光回線のおすすめ4選

光回線とは何か?仕組みまでわかりやすく解説!

自宅へのインターネット回線の導入を考えているときに、真っ先に候補に挙がるのが「光回線」です。

光回線はあらゆるネット回線の中で、もっとも優れていると言われることが多いです。

しかし、光回線のどこがどのように優れているのかはわからないですよね。

そこで、ここでは光回線について特徴から仕組みまでわかりやすく解説します。

他の回線とも比較しながら解説するので、光回線以外のネット回線を知りたい人も参考にしてくださいね。

光回線とは何か?仕組みから契約の形態まで知ろう!

契約書

光回線は最大の通信速度が1Gbpsとなっており、あらゆるインターネット回線の中で一番の速度を誇ります。

インターネット回線は、光回線がもっとも快適に利用できると聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

また光回線はネット通信で使うデータ容量に上限がなく、使い放題である特徴もあります。

しかし通信速度がもっとも速いことやネットが使い放題であることを知っていても、どのような仕組みになっているかは知らない人がほとんどです。

光回線でネットを使う仕組みと、契約の形態は意外とシンプルになっています。

具体的な仕組みを見てみましょう。

光回線の仕組みを知ろう!

まず光回線の物理的な仕組みを見てみましょう。

光回線は通信速度が速い分、申し込みをしてから行わなければいけないことがあります。

物理的な仕組みを見れば、光回線の通信速度が速い理由が自然に見えてくるでしょう。

光回線は電柱に張られている光ファイバーを自宅に引いてネットにつなぐ!

光回線はインターネット通信を行う方法の一つです。

電線と並行して張られている光ファイバーを自宅に引くことで、インターネットに接続します。

図で表すと、このような形です。

フレッツ光工事

写真で見ると、よりわかりやすいでしょう。

光ファイバー

※枠で囲んでいるものが光ファイバーです。

戸建ての場合は一戸で一本の光ファイバーを利用します。

マンションやアパートの集合住宅は、分配器を使って一本の光ファイバーを全ての部屋に共有していることが多いです。

フレッツ光工事2

住居がどちらのタイプであっても、光回線は申し込みしたあとに工事が必要になります。

光回線は高速のネット通信ができる光ファイバーを直接引くことで、他の回線よりも速い速度でネットが利用できます。

また線を使うことで、常に通信速度が安定しています。

光回線の契約形態を知ろう!

光回線の契約形態は、契約するサービス会社によって違います。

ほとんどのサービス会社は回線を申し込みをすればOK!

現在の光回線はサービスを提供している業者に申し込みをして、自宅で工事を行えばネットが利用できることがほとんどになりました。

月々のネット料金も、契約している回線業者からだけ請求されます。

しかし一部の光回線サービスは、回線業者の他にも契約しなければいけないものがあります。

NTTのフレッツ光は別途プロバイダ契約が必要になる!

光回線サービスの定番であるフレッツ光は、光回線を契約するだけではインターネットに接続できません。

ネットに接続するには、別途プロバイダに契約しなければいけません。

プロバイダはインターネットに接続するための入り口のような役割をしています。

フレッツ光

よってフレッツ光を使う場合は、回線とプロバイダの料金が別々に請求されます。

(一部の対応プロバイダを契約すれば、フレッツ光が料金を一括で請求してくれます)

フレッツ光以外の回線業者は別でプロバイダを契約する必要がないところばかりです。

しかし

フレッツ光以外の回線業者はプロバイダがセットになっており、申し込みをすると光回線とプロバイダを自動的にセットで契約することになります。

表でフレッツ光と、その他の光回線の契約形態をまとめたので参考にしてください。

フレッツ光光回線の料金プロバイダの料金=月々のネット代
その他の
光回線
契約すると光回線とプロバイダ料金がまとめて請求になる。

光回線と他の回線の違いを解説!

インターネット回線は光回線の他にもあらゆる種類があります。

他の回線は仕組みがどのように違うのか、光回線と比較しながら見てみましょう。

固定回線の種類による違いを知ろう!

光回線はインターネット回線の中でも「固定回線」というカテゴリーに分類されます。

まず固定回線の種類別で仕組みの違いを見てみましょう。

光回線以外の固定回線は全て一般電話の線を使う

固定回線は大きく分けるとナローバンドとブロードバンドの2種類があり、さらに細かく分けるとナローバンドは

  • 一般電話回線
  • ISDN
ブロードバンドは
  • ADSL
  • 光回線
  • ケーブルテレビ
この計5種類があります。

通信速度は種類によって違うので、下記の表を見てみましょう。

固定回線 通信速度早見表

種類回線名速度
ナローバンド一般電話回線128Kbps
ISDN64Kbps
ブロードバンドADSL8~50Mbps
光回線1Gbps
ケーブルテレビ8Mbps~1Gbps

(実際の通信速度は光回線より劣る)

ナローバンドは回線速度が著しく遅いので、これから申し込む人はいないと言えるでしょう。

通信速度の速さで見ると、光回線が今もっとも主流のインターネット回線と言われるのが頷けます。

光回線とケーブルテレビ以外の固定回線はアナログ電話の線を大もとにするので、申し込みをしたあとの工事が必要ありません。

ケーブルテレビは光回線と仕組みが似ていますが、根本的に使う線が大きく違います。

光回線とモバイル回線の違いを知ろう!

