PR
今や高い人気を集めるようになった光コラボですが、その裏で電話や訪問での勧誘が激しい実態があります。
電話や訪問での勧誘で上手く乗せられて光コラボを契約してしまうことは多く、場合によっては「契約したけどやっぱりキャンセルしたい」と思う人も少なくありません。
光コラボへの転用契約はある条件を満たすことでキャンセルすることができますが、状況によってはフレッツ光に戻るまでの道のりが険しくなることがあります。
そこで、ここでは光コラボへの転用をキャンセルできる条件と方法を紹介し、フレッツ光に戻す方法も解説していきます。
勧誘で光コラボを契約して後悔している人にとって価値のある情報が詰まっているので、是非ご覧ください。
※そもそも光コラボとは、ということから知りたい方は、以下の記事もあわせてご参照ください。
光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!目次
光コラボの転用はキャンセルできる?キャンセルできる条件を知ろう!
間違って光コラボへ転用してしまった場合、状況によっては契約をキャンセルすることができます。
しかし、キャンセルできる状況は限られているので、場合によっては解約をすることになります。
光コラボの転用をキャンセルできる条件は2つ
申し込みをしてしまった光コラボの転用契約は、以下2つのどちらかに当てはまる状況であれば無条件でキャンセルすることができます。
- 契約をしたけどまだ転用が完了していない
- 契約が完了してから8日以内
光コラボの転用は申し込みをしてすぐに完了するわけでなく、契約事業者が切り替わるまで1週間から2週間かかります。
もし契約事業者がフレッツ光から光コラボに切り替わっていない状態であれば、簡単に転用の契約をキャンセルできます。
契約事業者が光コラボに切り替わった状態でも契約が完了した日から8日以内であれば、初期契約解除制度によるキャンセルをすることができます。
(ここで言う「契約が完了した日」は契約書面を受け取った日、もしくは契約書面を受け取った後にサービスが提供された日を指します)
ただ、②の状況に当てはまると契約事務手数料を支払わなければならず、キャンセルをしてからフレッツ光に戻すまでの手続きも少し面倒です。
それぞれの状況別のキャンセル方法は後で詳しく紹介します。
契約が完了してから8日以上経過すると解約扱いになる
光コラボへの転用が完了してから8日以上経っている状態だと申し込みをキャンセルすることができないので、契約をやめるには解約するしかありません。
キャンセルではなく解約になると、光コラボの事業者から違約金を請求されてしまいます。
請求される違約金の値段は転用した事業者ごとに異なりますが、7,500円から20,000円が振れ幅です。
サービス | 戸建て | マンション |
ドコモ光 | 15,000円 | 8,000円 |
ソフトバンク光 | 9,500円 | 9,500円 |
ビッグローブ光 | 2年契約プラン:9,500円 3年契約プラン:20,000円 | 2年契約プラン:9,500円 3年契約プラン:20,000円 |
OCN光 | 11,000円 | 11,000円 |
So-net光 | 7,500円 | 7,500円 |
@nifty光 | 2年契約プラン:9,500円 3年契約プラン:20,000円 | 2年契約プラン:9,500円 3年契約プラン:20,000円 |
違約金が請求されるリスクを考えると、光コラボの転用をやめたいと思ったときはすぐにキャンセルできるかを確認したほうがいいでしょう。
光コラボの解約については以下の記事で詳しく解説しています。解約を考えている方はこちらもあわせてご参照ください。
光コラボの解約を全解説!解約金や電話番号を変えない方法もあわせて解説!光コラボからフレッツ光に戻す方法を知ろう!状況によって戻し方が違う!
