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J:COMのインターネット回線は使い放題なので、基本的に速度制限がかかることはありません。
しかし、J:COMではある用途でインターネットを使う人を対象に速度制限がかかる条件を設けています。
ネットサーフィンをするだけなら大きなデメリットにはなりませんが、データを送る側になると速度制限を受ける可能性があります。
ここでは、J:COMのインターネット回線に通信制限があるのか実態を解説します。
J:COMでインターネットを使うべきか悩んでいる人は、契約するかを決める参考として読んでみてくださいね。
J:COMのネット回線には何気に通信制限がある!制限される条件とは?
ホームページや動画を見るだけなら、J:COMで速度制限を受けることはありません。
しかし、動画などの大きな容量のデータを送信する人は、J:COMを契約すると速度制限を受けるかもしれません。
J:COMは基本的に使い放題のインターネット回線
J:COMには、
- 1Mコース
- 12Mコース
- 120Mコース
- 320Mコース
- 光1Gコース on auひかり
上記5種類の料金プランがあり、どれに加入するかで最大速度が変わります。プランごとの最大速度は、以下の表を参照してください。
サービスプラン | 公式速度 |
1Mコース | 下り:最大1Mbps 上り:最大512Kbps |
12Mコース | 下り:最大12Mbps 上り:最大2Mbps |
120Mコース | 下り:最大120Mbps 上り:最大10Mbps |
320Mコース | 下り:最大320Mbps 上り:最大10Mbps |
光1Gコース on auひかり | 下り上りともに 最大1Gbps |
J:COMではどのプランに加入しても、好きなだけインターネットを使うことができます。(プランごとの違いの詳細は以下の記事をご参照ください。)
J:COMのプラン320M,120M,12M,1M,1Gの違い!速度や評判を徹底分析!しかし、速度制限がかかる条件が全く無いわけではありません。J:COMの120Mコース以上のプランには、速度制限がかかる条件が設定されています。
1日で30GBのデータ送信を行うと上り速度が制限される
J:COMの120Mコース以上のプランには、データ送信で1日30GBを消費すると速度が制限される条件があります。
といっても、速度が制限されるのは上りだけで、下り速度は制限されません。制限を受けると上りの最大速度は514Kbpsになります。
上り速度とは写真や動画、メールを送信する際に出る回線のスピードを指し、下り速度はホームページや動画を読み込むときのスピードを指します。
ホームページや動画を見たり、スマホでLINEを使うぐらいならJ:COMで速度制限を受けることはありません。
なおJ:COMのもともとの速度については以下の記事でまとめています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
J:COMのネット回線の速度は遅い?測定結果をもとに理由とともに解説!J:COMの速度制限による影響を受ける人
J:COMが設けている速度制限の条件はデータを送信することが多い人に大きな影響があり、ホームページや動画を見るだけの人だと問題になりません。
より具体的に言うと、J:COMの速度制限による影響を受けやすい人は、以下の2つに該当する人です。
動画ファイルを頻繁に送信する人
YouTubeやニコニコ動画などに動画を投稿するときは上りの通信を利用します。
あまりにもファイルの容量が大きかったり、一気にいくつもの動画を投稿すると1日で30GBを使い切ってしまう危険があります。
ゲームの実況配信をする人
YouTubeやTwitchなどでゲームの実況配信をするときも上りの通信を利用します。
1日で長時間の配信を続けると一気に30GBものデータ量を消費してしまいます。
J:COMの速度制限に引っかかるとデータの送信が遅くなる
J:COMで速度制限を受けると、上りの最大速度が514Kbpsに落とされてしまいます。
上り速度が遅くなると、意外と多くの用途でストレスを感じます。
動画の送信に膨大な時間がかかる
J:COMで制限を受けて上り速度が遅くなると、動画を投稿するときのデータ送信時間があまりにも長くなります。
動画の時間によって送信時間は変わりますが、上り速度が制限を受けると10分程度の動画でも投稿が完了するまで1時間以上かかってしまいます。
ライブ配信ができなくなる
上り速度が制限されると、YouTubeやTwitchでのライブ配信もまともにすることができなくなります。
動画の投稿やライブ配信を頻繁にしたい人は、J:COMは選ばないほうが無難です。
オンラインゲームで遅延が起きる
オンラインゲームでは上りと下り速度の両方が求められるので、J:COMで制限を受けると遅延が頻繁に起きてしまいます。
(特に、ボタンを入力してからのレスポンスが遅くなります)
ただ、オンラインゲームを遊ぶだけなら、上り通信で一気に30GBを消費することはありません。
J:COMでのオンラインゲームについては、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
J:COMではオンラインゲームはできないのか?ラグや規制について解説!メールやLINEの送信速度が遅くなる
J:COMで速度制限を受けると、メールやLINEのメッセージ送信もスピードが遅くなります。
上り速度が低下すると、日常的な用途でインターネットを使うときにも大きな影響が出るわけです。
30GBを使い切る目安
30GBといっても、どのようなデータをどれぐらい送信すると使い切るのかわからないですよね?
