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自宅にインターネット回線を導入するときに、もっとも気になるのは初期費用ではないでしょうか?
NTTが提供する光回線「フレッツ光」も、契約するときはある程度の初期費用が必要になります。光回線は工事が必要になるので、初期費用は決して安くありません。これは、フレッツ光も同様です。
フレッツ光の初期費用を見ると、なんとかして安くできないかと多くの人は思います。しかし、フレッツ光の初期費用を安くする方法は限られているうえに、そこまで安くなりません。
ここでは、フレッツ光の初期費用と、それを安くする方法を解説します。他の光回線サービスの初期費用も比較するので、参考にしてくださいね。
目次
フレッツ光の初期費用はいくらなのか?
フレッツ光の初期費用は、自宅に回線を導入する工事費がほとんどを占めています。工事費の金額はほぼ一定ですが、工事日や時間帯によっては、さらに初期費用が高くなることがあります。
また、他社からフレッツ光に乗り換えるで契約する場合、一つの注意点があります。
フレッツ光を契約するときの初期費用は事務手数料と工事費
フレッツ光を利用するときは、自宅に回線を導入するために工事を行う必要があります。工事の内容は戸建てとマンションで違いますが、どちらにしても工事費用が請求されます。
工事にかかる費用は戸建てで18,000円、マンションで15,000円が相場です。また、契約するときは事務手数料として800円が発生します。
フレッツ光を契約するときに請求される初期費用は、工事費と事務手数料を合せると下記の金額になります。
住居タイプ | 契約事務手数料 | 工事費用 | 合計 |
戸建て | 800円 | 18,000円 | 18,800円 |
マンション | 800円 | 15,000円 | 15,800円 |
※西日本・東日本共通
決して安い金額ではありませんが、工事費用は30ヶ月間に渡って分割で支払うこともできます。分割で支払う場合の金額も、下記の表を見て知っておきましょう。
住居タイプ | 初回 | 2回目以降 |
戸建て | 3,000円 | 500円×30回 |
マンション | 3,000円 | 400円×30回 |
表に記載されている工事費用は、平日に行った場合の料金です。
土日祝日に工事をしてもらう場合、追加で3,000円の工事費用が必要になります。回線の導入工事は、なるべく平日にしてもらったほうがいいでしょう。
何かしらの住居による事情で夜間にしか工事が行えない場合や年末年始は、通常の料金に以下の割増率がかかります。
時間帯 | 工事費 |
夜間(17:00~22:00) | 通常の1.3倍 |
深夜(22:00~8:30) | 通常の1.6倍 |
12月29日から1月3日 | 通常の1.3倍 |
ただ、夜間や深夜に工事を行う可能性は低いので、この割増率がかかることはほとんどありません。
月額料金などについては以下の記事で解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
フレッツ光の料金は高いのか?他社や他の回線と比較してみた!乗り換えで契約するときは、他社回線を解約するときの違約金も必要
他社の光回線サービスからフレッツ光へ乗り換えるときは、他社の光回線を解約するときも違約金も請求されることがあります。この違約金も、フレッツ光を利用するための初期費用の一つだと言えます。
他社から乗り換えでフレッツ光を契約する場合、この違約金が大きなハードルになります。
フレッツ光は、他社の違約金をキャッシュバックなどで負担してくれるキャンペーンがないので、他の光回線サービスと比べる条件が良いとは言えません。
他の光回線サービスの初期費用やキャンペーンと比較すると、フレッツ光を使ううえで他社の違約金がどれだけ大きなハードルになるのかがわかります。
キャンペーンの充実している速い回線は以下の記事で厳選して紹介しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!フレッツ光の初期費用は安くできるのか?
