光回線のおすすめ4選

光回線でのテレビ視聴はどうなの?仕組みや料金まで全て解説!

多くの人は、家でテレビを見る方法は屋根にアンテナを立てるしかないと思っているでしょう。

しかし、実は屋根にアンテナを立てる他にもテレビを見る方法があります。

光回線でテレビを見ると聞いても、手続きや工事が面倒なイメージがあり「普通のテレビアンテナで見ればいいのでは?」と思われがちです。

しかし光回線のテレビサービスは、従来のアンテナよりも優れている大きなメリットがあるので、検討してみる価値があります。

そこでここでは光回線でのテレビ視聴の仕組みとメリットを紹介し、回線業者別の料金を解説します。

光回線でのテレビ視聴をする方法

05 チャンネルを替える

光回線でテレビを視聴すると聞くと、仕組みが複雑そうなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?

しかし実際に仕組みを見てみると、思ったより複雑ではありません。

また従来のアンテナとは全く仕組みが違うので、さまざまなメリットをもたらしてくれます。

光回線でテレビを見る仕組みを見てみよう

光回線は基本的に電線に並行して張られている光ファイバーを自宅に引いて、インターネットに接続するサービスです。

フレッツ光工事

光回線のテレビ視聴サービスは、ネットで利用するために自宅へ引いた光ファイバーを伝って電波を受信してテレビが視聴できます。

電波を受信してテレビ視聴

光回線でテレビを見る場合、ネットの回線業者が自宅へ光ファイバーを引き込んだあとに、テレビの工事業者が分配器などを壁の中に設置します。

工事内容はそこそこ大がかりになるので、工事費用がある程度高いように思えますよね。

しかし、後ほど解説しますが自宅の屋根にUHFアンテナを設置するよりは工事費が安くつくことがほとんどなのです。

また光回線のテレビ視聴サービスは、申し込みをすれば地デジだけでなくケーブルテレビも見ることができます。

光回線でテレビが視聴できるの住居は戸建てだけ

しかし、光回線のテレビ視聴サービスはマンションでは利用することができません。

ほとんどのマンションはすでに屋根にテレビアンテナを設置しており、受診する電波を全戸に分配しているからです。

アンテナ

ただケーブルテレビは光回線で見ることができます。

テレビを光回線と通常アンテナで見る違いを知ろう

多くの人は「テレビを見るなら、普通に屋根にアンテナを置いたらいいじゃん」と思うのではないでしょうか?

しかし光回線のテレビ視聴サービスには、意外なメリットがあるのです。

メリットを知ると、光回線でテレビを見たほうがいいと思うはずです。

その1 画質の安定性が違う

屋根にUHFアンテナなどを立ててテレビを視聴する場合、基地局から電波を受信するため天候によって画質が変わる恐れがあります。

地上デジタル放送の電波を発信するタワー

※地上デジタル放送の電波を発信するタワー。

光回線でテレビを見る場合は、光ファイバーのケーブルでテレビの電波を受信するので天候などで画質が左右されることがありません。

その2 初期費用が違う

光回線のテレビ視聴サービスは、屋根にアンテナを立ててテレビを見るよりも初期費用が大幅に安くなるメリットがあります。

屋根に設置するテレビアンテナ本体は5,000円から15,000円とそこまで高くありませんが、設置する際の工事費用が最低でも15,000円以上必要になります。

ヤマダ電気参考

また複数の部屋でテレビを見るのであれば分配器を設置しなければならず、さらに電波が届きにくい場合はブースター工事も必要になるのです。

ヤマダ電気工事

なので屋根にアンテナを設置するには安くても50,000円前後、場合によっては10万円近くの費用がかかってしまいます。

光回線のテレビ視聴サービスの場合、複数の部屋にテレビの電波を分配しても費用は50,000円以内に収まります。

また光ファイバーという線を使うため、場所によって電波が届きにくいということもありません。

フレッツ光のホームページでテレビ視聴サービスを契約した場合の初期費用を見れば、屋根にアンテナを設置するよりも安い金額で収まることがわかるでしょう。

フレッツ光のホームページ

※フレッツ光でテレビ視聴サービスを申し込んだ場合の初期費用。ネットの回線工事が込みでも50,000円前後の費用です。
表記されているブースターは、複数の部屋にテレビの電波を分配するときに必要な場合があります。