今の状況が先ほど説明した2つに当てはまっていれば、光コラボの転用は契約者の意向でキャンセルすることができます。
しかし、転用が完了しているかでキャンセルする方法とフレッツ光に戻す方法が大きく変わってきます。
光コラボへの切り替えが完了していない状態ならキャンセルは簡単
光コラボへの転用が完了していない状態であれば、申し込んだサービスのサポート窓口に電話をすれば簡単にキャンセルすることができます。
家電量販店で契約した場合、申し込みをした店頭でキャンセル手続きをすることもできます。
電話や訪問で勧誘されて光コラボの転用を申し込んだ場合は、勧誘を行なっている業者に連絡をしてキャンセルすることも可能です。
なお、転用をキャンセルするときは書面でのやり取りは行わず、口頭での手続きのみになります。
口頭でのやり取りだけだと不安と感じる人は、以下の手続きもあわせてしておきましょう。
- 光コラボ事業者への書面送付
- NTTの窓口に電話して契約状態の確認
転用を申し込んだ光コラボの事業者や取次店に申請をすれば、よほど悪質な相手ではない限り申請したのにキャンセルができていないなんてことはありません。
しかし、特定記録郵便で書面を送付すれば記録が残りますし、NTTの窓口に連絡すればしっかりキャンセルできているかを知ることができるので万が一の備えになります。
光コラボへの申し込み状況が確認できるNTTの電話窓口の番号は以下の通りです。
NTT総合窓口 |
0120-116116 |
転用先の窓口に電話をしてもつながらないときの対処法
申し込んだ事業者の窓口に連絡して光コラボへの転用をキャンセルしたくても、なかなか電話がつながらないことがあります。
どれだけ電話しても窓口につながらないときは、NTTに連絡して転用承諾番号を再度発行してもらう最終手段を使いましょう。
転用承諾番号はフレッツ光から光コラボへ乗り換える際に必要なものです。
ただ、申し込みをした後に再度発行すると、転用の申し込みをした際に使った番号が無効になります。
申し込みをした際に利用した番号が無効になると、NTTの局舎でフレッツ光から光コラボへの切り替え工事をする際に作業をすることできなくなります。
なお、転用承諾番号の再発行はオンラインのNTTの電話窓口でできます。
オンラインで発行すると多く項目に自分の情報を入力する必要があって大変なので、電話窓口に頼んだほうが無難です。
方法 | 東日本 | 西日本 |
電話 | 0120-140202 | 0120-553104 |
オンライン | https://flets.com/app4/input/index/ | https://flets-w.com/collabo/ |
転用完了前にキャンセルすればフレッツ光はそのまま利用可能
転用が完了する前はまだフレッツ光を利用している状態です。
なので、転用をキャンセルすれば引き続きフレッツ光を利用することになり、NTT側で手続きをする必要はありません。
転用が完了して8日以内のキャンセルは書面での手続きが必要
転用が完了してから8日以内の間にキャンセルをする場合、契約した光コラボの事業者に書面を送付して手続きをしなければいけません。
転用をキャンセルする際に利用する書類は自分で記入することになるので、何をどのように書けばいいのかわからず混乱してしまいます。
しかし、下記のサイトでは初期契約解除をするために必要な書面のテンプレートを見ることができます。
初期契約解除書類のテンプレート記載サイト |
https://template.k-solution.info/2014/05/_01_word_1_221.html |
書面の送付先は転用した光コラボのサポート窓口に電話すると教えてくれます。
また、転用先の事業者によっては、申し込みをした際に送付される書類に送付先の住所が記載されていることもあります。
すでに切り替えが完了しているとフレッツ光を再契約する必要がある
契約先が光コラボへ切り替え済みの状態になっていると、キャンセルと解約のどちらの扱いになってもフレッツ光へ戻るにはNTT側で再度新規契約をしなければいけません。
光コラボへの移行が完了すると、フレッツ光は解約した状態になるからです。
さらに、新規契約の扱いになると新たに回線の導入が必要なので戸建て18,000円、マンションで15,000円の工事費を支払わなければいけません。
住居タイプ | 工事費 |
戸建て | 18,000円 |
マンション | 15,000円 |
フレッツ光から光コラボへの転用は工事をせずにできたのに、逆のパターンになると工事が必要になるなんて納得できない人がほとんどですよね?