フレッツ光の初期費用は、決して安いとは言えません。分割で支払えるといっても、初期費用の金額を見ると安くできないかと思う人は多いでしょう。
フレッツ光の初期費用を安くできる方法はありますが、そこまで安くはなりません。しかし、賃貸住宅の場合、状況によっては初期費用が大幅に安くなることがあります。
キャンペーンサイトで申し込むとキャッシュバックで初期費用が安くなる
フレッツ光は、代理店が運営するキャンペーンサイトで申し込むと、キャッシュバック特典をもらうことができます。
キャッシュバックをもらうことで、初期費用の実質的な金額が安くなります。しかし、フレッツ光を取り扱う代理店は法人に力を入れています。
個人で契約する場合は、もらえるキャッシュバックは高くても1万円程度になるので、初期費用の全額を0円にすることはできません。
自宅に光コンセントがあれば工事費用が安くなる
賃貸住宅の場合、自宅に光コンセントがあると工事費用が発生しない可能性があります。
光コンセントとは?あるかどうか確認方法も解説!光コンセントは、ONUと光ファイバーをつなぐための差し込み口です。
光回線のONUとは?Wi-Fiルーターやモデムとの違いは?自分で購入できる?自宅の壁に光コンセントがある場合、前の住人が利用していた光回線がそのまま残されている可能性があります。
残された光回線がNTTのものであれば、フレッツ光を契約するだけで工事を行わずにインターネットが使えるようになります。賃貸住宅に住んでいる場合、光コンセントが設置されているか確認みるといいでしょう。
ただ、光コンセントが設置されていても光ファイバーは撤去されている可能性があるので、必ず工事費用が発生しないとは限りません。
他社の光回線と比べてフレッツ光の初期費用はどうなのか?
フレッツ光以外の光回線サービスも、工事が必要なので初期費用の金額は高くなっています。
しかし、フレッツ光以外の光回線サービスは、工事費用が実質無料になるキャンペーンが充実しています。
電力系光回線は地域によって工事費用が無料に?
フレッツ光のライバル的存在の電力会社の光回線(以下、電力系光回線)の初期費用は、20,000円から30,0000円程度です。
しかし、工事費が無料になるキャンペーンを頻繁に実施しているので、初期費用が大幅に安くなります。
タイミングが良ければキャッシュバックがもらえることもあるので、他社から乗り換えるときも違約金を心配する必要がありません。
ただ、契約事務手数料は、フレッツ光よりも高い2,000円から3,000円になっています。
光コラボはサービスによって初期費用が違う
NTTの代わりにフレッツ光の回線を提供する光コラボレーション(以下、光コラボ)も、工事が必要になるので初期費用が高額になります。(光コラボの詳細は以下の記事をご参照ください。)
光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!工事費用の相場は、戸建てとマンションともに18,000円から24,000円になっています。
しかし、光コラボには、いくつか工事費用を実質無料にしてくれる事業者があります。
携帯電話キャリアのソフトバンクが提供している「ソフトバンク光」は、他社からの乗り換えであればキャッシュバックや割引で工事費用が実質無料になるキャンペーンを実施しています。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!さらに、他社からの乗り換えで契約する場合、他社回線の違約金を全額(厳密には10万円まで)をキャッシュバックで負担してくれます。
ドコモが提供するドコモ光も、契約すると20,000円分のdポイントを付与してくれるので、初期費用の実施負担を大幅に軽減できます。
ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ただ、光コラボも契約事務手数料がフレッツ光よりも高い2,000円から3,000円になっています。
NURO光は工事費用が実質無料になる
NURO光は通信速度がフレッツ光より2倍も速いので、工事費用も40,000円と高くなっています。30ヶ月の分割で支払うことはできますが、フレッツ光より倍以上の初期費用がかかります。
しかし、この工事費用は月額料金の割引で実質0円になります。
さらに、代理店が運営するキャンペーンサイトでNURO光を申し込めば、個人でも30,000円以上のキャッシュバックをもらうことができます。
他社から乗り換えで契約する場合も、違約金を心配する必要がありませんね。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!他の回線の初期費用はどうなのか?フレッツ光よりも断然安い?