これから戸建てに引っ越す人は、テレビを光回線で見たほうが初期費用が安くなるのでおすめできます。

その3 ケーブルテレビの料金支払い方法が違う

光回線のテレビ視聴サービスはケーブルテレビにも対応しています。

光回線でケーブルテレビを見ると地デジと同様に画質が安定するメリットがあるのはもちろんですが、それだけでなくケーブルテレビの料金がネット代と一緒になるというメリットもあります。

ネット回線とケーブルテレビを別々で契約すると、それぞれの料金が別々に請求されるのでお金の管理が面倒でした。

しかし光回線のテレビ視聴サービスは料金の管理も効率が上がります。

その4 設備が破損するリスクが違う

従来のテレビアンテナは画質が天候に影響されやすく、台風などの暴風がアンテナが破損してしまうと最低でも10,000円以上の修理費がかかってしまうので、経済的とは言えません。

光回線のテレビ視聴サービスは光ファイバーで電波を受信するので、暴風などで破損する可能性がアンテナに比べて低くなっています。

また万が一破損したとしても、申請が必要なく回線業者がすぐに修理を行い費用も必要ありません。

よって台風などでテレビアンテナが破損した経験がある人は、テレビを見る方法を光回線に変えるという方法をとってもいいでしょう。

光回線でテレビを見るための業者

光回線のテレビ視聴サービスは業者によって提供有無が違い、サービス内容も違います。

テレビ視聴サービスを契約する前に、回線業者ごとのサービス内容の違いを知っておきましょう。

テレビ視聴サービスはフレッツ光と電力系光回線で内容が異なる

光回線は大きく分けるとNTTのフレッツ光と、各地方ごとの電力会社の光回線(以下、電力系光回線)の2つがあります。

フレッツ光のテレビ視聴サービス

フレッツ光のテレビ視聴サービスは、地デジのみを見る場合は月額料金が660円となっています。

フレッツ光のテレビ視聴サービス

ケーブルテレビも見たい場合は、スカパーをセットで契約することもできます。

スカパーセット契約

スカパーはケーブルテレビの中でも地デジやBSを含めて約150のチャンネルに対応しており、料金プランの761円の低料金でチャンネル数が少なめのものから、チャンネル数が多い4,152円のプランまで幅広く用意しています。

詳細はスカパーの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)

電力系光回線のテレビ視聴サービスは回線業者によって内容が違う

電力系光回線はネットとテレビのサービスを提供する業者が地域によって違うため、住んでいる場所によって料金が異なります。

下記の表を見て、自分が住んでいる地域の電力系光回線のテレビ料金を見てみましょう。

サービス名地デジのみケーブルテレビCS対応
チャンネル数
備考
コミュファ光
(中部電力)
460円2,500円〜
(地デジ料金は別途)
39チャンネル
eo光
(関西電力)
1,239円1,739〜4,300円
(地デジ込み)
65チャンネルネット回線と同時
申し込みで1年間
セット割が適用。
MEGA
EGG
(中国電力)
800円1,700円〜4,700円
(地デジ込み)
58チャンネル
Pikara
(四国電力)
1,000円〜6,000円地域によって異なる地域によってテレビ
の提供業者が
変わるため、
要問い合わせ。
BBIQ
(九州電力)
1,100円2,100円〜2,600円
(地デジ込み)
58チャンネル・福岡、熊本、鹿児島
市内のみ利用可能

