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インターネット回線の導入を考えている人の中には、ADSLが選択肢に入っている人が少ないと思います。
月額料金だけで考えると、ADSLはとても魅力的な回線に見えますよね?
しかし、ADSLのサービスが終了するという噂が出回っているので、契約して大丈夫なのか不安に感じている人は多いのではないでしょうか?
ADSLが終了するという噂は本当ですが、全てのプロバイダで使えなくなるわけではありません。
といっても、将来的に全ての事業者で利用できなくなる可能性があるので、他の回線を選んだほうが無難です。
ここでは、ADSLのサービスが終了する時期について解説し、他の有力候補となる回線を紹介します。
選択肢の中にADSLが入っている人は、安心できるインターネット回線を契約する参考にしてくださいね。
※そもそもADSLとは何か、というところから知りたい方は、まず以下の記事からご参照ください。
ADSLとは?病気?仕組みを簡単にわかりやすく解説!目次
ADSLサービスの契約は終了するの?真相を業界人が解説!
先に結論から言うと、ADSLのサービスが終了するのは事実です。
すでに多数のプロバイダが新規契約の受付を終了しているうえに、近い将来でのサービス終了も予定されています。
フレッツはすでにADSLサービスの新規契約受付を終了している
ADSLの提供が終了されるという噂が広まった原因は、フレッツの発表にあります。
フレッツはすでに2016年6月30日もってADSLサービスの新規契約受付を終了しています。
そして2023年の1月31日にはサービス自体の終了も予定されています。
※フレッツ東日本の公式サイトで記載されているADSLサービス終了のアナウンス。
フレッツはADSLのアナログ回線を展開しているNTTによるインターネットサービスです。
フレッツがサービスの終了を発表したことで、ADSLのプロバイダも軒並みサービスの終了を予定するようになりました。
サービスの終了を予定しているプロバイダも、すでに2016年6月30日に新規契約の受付を終了しています。
そして2023年1月31日でのサービス終了も予定しています。
今からADSLを新規で契約できるプロバイダはいくつかある
ただ、全ての事業者でADSLが契約できなくなったわけではなく、サービスの終了を発表していないプロバイダもあります。
- Yahoo!BB
- BIGLOBE
- @nifty
この3社は現在もADSLサービスの新規契約を受け付けていて、サービスの終了も予定していません。
ただ、より優れたインターネット回線が主流になったことで、ADSLは提供事業者から見ても需要は低くなっています。
需要の低下が激しいことを考えると、今も新規契約を受け付けている事業者もいつADSLサービスの終了を発表するかわかりません。
電話回線だけなら新規で契約できる
ADSLはアナログの電話線でインターネットに接続するものです。
なのでインターネット回線サービスの新規契約ができないと固定電話サービスの申し込みもできないように思いますよね?
しかし、NTTでは今も固定電話サービスの契約を受け付けています。
といっても、現在の固定電話は光回線サービスによる光電話が主流になっています。(光電話の詳細は以下の記事をご参照ください。)
光電話とは?メリット9つとデメリット6つをわかりやすく解説!光電話は従来のアナログ回線を利用するよりも通話料が安いので、今からNTTの固定電話だけを契約するメリットはほとんどありません。
回線種別 | 通話料金 | ||
アナログ 回線 | 固定電話 への通話 | 同一市内 | 昼間・夜間: 8.5円/3分深夜: 8.5円/4分 |
同一 県内市外 隣接~ 20kmまで | 昼間・夜間: 20円/90秒深夜: 20円/2分 | ||
同一 県内市外 20km~ 60km | 昼間: 30円/60秒夜間: 30円/75秒深夜: 20円/90秒 | ||
同一 県内市外 60km 以上 | 昼間: 40円/45秒夜間: 30円/60秒深夜: 20円/90秒 | ||
携帯電話への通話 | ドコモ: 17円/1分au:18円/1分ソフトバンク: 20円/1分ワイモバイル: 17円/1分 | ||
光電話 | 固定電話同士:1律7.99円/3分 携帯電話への通話:16円/1分 |
また、現在は工事をせずに固定電話が利用できるソフトバンクの「おうちのでんわ」という選択肢もあります。
「おうちのでんわ」は通話料が光電話とほとんど同じなので、利用料金もアナログ電話よりお得です。
アナログ回線の電話は通話料が高いうえに初期費用も30,000円以上と高くつきます。
光回線を契約するなら光電話を、電話だけ利用するなら「おうちのでんわ」を契約したほうがいいでしょう。
すでにADSLを契約している場合、サービスを終了するかはプロバイダによって違う
すでにADSLを契約している場合、サービスを使い続けられるかは利用しているプロバイダによって変わります。
ADSLの新規受付を終了しているOCN・So-netは、2023年1月31日をもってサービスも終了する予定となっています。
ですので、今は使うことができても将来的に利用できなくなります。
先ほど紹介した新規契約を受け付けているYahoo!BB・BIGLOBE・@niftyは、サービスの終了を予定していません。
なので、理屈で考えれば使い続けられると言えます。
ただ、現在のプロバイダは全て光回線に力を入れているので、ADSLの需要が無くなったと判断して突然サービスの終了を発表するかもしれません。
今もADSLを使っている人は、なるべく早めに光回線をはじめとした他の回線へ移行したほうがいいでしょう。
光回線への乗り換えについては以下の記事でも解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
ADSLから光回線へ乗り換えるメリット3つ・デメリット2つ!工事や料金についても!ADSLサービスが終了する理由とは?需要が無くなったのが原因?
