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現在のインターネットは光回線を使うことで、ウェブサイトの閲覧からYouTubeの動画視聴まで快適にできるようになりました。しかし、光回線を使っていても回線速度が遅くなることがあります。その原因は契約しているプロバイダによるものです。
光回線を使っていれば、プロバイダはどこを選んでいても大丈夫というイメージを持つ人が多いでしょう。しかし、どれだけ回線速度が速い光回線を使っていても、プロバイダのクオリティが低ければ回線速度が遅くなります。
そこで、ここでは回線速度が速いプロバイダ9社を紹介とともに、プロバイダ選びのポイントも解説します。自宅に快適なネット環境を導入したい人は、是非プロバイダ選びの参考にしてくださいね。
目次
プロバイダごとによって回線速度が違う理由
ネット通信を行う光回線は全て同じ回線速度なのに、プロバイダによって速度が違うことに疑問を持つ人は多いでしょう。
確かに現在提供されている光回線は、全て最大で1Gbpsの受信速度のハイクオリティな回線です。しかし、プロバイダはハイクオリティな回線を活かすために重要な役割を担っています。
光回線の基地局には、プロバイダが通信を管理するための装置が設置されています。この管理装置のクオリティが高いプロバイダを選べば、光回線のクオリティをいかんなく発揮してくれます。
管理装置のクオリティが低いプロバイダは、夜などネットを利用する人が多くなる時間帯になると回線速度が遅くなります。利用者が多くなると混雑した回線の中を管理しきれなくなり、回線速度を規制して管理しやすくするわけです。
プロバイダごとの違いについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳細まで知りたい方はこちらも目を通してみてください。
プロバイダごとの違いは何なのか?決定的な違い7つ!回線速度の速いプロバイダを選ぶ方法
ネットの回線速度は、光回線の基地局に設置しているプロバイダの管理装置のクオリティに依存することがわかりました。しかし、ネットを契約する前に管理装置のクオリティを見ることはできません。
ただ、プロバイダごとの回線速度がどれぐらい出るかという情報は知ることができます。プロバイダごとの回線速度の情報を知る方法を活用して、快適にネットができる事業者を選びましょう。
まず最初に定番のプロバイダを覚えよう
回線速度が速いプロバイダは、知名度が高い定番プロバイダの中に隠れている可能性が高いと言えます。プロバイダを選ぶ前に、インターネット業界で定番のプロバイダを覚えましょう。
定番のプロバイダに照準を絞ることで、プロバイダの選択肢を少なくできます。
フレッツ光はプロバイダパック対応の事業者が定番
フレッツ光は多くのプロバイダが選択できますが、選択肢は数百社にもおよびます。さすがに数百社の中から速度が速いプロバイダを探し出すには効率が悪いので、フレッツ光が推奨するプロバイダに絞りましょう。
フレッツ光は回線とセットでプロバイダが契約できる「プロバイダパック」があり、対応している事業者は10社となっています。
ただプロバイダパックに対応している全てのプロバイダが、回線速度が速いとは限りません。定番のプロバイダを知ったうえで、これから説明する他の方法もあわせて活用しましょう。
フレッツ光のライバルと言える電力会社のネットサービスはプロバイダがセット
各地方の電力会社が運営するネットサービスは、フレッツ光のライバルとも言われる定番サービスです。
フレッツ光はプロバイダの契約が別途必要ですが、電力会社のネットサービスは回線とプロバイダがセットで契約でき、電力会社がプロバイダサービスを行います。
なおプロバイダのシェアについては以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
プロバイダのシェアランキング!加入者はどこが多いのか?プロバイダ料金が安いプロバイダは要注意
プロバイダはついつい料金が安い事業者を選びがちです。特に業界でもっともプロバイダ料金が安いBB.exciteは魅力的に見えるでしょう。
ダメなプロバイダという訳ではありませんが、月額料金の安さが売りのプロバイダは口コミで回線速度が遅い傾向があったりします。これは月額料金が安いうえに、基地局にある管理装置のクオリティが強化できるコストが確保できないことが原因でしょう。
月額料金が高いプロバイダも全て回線速度が速いわけではありませんが、少なくとも月額料金が安いプロバイダのほうが危険度は高いと言えます。
Twitterや価格.comでプロバイダ情報を収集してみよう
スマホのネットを活用すれば、実際にプロバイダを使った人たちの口コミを見ることができます。実際にプロバイダに契約した人の声はもっとも信憑性が高いので、プロバイダ選びでもっとも参考になるでしょう。
先ほど紹介したBB.exciteの評判をTwitterで調べてみましょう。回線速度について調べたい場合、検索メニューで「BB.excite 速度」と入力してください。
そうすると実際にBB.exciteを契約した人たちが寄せた口コミを見ることができます。
さっそく、一番上に気になる口コミが出てきましたね。
BBexciteが夜になると下り2Mbpsとかいう余りにもクソ過ぎな速度だったので5年くらい前から使ってなかったマイナーなプロバイダーで接続し直した。夜間でも下り30Mbps出るじゃねぇか。
— てれすこ (@TERESUCO) 2017年7月13日
このようなネガティブな口コミが多い場合、そのプロバイダは回線速度が遅いと思っていいでしょう。プロバイダの評判は、Twitterだけでなく価格.comでも見ることができます。
回線速度だけでなく、料金からサポート面までの口コミが書かれているので参考資料として重宝するでしょう。
ISP規制情報を参考にしてみよう
回線速度が遅いプロバイダは、夜の時間帯に通信速度を制限していることがほとんどです。昼間は利用者が少なく、回線が混雑しないので速度が落ちません。
夜の時間帯は利用者が多くなるので、回線の混雑を緩和するために速度を規制しているのです。
インターネットサイトのISP規制情報を見れば回線速度の規制がかかりにくいプロバイダと、かかりやすいプロバイダの情報を見ることができます。
参考 プロバイダランキングISP規制情報ISP規制情報ではプロバイダの回線速度を、ランクAから問題外までで評価しています。
ランクA | 非常に緩い速度規制 |
