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光回線の定番サービスであるフレッツ光には、さまざまな種類があります。
そのなかでも、「フレッツ光ネクスト」はもっとも新しく、古くからフレッツ光を使っている人は「フレッツ光ネクスト」への移行を進められることが多いです。
NTTが提供する光回線サービスの中でも古い「フレッツ光プレミアム」を使っていると、「フレッツ光ネクスト」に切り替える必要が本当にあるのか疑問に思いがちです。
しかし、今は「フレッツ光ネクスト」に切り替えなければ、知らない間に困ってしまう可能性があります。
そこで、ここでは「フレッツ光ネクスト」へ移行する必要性からサービスの内容まで詳しく解説します。今、「フレッツ光プレミアム」を利用している人は、参考にしてくださいね。
目次
フレッツ光ネクストの移行の必要性
結論から言うと、フレッツ光ネクストへの移行は絶対にしなければいけません。NTTは、フレッツ光ネクストよりも古いサービスを終了する運びになっています。
そのため、できるだけ早くフレッツ光ネクストへ切り替えなければ、後々大変なことになってしまいます。
フレッツ光の旧サービスは終了してしまう
NTTが提供する光回線サービスにはいくつかの種類があり、もっとも新しいものは「フレッツ光ネクスト」(西日本では、「フレッツ光ネクスト隼」)になっています。
「フレッツ光ネクスト」より以前に提供されていたサービスは、新規契約の受付やサービス提供が終了する流れになっています。
NTTの光回線サービスでも初期の世代にあたる「Bフレッツ」は、2017年11月いっぱいで、サービスを終了することになりました。
「フレッツ光プレミアム」もすでに新規受付を終了していて、2019年1月31日をもってサービスの提供終了が発表されました。
そのため、現在フレッツ光プレミアムを使っている人は、フレッツ光ネクストに移行しなければ2019年1月31日になるとインターネットが使えなくなってしまいます。
サービスの終了の詳細については以下の記事でまとめているので、気になる方はこちらもご参照ください。
フレッツ光がなくなるのは本当?終了の事実の真相に迫る!フレッツ光ネクストに移行するメリット
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの乗り換えは、通信速度や料金面に魅力的なメリットがあります。
通信速度が向上する可能性が高い
フレッツ光プレミアムが対応する通信速度は、最大100Mbpsです。
最大100Mbpsでも十分速いスピードですが、携帯電話キャリアが提供する回線は最大の下り速度は最大350Mbps以上なので、見劣りしてしまいます。
フレッツ光ネクストは、通信速度が最大1Gbpsになるので、自宅で使うインターネットがより快適になります。
契約できる事業者が多くなる
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストに移行すると、契約できる事業者の選択肢が広くなります。
これを聞くと、多くの人は「フレッツ光ネクストはNTTが提供する回線じゃないの?」と思うでしょう。
しかし、フレッツ光ネクストは、NTTではない「光コラボレーション」(以下、光コラボ)と呼ばれるサービスでも使うことができるのです。
光コラボは、あらゆる事業者がNTTに代わってフレッツ光ネクストの回線を提供するサービスです。(光コラボの詳細は以下の記事をご参照ください。)
光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!なかには、携帯電話とセットで割引が受けられる光コラボもあります。
たとえば、ソフトバンクが提供する「ソフトバンク光」を契約すると、フレッツ光ネクストの回線を利用しながらソフトバンクのスマホ代を安くすることができます。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!光コラボには、ソフトバンク光の他にもスマホの料金が安くなるサービスがあります。
そのため、フレッツ光ネクストに移行すると、フレッツ光プレミアムを利用するよりも通信コストを節約できる可能性が広がります。
工事が不要で切り替えられる可能性が高い
インターネットサービスを切り替えるときは、自宅で回線を入れ替える工事が必要になることが基本です。
しかし、フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストに切り替える場合は、同じ回線を使うことがほとんどなので、自宅で工事を行う可能性が極めて低いです。
ただ、NTTの局舎で切り替え工事が行われます。局内工事でかかる時間は、ハッキリと提示されません。しかし、切り替え日の午前中が過ぎればフレッツ光ネクストが利用できるようになります。
切り替えしても接続設定を行う必要がない
インターネット回線を切り替えるときは、接続設定の変更が大きなネックになります。
しかし、フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの切り替えるときは、すでに行った設定でネットに接続します。
そのため、面倒な設定を行う必要がありません。契約者が行うこととすれば、ホームゲートウェイを入れ替えるぐらいでしょう(入れ替えが必要ない場合もあります)。
※ホームゲートウェイをご存知でない方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