ビジネスマンとスマホ3

今やインターネットは、固定回線だけでなくモバイル用の電波でもできるようになりました。

モバイル用の電波は、自宅だけでなく外でもネットが使えるメリットがあります。

モバイル用の電波は主にドコモなどの携帯電話キャリアが提供しており、携帯電話ショップなどで契約すれば工事が不要でその日からインターネットを使うことができます。

また携帯電話キャリアの他にも、モバイル用のネット回線を提供している業者があります。

モバイル用のネット回線の定番はスマホで使うLTE回線

モバイル用の電波でネットをする回線はLTEと呼ばれいます。

LTE回線が使える定番の機器と言えばスマートフォンでしょう。

スマートフォン

スマートフォンで利用するLTE回線は最大で100Mbps代の速度が出るので、ウェブサイトや動画サイトの閲覧がスムーズに行えます。

また今後はさらに速度が向上される予定です。

ただLTE回線は光回線と違いネットが使い放題ではなく、プランによって毎月ネットができる量に制限があります。

ソフトバンク料金

ネットを好きなだけ使いたい人にとって、ネットが使える量に上限があることは大きなデメリットになります。

モバイルWi-Fiルーター専用のモバイル回線もある

Y!mobileやUQ WiMAXなどは、モバイルWi-Fiルーター専用のモバイル回線を提供しています。

Y!mobile

モバイルWi-Fiルーター専用の回線は、スマートフォンのLTE回線と同様に契約すれば工事が不要でその日からインターネットができるメリットがあります。

また通信速度はスマホのLTE回線よりも優れており、対応している機種でされば最大で600Mbps程度の速度がでます。

さらにモバイルWi-Fiルーターのネット回線は光回線と同様に、ネットの利用量に上限がありません。

しかし3日間で10GBの容量を消費すると、翌日の夕方から通信速度が制限される弱点を持っています。

もっと詳しくモバイルWi-Fiルーターについて知りたい方は、「家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!」の記事もあわせてご覧ください。

ネット環境構築方法を知り驚く男家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!

光回線にまつわるQ&A!みんなの疑問をわかりやすく解説!

メモに書いたQ&A 2

光回線が自宅に光ファイバーを引く回線で、通信速度が速いことがわかりました。

しかし、他にも光回線にまつわる疑問を持っている人は多いでしょう。

そこで光回線にまつわる質問の中でも、見受けられることが多いものに対してわかりやすく解説します。

光回線を引けば何ができるのかわからない人は、参考になるでしょう。

Q1.光回線とWi-Fiってどんな関係?違いはあるの?

Wi-Fiとはもともと無線LANルーターを使って、光回線のインターネットを電波に変換しているものを指します。

高速通信

昔は自宅にインターネット回線を引いても、ルーターからパソコンをLANケーブルでつなげなければ利用できませんでした。

しかし、今は無線LANルーターを使うことで無線でネットに接続できるようになりました。

ちなみに先ほど紹介したモバイルWi-Fiルーターは、モバイル用の電波をWi-Fiに変換しています。

一見、無線でしかネットに接続できないように思いますが、USBケーブルなどを使えば有線接続も可能になっています。

Q2.光回線は無線で使えるの?

光回線は先ほど紹介したように、無線LANルーターを使えば無線の電波に変換してネットをすることができます。

バッファロー無線LANルーター

ただ、光回線は無線に変換しても外出先で使うことはできません。

Q3.光回線と電話回線との関係は?違いはあるの?

もともと電話回線は光回線と違い、専用のアナログ回線を使って通話を行うものです。

以前はアナログ回線でインターネット接続も行うことが一般的でした。

しかし、現在は光回線が普及したことでアナログ回線でネットを使うことがなくなりました。

さらにアナログで利用している電話回線は、ネットの光回線でも使うことができます。

ひかり電話

電話を光回線にすると基本料金や通話量がアナログよりも大幅に安くなるメリットがあります。

よって光回線を契約する人の多くは、ネットと電話の両方を光にしています。

光回線って本当に必要なのか?必要な場合と、必要じゃない場合を解説!

スーツ姿の女性

光回線はインターネット回線の中で、もっとも優れている回線であることがわかりました。

しかし、本当にインターネットを使うために光回線を選ぶべきか疑問に感じるのではないでしょうか?

そこで、自分に光回線が必要なのかを判断する基準は何かを覚えましょう。

光回線が必要かどうかは、自分がネットを多く使う場所を考えて選ぼう!

光回線は通信速度がとても速いですが、ネットが利用できる場所が自宅に限られる欠点があります。

よって光回線が必要かどうかは、自分がネットを多く使う場所がどこなのかが重要な基準になると言えるでしょう。

自宅でネットを使いたい、もしくはネットを多く使う場所が自宅になる可能性がある人は光回線が見合ったサービスです。

外でネットを使うことが多くなる人は、自宅に光回線を引いても不便に感じるだけです。

外でもネットが使えるスマホのLTE回線や、モバイルWi-Fiルーターがおすすめと言えます。

モバイル用のネット回線は、光回線ほどではありませんが通信速度が優れているので、ストレスを感じることなくネットができるでしょう。

光回線を検討している方は、「光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!」の記事もあわせてご覧ください。

光回線のおすすめに圧倒される男光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!

まとめ

自宅で利用するネット回線はいろいろなものがありますが、以前は電話回線を使うことが一般的でした。

光回線は電柱から自宅に光ファイバーを引くことで、どの回線よりも速い通信速度でネットが利用できます。

さらに無線LANルーターを使えばネット通信をWi-Fiに変換できるので、スマホやタブレットでも光回線を使うことができます。

ただ光回線は自宅でしか使えない欠点があります。

光回線の契約を考えている場合、自分がネットをするメインの場所が自宅になるのかよく考えてみてください。