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現在のインターネット回線は光回線が主流になったので、快適にネットができるようになりました。
しかし、光回線を使っていても、速度が制限されることがあります。
速度が制限される原因はいくつかありますが、もっとも多い原因は「プロバイダによる帯域制限」です。
インターネットのプロバイダには多くの種類がありますが、中には速度制限をかける会社も少なくありません。
なのでプロバイダを選ぶときは、速度制限がかからない会社を選ぶ必要があります。
ここではプロバイダによる帯域制限および速度制限の仕組みについて解説し、制限がないプロバイダも紹介します。
プロバイダ選びで悩んでいる人は、参考になるので読んでみてくださいね。
目次
プロバイダにも帯域制限と速度制限はある
「速度制限」や「帯域制限」という言葉を聞くと、スマートフォンでネットを使いすぎて速度が遅くなることをイメージするでしょう。
しかし速度制限は使い放題のインターネット回線にも存在します。
※スマホの速度制限については以下の記事でまとめているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
LTEの速度制限を全て解明!解除の仕方や対策まで徹底解説!プロバイダによっては夜に速度制限をかけることがある
速度制限はプロバイダによってかけている会社と、そうでない会社があります。
またどの時間でも速度制限がかかるわけではありません。プロバイダによる速度制限は、ネットの利用者が多くなる夜にかかることがほとんどです。
プロバイダは混雑を緩和させるために速度制限をかけている
インターネット回線(光回線)は基本的に使い放題になっていて、プロバイダもどこを契約してもデータ量に上限はありません。
基本的にネットをどれだけ使っても、速度は制限されないことが基本なのです。
しかしプロバイダは業者によってユーザーからの通信を管理できるキャパシティが違います。
キャパシティが小さいプロバイダを利用すると、ネットを使う人が多い時間帯になると回線が混雑します。
そしてこの混雑を緩和するために速度制限をかけるのです。このような速度制限を、帯域制限と呼びます。
プロバイダをしっかり選べば制限はほとんどない
しかしキャパシティが大きいプロバイダを選べば、速度制限を受けることがありません。
キャパシティは例えるとしたら通信を行き来させる道のようなもので、プロバイダによって道の幅が違うと思えばいいでしょう。
道が狭いプロバイダは利用者が多い時間に混雑しやすく、道が広いプロバイダなら利用者が多くても混雑しないわけですね。
なのでプロバイダを選ぶときは、この速度制限がかかりにくい会社を選ぶきなのです。
プロバイダの帯域制限と速度制限がかかる仕組み
「プロバイダから制限がかかっても、ネットが使える速度なら問題はないのでは?」と思う人がいらっしゃるでしょう。
しかしプロバイダから制限がかかると、ネットが利用できないと言っていいほど速度は遅くなります。
さらに速度制限はネットを一番使いたい時間にかけられることがほとんどなので、速度制限について知識を深める必要があります。
インターネット回線かプロバイダのどちらが速度制限をかけているか知る方法
インターネットを使っているときに速度遅くなる原因は、回線によるものか、プロバイダによるものなのかのどちらに分かれます。
ただ、速度が遅く感じただけでは、回線かプロバイダのどちらが原因なのかがわかりません。
そんなときに活用できるのが、速度計測サイトです。
参考 BNR スピードテスト速度計測サイトは、プロバイダではなく回線そのものの通信速度を計測できるサイトです。
この速度計測サイトで通信速度が遅くなければ、プロバイダからの制限で速度が遅くなっているということになります。
プロバイダから速度制限がかかる条件と制限のパターンを知ろう
プロバイダによる原因で速度が遅くなるときは、ほとんどが速度制限によるものです。
通信障害によって速度が遅くなることもありますが、速度制限に比べると頻度はとても高くありません。
なので、プロバイダから速度制限がかかる条件と、制限のパターンを知りましょう。
速度制限は夜にかかることがほとんど
プロバイダからの速度制限は、早くても夜の20時以降にかかることがほとんどです。
夜になると、インターネットを利用する人が増えて、通信が混雑するからです。
管理しているプロバイダ側が、利用者が増えて通信が混雑していると判断すると、速度制限をかけてくるわけです。
この速度制限は、深夜の0時~2時になれば解除され、従来通りの速度でネットができるようになります。