そんな人のために、30GBの消費量をファイルの種類別に表でまとめました。
カテゴリー | 利用量の目安 |
動画 | DVD6枚分 |
音楽 | CD43枚分 |
写真 | 1,200万画素の ファイル5,000枚 |
DVDで録画できる時間は120分が相場なので、1日で投稿できる動画の時間とライブ配信ができる時間は12時間が上限になります。
音楽や写真は容量が大きくないので、動画の送信をしない限り1日で30GBを使い切ることは無いと考えていいでしょう。
通信制限がない他のインターネット回線4選
データ送信で1日30GBを消費すると速度制限がかかるインターネット回線は、J:COMの他にもいくつか存在します。
下り速度が制限される回線は少なくなりましたが、動画の投稿やライブ配信を頻繁に行う人は、なるべく今から紹介する事業者を選ぶことをおすすめします。
下りと上りのどちらも高速なNURO光
下り速度が最大2Gbps、上り速度が最大1Gbpsに対応しているNURO光は、回線のクオリティが高いうえに通信制限がかかる条件もありません。
利用者からの口コミによる評判もとても良いので、ホームページや動画を見るだけでなく、動画の投稿まで難なくこなすことができます。
NURO光が気になる方はNURO 光 の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
NURO光の口コミは以下の記事でまとめているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!セット割引が魅力のソフトバンク光
ソフトバンクのスマホ代が安くなることで人気のソフトバンク光も、通信制限が無いインターネット回線の1つです。
ただ、ソフトバンク光で通信速度を安定させるには、光BBユニットをレンタルして接続方式をiPv6にしないといけません。
光BBユニットを借りてiPv6を利用すれば、ソフトバンク光はどのような用途でも快適に利用できるインターネット回線になってくれるので候補に入れる価値はあります。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモ光はプロバイダ次第で制限無し
ドコモ光ではプロバイダを選ぶことができるので、評判が良い事業者を知っていれば通信制限が無いインターネット回線になります。
ただ、プロバイダ選びを間違えてしまうと、J:COMと同じような上り規制を受けるので注意が必要です。
利用者からの口コミでは、GMOとくとくBBがドコモ光の対象プロバイダの中で高く評価されています。
ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらも目を通してみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!SoftBank Airにも速度制限が無い
Wi-Fiルーターと言えば、3日間で10GBを消費すると速度制限がかかるイメージがありますよね?
しかし、ソフトバンクのWi-Fiルーターである「SoftBank Air」は速度制限が無いので、動画の投稿やライブ配信をしたい人であれば選択肢の1つになります。
口コミでは夜に速度制限がかかると言われていますが、回線の混雑を緩和するための調整なので、ネットサーフィンや動画の投稿は問題なく行えます。
筆者が利用しているSoftBank Airの速度を夜に測定すると、下りと上りともに7Mbps程のスピードは出ます。
(もちろん、昼間はもっと速いスピードが出ます)
7Mbps前後の速度が出れば、ある程度の用途はだいたいこなせます。
ただ、NURO光やソフトバンク光と比べると速度は劣るので、光回線が導入できない場合の選択肢と考えたほうがいいでしょう。
ソフトバンクエアーが気になる方はソフトバンクエアーの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
SoftBank Airについては以下の記事で基本的な性能から解説しています。興味のある方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンクエアーとは?使い方から仕組みまで全て解説!もっともおすすめの回線はNURO光
通信制限がかからないインターネット回線としては、
- NURO光
- ソフトバンク光
- ドコモ光の光回線
- SoftBank AirのWi-Fiルーター
この4つが選択肢になります。上記の中でもっともおすすめできるのは、NURO光です。
NURO 光 は専用のルーターを用意したり接続方式を切り替える必要がないうえに、プロバイダを選ぶ必要がありません。手っ取り早く快適なインターネット環境が構築できる回線と言えます。(詳細は以下の記事をご参照ください。)
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査! ソフトバンク光には光BBユニットのレンタルとiPv6の利用、ドコモ光では評判が良いプロバイダ選びが必須となります。ある程度の知識を持っていないとおすすめできません。(詳細は以下の記事をご参照ください。) ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!まとめ
J:COMはホームページや動画を見るだけなら速度制限の対象になりません。
ですが、データ送信に対する規制があるので、動画の投稿やライブ配信をする人は制限がかからないように注意しなければいけません。
1日に30GBのデータ送信を行うと、上り速度が最大514Kbpsに落ちてしまいます。
そうなると、動画データの投稿だけでなくメールやLINEのメッセージ送信もスピードが遅くなります。
J:COMが行っている上り速度の規制は他の回線も行っています。
動画の投稿やライブ配信をしようと思っている人は注意して契約するサービスを選びましょう。
上り速度の制限が無いインターネット回線は意外と少なく、NURO 光 ・ソフトバンク光・ドコモ光・ソフトバンクエアーが選択肢になります。
上記4つの回線は通信速度を安定させる条件が異なるので、自分に合ったサービスをよく考えて選びましょう。
良質な光回線は以下の記事でも厳選して紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!