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インターネット回線の契約を検討している人の中には、光回線だけでなくADSLも選択肢に入っている人がいると思います。
ADSLは他の回線よりも月額料金が安く見えるので、コストの低さを重視したい人だと魅力的に見えるのではないでしょうか?
しかし、今は状況が変わったので、ADSLを使えば利用料金が安くなるわけではありません。
機能面にも不安があり、サービスが終了する可能性も高いので、ADSLを契約することはリスキーな行為と考えるべきです。
そこで、ここではADSLの契約がおすすめできない4つの理由を挙げて、今から利用するならどの回線を選べばいいのか解説します。
どのインターネット回線を選ぶか迷っている人は、参考にしてくださいね。
※そもそもADSLとは何か、というところから知りたい方は、まず以下の記事からご参照ください。
ADSLとは?病気?仕組みを簡単にわかりやすく解説!目次
ADSLの契約をおすすめしない理由4つ!理由が多いからおすすめできない?
ADSLは光回線が主流になる前に多くの人から利用されていたので、決して信頼度が低いわけではありません。
しかし、ADSLは過去のインターネット回線と見なされつつあるので、今から利用することはおすすめできません。
これから紹介するおすすめできない理由を見れば、ほとんどの人は他のインターネット回線を選んだほうがいいと感じるでしょう。
理由その1.新規契約の受付を終了している事業者が増えている
現在、多くの回線事業者やプロバイダは、すでにADSLの新規契約受付を終了しています。
ADSLはアナログの電話線でインターネットに接続する回線です。
電話の提供元であるNTTが運営するフレッツは、2016年6月30日を持ってADSLサービスの新規契約受付を終了しました。
さらに、2023年1月31日をもってのサービス終了も予定されています。
フレッツがADSL新規契約受付とサービス提供の終了を発表したことで、他のプロバイダも新規契約の受付を終了。
近い将来にサービスの提供も終了を予定するようになりました。
今もADSLサービスを新規で契約でき、サービスの終了予定がないプロバイダはいくつかあります。
しかし、他のプロバイダがADSLサービスの提供終了を発表するのは、時間の問題と考えても過言ではありません。
今の状況を考えると、末永くインターネット回線を使うならADSLは避けたほうが無難と言えるでしょう。
サービスの終了については以下の記事で詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ADSLサービス新規契約は終了?なくなる時期はいつまでか解説!理由その2.今から使うと通信速度に不満を感じる
ADSLはサービスが提供を開始された当時は、通信速度が優れていることで人気を集めた回線でした。
しかし、現在はさらに通信速度が優れた回線が出てきたので、ADSLを選ぶメリットはほとんどありません。
下記の表で光回線やWi-Fiルーターの対応速度と比較すると、ADSLがもっとも劣っていることがわかります。
回線種別 | 対応速度 |
ADSL | 8~50Mbps |
光回線 | 1Gbps |
WiMAX | 110~708Mbps |
SoftBank Air | 350Mbps |
「ホームページを見るぐらいならADSLでも十分では?」と考える人もいると思います。
今のホームページは、ADSLより優れた回線に向けて作られてます。
ADSLを利用すると、ホームページの読み込み速度すら遅く感じて、ストレスが溜ってしまいます。
また、ADSLは自宅と基地局の距離が遠いと通信速度が遅くなるデメリットがあるので、他の回線と比べて安定性に欠けてしまいます。
ADSLの速度については以下の記事でも詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらもご参照ください。
ADSLの回線速度平均は遅い?速度測定した実測をチェック!理由その3.通信コストが高くなる可能性が高い
利用料金が安いことが理由で、ADSLを契約しようと思っている人は少なくありません。
確かに、光回線では
- 戸建てで5,000円~6,000円程
- マンションで3,500円~4,500円程
の月額料金がかかります。
サービス | 戸建て | マンション |
フレッツ光 (東日本) | 4,700~ 5,700円 | 3,050~ 4,350円 |
フレッツ光 (西日本) | 5,400円 | 2,600~ 4,500円 |
ソフト バンク光 | 5,200円 | 3,800円 |
ドコモ光 | タイプA: 5,200円 タイプB: 5,400円 | タイプA: 4,000円 タイプB: 4,200円 |
auひかり | 4,900~ 5,100円 | 3,400~ 5,000円 |
NURO光 | 4,743円 | 4,743円 (NURO光for マンションが 利用できれば 1,900~ 2,500円) |
※光回線の料金の詳細は以下の記事でまとめているので、詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
光回線の料金が高い2つの理由!なぜ高額になるか業界人が解説!※フレッツ光では別途500~1,000円ほどのプロバイダ料金が必要です。
ADSLでは2,000円から4,000円ほどで利用できるので、光回線よりコストが安いと感じますよね。
プラン | 東日本 | 西日本 | ||
電話 加入権 有り | ネット 回線のみ | 電話 加入権 有り | ネット 回線のみ | |
12Mコース | 2,000円 | 3,246円 | 1,993円 | 3,248円 |
39Mコース | 2,500円 | 3,746円 | 2,493円 | 3,748円 |
50Mコース | 3,000円 | 4,246円 | 2,993円 | 4,248円 |
2年割 50Mコース | 2,639円 | 3,885円 | 2,632円 | 3,887円 |
※ADSLの料金の詳細は以下の記事でまとめているので、詳しいところまで知りたい方はこちらもご参照ください。
ADSLの回線料金は安い?他と比較して最安は格安なのか解説!しかし、今の光回線はセット割引が受けられるサービスが増えたので、ADSLを契約したほうが通信コストが高くなります。
auユーザーがauひかりを利用すると、auスマートバリューが適用されてスマホ代が最大で2,000円割り引かれます。
家族の人も割引が適用されるので、auユーザーならADSLよりもauひかりを選んだほうがいいわけです。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ソフトバンクやドコモでスマホを使っている人にも、ソフトバンク光やドコモ光といった割引が受けられる光回線サービスがあります。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!Wi-FiルーターサービスのWiMAXもauのスマホ代が安くなりますし、SoftBank Airではソフトバンクのスマホ代が割引されます。
通信費の安さを求めてADSLを選ぶ時代は終わった考えるべきでしょう。
理由その4.ADSLは他の回線よりも初期費用が高い
電話加入権を持っている人の多くは、初期費用が安いことが理由でADSLを選ぼうとしているのではないでしょうか?
