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フレッツ光の「にねん割」は本当に得か?実態を暴露します!

インターネット回線は、提供事業者によってさまざまな割引サービスを展開しています。フレッツ光も例外ではなく、「にねん割」という割引サービスがあります。

フレッツ光の「にねん割」は、毎月の利用料金が安くなることが最大のメリットです。しかし、契約期間や違約金などのデメリットがあります。

「にねん割」を利用するときは、申し込む前にデメリットの影響を受けないか慎重に考える必要があります。

ここでは、フレッツ光が提供する「にねん割」について、本当にお得なのか迫ります。これからフレッツ光を契約しようか考えている人は、参考にしてくださいね。

フレッツ光の「にねん割」とは2年間の利用を約束して料金が安くなるサービス?

2年契約

「にねん割」は、フレッツ光の月額料金が割引され続けるサービスです。フレッツ光を末永く使いたい人にとっては、魅力的な割引特典と言えるでしょう。

「にねん割」とはフレッツ光東日本を契約すると適用される割引

「にねん割」とは、東日本でフレッツ光を利用する場合、2年間の継続利用を約束することで適用される割引特典です。

2年割引き

西日本でフレッツ光を利用する場合は、「にねん割」が適用されません。しかし、その代わり、「もっともっと割」を受けることができます。

西日本でフレッツ光を契約するか考えている人は、以下の記事を参考にしてください。

フレッツ光「もっともっと割」のメリット・デメリットを解説!

東日本でフレッツ光を利用する場合の月額料金は、戸建てで5,700円、マンションで3,350円から4,350円です。「にねん割」を申し込むと、戸建てでは700円が、マンションでは100円が月額料金から割引されます。

フレッツ光東日本 月額料金
項目戸建てマンション
月額料金5,700円プラン2
(16件以上
の契約が見込
める場合)
プラン1
(8件以上
の契約が見込
める場合)
ミニ
(4件以上
の契約が見込
める場合)
3,350円3,750円4,350円
ギガ推し!割引
(30ヶ月間適用)
-300円-200円-200円-200円
にねん割-700円-100円-100円-100円
合計30ヶ月間4,700円3,050円3,450円4,050円
31ヶ月目
移行
5,000円3,250円3,650円4,250円

割引特典の名前が「にねん割」なので、契約してから2年間が経つと割引がなくなるのではないかと不安に思う人もいるでしょう。

しかし、「にねん割」はあくまで「2年間の継続利用」を約束が条件なだけであり、契約してから3年目以降も続けて割引を受けることができます。

ちなみに、フレッツ光東日本は、契約してから30ヶ月間は「ギガ推し!割引」も並行して受けることができます。

フレッツ光のもともとの料金については以下の記事で解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

ネットの料金フレッツ光の料金は高いのか?他社や他の回線と比較してみた!

定額サービス以外でも2年割のような割引を受けることができます

利用する人は多くありませんが、フレッツ光には定額サービスの他に、消費したデータ量によって料金が変動するライトプランがあります。

フレッツ光東日本のライトプランには、

  • フレッツ光ライトプラス
  • フレッツ光ライト

この2種類があり、「フレッツ光ライト」を戸建てで契約する場合は、2年間の継続利用を約束すると月額料金が割引されます。

ちなみに、フレッツ光ライトで適用される割引特典の名前は「フレッツ光ライト もっとライトに!割引」です。

フレッツ光ライト もっとライトに!割引適用時の月額料金
項目戸建て
月額料金2,800~5,800円
割引-500円
合計2,200~5,200円

フレッツ光ライトを契約する人は多くありませんが、知識として覚えておいて損はないでしょう。フレッツ光ライトについては、以下の記事を参考にしてください。

フレッツ光のプランの種類!違いを比較し業界人が最適なプランを解説!

「にねん割」を受けるときに知っておきたい注意点

「にねん割」は、フレッツ光の利用料金が安くなる代わりに、解約するときのリスクが存在します。そのため、契約する前には、解約時にトラブルが起きないように注意点を知っておく必要があります。

解約するときに違約金が必要になる

「にねん割」は、フレッツ光を2年間使うことを約束することで適用される割引です。そのため、契約してから2年以内に解約すると、違約金が請求されてしまいます。

特に、戸建ての場合は、違約金が9,500円と高額です。ただ、マンションなどの集合住宅の場合は、2年以内に解約しても違約金は1,500円しか発生しません。

2年後の更新月が過ぎると契約期間が自動的に更新される

「にねん割」が適用される条件は、フレッツ光を2年間使うことを約束することです。そのため、契約してから2年が経過すれば、いつ解約しても違約金が発生しなくなると思う人は多いでしょう。

しかし、「にねん割」は、フレッツ光を契約してから3年目以降になっても、解約するときに違約金が発生します。「にねん割」には2年間に一度の更新月があります。更新月にフレッツ光を解約すれば、違約金は請求されません。

しかし、更新月に解約をしなかった場合は、契約期間が自動的に更新されるので、さらに2年後の更新月にならないと違約金が発生してしまうのです。

にねん割の更新月

なお、1度目の更新月は、フレッツ光を契約してから25ヶ月目と26ヶ月目です。2年間だけフレッツ光を使おうと思っている場合は、更新月のタイミングを忘れないように注意が必要です。

引っ越しをしても違約金は発生しないが、例外がある

今まで使っているインターネット回線を引っ越し先で継続利用する場合、適用されていた割引がなくなることがあります。しかし、「にねん割」は、フレッツ光を引っ越し先で続けて使う場合でもなくなることがありません。

ただ、これは、あくまでも「東日本エリア内で引っ越しをする場合」です。引っ越し先が西日本エリアの場合は、今使っているフレッツ光を解約して、引っ越し先の地域でフレッツ光を新しく契約しなければいけません。