ADSLは今も少なからず根強い利用者がいるので、なぜサービスを終了するのか疑問に感じる人は少なくないでしょう。
ADSLの提供終了には、インターネット回線の発展という背景があります。
最大の原因は、ADSLより通信速度が速い回線が主流になったこと
今のインターネット回線には、ADSLよりも通信速度が優れている光回線やWi-Fiルーターが主流になりました。
携帯電話キャリアのLTE回線でも、快適にインターネットが利用できるようになりました。
そのため、インターネット上にあるホームページや動画は、ADSLよりも優れた速度に対応した回線に向けて作られている傾向があります。
今からADSLを使うとホームページの読み込み速度ですら遅いと感じる可能性があります。(速度の詳細は以下の記事をご参照ください。)
ADSLの回線速度平均は遅い?速度測定した実測をチェック!ですので、光回線やWi-Fiルーターの利用者が圧倒的に増えました。
つまり、ADSLは利用者が激減し、需要が大きく減ったわけです。
需要がないインターネット回線は、サービスを提供する事業者にとってもお荷物になってしまいます。
お荷物と感じる事業者が増えたので、ADSLの提供を終了するプロバイダが増えたわけです。
固定電話の通信網切り替えもADSLが終了する原因
固定電話で利用するアナログ回線も、光電話が普及したことで利用者が激減しました。
利用者が激減したことでNTTはアナログ回線の設備を維持する費用が調達できなくなりました。
そこで、2024年の1月から固定電話の通信網をIPに移行することになりました。
固定電話の通信網をアナログからIPに移行すると、ADSLで利用するアナログ回線は廃止することになります。
固定電話の通信網移行も、ADSLが終了する原因の1つというわけです。
ADSLを契約している人はサービス終了に向けてどうするべき?立ち回り方法を解説!
サービスが終了することを考えると、今もADSLを使っている人はなるべく早く他の回線に乗り換えるべきです。
他の回線に乗り換えるときは、ADSLを解約する費用がネックになります。
しかし、乗り換え先となる回線にはキャンペーンが充実している事業者が多いので、費用を心配する必要はほとんどありません。
キャンペーンが充実している乗り換え先を選べば常にベストなタイミング
他のインターネット回線に移行するには、ADSLの回線とプロバイダを解約しなければいけません。
ADSL回線には契約期間がないので解約しても費用はかかりませんが、プロバイダは更新月で無い限り違約金が請求されます。
違約金を考えると、多くの人は更新月が他の回線に移行するベストなタイミングだと思いますよね?
しかし、乗り換え先となる光回線やWi-Fiルーターにはキャッシュバックがもらえる事業者がいくつもあるので、違約金による実質負担が0円になります。
キャンペーンが充実している乗り換え先を選べば、常にADSLから他の回線に移行するベストなタイミングになるわけです。
セット割引を受ければADSLよりコストは高くならない
ADSLから乗り換える回線は、
- 光回線
- WiMAXやSoftBank AirのWi-Fiルーター
上記2つが有力な候補になります。
ただ、ADSLから他の回線に乗り換えると、月額料金が高くならないか不安になりますよね?