電力系光回線のテレビ視聴サービスは、料金が場所によってバラバラになっています。

さらに四国エリアのPikaraは、契約する地域によってテレビサービスを提供する業者が違うため、相場と言える金額がないようなものになっています。

auひかりは地デジに未対応なので注意

関東エリアの電力系光回線とも言える「auひかり」は、地デジに対応していない数少ない光回線サービスです。

ケーブルテレビには対応していますが、対応チャンネル数が43コとスカパーに比べると少なめになっています。

光コラボのテレビサービスは業者によって提供状況が違う

現在ネット回線の主流になりつつある「光コラボレーション」(以下、光コラボ)と呼ばれるサービスは、全てフレッツ光の回線を利用するので、フレッツ光と同様のテレビサービスが利用できます。

しかし光コラボは一部テレビサービスに対応していないため、光回線でテレビを見たい場合は契約する前に確認が必要です。

※光コラボの詳細は以下の記事でも解説しているので、あまりご存知でない方はこちらもあわせてご参照ください。

光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!

光回線をテレビで見るためのおすすめ業者

アドバイスするビジネスマン

最後に光回線でテレビを見たい人におすすめの回線業者を紹介します。

料金やケーブルテレビのチャンネル数を見ると、フレッツ光が一番良いように見えますが、他の回線業者にも魅力的なものがあります。

もっとも料金がお得になりやすいのは、スカパーに対応している光コラボ

できる限り安い料金でテレビ視聴サービスを利用するには、フレッツのテレビサービスに対応している光コラボを選ぶことが一番の近道です。

なかでも特におすすめなのは、 SoftBank光です。

ソフトバンク光

SoftBank光は契約期間を5年にしてテレビ視聴サービスに加入すると、ネット代が毎月500円割引安くなります。

テレビ視聴サービス

またソフトバンクのスマホを持っていれば、セット割引が適用となり毎月のスマホ代も安くなります。

さらにケーブルテレビはスカパーに対応しているので、対応チャンネルの数も問題ありません。

ソフトバンク光の詳細は以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!

料金面にこだわりがなければフレッツ光のテレビサービスがもっとも安定な選択肢

料金面にこだわりがない場合や、どの回線業者を選んでも大きな割引特典が受けられない場合はフレッツ光がもっとも安定な選択肢です。

フレッツ光は地デジだけでも月額料金が他よりも安く、ケーブルテレビの提供元もスカパーなので対応チャンネルも心配する必要がありません。

業界人の視点から見ても、料金面を度外視すればフレッツ光のテレビサービスがもっとも高く評価されています。

ぷららのひかりTVは主要のチャンネルに対応していないので注意

フレッツ光を契約するときに、申し込むプロバイダや窓口によっては「ひかりTV」をすすめられることがあります。

ひかりTV

ひかりTVはNTTが運営する「ぷらら」によるケーブルテレビサービスですが、スカパーに比べると対応チャンネルの数が少ないうえに、MTVやJ SPORTSといった主要のチャンネルに対応していないため、おすすめできるものではありません。

また光コラボの種類によっては、スカパーではなくひかりTVに対応しているところがあります。ただスカパーに比べるとひかりTVはメリットがないので、すすめられてもスカパーを選ぶようにしてください。

スカパーについては、スカパーの公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)

まとめ

光回線のテレビ視聴サービスには、

  • 天候の影響を受けないので画質が安定している
  • 屋根にアンテナを立てるより初期費用が安い
  • ネット代とケーブルテレビの料金が一つにまとめられる
  • 設備破損の心配をする必要がない

この4つのメリットがあります。

これから新しく戸建てに引っ越す人であれば、屋根にテレビアンテナを立てるよりも光回線でテレビを見たほうが確実にお得になります。

またアンテナが破損するなどのリスクがないので、現在屋根にアンテナを立てている人も、テレビを見る方法を光回線に変えてみる価値があるでしょう。

ただテレビ視聴サービスの内容は、回線業者によってさまざまです。

テレビを見る人にもっともおすすめな回線業者はフレッツ光とソフトバンク光となっており、ケーブルテレビの料金プランの幅広く対応チャンネル数も多いので安心して契約できます。

ソフトバンク光の詳細は以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!