光回線のおすすめ4選

光コンセントとは?あるかどうか確認方法も解説!

光回線と自宅で使うには、申し込みをしてから自宅に回線を引く工事が必要と思っている人が多いのではないでしょうか?

しかし場合によっては回線の工事を行わずに光回線が使える場合があります。その鍵を握るのが光コンセント。

光コンセントは光回線のサービス会社から提供されるONUを光ファイバーにつなげる差し込み口であり、光コンセントが設置されているか否かで回線を引く工事の必要性が変わります。

特に賃貸住宅は、以前に住んでいた人が利用していた光コンセントがそのまま残っている可能性があります。

そこで、ここでは光コンセントの役割を解説し、光コンセントがある場合とない場での光回線を導入する流れを紹介します。

これから自宅に光回線を導入しようと考えている人は、参考に読んでみてくださいね。

光コンセントとは?

ビジネス疑問

「光コンセント」は光回線でインターネットを使うために絶対に必要なものです。光回線のサービスをしたあとに行う工事で必ず光コンセントが設置されます。

しかし住居によってはすでに光コンセントが引かれている場合があります。光コンセントがすでに引かれていると、光回線を導入する工程が大きく省ける可能性があります。

まず光コンセントの役割を見てみましょう。

光コンセントは光ファイバーとモデムをつなぐためのもの

光回線でインターネットを使うには、下記のONUを光ファイバーにつながなければいけません。(ONUをご存知でない方は、以下の記事もご参照ください。)

光回線のONUとは?Wi-Fiルーターやモデムとの違いは?自分で購入できる?

ONU

そして、ONUを光ファイバーに接続するには、ONUと光ファイバーを光配線ケーブルで接続する差し込み口が必要になります。その差し込み口になるものが、光コンセントなのです。

光コンセント

光回線はサービスに契約すると、基本的に電柱から自宅へ光ファイバーを引く工事が行われます。回線の導入工事をするときに、自宅の壁に上記の写真のような光コンセントが設置されるわけです。

設置イメージ

この光コンセントがなければONUを光ファイバーにつなげることはできません。光コンセントは、光回線でインターネットを行うために必要なものなのです。

光ファイバーを自宅に引くときは基本的に電話の配管を通すので、電話のモジュラージャックに近いコンセントパネルを光コンセントに差し替えることがほとんどです。

ただすでに自宅の壁に光コンセントが設置されている場合もあります。すでに光コンセントがある場合、光回線のサービスを申し込んだあとの流れや費用が大きく変わります。

光回線のサービスを契約する前に、自宅に光コンセントがあるか確認してみるといいでしょう。

※まだ光回線が決まっていない方は、「光回線のおすすめ4選」の記事もぜひあわせてご覧ください。これを知っているだけで5万円はお得に契約できます。ぜひご覧ください。

光回線のおすすめに圧倒される男光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!

光コンセントがある場合とない場合の違いについては、後半で詳しく解説します。

光コンセントがあるか確認する方法

すでに自宅に光コンセントがあるかを確認するには、光コンセントの種類を知っておく必要があります。光コンセントには2つの種類があるので、それぞれの形と特徴を覚えておきましょう。

光コンセントの種類

光コンセントには、写真の「一体型タイプ」と「分離型タイプ」の2つの種類があります。

差し込み口

光回線を使う場合、光コンセントは基本的に一体型タイプになることが多いです。しかし場合によっては分離型タイプを用いる場合があります。それぞれタイプ別の特徴を覚えておきましょう。

電気のコンセントや電話のモジュラージャックがある一体型タイプ

一体型タイプは電気のコンセントの差し込み口と、電話のモジュラージャックも一体になっていることが特徴。

先ほども説明しましたが、光回線のインターネットは電柱に張られている光ファイバーを引きこみ、自宅の電話の配管を通します。

そうするとONUを接続する場所が自然に電話のモジュラージャックと同じになるため、一体型の光コンセントを用いることになります。

電気のコンセントとは別の分離型タイプ

分離型タイプの光コンセントを設置するときは、光ファイバーを電話の配管ではなくエアコンのダクトを通して引き込む場合です。

住居が変則的な作りであるか、光ファイバーを戸建ての2階に引くときは電話の配管を通さずにエアコンのダクトを通すので、分離型タイプが用いられることが多いです。

光コンセントは賃貸住宅に設置されている?!

集合住宅5

光コンセントは戸建てやマンション関係なく、賃貸住宅であればすでに設置されている可能性があります。

賃貸は以前に入居者が利用していた光ファイバーと光コンセントを撤去せずに、そのまま残して退去している場合があるからです。

賃貸住宅は、基本的に住居へ導入した光ファイバーと光コンセントの撤去が義務付けられています。(撤去の詳細は以下の記事をご参照ください。)

光コンセントの外し方・撤去方法は?自分でも可能?費用についてまで解説!