ランクB | 緩い速度規制 |
ランクC | 厳しい速度規制 |
問題外 | 非常に厳しい速度規制 回線が切断されるに等しい 速度制限がある もともとが非常に低速 |
ランクAとランクBに該当するプロバイダを選べば、回線速度に悩まされることはほぼありません。
※ここまでプロバイダの選び方を解説してきましたが、プロバイダ選びは手間ですよね。プロバイダ選びをせずに、お得に速度の速い回線を契約できる方法があります。
以下の記事ではプロバイダの選びの手間がない、速度が速くて安い回線を厳選して紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!回線速度の速さが評判のプロバイダまとめ
インターネットのプロバイダの選択肢はとても多いですが、回線速度が速いプロバイダは意外と限られています。
しかし回線速度が速いプロバイダが限られているということは、プロバイダの選択肢が少なくなり、プロバイダ選びに悩む時間が短縮することを意味します。
回線速度の評判が良好なプロバイダを知り、プロバイダ選びで悩む時間を短縮しましょう。
フレッツ光のプロバイダでもっとも安定はYahoo!BB
フレッツ光のプロバイダの中で、Yahoo!BBはISP規制情報でランクBに入る数少ないプロバイダの一つです。
Yahoo!BBはフレッツ光のプロバイダパックに対応していませんが、夜の時間帯に速度が落ちることが少なく、どの時間帯も快適にネットが行えます。
利用する地域によっては、プロバイダパックに対応しているプロバイダよりも回線速度が優れています。
Yahoo!BBはソフトバンク光のプロバイダでもある
Yahoo!BBはソフトバンクのグループ会社なので、ソフトバンク光のプロバイダも行っています。
光回線とプロバイダをセットで契約するソフトバンク光は、プロバイダもソフトバンクと思われがちで、回線速度に不安を感じる人がいるでしょう。
しかし、フレッツ光のプロバイダの中で評価が高いYahoo!BBを利用するので、安心できます。
ソフトバンク光の速さについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
ソフトバンク光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!フレッツ光の定番プロバイダOCNも安定だが、地域によって不安あり
フレッツ光のプロバイダの中で、OCNはNTTコミュニケーションズが運営しているので信頼度が高いと言えます。
確かに回線速度の口コミはおおむね良好なものが多く見受けられます。しかし、ISP規制情報ではランクCに位置づけられています。ランクCは利用する地域によって、回線速度の落差が激しいことも意味しています。
自分が住んでる地域の回線速度が問題ないか、ネット上の口コミなどから裏付けをとって契約したほうがいいでしょう。
電力会社のネットサービスは速度が低下しにくい
フレッツ光のライバルの電力会社のネットサービスは、地域によって契約するサービス会社が違います。
電力会社 | サービス名 |
中部電力 | コミュファ光 |
関西電力 | eo光 |
中国電力 | MEGAEGG |
四国電力 | Pikara |
九州電力 | BBIQ |
契約するサービスによって回線速度が違うのではないか不安になりますが、電力会社のネットサービスは全てISP規制情報でランクBに分類されているので安心していいでしょう。
関東エリアならauひかりとNURO光が大安定
関東から北のエリアは、電力会社が運営するネットサービスがありません。しかし、電力会社のネットサービスと同等の回線速度を持つサービスが2つあります。
関東から北のエリアの人は、この2つのサービスをフレッツ光のプロバイダと比較するといいでしょう。
電力会社のネットサービスがないエリアならauひかり
携帯電話キャリアで有名なauによる「auひかり」は、回線速度が優れているサービスの一つです。
「携帯電話キャリアの光回線なんて大丈夫なの?」と思うかもしれません。しかしauひかりの回線は、以前に関東電力が「TEPCOひかり」で提供していた回線を利用しているので、回線速度が優れているのです。
auひかりは契約すると、プロバイダがau one netになることが基本ですが、任意でau one net以外のプロバイダも選ぶことができます。
しかしau one net以外のプロバイダは、回線速度が遅いところが目立つためおすすめできません。
auひかりの速度については以下の記事でさらに詳しく解説しています。詳細が知りたい方はこちらもあわせてご参照ください。
auひかりの速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!関東エリアならNURO光!通信速度は従来の2倍
関東エリアで話題を呼んでいるのは、So-netが運営している「NURO光」です。
NURO光は、フレッツ光のプロバイダとして有名なSo-netが独自の光回線を用いた新しいサービスです。従来の光回線は最大で1Gbpsの下り速度ですが、NURO光はその倍の2Gbpsを誇ります。
So-netはフレッツ光のプロバイダとしては、ISP規制情報で問題外のランクになっています。しかしNURO光はランクBに位置しており、夜の時間帯も回線速度が遅くなることがほとんどありません。
NURO光の速度については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらも目を通してみてください。
NURO光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!まとめ
インターネットのプロバイダはとても多くありますが、回線速度が限られているプロバイダは限られています。ISP規制情報のランク付けは信憑性が高いですが、必ずランク通りの速度になるとは限りません。
スマホを使えば、ネット上であらゆるプロバイダの口コミをもとに回線速度が速いプロバイダを知ることができます。ISP規制情報とTwitterや価格.comの情報をあわせて、回線速度が遅くならないプロバイダを選び抜きましょう。
プロバイダ選びは面倒だと思う方は、実質プロバイダと回線が一緒になっている回線を契約すると手間が省けますよ。
以下の記事ではプロバイダの選びの手間がない、速度が速くて安い回線を厳選して紹介しています。こちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!