下記の表で比較すれば、確かに通信速度が優れている回線の月額料金は高いと言わざるを得ません。
回線種別 | 月額料金 | |
ADSL | 2,000~4,000円 (契約する事業者や | |
光回線 | 戸建て: 5,000~6,000円マンション: 3,500~4,500円 | |
Wi-Fiルーター | WiMAX | 4,380円 (プロバイダに よって変わる) |
SoftBank Air | 4,880円 |
しかし、光回線やWi-Fiルーターでは、利用している携帯電話キャリアにあわせて事業者を選べばセット割引によってコストがADSLよりも安くなります。
ソフトバンクでスマホを使っている人なら、ソフトバンク光やNURO光を利用すれば「おうち割光セット」が適用されます。この割引が適用されると、スマホ代を最大で1,000円も割り引いてくれます。
さらに、家族も全員が同じ割引を受けられるので、ADSLより通信コストが高くなることはありません。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!auでスマホユーザーならauひかり、ドコモユーザーならドコモ光を選べばおうち割光セットのような割引を受けられます。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!契約している携帯電話キャリアにあわせて光回線のサービスを選べば、ADSLよりも通信コストが高くなることがないわけです。
Wi-FiルーターのWiMAXではauのスマホ代が、SoftBank Airではソフトバンクのスマホ代が安くなる割引が受けられます。
もっともベストな選択肢は光!
光回線とWi-Fiルーターはどちらもセット割引が受けられるので、どっちを選んでも良いように見えるのではないでしょうか?
しかし、もっともベストなADSLからの乗り換え先は光回線です。
光回線がもっともおすすめできる理由は、通信速度のクオリティにあります。
下記の表で比較するとわかりますが、光回線はADSLの20倍以上の速度に対応しています。
回線種別 | 対応速度 |
ADSL | 8~50Mbps |
光回線 | 1Gbps |
WiMAX | 110~708Mbps |
SoftBank Air | 350Mbps |
対応速度が優れているだけあり、実効速度も高い数値を出してくれます。
また、光回線は光で情報を運ぶので、天候が悪くても通信速度は遅くなりません。
WiMAXやSoftBank AirもADSLより優れた回線ですが、天候が悪いときに雷が鳴ると電波が弱くなるので、通信速度が遅くなってしまいます。
常に快適にインターネットを使うなら、光回線がベストな選択肢というわけです。
ADSLを契約していない人のベストな立ち回り方法!光回線がベスト選択?
ADSLはどの事業者で契約しても、将来的にサービスを終了する可能性があります。
そのため、まだADSLを契約していない人も、他のインターネット回線を選ぶべきです。
ADSLを契約していない人も、基本的にADSLから乗り換える場合と同じ考え方でインターネット回線を選びましょう。
今から契約するなら光回線がベストな選択肢
先ほども説明したように、光回線とWi-Fiルーターはどちらも契約している携帯電話キャリアにあわせて事業者を選べばセット割引が受けられます。
なので、光回線ではセット割引が受けられる、
- ソフトバンク光
- NURO光
- ドコモ光
- auひかり
上記の4つを選べばADSLよりコストが高くなることがありません。
Wi-Fiルーターを契約する場合でも、携帯電話キャリアにあわせてWiMAXかSoftBank Airのどちらかを選ぶといいでしょう。
利用料金だけで考えると、セット割引が受けられれば光回線とWi-Fiルーターのどちらを選んでも問題ありません。
しかし、通信速度では光回線がもっとも優れています。自宅が提供エリアで無い限り、セット割引が受けられる光回線サービスを選ぶことが基本と考えましょう。
光回線は以下のような優先順位で選ぶとお得で、かつ速い回線を使えます。
NURO光がもっとも安く、もっとも速い
もっともお得なのは先ほどの表にある通りNURO光。月額料金はもともと安く、ソフトバンクのスマホを契約していれば割引でさらに安くなります。
しかも月額料金が安いだけでなく、一番優れているのは2Gbpsの速さです。NURO光はソフトバンク光の二倍の速さで、それでいて価格が安いのです。(NURO光の詳細は以下の記事をご参照ください。)
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査! NURO 光 の公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)ただNURO光の唯一の欠点はエリアの広さ。以下の都道府県でしか使えません。
地域名 | 都道府県名 |
関東1都6県 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 |
東海4県 | 愛知、静岡、岐阜、三重 |
関西2府3県 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 |
九州2県 | 福岡、佐賀 |
ですのでNURO光のエリア外の人は別の回線を契約せざるを得ません。
auのスマホユーザーなら割引があるauひかりをおすすめできます。auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ソフトバンクのスマホを契約しているならソフトバンク光では割引がきくのでお得です。ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!同様にドコモで契約している方はドコモ光で割引があるのでおすすめです。ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!