ホームゲートウェイとは?ONUや無線LANルーターとの違いまで解説!フレッツ光ネクストに移行するデメリット
先ほどのメリットを見ると、一日でも早くフレッツ光ネクストに切り替えたほうが良いと思いますよね。しかし、状況によっては、全てのメリットが受けられないことがあります。
通信速度が変わらない可能性がある
フレッツ光ネクストの通信速度は、最大1Gbpsであることが基本です。しかし、マンションによっては、フレッツ光ネクストに切り替えても通信速度が最大100Mbpsになることが珍しくありません。
フレッツ光ネクストに切り替えても最大100Mbpsになるのは、マンションの配線方式に原因があります。マンションは、基本的に一本の光回線が受信する通信を、全戸に分配しています。
通信をマンションにある全戸に分配する方式には、
- 光回線方式
- LANケーブル方式
- VDSL方式
この3通りがあります。
光回線方式は、マンションに引き込んだものと同じケーブルで通信を分配するので、通信速度は変わりません。
しかし、LANケーブル方式とVDSL方式は、光回線とは違うケーブルで通信を分配するので、通信速度が最大100Mbpsになってしまいます。
フレッツ光の速度については以下の記事でも解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
フレッツ光の速度平均は?回線速度は遅いのか実態を暴露します!工事が必要な可能性がある
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの切り替えは、工事が必要ないことが基本です。しかし、絶対に工事が必要ないとは限りません。利用しているフレッツ光プレミアムの設備状況によっては、工事が必要になる場合があります。
たとえば、マンションタイプで、フレッツ光プレミアムとフレッツ光ネクストの配線方式が異なると、回線の入れ替え工事が必要になります。
工事の際に発生する料金は設備状況によってさまざまで、高い場合は18,000円から24,000円になる可能性もあります。
また、工事で行う内容も設備状況によってさまざまで、かかる時間も申し込む前は明確にわかりません。ただ、自宅へ新たに回線を引き込むことになる可能性が高く、40分から1時間半程度かかると思ったほうがいいでしょう。
工事費用が発生すると、フレッツ光ネクストへ移行したくないと思いますよね。
しかし、フレッツ光ネクストに移行しなければ、インターネットが使えなくなってしまいます。ただ、NTTはネクストへの移行で工事が必要になっても、割引で負担を軽減してくれます。
この割引があることで、工事になっても費用はほとんどかかりません。ただ、工事の内容によっては、全額割引されないこともあります。(負担する費用が発生する事例はそこまで多くありませんが…)
なお、フレッツ光ネクストへの移行で工事が必要になるかどうかは、NTTのホームページで調べることができます。
工事については以下の記事でも解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもご参照ください。
フレッツ光の工事内容を全解説!工事時間は遅いと悪評が多い?!契約するプロバイダによってはフレッツ光ネクストのクオリティが発揮できない
フレッツ光プレミアムでも同じことが言えますが、フレッツ光ネクストに切り替えても、利用するプロバイダによっては本来の通信速度が発揮できない場合があります。
フレッツ光は、もともとプロバイダによって通信速度が左右されやすい傾向にあります。
利用しているプロバイダが評判の悪い事業者だと、せっかくフレッツ光ネクストに切り替えても最大1Gbpsの回線を利用していることが実感できません。
フレッツ光ネクストに切り替えて速度が遅いと感じた場合、プロバイダを切り替えなければいけません。
ただ正直に言うとフレッツ光を使い続けるよりも、これを機会に他の回線を使うのも検討した方がいいです。フレッツ光より安い金額で使うことができつつスピードが速い回線もあるので、乗り換えもおすすめできます。
安くて速い質の高い回線は以下の記事で厳選して紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!フレッツ光ネクストへ移行するやり方
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの切り替えは、NTTに直接申請をすることが基本です。
しかし、先ほど紹介した光コラボサービスを契約して切り替える方法もあります。どちらの方法でも切り替えができるように、基本的な方法と、光コラボを契約して切り替える方法を知っておきましょう。
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストに切り替える手順
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストに切り替えは、思ったよりも簡単な方法でできるようになっています。
手順その1.フレッツ光の窓口に連絡する
NTTは、フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの切り替え申請を、ホームページや電話窓口で受け付けています。
どちらも簡単な方法で手続きができるので、自分がやりやすいと思う方法で申し込むといいでしょう。
手順その2.NTTの局内で切り替え工事が入る