確かに、ADSLは電話加入権を持っていれば、工事費用は2,200円から3,050円と安価になります。
電話加入権 | 電話共用型 | ネット回線 のみ |
無し | 18,650円 | 16,000円 |
有 | 3,050円 | 2,200円 |
光回線の初期費用は契約するサービスによって異なりますが、
- 戸建てで18,000円~40,000円
- マンションで15,000円~40,000円
と振れ幅が広く、ADSLよりも高額になる恐れがあります。
しかし、光回線の初期費用がADSLよりも高いという時代も終わりを迎えています。
初期費用が実質無料になるキャンペーンが充実している光回線の事業者や代理店が増えたからです。
先ほど紹介したauひかりでは、工事費を割引で支払えるうえに、キャンペーンによる割引で初期費用を実質0円にしてくれます。
代理店で契約してキャッシュバックをもらい、初期費用の負担を無くす方法もあります。
ADSLには初期費用が0円になるキャンペーンを実施している事業者がありません。初期費用を安くして契約するなら、他の回線を選んだほうが良いわけです。
さらに、光回線では初期費用0円とキャッシュバックのキャンペーン特典をダブルで受けることもできます。
WiMAXやSoftBank AirのWi-Fiルーターは工事をする必要がないので、初期費用がほとんどかかりません。WiMAXやSoftBank Airも、ADSLより低コストで導入できるインターネット回線の選択肢になります。
WiMAXについては機能的な観点からいっても、誰にでもおすすめです。おすすめの理由は以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!SoftBank Airの詳細は以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
ソフトバンクエアーとは?使い方から仕組みまで全て解説!ADSL以外の契約する回線の候補を紹介!ベストは光!
ADSLを契約しないほうがいいことはわかっても、他にどの回線を選べばいいかわからないですよね?
ADSLの代わりになるインターネット回線は、
- WiMAXやSoftBank AirのWi-Fiルーター
- ケーブルテレビ
- 光回線
上記の3種類です。
WiMAXやSoftBank AirなどのWi-Fiルーターも選択肢
WiMAXやSoftBank AirのWi-FiルーターもADSLより通信速度が優れているので、検討する価値がある選択肢になります。
ただ、電波の状況によって通信速度が左右されるので、光回線と比べると安定性は劣ります。
Wi-Fiルーターを利用するサービスは、なるべく提供エリア外などの理由で光回線が利用できないときの選択肢と考えたほうがいいでしょう。
ケーブルテレビも選択肢の1つだがおすすめできない
J:COMなどのケーブルテレビ事業者によるインターネット回線も、ADSLより優れた速度に対応しています。
公式サイトなどで対応速度を見ると、ケーブルテレビはADSLよりも快適なインターネット回線のように見えます。
しかし、ケーブルテレビ事業者の回線は利用者から実効速度が遅いと評価されているので、光回線ほどの安定性はありません。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
J:COMの口コミ・評判が悪いと言われる理由3つ!実態を暴く!ケーブルテレビのインターネット回線は、ADSLの代わりとなる選択肢に入れないことをおすすめします。
もっともベストな選択肢は光回線
ADSLの代わりとしてもっともおすすめできるのは光回線です。
光回線は最大1Gbpsの速度に対応しているので、ホームページや動画を見るだけでなく、オンラインゲームまで難なくこなすことができます。
光回線は光で情報を運んでくれるので、自宅と基地局の距離で通信速度に影響が出ることもありません。
先ほど説明したようにセット割引が受けられるサービスを選べば、利用料金がADSLより高くなることもありません。
初期費用が無料になるキャンペーンも充実しています。
ただ、評判が悪いプロバイダを契約すると、実効速度がADSLより遅くなってしまいます。
光回線を契約するときは、評判が良いプロバイダを選ぶようにしましょう。
速度や料金の評判の高い回線は、以下の記事で厳選して紹介しています。これから回線の契約を考えている方は、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!