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フレッツ光を契約するときは、ONUという機器が貸し出されます。
ONUはインターネットに接続するうえで必要な機器ですが、フレッツ光を長く使い続けると故障する可能性が高くなります。
フレッツ光を長く使い続けている状態でインターネットがつながりにくくなると、ONUが故障しているかもしれません。
そこで、ここではフレッツ光のONU・モデムを交換する方法を詳しく解説します。
ONUが故障しているかを確認する方法も紹介するので、フレッツ光がつながりにくいと感じている人は参考にしてくださいね。
※そもそもONUとは何か、ということから知りたい方は、こちらの記事からご覧ください。
光回線のONUとは?Wi-Fiルーターやモデムとの違いは?自分で購入できる?目次
フレッツ光のONU・モデム(ルーター)は交換できる!しかし、条件が?
フレッツ光のONU・モデムは、条件を満たしていれば交換してもらうことができます。しかし、交換費用が無料か有料になるかは状況によって変わります。
ONUを交換ができる条件は3つ
フレッツ光のONU・モデムの交換が必要と見なされるのは、これから紹介する3つの状況に当てはまった場合です。
以下3つの条件に当てはまらないとONU・モデムの交換はできないと考えてください。
使っているONUが故障した場合
ONUは消耗品なので、長い間に渡ってフレッツ光を利用していると故障をしてしまうリスクが高くなります。
フレッツ光を契約してから4年以上になると、モデムの調子が悪くなりやすくインターネット接続が不安定になる可能性が高いです。
ONUが故障したかは最終的にフレッツ光側が判断しますが、前もって自分である程度故障したかを確認することもできます。
ONUの故障の確認方法については以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
ONUが故障したらどうする?交換できる?料金はいくらか?解説!使っているONUが古い場合
故障というわけではありませんが、ONUが古いことが原因でインターネット接続の安定性が低くなったときも交換してもらえることがあります。
といっても、明らかにONUの故障と断定できない場合、具体的にはデバイスや無線LANルーターなどの故障が無ければ交換してもらえない恐れがあります。
ただ単に古いからという理由でONUが交換できるわけでは無いので、注意しましょう。
無線LANカードをレンタルする場合
ひかり電話に加入せずにフレッツ光を契約している人が無線LANカードをレンタルすると、場合によってはONUの交換が必要になります。
無線LANカードが利用できるONUはひかり電話対応型です。
なので、ひかり電話に加入していない人は高い確率で交換になると考えたほうがいいでしょう。
交換が無料になる場合と有料になる場合
経年劣化でONUが故障した場合、フレッツ光の窓口に連絡すれば無料で交換してくれます。
ただ、無線LANカードを利用するためにONUの交換をしてもらう場合、7,000円から7,500円の費用が請求されることがほとんどです。
契約者による過失でONUが壊れた場合も、交換するときは弁済金として10,000円前後の弁済金を支払わなければいけません。
フレッツ光のONU・モデム(ルーター)が故障しているかを確認する方法を紹介!
インターネットがつながりにくいと感じたときは、他の対処法を試せば症状を改善できることがあります。
他の対処法を試してインターネットがつながるようになれば、わざわざONUを交換する必要がなくなります。
ONUを交換する前に、これから紹介する対処法を試してみましょう。
最初にONU・モデムを再起動してみよう
ONUに限らず、無線LANルーターなどの接続機器は常に電源が付けっぱなしなので、長く使い続けると疲弊して調子を崩すことがあります。
なので、インターネットにつながりにくいときは、ONUや無線LANルーターの電源を切った再起動させると症状が改善できることが多いです。
スマホやタブレットなどのデバイスを再起動させてもインターネット接続が安定することがあります。
インターネットがつながりにくいと感じたときは、最初にONUやデバイスを再起動させてみましょう。
通信障害が起きていないか確認してみよう
インターネットがつながりにくい原因は、ONUの不具合だけでなく通信障害であることも考えられます。
ONUやデバイスを再起動しても問題が改善できない場合は、フレッツ光や契約しているプロバイダの公式サイトで通信障害が起きていないか確認してみましょう。
フレッツ光で通信障害が起きることは少ないですが、プロバイダは契約先によって通信障害が起きやすいことがあります。
インターネットがつながりにくい時間帯が偏っていないか調べてみよう
ONUやデバイスの再起動をしてもインターネットがつながらず、通信障害も起きていないとONUが故障している可能性が高いと言えます。
しかし、ONUの交換を申し込む前にあともう1つ確認しておく項目があります。
それは「インターネットがつながりにくい時間帯が偏っていないか」です。
もしインターネットがつながりにくい時間帯が夜の19時から25時の間に集中していると、契約しているプロバイダが原因かもしれません。
フレッツ光は最大1Gbpsの速度を誇る高速回線ですが、実効速度はプロバイダが提供するサーバーのクオリティに左右されます。
契約しているプロバイダのサーバーのクオリティが低いと、利用者が多い夜は回線が混雑して実効速度が急激に遅くなります。
インターネットがつながりにくい時間が夜だけなら、契約しているプロバイダを変更すると症状が解消できる可能性があります。(変更の手順等の詳細は以下の記事をご参照ください。)
プロバイダの変更(切り替え)の方法と手順!Wi-Fiルーターの設定まで解説!ただ、変更先のプロバイダもサーバーのクオリティが低いと意味がありません。
Twitterや価格.comなどの口コミで評判が良いプロバイダを探すようにしましょう。
プロバイダの選び方については以下の記事で詳しく解説しています。プロバイダを変更しようと思っている方は、こちらも参考にしてみてください。
プロバイダの選び方のポイント5つ!初心者にもわかりやすく解説!ONU・モデムのランプを見てみよう
ONUには12種類のランプがあります。
その中でもONUが故障しているかを知る大きな目安にランプは以下の5つです。
- アラームランプ
- PPPランプ
- 認証ランプ
- 光回線ランプ
- 電源ランプ
それぞれのランプのどれか1つでも以下の状態になっていると、ONUが故障している可能性があります。
ランプの種類 | 危険なランプの状態 |
アラームランプ | 赤点灯 |
PPPランプ | 消灯 |
認証ランプ | 消灯 |
光回線ランプ | 橙点灯 |
電源ランプ | 消灯 |
再起動をすればランプの状態が正常になることもありますが、再起動をしても状況が変わらないときはONUが故障している可能性が高いと考えるべきです。
つながりにくい原因については以下の記事でも掘り下げて解説しています。詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてご参照ください。
突然フレッツ光が繋がらない原因!Wi-FiやモデムのPPPランプ消灯の場合まで解説!フレッツ光のONU・モデム(ルーター)を交換する方法を知ろう!