フレッツ光ネクストへ切り替えの申請をすると、申し込みをしてから1~2週間程度でNTTの局舎で切り替え工事が行われます。自宅での工事は行われないので、契約者が立ち会う必要はありません。
ただ、設備状況によっては自宅で工事を行うことばあり、この場合は契約者の立ち会いが必要になります。
工事が終われば、フレッツ光ネクストへの切り替えは完了です。その日から、利用するインターネット回線がフレッツ光ネクストになります。
手順その3.ONUを入れ替える
フレッツ光ネクストへの切り替えを申請すると、工事を行う日までに新しいONUが送られてきます。
NTT局舎での工事が完了したあとは、ONUを新しいものに入れ替える必要があります。ONUを入れ替えなければ、フレッツ光ネクストが利用できないので注意しましょう。
ただ、住居や設備状況によっては、プレミアムで利用していたONUを続けて使うことになります。なお、接続設定を変更する必要はありません。
※ONUをご存知でない方は、以下の記事で解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。
光回線のONUとは?Wi-Fiルーターやモデムとの違いは?自分で購入できる?フレッツ光プレミアムから光コラボに切り替える手順
直接光コラボを契約して、利用する回線をフレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストに切り替える方法もあります。ただ、先ほど紹介した方法と違い、注意点があるので気をつけましょう。
手順その1.NTTから転用承諾番号を発行してもらう
光コラボを契約してフレッツ光ネクストに切り替える場合、NTTから転用承諾番号を発行してもらう必要があります。転用承諾番号は、フレッツ光プレミアムを利用している状態で光コラボを申し込むときに必要になります。
発行してもらった転用承諾番号は、忘れてしまわないようにメモなどに控えておきましょう。転用承諾番号は、NTTのホームページや電話窓口で発行してもらうことができます。
ホームページで発行する場合、入力する項目が多いので、面倒に感じる人が多いです。そのため、電話窓口で転用承諾番号を発行してもらうほうが楽だと言えます。
手順その2.光コラボへ申し込みをする
転用承諾番号が発行できれば、契約したい光コラボサービスを申し込みましょう。
光コラボは、契約するサービスによって申し込める窓口が異なります。ただ、どのサービスも共通して、オンラインで申し込むことができます。
なお評判の高い光コラボは以下の記事で紹介しているので、契約先を検討中の方はこちらも参考にしてみてください。
光コラボの評判は悪い?良い口コミと悪い口コミを徹底分析!手順その3.NTTの局内で切り替え工事が行われる
光コラボを契約してフレッツ光ネクストに切り替える場合も、NTTの局舎で切り替え工事を行うことが基本になります。
この場合も同様に、設備状況によっては自宅での工事が必要になることがあります。また、ONUを入れ替える流れも、先ほど紹介した方法と同じ流れになります。
注意点:プロバイダの解約が必要な可能性がある
フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへ切り替えても、今使っているプロバイダをそのまま使い続けることができます。
しかし、光コラボを契約してフレッツ光ネクストへ切り替える場合は、今使っているプロバイダの解約が必要になることがあります。
光コラボは、回線とプロバイダが一つになったサービスで、利用するプロバイダが指定されているからです。
たとえば、先ほど紹介したソフトバンク光は、プロバイダをYahoo!BBに指定しています。
もし、フレッツ光プレミアムを利用してプロバイダをYahoo!BBにしている場合、ソフトバンク光を申し込むとプロバイダを解約する必要がありません。
フレッツ光プレミアムを利用してプロバイダをOCNにしている場合は、ソフトバンク光を申し込んでからプロバイダを解約しなければ、OCNから料金が請求され続けてしまいます。
光コラボを申し込んでフレッツ光ネクストに切り替えるときは、契約するサービスが指定しているプロバイダを確認しておきましょう。
プロバイダの確認方法は以下の記事で解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
プロバイダがわからないときの確認方法5つ!調べ方を分かりやすく解説!まとめ
NTTは、フレッツ光ネクストより古いサービスを終了することが決まっています。そのため、フレッツ光ネクストへの切り替えは、一日でも早くしたほうが良いでしょう。
フレッツ光ネクストへの切り替えは工事が必要ないことが基本ですが、場合によっては工事が必要になることもあり得ます。しかし、どちらにしても工事費用を心配する必要はありません。
フレッツ光ネクストへの切り替えは、NTTに直接申請するか、光コラボを契約するかのどちらかで行えます。
おすすめは光コラボの契約です。値段も安くて速度の評価も高くおすすめできます。なかでも一番のおすすめはソフトバンク光です。詳細はソフトバンク光の公式サイトをあわせてご参照ください。
もう少しソフトバンク光の理解を深めたい方は、以下の記事で解説しているので、こちらを参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!速度が速く安い質の高い回線は以下の記事でも厳選して紹介しています。これから回線の契約を考えている方は、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!