光回線のおすすめ4選

光電話とは?メリット9つとデメリット6つをわかりやすく解説!

光回線のサービスを契約する際、スタッフに「光電話に加入しませんか?」と聞かれることがあります。

固定電話を使っているのであれば、光電話は利用料金を安くできる魅力的なサービスと言えます。

固定電話を使っていなくても、契約する光回線サービスによっては光電話がスマホ代を安くする大きな鍵を握ります。

光電話に加入しないほうが良い場合もあるので、具体的なサービス内容を見て自分は契約するべきなのかよく考えましょう。

ここでは、光電話の仕組みをもとに9つのメリットと6つのデメリットを解説します。

光電話に加入するべきか迷っている人や、光電話がどんなサービスなのか知りたい人は是非ご覧ください。

目次

光電話とは何か?基本的な知識を身に付けよう!

電話

光電話は利用する線の種類がアナログ電話と違うだけなので、仕組み自体はそれほど難しいものではありません。

しかし、光電話を使うには1つのハードルをクリアする必要があります。

光電話は光回線で通話する固定電話

光電話とは、名前の通りインターネットに接続するための光ファイバーで通話を行うサービスです。

すでに光回線サービスを利用していて自宅へ光ファイバーを導入している状態であれば、契約事業者に申し込みをすることで光電話が利用できるようになります。

フレッツ光戸建て開通工事の流れ

光回線でインターネット通信を提供している全ての事業者は、光電話のサービスが利用できるようになっています。

光電話を使うには光回線サービスの導入が必須

光電話で利用する光ファイバーは、インターネットに接続することを前提の目的とした通信ケーブルです。

ポイント

なので、光電話を利用するためには、基本的に光回線のインターネット接続サービスを契約しなければいけません。

インターネット接続サービスの契約が必要になる点は、メリットとデメリットのどちらにもなります。

光電話を使うメリット9つを知ろう!料金が大幅に安くなる?

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「固定電話を使うなら普通のアナログ電話にすればいいじゃん」と考えている人は少なくないと思います。

しかし、光電話にはアナログ電話では受けられない多くのメリットがあります。

メリットその1.通話料金がアナログ電話より安い

光電話を利用する最大のメリットは通話料を安くできることです。

光電話の基本料金は500円となっています。

アナログ電話の基本料金が1,450円から1,950円なので、光電話を利用するだけで通信費を毎月約1,000円から1,500円も安くすることができます。

さらに、通話の利用料金も安くなるので、アナログ電話を使っているなら光電話に乗り換えてお得になることは間違いありません。

NTTの光電話とアナログ電話の通話料比較表
種別基本料金通話料金
固定電話(国内)携帯国際電話
光電話500円8円/3分ドコモ:16円/1分
au:17.5円/1分
ソフトバンク:17.5円/1分
アメリカ:9円/1分
中国:30円/1分
韓国:30円/1分
アナログ電話1,450~1,950円市内:8.5円/3分
県内市外:20~40円/3分
県外:20~80円/3分
ドコモ:20円/1分
au:30円/1分
ソフトバンク:40円/1分
アメリカ:60円/1分
中国:140円/1分
韓国:110円/1分

アナログ電話は通話する相手との距離が遠いほど利用料金が高くなりました。

ですが、光電話は国内ならどれほど離れた場所に電話をかけても一律で3分あたり8円となっています。

携帯電話との通話料金も相手のキャリア次第では最大半額になります。

固定電話の料金が高いと悩んでいる人は光電話へ乗り換えると問題を解決できると言っていいでしょう。

メリットその2.利用料金をネット代と一緒に支払うことができる

今これを読んでいる人の中には、ネット代と固定電話の料金支払いが別々で面倒と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