光コラボからフレッツ光へ戻るときに工事が必要になる原因は、NTTと光コラボ事業者の顧客管理システムが異なることにあります。
NTTはフレッツ光から光コラボへ移行できる管理システムを構築しています。
光コラボ側の管理システムは事業者ごとに仕組みが異なるので、回線を入れ替えずにフレッツ光に戻すことができません。
光コラボ側の管理システムがNTTと同じものになればいいだけの話に思えます。
ですが、そうなると数百単位の企業が抱えるシステムが一斉に変わるという大規模な騒ぎになってしまうので、現状ではそうしたくてもできないのが現状です。
光コラボからフレッツ光に戻すことについては、以下の記事でも詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。
光コラボからフレッツ光に戻すのは無料?違約金や工事は必要か解説!最悪の場合は電話番号が変わってしまう
光コラボへの転用が完了している状態でフレッツ光に戻る場合、電話加入権を持っていないと電話番号が変わってしまいます。
電話加入権を持っていたとしても、NTTに連絡してアナログ戻しの手続きをして、そこからフレッツ光のひかり電話を契約しなければいけません。
アナログ戻しの手続きをするだけでも面倒なのに、さらに2,000円10,000円ほどの費用までかかってしまいます。
アナログ戻しの手続きは先ほど紹介したNTTの総合窓口に連絡すればできます。
ですが、先に光コラボをキャンセルか解約してしまうと電話番号が消滅してしまう落とし穴まで用意されています。
アナログ戻しについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
光電話のアナログ戻しとは?費用・料金から手順、工事内容まで全て解説!転用をキャンセルしたいと思ったらすぐに状況の確認を
必要な手続きの流れを見るとわかりますが、光コラボをキャンセルしてフレッツ光に戻るまでの手順は転用が完了する前と完了する前では手間の数に大きく違いがあります。
光コラボへ転用する前にキャンセルしたほうが手続きの手間が大幅に少なくなります。
転用をキャンセルしたいと思ったら、すぐにでも光コラボへの切り替えが完了しているのかを確認しましょう。
光コラボへの切り替えが完了していないのであれば、すぐに転用先となる事業者に電話してキャンセルしたい旨を伝えてください。
光コラボのままにしておくのもアリ!その理由を解説!
電話や訪問での勧誘に乗せられて光コラボへ転用すると、後になって「しまった!」と思うものです。
しかし、転用先となる光コラボの種類によっては、逆にそのまま使い続けたほうが良い場合もあります。
転用で契約させられた光コラボを使い続けたほうが良い場合はどのような状況なのか見てみましょう。
セット割引が受けられるかもしれない
電話や訪問営業で転用させられた光コラボが携帯電話キャリアの運営するサービスだと、通信費が今よりも大幅に削減できる可能性があります
携帯電話キャリアが運営する光コラボは、自社が提供するスマホ回線の料金を割り引いてくれるからです。
たとえば、ソフトバンクのスマホを使っていてソフトバンク光に転用すると、「おうち割光セット」が適用されてスマホ代を500円から1,000円割り引いてくれます。
ソフトバンク光のおうち割光セットは10台までのスマホに適用できる特典なので、一家全員でソフトバンクを利用していると合計の割引金額はとても大きくなります。 ドコモ光やauひかり等のスマホ代を安くしてくれる光コラボもあるので、一度転用先となるサービスで何か割引が受けられないか確かめてみましょう。割引対象キャリア | 割引適用可能な光コラボ |
ドコモ | ドコモ光 |
ソフトバンク | ソフトバンク光 |
au | ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・@nifty光 |
※ドコモ光、ソフトバンク光、については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!セット割引が受けられる場合、各キャリアのショップで適用手続きをする必要があります。
適用手続きをしないと割引が受けられないので注意してください。
今よりも月額料金が安くなるかもしれない
先ほど紹介したセット割引が受けられなかったとしても、光回線の利用料金が今よりも多少安くなる可能性もあります。
光コラボのほとんどは回線とプロバイダをセット契約にして、NTTで契約するよりも利用料金が安くなることを売りにしているからです。
運良く毎月支払う利用料金が500円から1,000円安くなれば、ある意味儲けものです。
キャンセルの申し込みをする前に転用先の月額料金を確認して、今支払っている料金と比較してみるのも悪くないでしょう。
まとめ
光コラボへの転用をキャンセルするには、以下の2つのどちらかの条件に当てはまる状況であることが前提条件です。
- フレッツ光から光コラボへの切り替えが完了していない
- 光コラボの契約が完了してから8日以内
この2つのどちらかに当てはまっていると無条件で契約をキャンセルすることできます。
ですが、フレッツ光に戻る手間はどちらの条件を満たしているかで大きく変わります。
光コラボへの切り替えが完了していなければ簡単にフレッツ光に戻ることができます。
ただ転用が完了していると再度新規契約をしなければフレッツ光に戻ることができず、電話番号を引き継ぐ手続きも面倒です。
光コラボへの転用をキャンセルしたいと思ったときは、フレッツ光に戻る手間を減らすために1分1秒でも早く今の状況を確認しましょう。
まだ契約をしていないという方は、以下の記事で速度が速くて安い質の高い回線を厳選して紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!