フレッツ光のONU・モデム交換は簡単な方法でしてもらえます。
しかし、故障と診断してもらうまで少し手間がかかります。
手順その1.サポートページかサポートセンターで故障か診断してもらう
フレッツ光のONUを交換してもらうときは、以下の窓口に問い合わせる必要があります。
エリア | 電話窓口 | Web窓口 |
東日本 | 0120-000113 | https://flets.com/generic/trouble/hikarinext/form.html |
西日本 | 0120-248995 | https://flets-w.com/user/support/shindan/ |
上記の窓口に問いあわせて故障と判断されれば、ONUの交換を行ってくれます。
Web窓口での故障診断は入力が面倒なので、時間を見つけて電話窓口に問い合わせることをおすすめします。
ONUはフレッツ光の窓口が故障したと判断してくれないと交換してくれません。
なので、問い合わせるときに、先ほど紹介した対処法を全て試した旨を伝えておきましょう。
手順その2.自宅に派遣されるスタッフがONUを交換してくれる
フレッツ光の窓口に問い合わせをした後は、専門の作業員が自宅に訪問してONUを交換してくれます。
作業員が訪問する際もONUが故障したかを確認してくれますが、経年劣化ではなく過失での故障だと10,000円前後の費用が請求されます。
作業員が自然故障と判断すれば、その場でONUを無料で交換してくれます。
作業時間は30分程度になることがほとんどで、それほど長くかかりません。
ONUを発送してもらって自分で接続することも可能
作業員に訪問してもらう日程を確保できない場合は、新しいONUを発送してもらって自分で交換することができます。
ONUの交換は同封の専用ケーブルを使って光コンセントにつなぐだけなので、それほど難しくありません。
※光コンセントをご存知ない方は、以下の記事もあわせてご参照ください。
光コンセントとは?あるかどうか確認方法も解説!作業員の派遣やONUの発送は申請した翌日にしてくれる
フレッツ光の公式サイトには、窓口に問いあわせてからONUを交換するまでの期間が記載されていません。
しかし、窓口に問い合わせをして故障と判断されれば、最短で翌日に作業員の訪問かONUを発送してもらえることがほとんどです。
1週間以上待たされることは無いので、インターネットが利用できない期間が長くなることはありません。
ONUを交換した後は接続設定が必要
忘れられがちですが、ONUを交換した後はフレッツ光と契約したときと同じように接続設定を行う必要があります。
ONUを交換すると、契約当時に行った接続設定が消えてしまうからです。
接続設定をするときはプロバイダから発行されたIDとパスワードの入力が必要です。
契約時に送られてきた契約内容の書類を手もとに用意しておきましょう。
使わなくなったONUは忘れずに返却するように
故障したONUは新しい機器に交換した後に返却しなければいけません。
ONUを交換する際にフレッツ光が返却キットを送付してくれるので、その中に機器を梱包して発送してください。
発送料金は基本的に無料です。
まとめ
フレッツ光のONU・モデムは故障していれば交換してもらうことができます。
しかし、故障しているかの判断はフレッツ光の問い合わせ窓口が行います。
場合によってはONUを交換する必要がない可能性もあるので、問い合わせる前にONUやデバイス側の再起動やプロバイダの変更などの対処法を試してみましょう。
自分で対処法を試してもインターネットがつながらない旨を問い合わせ窓口に伝えれば、ONUを交換してもらえる可能性は高くなります。
ONUを交換するときは作業員に訪問してもらうことが基本ですが、都合が悪ければ機器を郵送してもらった自分で入れ替えることもできます。
申し込みをしてから交換が完了するまでの期間も長くないので、ここで記載した対処法を試してもインターネットにつながらないときはフレッツ光の窓口にONUの交換ができないか聞いてみましょう。
とはいえ交換完了までには少し時間がかかります。このようなときにも対応できるために、サブ機としてモバイルルーターを持っておくのもおすすめです。
今のモバイルルーターは非常に月額料金が安く、速度も光回線並みになっています。光回線から乗り換えた方がいいくらいにおすすめです。
おすすめの理由は以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!