アナログ電話から光電話に変えると、そんな悩みも一気に吹き飛びます。

光電話はインターネット回線とセットで利用することが前提のサービスなので、電話代とネット代をまとめて1度に支払うことができます。

ネット代と電話代を別々に支払うのが面倒と感じている人は、なおさら光電話を使ったほうが良いですね。

メリットその3.音質が優れている

アナログ電話から光電話に変えると、通話の音質が向上します。

音質が向上する理由は、光電話で利用する光ファイバーにあります。

ご存知の人もいるかと思いますが、光ファイバーは高速でインターネット通信が利用できる回線なので帯域は7kHzまで対応しています。

ひかり電話 高音質

アナログ電話が対応している周波数帯は3.4kHzまでです。

周波数帯の数値が高いほど通話の音質はクリアになるので、アナログ回線から光電話に変えると使い心地が格段に良くなります。

といっても、音質がクリアになるのは相手が光電話を利用している場合に限るので、携帯電話と通話するときの音質はアナログ電話とそれほど変わりません。

メリットその4.ひかり電話のルーターには無線LAN機能が搭載されている

ホームゲートウェイ 無線lanカード

光電話を導入するにはルーターが必要ですが、そのルーターは業者側が設置してくれます。

そのルーターには無線LAN機能がついているので、自分で無線LANルーターを用意しなくても無線LAN(Wi-Fi)ができるのです。

通常インターネットを契約しただけの場合は、無線LANルーターはレンタルするか市販のものを購入する必要があります。

ですが、そのようなことをしなくとも無線LAN環境が整えられます。

メリットその5.アナログ電話よりも初期費用が安い

光電話はこれから自宅に新しく固定電話を置きたい人にもメリットをもたらしてくれます。

新規でアナログ電話を利用するには導入工事が必要なので、36,000円の初期費用を支払わないといけません。

光電話はすでに自宅へ光ファイバーを導入している状態という条件こそありますが、これを満たしていれば3,000円程度の手数料を払うだけで利用することができます。

光ファイバーを導入していない場合でも工事費は18,000円からなので、アナログ電話よりも契約しやすいと言えます。

メリットその6.NTT加入電話の番号が利用できる

アナログ電話を使っているほとんどの人は「光電話を使いたいけど、電話番号が変わると困る」と思っていますよね?

アナログ回線の電話はどの事業者で光電話を契約しても引き継ぐことができるので、番号が変わる心配は全くありません。

注意

ただ、アナログ回線の番号を光電話に引き継ぐには5,000円ほどの費用が必要になります。

メリットその7.アナログ電話と同じオプションが利用できる

光電話で利用できる基本的なサービスはアナログ電話と変わりません。

ナンバーディスプレイやキャッチホンといったオプションも問題なく使うことができます。

さらに、3つのオプションを利用するとパック料金が適用されるので、アナログ電話を契約しているよりもお得です。

フレッツ光 付加サービスセット割引

メリットその8.スマホを固定電話の子機として利用できる

固定電話を利用するとき、わざわざ受話器を取りに行くのが面倒と思ったことはありませんか?

光電話を契約すると、この悩みも解消することができます。

光電話ではスマホに専用アプリを入れるだけで、スマホを固定電話の子機として使うことができます。

スマホdeひかり電話

わざわざ受話器を取り行くのが面倒な人や、固定電話の子機がない人はこの機能を使えば面倒な手間が一気に省けますね。

メリットその9.一部のサービスではセット割引が適用される

一部の光回線サービスでは、光電話を契約するとセット割引が適用されてスマホ代が安くなります。

たとえば、ソフトバンク光では光電話がセットになったオプションパックに加入すると、「おうち割光セット」が適用されてソフトバンクのスマホ代が500円から1,000円安くなります。

ポイント

おうち割光セットの割引は最大で10台までのスマホが受けられるので、ソフトバンク光を契約するときは光電話が通信費を節約するポイントになります。

ソフトバンク おうち割光セット

光電話に加入してセット割引が受けられる光回線サービスは少なくありません。

ビッグローブ光とauひかりでも光電話に加入すると、auのスマホ代が安くなります。

光電話を使うデメリット6つを知ろう!契約形式がネック?

