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インターネット回線は、長く期間使っていると何かしら問題が起きます。その問題の中でも多く見受けられる事例は、Wi-Fiに接続しているのにネット通信ができないというものです。
ほとんどの人はネットがつながらなくなるとパニックになり、どうすればいいのかわからなくなるでしょう。しかしネットにつながらない原因を知っておけば、冷静にかつ簡単に対処することができます。
そこで、ここではWi-Fiにはつながるけどインターネットにはつながらない原因と対処法を解説します。
光回線だけでなくポケットWi-Fiでの対処法も解説するので、現在インターネットを使っている人だけでなく、これからインターネット回線を契約しようと思っている人も参考に読んでみてくださいね。
目次
Wi-Fiにはつながるけどインターネットにはつながらない原因
Wi-Fiにつながっている状態でネットが使えない原因は、意外と多くの原因があります。全ての原因を知ることは大切ですが、原因別の優先順位を知らないとどの対処法から試せばいいのかわからなくなります。
そこで、ここでは発生が多いものから順番に原因と対処法を紹介します。このページをインターネットがつながらないときのツールとして使っていただけると幸いです。
インターネットの接続機器に不具合が起きている
インターネットがつながらないときのもっとも多い原因は、ルーターやONUなどの接続機器に不具合が起きていることです。(ONUを知らない方は以下の記事もご参照ください。)
光回線のONUとは?Wi-Fiルーターやモデムとの違いは?自分で購入できる?接続機器といっても、光回線の接続機器はこの図のように複数あるので、どの機器に問題があるのかは一目ではわかりません。
しかし接続機器の不具合でネットにつながらない場合は、シンプルな方法で問題を解決できます。
ルーターやONUは何ヶ月もの長い間に渡り電源を切らずに使い続けると、機器そのものが疲れてしまい正常なネット通信ができなくなります。
なのでルーターやONUの電源を一度切って再起動を行いましょう。どの機器が原因なのかがわからなくても、全ての機器の電源を落として再起動すれば問題ありません。
Wi-Fiにつなげていてもネットにつながらないときは、ほとんどこの方法で解決します。
スマホはタブレットはたまには再起動が必要
Wi-Fiにつなげていてもネットにつながらない原因は、ルーターやONUなどの不具合が原因とは限りません。
Wi-Fiに接続する側のスマホやタブレットなどのデバイスも、長い間電源を切らずに使い続けていると端末が疲れてしまいネットにつながらなくなることがあります。
特にスマホは定期的に再起動をしなければ、アプリの利用履歴が溜まってしまい動作が遅くなります。
ルーターとONUを再起動させても問題が解決しない場合は、ネットに接続しているデバイス側も電源を切って再起動してみましょう。
回線事業者に通信障害が起きている
接続機器やネット通信を行うデバイスを再起動をしてもネットにつながらない場合は、利用しているネット回線に障害が起きている可能性があります。
契約サービスの公式サイトで障害が発生しているか確認してみよう
接続機器やデバイスを再起動してもネットにつながらないときは、契約している回線事業者やプロバイダのホームページで通信障害が起きていないか確認してみましょう。
(Wi-Fi接続でネットできないので、スマホのLTE回線で見なければいけませんが…)
※eo光はホームページで地域別の障害情報が確認できます。
通信障害が発生していれば、契約事業者のホームページでネットがつながらない地域を掲載しています。
また回線が復旧した場合も同様にホームページでアナウンスしてくれます。
光回線は通信速度がとても優れていますが、通信障害が起きる可能性は0ではありません。通信障害が起きる可能性があることは頭の片隅に置いておきましょう。
太陽フレアによる障害が起きることも
2017年9月、久々に話題になりましたが太陽フレアもネット回線に障害を及ぼす原因の一つです。
太陽フレアによる影響はスマホのGPS機能だけでなく、インターネットの通信環境にも及ぶ可能性があります。太陽フレアの話題が出るときは、ネット回線がつながらなくなるかもしれないと思ったほうがいいでしょう。
通信障害が起きているときは、問題が解消されることを待つしか無い
