業時間も30分ほどで済みます。
気になる初期費用の金額ですが、フレッツで光回線を契約する場合は
- 戸建て:18,000円
- マンション:15,000円
となっています。
住居タイプ | 工事費 |
戸建て | 18,000円 |
マンション | 15,000円 |
すでに電話加入権を持っていればADSLのほうが低コストで導入できるので、光回線は敬遠されがちです。
フレッツ以外の光回線サービスを契約するときに、工事費が30,000円以上になることも珍しくありません。
ただ、光回線にはキャンペーンを豊富に用意しているサービスが増えたので、工事費を負担することが少なくなってきています。
違いその7.キャンペーンの充実度が違う
光回線とADSLではキャンペーンの充実度に大きな差があるので、工事費の実質負担額に大きな違いが出ます。光回線には、工事費実質無料キャンペーンが受けられるサービスが多く存在しています。
先ほど紹介したauひかりは工事費が30,000円から37,500円と高額に設定されています。しかし分割で支払えるうえにキャンペーンの割引で実質的な負担額が0円になります。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!対応速度が最大2Gbpsで話題を読んでいるNURO光も同じ内容のキャンペーンを実施しているので、工事費の負担を気にする必要は全くありません。
工事費実質無料キャンペーンが実施されていない光回線サービスを契約する場合でも、代理店のサイトで申し込んでキャッシュバックをもらえば負担を無くすことができます。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ADSLには工事費無料キャンペーンを実施しているサービスが無いので、光回線よりも高い導入費用がかかってしまいます。今では光回線のほうが初期費用が安いので、ADSLよりも契約しやすいサービスになっています。
違いその8.テレビ視聴サービスの有無が違う
光回線には、光ファイバーを利用して地デジやBS放送が視聴できるテレビサービスを利用できる事業者があります。
従来型のアンテナでテレビを視聴すると、天候が悪いときに画質が乱れる恐れがあります。光ファイバーは天候による影響を受けないので、どのような天気の時でも画質が安定した状態でテレビを観ることができます。
ADSLの回線では、テレビを観ることができません。より快適にテレビを観たい人にとっても、光回線はADSLよりも魅力があるサービスと言えます。
光回線でのテレビ視聴は以下の記事で詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもご参照ください。
光回線でのテレビ視聴はどうなの?仕組みや料金まで全て解説!ADSLから光回線へ乗り換えるべき?業界人が指南!
光回線は料金こそ高く感じますが、通信速度はどの回線よりも優れている高速回線です。
しかし今ADSLを使っている人は、光回線に乗り換えるべきなのか疑問に思うのではないでしょうか?
確かに今使っているADSLのままでも問題なくネットが利用できます。
しかしネットを使う目的によっては、光回線に乗り換えたほうが快適になることがあります。
自分のネットを使う目的が、本当にADSLでも十分果たせるのか考えてみましょう。
動画を見ることが多い人は、光回線に乗り換えるともっとも快適になる
YouTubeなどのインターネット動画は、以前であればADSLでも問題なく見ることができました。
しかし現在の動画サイトはHDや4Kなどの高画質に対応したため、ADSLではより見やすい画質の動画を読み込むには時間がかかってしまいます。
※YouTubeの動画は1,080pのHD画質対応の動画が中心になってきています。
ネットで動画を頻繁に見る場合は、読み込み速度が速くストレスが溜まらない光回線に乗り換えたほうがいいでしょう。
現在のスマートフォンやタブレット、パソコンは光回線などの高速通信のクオリティが発揮できるように、本体のスペックが向上しています。
しかしデバイスのスペックが高くても、ネット回線の対応速度が遅いと端末に負荷がかかってしまいます。
たとえば最新のスマホを使っていてもADSL回線で動画視聴をすると、端末が熱くなりバッテリーの消費スピードが速くなってしまうのです。
ウェブサイトを見るだけならADSLでも問題ありませんが、動画視聴などデバイスに負荷がかかることをする場合は光回線を使ったほうがいいでしょう。
オンラインゲームで対戦プレイがしたい人なら光回線でより快適に
ADSLの対応している速度は、オンラインゲームにも影響が出てしまいます。
RPGやテーブルゲームであれば問題はありませんが、アクションゲームのオンライン対戦だとADSLでは動作に遅延が起きてしまうのです。
※動画が激しいゲームになればなるほど、通信速度の速さと安定性が重要になってきます。
光回線であればADSLよりも通信速度が速いうえに安定しているので、相手の通信環境が悪くない限り動作に遅延が起こることがありません。
とくNURO光という回線は光回線のなかでも一番速い回線で、なおかつ月額料金が抑えれていてゲームをやる方にはおすすめです。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ウェブサイトの閲覧しかしない人はADSLのままでも問題がない
ウェブサイトの閲覧しかしない人は、光回線に乗り換える必要性がそこまで高くありません。
Yahoo!ニュースなどのウェブサイトは動画などに比べると読み込むデータ量が圧倒的に引く、通信速度の速さがそこまで重要ではないからです。
動画視聴やオンラインゲームをしない人が光回線に乗り換えても、コストの無駄遣いになってしまうのでADSLを使い続けても問題ないでしょう。
光回線でも契約する事業者によってはADSLと同じ料金で使えることも
光回線はADSLより料金が高いので、契約したいと思っても二の足を踏んでしまいます。
しかし現在は条件を満たすことができれば、ADSLと変わらない料金で光回線が使えるようになりました。
たとえばソフトバンクのスマホを持っている人が「SoftBank光」を契約するとセット割引が適用となり、割引金額によってはADSLと同じか、それ以上に安い料金で光回線が使えるようになります。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!サービス会社を賢く選べばADSLと料金が変わらないので、いくつかのサービス会社から見積もりをもらってみる価値があるでしょう。
速度が速く安い質の高い回線は以下の記事で厳選して紹介しています。これから光回線の契約を考えている方は、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!ADSLと光回線にまつわるよくある疑問
ADSLと光回線を比較すると、さまざまな疑問が頭をよぎります。
そこでADSLと光回線についてよくある質問をまとめ、それに対する解説を記しました。
Q1.光回線とADSLの普及率・シェアはどのくらい?