落ち込む男性

光電話には多くのメリットがあり、特に通話料金が安くなるところは見逃せません。

しかし、光電話には機能面などにデメリットを抱えています。

デメリットその1.インターネット回線の契約が必要

光電話を提供している事業者のほとんどは、インターネット回線とセットで契約することを条件としています。

つまり、インターネット回線を契約しないと光電話が利用できないわけです。

そもそも光ファイバーを導入しないと光電話は利用できないので、当たり前と言われればそうなのですが人によっては大きなハードルになります。

一部の事業者では光電話だけを利用することができますが、基本料金が1,500円前後になるのでアナログ電話を使っている状態とほとんど変わりません。

デメリットその2.停電が起きると利用できなくなる

アナログの電話回線を契約している場合、コンセントから電源を使う電話機で無ければ停電が起きたときでも使うことができました。

注意

光電話は専用のルーターに電話機をつなぐので、停電すると使うことができません。

災害が起きたことを想定すると、停電したときに利用できないことは大きなデメリットです。

ただ、停電が起きたときにルーターへ電気を供給できるモバイルバッテリーを販売している事業者があります。

NTTはルーターに電気を供給できるモバイルバッテリーを8,000円で販売しています。

光モバイルバッテリー

他の事業者も光電話ルーターで使えるモバイルバッテリーを販売しているので、万が一の停電に備えて用意しておいたほうがいいでしょう。

デメリットその3.ネットの通信障害が起きると利用できなくなる

契約しているインターネット回線で通信障害が起きると、その間はかなり高い確立で光電話を使うことができなくなります。

光電話で利用する光ファイバーは、インターネット通信でも利用する回線だからです。

通信障害が起きる間は携帯電話で通話するしかありません。

といっても、光ファイバーを導入して通信障害が起きることは滅多にないので、それほど気になるデメリットではありませんが…。

デメリットその4.接続できない電話番号がある

光電話ではアナログ電話で接続できた一部の番号に対応していません。

といっても、未対応の番号は伝言ダイヤルやテレゴングなどの普段は使わないものばかりなので、それほど不便には感じません。

光電話で接続できない電話番号は以下の通りです。

光電話で接続できない番号一覧
0170伝言ダイヤル
0180テレゴング/データドーム
0910公専接続
114お話し中調べ
136ナンバー・アナウンス/ナンバーお知らせ136
141でんわばん/二重番号サービス
145キャッチホン2
146キャッチホン2
151メンバーズネット
152メンバーズネット
159空いたらお知らせ159
161ファクシミリ通信網
162ファクシミリ通信網
165メール送受信

デメリットその5.音質が上がるのは光電話同士での通話のみ

光電話を利用すると音質が向上しますが、このメリットが受けられるのは相手も光電話を利用している場合に限られています。

アナログ電話や携帯電話が相手での通話になると、音質はそれほど向上しません。

また、相手が光電話を利用していても、高品質通話に対応した電話機を持っていないと音質はアナログ電話とそれほど変わりません。

光電話を契約しても音質が向上するかは相手の環境次第というわけです。

デメリットその6.解約してから必ず電話番号が引き継げるわけではない

光電話で利用している番号は、人それぞれの契約状況で解約する際に引き継げるかが異なります。

アナログ電話で利用していた番号を光電話に引き継いでいる場合、電話加入権を持っている状態なので光電話を解約してからでも番号を変えずに使い続けることができます。

光電話を契約するときに発行した番号は解約すると消滅し、他の事業者の電話サービスで使うことができません。

つまり、光電話を解約してからも同じ番号を使い続けるには、電話加入権を持っている必要があるわけです。

注意

電話加入権を持っていても、他社の電話サービスで同じ番号を使い続けるにはNTTに連絡して「アナログ戻し」という手続きをする必要があるので非常に面倒です。

また、東日本では光電話サービスへ番号を引き継いでから10年経つと電話加入権が消滅してしまうので、番号を引き継ぐことができなくなります。

(西日本では光電話に移行してから何年経っても加入権は消滅しません)

将来的に他社のインターネット回線へ乗り換える可能性がある人は、確実にこのデメリットを被るので注意しなければいけません。

光電話の評判を利用者からの口コミから分析!

耳をすます男性

携帯電話を使うことがほとんどになった今、光電話の利用者から挙げられている口コミはそれほど多くありません。

しかし、光電話を利用している人からは料金の安さと機能面が評価されています。

停電が起きたときの使い勝手が良くない欠点はありますが、アナログ電話でも同じデメリットが言えるので気になる問題ではないでしょう。

料金が安くなったことを実感している人も多い

光電話のもっとも評価されている点は料金の安さです。

先ほども説明しましたが、光電話の基本料金はアナログ電話と比べて半額以下となっていて、通話の利用料金も非常に安めです。

なので、アナログ電話から光電話に移行した多くの人は、料金が安くなったと実感しています。



ポイント

これから光回線を契約する人、すでに光回線を使っている人は固定電話から光電話に移行したほうが確実にお得です。

音質が良くなったと実感している人が多数!