回線の通信障害が原因でネットにつながらないときは、契約事業者が問題を解消するまで待つしかありません。
ただスマホのテザリング機能を使えば、障害が起きている間タブレットやパソコンをネットにつなぐことができます。
光回線がつながらないときの対処法として覚えておいて損はないでしょう。
回線事業者やプロバイダによる帯域制限が起きている
これを読んでいる人の中には、夜になるとネットに全くつながらないと嘆いている人がいるでしょう。
契約している光回線の事業者やプロバイダによっては、ネットを使う人が多い夜になると回線を混雑させないために帯域制限をかけていることがあります。
帯域制限がかかったときの速度は契約している回線やプロバイダによって違いますが、酷い場合は1Mbps以下の数値を叩きだすことがあります。
1Mbpsという数値はYouTubeなどの動画視聴だけでなく、Yahoo!ニュースのようなウェブサイトも読み込みができない速度です。実際に1Mbps以下の速度になった人たちの口コミを見ると、どれだけネットにつながらないのかよくわかります。
BIGLOBE9時以降の通信速度は1Mbps以下とかゴミすぎ笑えない
— わむ (@wmu_gm) 2017年9月13日
夜になると光回線なのに速度が恐ろしく遅くなる。。。
1Mbpsも出てないぞヽ(`Д´)ノ— 霧島ぽよ (@KirishimaSaburo) 2017年9月13日
ピーク時間のネットが重くてなんだか懐かしい気持ちになっていたのですが(夏まで多忙すぎて気が付いてなかった)、さすがに国内の速度測定サイトで軒並み1Mbps前後を叩きだしてオコでござるよ。
— たまござけ (@tamago_zake) 2017年9月13日
普通にネットを使うだけでも、回線速度は5Mbps以上は必要です。毎日夜になるとネットにつながらない場合は、接続機器やデバイスではなく回線やプロバイダ自体が帯域制限をかけているという原因が第一本線だと思っていいでしょう。
プロバイダの帯域制限については以下の記事でも解説しています。詳しく知りたい方はこちらもあわせてご参照ください。
プロバイダに帯域制限・速度制限はある?制限なしのプロバイダは?対処法はプロバイダか回線事業者を乗り換えるしかない
帯域制限は通信サービスを運営する事業者やプロバイダが、回線の混雑を避けるために設けているものです。
なので、いつも夜になると通信速度が遅くなる場合は、回線かプロバイダを別の会社にするしかありません。
もし別の回線を検討しているなら良質な回線で契約すべきなので、しっかり知識をつけた上で選ぶことをおすすめします。
速くてかつ安い回線について詳しく知りたい方は、「光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!」の記事をあわせてご覧ください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!帯域制限が起きにくいプロバイダを選びはISP規制情報が参考になる
回線やプロバイダを別の会社にするといっても、新しく契約したサービス会社も帯域制限を設けていては意味がありません。
二度と速度が遅くなるサービス会社に当たらないように、帯域制限がかかりにくいサービス会社を選ぶことが大切です。
インターネットの「ISP規制情報」を見れば、夜に帯域制限をかけることが少ないプロバイダを探すことができます。
参考 プロバイダランキングISP規制情報またTwitterや価格.comを見れば、夜に通信速度が遅くならない回線事業者を調べることができます。
インターネット上には利用者からの有益な情報が溢れているいるので、是非活用してくださいね。
プロバイダの乗り換えを考えている方は、「回線速度の速いプロバイダ9選!選び方のポイントも解説!」の記事もあわせてご覧ください。
回線速度の速いプロバイダ9選!選び方のポイントも解説!Wi-Fiにはつながるけどインターネットにはつながらない原因 ポケットWi-Fi編
インターネットは光回線を使うことが一般的ですが、現在はWiMAXなどのポケットWi-Fiを使っている人も日々増えています。
ポケットWi-Fiは、Wi-Fiにつながっていてもネットにつながらなくなることが光回線よりも多く存在します。
現在ポケットWi-Fiを使っている人はもちろん、これからポケットWi-Fiを持とうとしている人も対処法を覚えておいて損はないでしょう。
端末を何日も起動させ続けると、ネット通信をしなくなる