これは、東日本と西日本でフレッツ光のサービス内容が異なることが原因です。また、この場合でも、フレッツ光東日本を解約するときに違約金が発生します。

引っ越し時の費用については以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

フレッツ光は引越し時の移転工事費が無料?手数料等は全て無料か解説

「にねん割」は本当にお得なのか?使うべき人と、そうでない人

「にねん割」は、割引金額が高くないので、絶対に使ったほうがいいわけではありません。ただ、割引がないよりも、あったほうがいいですよね。

「にねん割」を使うべきかは、フレッツ光を申し込む人のタイプによって異なります。「にねん割」を使うべきタイプと、そうでないタイプを知り、自分はどちらに当てはまるのか考えてみましょう。

フレッツ光を使い続けるつもりの人はおすすめ

「にねん割」には、更新月以外に解約すると違約金が請求されるデメリットがあります。ただ、フレッツ光を契約してから使い続けるつもりなら、違約金はデメリットになりません。「にねん割」の割引を受けて、お得にインターネットを使いましょう。

西日本への引っ越しなどで2年以内に解約する可能性がある人は使うべきではない

将来的に西日本エリアへの引っ越しするなどの理由で、フレッツ光を解約する可能性がある人には「にねん割」をおすすめできません。

「にねん割」を受けている状態でフレッツ光を解約すると、更新月ではない限り違約金が請求されてしまうからです。

「にねん割」を申し込むときは、2年以内に引っ越しをする可能性がないか考えてから契約することをおすすめします。

フレッツ光から光コラボへ移行する場合は違約金が発生しない

フレッツ光を解約して他の光回線サービスを契約するときも、更新月ではない限り違約金が発生します。ただ、新しく契約する光回線サービスによっては、違約金が請求されません。

違約金が発生しないパターンは、「フレッツ光から光コラボに乗り換える場合」です。

光コラボには、「ソフトバンク光」や「OCN光」などさまざまな名前のサービスがありますが、全てフレッツ光の回線を利用します。

光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!

フレッツ光から光コラボに乗り換えるときは、今使っている回線を続けて使い続けることになるので、解約という扱いになりません。

そのため、違約金が発生しないわけです。(ちなみに、フレッツ光から光コラボへ乗り換えることを「転用」と言います。)

フレッツ光西日本を転用すべき理由4つ!転用承諾番号の取り方も解説!

また、フレッツ光から光コラボ以外の光回線サービスにも、乗り換える際に支払った違約金をキャッシュバックで負担してくれるものがあります。

最大30000円還元

 

将来的に他の光回線サービスに乗り換える可能性があったとしても、新しい契約先によっては違約金を心配する必要がないことは覚えて損はないでしょう。

評判の高い光コラボは以下の記事で紹介しているので、興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

光コラボの評判は悪い?良い口コミと悪い口コミを徹底分析!

「にねん割」を受けるための方法

フレッツ光の「にねん割」を受ける方法は、とても簡単なものになっています。また、今フレッツ光を契約した後からでも、「にねん割」を適用させることができます。

「にねん割」は基本的に自動適用されるが注意も必要

フレッツ光を申し込む窓口は、基本的に

  • フレッツ光の公式ホームページ
  • 代理店が運営する申し込みサイト
  • フレッツ光の電話窓口
  • 家電量販店

この4種類があります。

公式ホームページから申し込む場合は、「にねん割」の割引を受けるかを任意で選ぶことができます。割引を受けたい人は、「にねん割」を受けるためにチェックを入れ忘れないようにしましょう。

この選択は、代理店が運営する申し込みサイトで契約する場合も入力が必要なので、注意してください。

フレッツ光の電話窓口や家電量販店で申し込む場合は、基本的にスタッフが「にねん割」をすすめてきます。スタッフが対応してくれる窓口で申し込むと、ほぼ自動的に「にねん割」が適用されると思っていいでしょう。

ただ、スタッフが対応する全ての窓口がそうとは限らないので、手続きのときは念のために「にねん割の割引を受けたい」と申告しておきましょう。

なおフレッツ光の家電量販店での契約については以下の記事でも解説しています。こちらも参考にしてみてください。

フレッツ光を家電量販店で店舗契約をしない方がいい理由3つ

フレッツ光を契約した後でも「にねん割」を受けることができる

「にねん割」は、フレッツ光を契約するときにしか申し込めないと思われがちです。しかし、実はフレッツ光を契約してからでも、「にねん割」を申し込むことができます。

そのため、フレッツ光を契約してから検討することも、「にねん割」を受けるか検討することができます。フレッツ光を契約してから「にねん割」を申し込む場合は、フレッツ光の公式ホームページか電話窓口で申請することができます。

ホームページから申し込む場合は、フレッツ光の会員ページへログインして手続きを行うため、会員用IDとパスワードが必要になります。

※会員用ページのログイン画面

会員用ページのログイン画面

パソコンなどの操作が苦手な人は、電話窓口に連絡をしたほうがスムーズに申請手続きができるでしょう。

まとめ

フレッツ光の「にねん割」は、戸建てで700円、マンションで100円の料金が毎月割引される割引です。割引される金額は高くありませんが、末永くフレッツ光を使いたい人にとっては利用する価値があるでしょう。

2年以内に西日本エリアに引っ越す可能性がある人は、違約金というリスクがあるので、「にねん割」を受けるかは慎重に考えたほうがいいです。

将来的に他の光回線サービスへ乗り換えるかもしれない人は、新しい契約先がフレッツ光の違約金を負担してくれる場合があるので、解約するときの不安度は比較的低いと言えるでしょう。

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