2017年6月に総務省が発表した「ブロードバンドの普及状況関連グラフ」をもとに、光回線とADSLのシェア率を比較してみましょう。
※「FTTH」が光回線、「DSL」がADSLです。
光回線は固定回線の中でもおおむね50%のシェア率がありますが、ADSLはほとんどの地域でシェア率が5%前後しかありません。
またこれから自宅にネット回線を引く人のほとんどは、光回線を契約しています。
固定回線の中で安定したネット通信ができることが、光回線のシェア率が高い理由と言えます。
またネット回線市場そのものが、光回線を主力のサービスとしていることも原因にあるでしょう。
Q2.もし光回線へ乗り換えたらADSLに戻すことはできる?
光回線を契約しても、料金が高いと感じてADSLに戻したいと思う人は少なからずいるでしょう。
結論から言えば、ネット回線を光回線からADLSに戻すことはできます。
しかし固定電話の回線も光回線に切り替えていると、電話番号をアナログ回線へ戻す必要があります。(アナログに戻すことの詳細は以下の記事をご参照ください。)
光電話のアナログ戻しとは?費用・料金から手順、工事内容まで全て解説!Q3.ADSLとISDNと光回線の違いは?
ADSLとISDN、光回線の大きな違いは通信速度です。ADSLとISDNは同じアナログ回線を利用していますが、ISDNの通信速度は最大で64~128Kbpsとかなり遅いです。
ADSLもアナログ回線を使いますが、スプリッタを使うことでISDNよりも優れた8~50Mbpsの速度でネットができるようになっています。
光回線は専用の光ファイバーを電柱から自宅に引くことで、最大で1Gbpsの高速通信でネットが利用できます。
Q4.ADSLと光回線は併用もできる?
基本的には可能です。しかしマンションは光回線の通信をADSLで利用していた線で分配している物件がほとんどのため、別で電話線を引く必要があります。
また戸建てでも状況によっては併用できない場合があるので、必ず併用できるとは限らないことは覚えておきましょう。
ただ光回線とADSLの併用はそれぞれの料金がかさんでしまうので、あまりおすすめできません。
ADSLから光回線へ乗り換える方法
ADSLから光回線へ乗り換えたいと思っても、手続きが面倒なイメージが強くなかなか乗り換えに踏み切れない人は少なくありません。しかしADSLから光回線への乗り換えは基本的に簡単に行えます。
手順1 光回線サービスを申し込む
まず最初に光回線のサービスを申し込みましょう。申し込みは家電量販店で可能ですし、回線業者のホームページや電話窓口からもできます。
また現在はドコモなどの携帯電話キャリアが提供する光回線もあり、携帯電話ショップでも光回線サービスを申し込めるようになりました。
手順2 申し込みをしてから2週間後に光ファイバーを自宅に引く工事が入る
光回線はADSLと同様に、申し込みしたその日から使えるわけではありません。
光回線サービスに申し込むと、2週間以降に電柱から自宅へ光ファイバーを引く工事が入ります。
電柱から自宅に光ファイバーを引く工事は時間がかかりそうに思いますが、実際にかかる時間は40~90分なのでそこまで長くありません。
手順3 光回線が開通すれば、ADSLの解約をする
光回線は工事が終わった時点で回線が開通します。光回線が開通すれば、ADSL回線は必要ないので解約手続きを行いましょう。
ADSLサービスのほとんどは光回線が開通すると自動的に廃止になります。
しかしサービス会社によっては解約手続きが必要になるため、念のため契約しているサービス会社へ解約手続きが必要なのか聞いておきましょう。
ADSLの解約については以下の記事でも解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
ADSLの解約方法・手続き!解約金なしにする方法とは?!手順4 ADSLのモデム類をサービス会社へ返却する
ADSLはネットに接続するために、サービス会社からモデムなどの通信機器をレンタルしています。解約するときはレンタルしている通信機器をサービス会社に返却する必要があります。
ADSLは回線を解約すると通信機器の返却キットを自宅に送ってくれます。返却キットに通信機器を梱包して発送すれば解約手続きは完了です。
(返却キットの関係もあるので、光回線が開通するとADSLが自動的に廃止になるにしても、サービス会社に光回線へ乗り換える旨は伝えておきましょう)
なお通信機器の発送費用は基本的にかかりませんが、一部のサービス会社では有料になります。
ADSLから光回線への乗り換えについては以下の記事でも解説しています。もっと詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
ADSLから光回線へ乗り換えるメリット3つ・デメリット2つ!工事や料金についても!まとめ
光回線とADSLはネットに接続する線が違うので通信速度だけでなく、毎月の料金も大きく違います。
より快適にネットを使いたいのであれば、ADSLから光回線へ乗り換えたほうがいいでしょう。乗り換えの手順も意外と簡単に行えます。
ただウェブサイトの閲覧でしかネットを使わないのであれば、光回線に乗り換えても通信費の無駄遣いになります。
ネット回線を使う目的を見直して、光回線へ乗り換えるべきか考えたほうがいいでしょう。
なお速度が速く安い質の高い回線は以下の記事で厳選して紹介しています。これから回線の契約を考えている方は、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!