端末を何日も起動し続けてネットにつながらなくなるという事例は、光回線だけでなくポケットWi-Fiでも多々見受けられます。
しかしポケットWi-Fiは接続機器がルーター1台だけなので、光回線よりも楽に対処することができます。
ポケットWi-Fiを使っていてネットにつながらない場合は、端末を再起動すれば症状が改善することが多いです。
光回線はルーターやONUなど複数の機器を再起動させなければいけませんが、ポケットWi-Fiはルーターの電源ボタンを押すだけで再起動ができます。
一つのルーターを再起動するだけで済むので、光回線よりも対処法が実践しやすいと言えるでしょう。
モバイル回線の電波が弱い場所にいる
ポケットWi-Fiはモバイル用の回線を使ってネットをするので、場所によっては電波が悪くてネットにつながらない場合があります。
電波が悪いときの対処法は屋内と屋外でそれぞれ異なります。
室内でネットがつながらないときはルーターを窓際に置く
室内にいるときにネットがつながらないときは、ポケットWi-Fiの端末を窓際に置いてみましょう。ポケットWi-Fiの電波は建物などの障害物に弱いという欠点があります。
窓際に置けば障害物が少なくなり電波が届きやすくなるので、ネットにつながる可能性が高くなります。
室内での電波については、以下の記事でも解説しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
評判は最悪?WiMAXは室内・屋内で電波が弱いしつながらない?屋外でネットがつながらないときは回線を切り替える
ポケットWi-Fiは機種によって複数のキャリアの回線が使えるものがあります。たとえばWiMAXの場合、「LTEオプション」を利用できる機種であればauのLTE回線でネットに接続できます。
auのLTE回線はポケットWi-Fiのサービス会社よりも電波の提供エリアを広く展開しています。屋外でネットがつながらないときは、回線をauに切り替えると問題が解決できることがあるのです。
幅広いエリアでポケットWi-Fiを使う人は、このように回線を切り替えてみることがおすすめの対処法と言えます。
3日間で10GBのデータ量を消費して速度制限がかけられている
現在のポケットWi-Fiは光回線と同じようにネットの利用量が無制限になっています。しかし3日間で10GBのデータ量を消費すると、回線の混雑を緩和するため翌日の18時から26時まで速度が制限されてしまいます。
制限がかけられているときの速度はおおよそ1Mbpsとなっており、ネットができる状態であるとは言えません。この速度制限がかかった場合は、26時に制限が解除されるのを待つしかありません。
速度制限を避けるには3日間で10GBを使ってしまわないように、日々データの消費量を確認したほうがいいでしょう。もしそれでも改善できない場合は、光回線やソフトバンクエアーなどに乗り換えを検討した方がいいでしょう。
光回線を検討している方は以下の記事を参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!ソフトバンクエアーに興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。
ソフトバンクエアーとは?使い方から仕組みまで全て解説!まとめ
Wi-Fiにつながっていてもネットにつながらない原因は、起こりやすい順番にまとめるとこの4つです。
- 接続機器に不具合が起きている
- Wi-Fiに接続しているデバイスに不具合が起きている
- 回線やプロバイダで通信障害が起きている
- 回線事業者やプロバイダが帯域制限をかけている
よって起こりやすい原因の順番で対処法を試すといいでしょう。
- 接続機器を再起動させる
- デバイスを再起動させる
- 回線事業者やプロバイダのホームページに障害が起きていれば、問題が解消されるのを待つ
- 回線事業者やプロバイダを乗り換える
この手順を覚えておけば、ネットにつながらなくなってもほぼ自分で対処できるでしょう。またネットにつながらなくなったときは、再度このページを読んでみることをおすすめします。
他にもネットがつながらない場合の原因と対処法の記事がございます。上記の内容で解決できなかったら、こちらもあわせて参考にしてみてください。
Wi-Fiに繋ぐ時「インターネット接続なし(アクセスなし,未接続)」と出る原因と対処法!インターネット検索ができない原因と対処法まとめ!