しかし、ほとんどの人は夜のゴールデンタイムにネットが使えないと不便に思うでしょう。
速度制限のパターンは2つ
プロバイダは行い速度制限には、
- 回線そのもの速度を規制して混雑を緩和する
- 利用量が多いユーザーだけの速度を制限する
この2つのパターンがあります。
現在の速度制限は、①のパターンで行われることがほとんどです。
②のパターンは以前に主流だった制限ですが、総務省から「通信の秘密に抵触する」と指摘されたことで、現在は用いられていません。
プロバイダからの制限がかかったときの速度は1Mbps以下
現在のインターネットは光回線が主流となっていて、最大で1Gbpsの速度でネットが利用できます。
しかし、プロバイダからの速度制限がかかると、光回線が持つクオリティを活かすことができなくなります。
NTT plalaも行政指導入ってくれないともう体制変えるつもりないでしょ。ゴールデンタイムに下りが実測0.02kbpsしか出ないのに「通信速度は1GBです!!※ベストエフォート方式」は、どう考えても虚偽広告
過度な速度は求めないし安定した速度さえ出れば文句はないんだよね
BIGLOBE契約してたけど頻繁に速度制限入ってたからな
— West side (@nisshiy6010) 2017年10月17日
プロバイダから制限がかけられた場合、通信速度が1Mbpsか、それ以下になることが非常に多いです。
ここで引用した口コミにある「1Mbps」という数値は、動画の視聴どころかYahoo!ニュースなどのウェブサイトも見ることができない速度です。
これらの口コミを見ると、速度制限は避けるべきものだということがわかりますね。
帯域制限と速度制限がかからないプロバイダの選び方
帯域制限や速度制限がかかるプロバイダがあると知っていても、どこのプロバイダを選べばいいのかわかりません。
しかし、インターネット上のあるサイトを見れば、速度制限がかかりにくいプロバイダを簡単に知ることができます。
ISP規制情報を見て速度制限がかからないプロバイダ
ほとんどのプロバイダは、ホームページなどで速度制限かかることを記載していません。
このことが原因で、どこのプロバイダを選べば速度制限がかからずにネットが使えるのかはわからなくなっています。
しかし、この「ISP規制情報」を見れば、プロバイダ別で速度制限がかかる可能性を知ることができます。
参考 ISP規制情報「ISP規制情報」は、口コミで寄せられた速度制限にまつわる情報をもとにして、この4つのランクでプロバイダを評価しています。
ランク | 内容 |
ランクA | 規制がとても緩い |
ランクB | 上り速度の規制が緩い |
ランクC | 下りと上りの速度規制が厳しい |
問題外 | 下りと上りの速度規制が非常に厳しい 回線が切断されたと同じような帯域制限がある |
2017年10月現在、ランクAの位置づけられているプロバイダはありません。
しかし、ランクBに居続けられているプロバイダも、速度制限がかかる可能性が限りなく低くなっています。
ランクCや問題外のプロバイダは、夜になると通信速度が著しく落ちるため、なるべく選ばないようにしましょう。
ただ、ランクBのプロバイダの中でも評判はそれぞれです。
ランクBの中でも、特に速度制限がかかる可能性が低いプロバイダを知っておきましょう。
プロバイダの選び方については、以下の記事でさらに掘り下げて解説しています。詳しいところまで知りたい方は、こちらもご参照ください。
プロバイダの選び方のポイント5つ!初心者にもわかりやすく解説!プロバイダだけで選ぶなら、Yahoo!BBがおすすめ
住居タイプ | 月額料金 |
戸建て | 1,200円 |
マンション | 950~1,200円 |
Yahoo!BBはソフトバンクのグループ会社ということで、とても高い信頼度があります。
信頼度が高いだけでなく、ISP規制情報でもランクBに位置づけられているので、速度制限がかかることはほとんどありません。
また、Yahoo!BBは「ソフトバンク光」を契約した場合もプロバイダになってくれるので、ソフトバンクのスマホユーザーからも非常に人気です。
ソフトバンク光に興味のある方は以下のボタンリンクから公式サイトもあわせて参考にしてみてください。ソフトバンク光については以下の記事で詳しく解説しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!オンラインゲームをするならGaming+で決まり
住居タイプ | 月額料金 |
戸建て | 2,980円 |
マンション |
あまり名前は知られていませんが、「Gaming+」はオンラインゲームの対戦プレイをする人に向けたプロバイダです。