相手が光電話を使っているという条件こそありますが、通話音質の高さも評価されているポイントの1つです。



光電話同士の通話ならお互いの声がクリアに聞こえるので、音がこもって聞こえづらくなることがありません。

ただ、固定電話同士で通話する機会は少ないと思うので、このメリットはおまけ程度と考えたほうがいいかもしれません。

停電したときに利用できなくなって嘆く人が多い

光電話の評価が悪い点は、停電したときに使えないことです。

携帯電話で通話することが多くなった今の時代でも、停電したときに固定電話が使えないと不便に感じる人は少なくありません。



といっても、ルーターに接続できるモバイルバッテリーを持っていれば、停電したときも光電話を利用できます。

モバイルバッテリーを用意するのは面倒ですが、停電に対する備えとして必要不可欠でしょう。

「平成30年7月豪雨」で光電話が使えなくなった事例が多数

2018年7月上旬に発生した「平成30年7月豪雨」では、兵庫・広島・岡山・高知で光電話が使えなくなりライフラインが絶たれる騒ぎになりました。

特に高知県は全域で光電話が使えなくなり混乱を招きました。




おそらく、NTTの基地局で浸水が発生したのか、光ファイバーが断線したことが原因と考えられます。

平成30年7月豪雨と同じ規模の災害が起きたときに光電話がつながらなくなると、万が一のときに救助要請ができなくなってしまいます。

といっても、他の地域ではアナログ電話が通じなくなっているので、一概に光電話だけが災害に弱いとは言えません。

アナログと光のどちらで電話を使っていたとしても、緊急時の連絡ツールとして携帯電話は必須と考えたほうがいいでしょう。

光電話は契約するべきサービス?向いている人と向いていない人

まる ばつ メリット デメリット

光電話は料金と機能性にメリットがありますが、停電をはじめとした災害時に弱い欠点があります。

しかし、アナログ電話を使っている場合でも欠点は同じなので、通信費を安くする方法になるなら光電話を契約したほうがいいでしょう。

これから光回線を契約する固定電話ユーザーは光電話を使うべき

現在アナログ電話を使っている状態でこれから光回線を契約する人、すでに光回線でインターネットを利用している人は光電話に加入するべきです。

光電話に加入すると、アナログ電話よりも利用料金がはるかに安くなるからです。

セット割引を狙っている人も光電話を契約しよう

ソフトバンク光やauひかりを契約してスマホ代を安くしたいと考えている人なら、光電話の加入は必須項目と考えるべきです。

携帯電話キャリアの光回線サービスを契約してセット割引を受けるには、光電話に加入しなければいけないからです。

しかし、セット割引で受けられる金額が500円だけだと光電話の基本料金500円と相殺するだけなので、わざわざ加入する意味はありません。

固定電話を使うならセット割引を受けて基本料金が実質0円になるとも受け取れるので、光電話に加入する意味は少しでもありますが…。

ポイント

固定電話を使わない人がセット割引を目的にして光電話に加入する際は、最低でも1,000円以上の割引が受けられることを前提にしたほうがいいでしょう。

ちなみに、ドコモ光だけは光電話に加入しなくてもセット割引を受けることができます。

固定電話を使わない・セット割引を受ける意味がない人にはおすすめできない

当たり前の話ですが、固定電話を使う予定が全くない人が光電話を契約しても何も意味はありません。

固定電話を使わないうえにセット割引で受けられる金額が500円だけなら、なおさら光電話に加入するべきではありません。

光電話を契約するかは、

  • 固定電話を使う
  • 固定電話を使わない人は1,000円以上のセット割引を受けられるか

最低でもこの2つのどちらかに当てはまった場合のみと考えてください。

自宅に光回線を引かない人は光電話を契約しないほうがいい

光回線のインターネット通信サービスを契約する予定がない人も光電話に加入するべきではありません。

そもそも光電話は光回線のインターネット通信サービスを契約しないと使えないことが基本です。

光電話のみを契約できたとしてもアナログ電話と変わらない基本料金を請求されてしまいます。

ただ、なんとかして固定電話の基本料金と通話料金を安くできないかと思いますよね?

そんな人は他の事業者が提供している新しい固定電話サービスを検討してみることをおすすめします。

たとえば、ソフトバンクは端末を設置するだけで固定電話が利用できる「おうちのでんわ」を展開しています。

こちらは光電話に引けを取らない利用料金の安さで注目を集めています。

ソフトバンク おうちのでんわ

ソフトバンクで使っているかで基本料金は変わりますが、どちらにしてもアナログ電話よりもコストが安くなります。

ですので、光回線を引く予定がない人は「おうちのでんわ」を検討してみるだけでも価値があるでしょう。

まとめ

光電話はアナログ電話よりも通話料金が安いメリットがあるので、固定電話を使っている人なら契約して損はありません。

しかし、光回線のインターネット通信サービスに契約しないと利用できず、停電するとモバイルバッテリーが無いと使えなくなるデメリットもあります。

契約する光回線のサービスによっては光電話に加入してスマホ代が安くなります。

ですが、割引される金額によっては光電話の利用料金が実質0円になるぐらいの恩恵しか受けられません。

固定電話を使うことが多い人ならスマホ代が安くなる金額が低くても問題ありません。

ただ、そうでない人は受けられる割引の金額を見て光電話に加入するべきか決めましょう。