光回線以外のインターネット回線は、工事が必要ないものが多いので、初期費用がほとんどかかりません。
しかし、フレッツ光などの光回線と比べると劣るところがあるので、初期費用の安さだけで判断してはいけないことだけは知っておきましょう。
モバイルWi-Fiルーターは工事が不要だから初期費用が安い
WiMAXやY!mobileが販売しているモバイルWi-Fiルーターは、端末を契約するだけでインターネットが利用できる優れものです。
工事を行う必要がないので、初期費用は事務手数料の3,000円しか必要ありません。ネットに接続する端末は購入が必要ですが、WiMAXでは0円から3,000円程度で購入でき、Y!mobileは実質0円で購入することができます。
しかし、3日間で10GBを消費すると、翌日の夕方から深夜まで速度制限がかかる欠点があります。通信速度も最大で708Mbpsとなり、最大1Gbpsのフレッツ光と比べてやや劣ってしまいます。
通信速度を重視したい人や制限を受けたくない人は、工事費を支払ってでもフレッツ光などの光回線を使ったほうがいいでしょう。
とはいえそこまでネットを使いすぎる人でなければ、おすすめできる回線です。おすすめの理由は以下の記事でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!なおWiMAXはGMOとくとくBBだともっとも安く契約できます。詳細が知りたい方は、GMOとくとくBBの公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
SoftBank Airも工事費用が発生しない
携帯電話キャリアのソフトバンクは、自宅専用のWi-Fiルーターを販売しています。
SoftBank Airは自宅に端末を置くだけでインターネットが利用できる回線なので、モバイルWi-Fiルーターと同じように工事を行う必要がありません。
SoftBank Airの端末は、購入かレンタルのどちらかで利用することができます。端末を購入する場合、月月割によって本体代金は実質0円になります。
レンタルで利用する場合、月々490円の料金が追加で発生します。そのため、SoftBank Airの初期費用は契約解除料金の3,000円のみになります。
フレッツ光より初期費用が安い点は魅力ですが、SoftBank Airの通信速度は最大で261Mbpsから350Mbpsとなり、光回線と比べると劣ってしまいます。
また、地域によっては夜になると通信速度が遅くなるので、光回線のようなクオリティは期待できません。ウェブサイトの閲覧や動画視聴はスムーズにできるので、SoftBank Airはライトユーザーに向いているネット回線と言えるでしょう。
気になる方は、ソフトバンクエアーの公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
もっと詳しいところまで知りたい方は以下の記事で解説しているので、こちらも目を通してみてください。
ソフトバンクエアーとは?使い方から仕組みまで全て解説!フレッツ光の初期費用を抑えたい場合、どうすればいいのか?
フレッツ光の初期費用を抑える方法は限られていて、あることにはありますが、一番はフレッツ光以外の回線を選ぶと簡単に費用を抑えられます。
キャッシュバックがもらえるキャンペーンサイトで申し込むこと
フレッツ光の初期費用を抑える基本的な方法は、代理店が運営するキャンペーンサイトで申し込むことです。
代理店のキャンペーンサイトでフレッツ光を契約すると、公式の窓口では受けることができないキャッシュバックをもらうことができます。
しかし、個人で契約する場合、もらえるキャッシュバックは高くても1万円程度です。
代理店のキャンペーンサイトは、初期費用を実質無料にするのではなく安くする方法と思うべきでしょう。
家電量販店の商品券キャンペーンは魅力だがリスクが高い
家電量販店に行くと、フレッツ光の契約者に商品券をプレゼントしてくれるキャンペーンを見ることがあります。
商品券のプレゼントはとても魅力的ですが、家電量販店のキャンペーンは、特典を受ける条件として有料オプションに加入させられるリスクがあります。
加入させられるオプションの月額料金は合計で2,000円から3,000円程度になるので、お得度が高いとは言えません。
さらに、オプションの解約は自分でしなければいけません。オプションの解約をし忘れてしまうと、フレッツ光の月額料金が高くなってしまいます。
家電量販店での契約については以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
フレッツ光を家電量販店で店舗契約をしない方がいい理由3つフレッツ光以外の回線であればキャンペーンが充実
フレッツ光は、他社の違約金を負担してくれるキャンペーンがありません。乗り換えでネット回線を契約する場合、他社の違約金がネックになります。
フレッツ光を契約する場合は、他社の違約金を自分で全て負担しなければいけません。
代理店のキャンペーンサイトにも他社の違約金を負担してくれる特典がないので、フレッツ光は他のネット回線から乗り換えで契約すると初期費用が高額になる可能性が高いです。
一番の初期費用を抑える方法は、フレッツ光以外と契約することです。フレッツ光以外の回線ではキャンペーンが充実していて、基本の月額料金も安く、速度も速い回線があります。
この方法がもっとも簡単に初期費用を大幅に抑えられる方法です。フレッツ光以外の回線にはメリットしかないので、誰にでもおすすめですよ。
キャンペーンが充実していて、質の高い回線は以下の記事で厳選して紹介しています。これから回線の契約を考えている方は、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!