「オンラインゲームをするために」というコンセプトを掲げているだけあって、ランクBに位置づけられているプロバイダの中では速度が制限される可能性が一番低くなっています。
また、オンラインゲームだけでなく、動画の視聴が多い人にもおすすめできるプロバイダと言えるでしょう。
ただ、月額料金が他のプロバイダより倍以上高い2,980円という点が、唯一であり最大の欠点です。
NURO光はプロバイダが一体のおすすめサービス
フレッツ光を利用する場合、多くのプロバイダが選択肢に入りますが、快適にネットが利用できるのはYahoo!BBとGaming+ぐらいです。
今はフレッツ光のような「プロバイダ選択型」のサービスよりも、回線とプロバイダがセット契約になる「一体型サービス」のほうが速度制限がかかりにくいものが多くなっています。
下り速度が従来より倍速のNURO光
住居タイプ | 月額料金 |
戸建て | 4,743円 |
マンション |
「一体型サービス」の中でも、NURO光は特に速度制限がかかりにくくなっています。
NURO光は通信速度が2Gbpsとなっていて、従来の光回線よりも倍のクオリティを持っています。
対応している通信速度が倍になっているので、夜になっても速度が制限されることはありません。
さらに、ソフトバンクのスマホを持っていれば、セットで割引を受けることができます。
NURO 光 に興味のある方は以下のボタンリンクから公式サイトもあわせて参考にしてみてください。NURO光については以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!各地方の電力系光回線は速度が制限される可能性が低い
現在のインターネット回線の主流である光回線には
- NTTのフレッツ光
- 電力会社の光回線(以下、電力系光回線)
の2種類があります。
フレッツ光は先ほども説明した通り「プロバイダ選択型」のサービスです。
電力系光回線は回線とプロバイダサービスのどちらも電力会社が行う「一体型サービス」です。
電力会社は地方によって違うので、インターネット回線のサービスも地方によって違います。
しかし、電力系光回線サービスは、ISP規制情報では全てランクBに位置づけられているので、安心して契約することができるでしょう。
電力会社 | サービス名 | 月額料金 |
中部電力 | コミュファ光 | 戸建て:3,930~5,550円 マンション:3,980~5,550円 |
関西電力 | eo光 | 戸建て:2,953~4,953円 マンション:2,524~3,791円 |
中国電力 | MEGA EGG | 戸建て:4,000~5,710円 マンション:2,200~4,581円 |
四国電力 | Pikara | 戸建て:4,200~5,200円 マンション:3,280~4,000円 |
九州電力 | BBIQ | 戸建て:4,400~5,500円 マンション:3,800~5,500円 |
沖縄電力 | auひかりちゅら | 戸建て:5,100~6,300円 マンション:3,300~4,680円 |
その他 | auひかり | 戸建て:4,900~6,300円 マンション:3,400~5,000円 |
※契約プランによって料金は違います。
コミュファ光とauひかりは、他のプロバイダも選ぶことができますが、回線の提供元とプロバイダをそろえておいたほうが無難です。
これらの回線の中ではauひかりが安定的な速度と評判が高く、非常におすすめできます。
auひかりに興味のある方は以下のボタンリンクから公式サイトもあわせて参考にしてみてください。auひかりについては以下の記事でも詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!まとめ
速度制限は、契約するプロバイダのキャパシティによって、かかるかどうかが違います。
また、プロバイダから速度制限がかかると、ネットができなくなるほどに通信速度が遅くなります。
なので、プロバイダを選ぶときは、速度制限がかからない会社を知ることが大切です。
ここで紹介した「ISP規制情報」を参考にすれば、速度制限がかかりにくいプロバイダを知ることができるので、参考にしてください。
もしくはプロバイダ選びは面倒なので、回線と一体になっているNURO光と契約するのもおすすめです。
NURO光はプロバイダを選ぶ手間がないだけでなく、速度も速く月額料金もかなり安いので、そういった観点からおすすめできます。
NURO 光 に興味のある方は以下のボタンリンクから公式サイトもあわせて参考にしてみてください。NURO光の詳細は以下の記事でも解説しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!