しかし、大家さんによる「次の入居者がスムーズにネットを使えるようにしたい」という好意で残されている事例も少なくありません。

賃貸住宅に住んでいる人は光コンセントが設置されていないか確認してみる価値があるでしょう。なお新築の戸建ては光ファイバーを一度も引いたことがないので、光コンセントがある可能性はありません。

光コンセントは電話のモジュラージャック付近にある可能性が高い

自宅に光コンセントがあるか探す場合、最初は電話のモジュラージャック付近を見てみましょう。

光ファイバーは電話の配管を通して自宅に引くことがほとんどなので、光コンセントがある場合は電話のモジュラージャック付近にある可能性が高いと言えるでしょう。

電話のモジュラージャック付近になければ、光コンセントがある可能性は低いです。あるとしても2階の部屋のどこかに分離型タイプがあるぐらいでしょう。

光コンセントがある場合とない場合の光回線を導入する流れ

ビジネスマン51【導き!】

光コンセントがある場合は、ない場合と比べて光回線を導入する流れが大きく違います。自宅に光コンセントがあれば光回線を導入する工程が大きく省けるうえに、導入コストも大幅に抑えることができます。

ただ光コンセントがあっても必ず工程やコストが省けるわけではないので、注意点も知っておきましょう。

光コンセントがある場合の流れ

光コンセントがあればすでに自宅へ光ファイバーが引かれており、宅内で工事を行う必要がない可能性があります。

光ファイバーがすでに引かれているのであれば、光回線のサービスを契約して数週間程度で使うことができます。(サービス利用開始日は契約した時か、契約してから数日以内に教えてくれます)

光回線のサービス契約するとモデムなどの機器を自宅に届けてくれるので、下記の図のようにモデムを光コンセントに接続しましょう。

接続イメージ

サービス利用開始日になれば、モデムなどの機器を接続するだけでネットが使えるようになります。

なお光コンセントがあっても回線の事業者が基地局で開通工事を行うので、2,000円の工事費が必要です。従来の工事費用と比べると大幅に安くなるので、光コンセントが設置されていればラッキーと言えるでしょう。

光コンセントがある場合については、詳しくは「光コンセントがある場合は工事不要?工事費用はどうなる?詳しく解説!」の記事をあわせてご覧ください。

光コンセントがある場合は工事不要?工事費用はどうなる?詳しく解説!

光コンセントがない場合の流れ

自宅に光コンセントがない場合、一から自宅に光ファイバーを引き込む宅内工事が必要になります。

宅内工事でかかる時間は戸建てで40~90分、マンションなどの集合住宅で30分以内です。また18,000円から24,000円の工事費が必要になります。

光コンセントがない場合については、詳しくは「光コンセントがない場合はどうする?設置場所はどう決める?全て解説!」の記事をあわせてご覧ください。

光コンセントがない場合はどうする?設置場所はどう決める?全て解説!

覚えておきたい「光コンセントがある場合」の注意点

自宅に光コンセントが設置されていても、必ず自分が思うようにネットが利用できるわけではありません。

光コンセントがあっても、自宅に引かれている光回線には種類があります。また光コンセントは見せかけだけになっている可能性もあるのです。

すでに引かれている光回線の種類は要確認

現在、日本で展開されている光回線サービスは「NTTのフレッツ光」と各地方の電力会社の「電力系光回線」の2種類があり、それぞれ利用する光ファイバーは別のものになっています。

自宅に光コンセントがあっても、工事が不要でネットが利用できる光回線サービスは「NTTのフレッツ光」か「電力系光回線」のどちらかだけになります。

たとえば自宅にフレッツ光の回線が引かれていることで光コンセントがある場合、「電力系光回線」を使うには宅内工事が必要です。自宅に光コンセントがある場合、どちらの光回線が自宅に引かれているのか確認しておきましょう。

光コンセントがあっても回線の導入工事が必要な場合がある

自宅に壁に光コンセントが設置されていても、必ず回線の工事が入らないわけではありません。場合によっては光コンセントを設置しているだけで、電柱から光ファイバーを引いていない場合もあります。

特に集合住宅ではこのような事例があるので、念のため「光コンセントがあっても回線の導入工事が必要な可能性がある」と思っておきましょう。

まとめ

「光コンセントの有無」は自宅に光ファイバーが引かれているかの意味を表しています。

自宅の壁に光コンセントが設置されていれば、すでに光ファイバーが引かれている可能性が高いので、導入する行程やコストを省いて光回線が使える可能性が高いと見ていいでしょう。

しかし光コンセントがあっても光ファイバーが引かれていない場合があります。光コンセントが設置されている場合は、NTTと電力系光回線のサービス会社に光ファイバーが引かれているのか聞いてみましょう。

これから光回線の導入を考えているなら、安くて速い回線を頭に入れておくといいですよ。詳細は以下の記事で解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。

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