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光回線のインターネットを解約するときは、違約金と光ファイバーの撤去が必要です。しかし賃貸住宅に住んでいると、もう一つ重要な盲点があります。それは、「光コンセント」です。
自宅に光回線を導入するときは、通信機器を光ファイバーに接続するための光コンセントを設置することがほとんどとなり、解約するときも光コンセントを取り外さなければいけません。
光コンセントの取り外しには費用がかかるため、自分で行いたいと思う人は多いです。しかし光コンセントは光回線を使ううえで意外と重要な役割をしているため、取り外しは一筋縄ではいきません。
そこで、ここでは光コンセントの外し方から費用まで詳しく解説します。今利用している光回線の解約を考えている人は、参考にしてくださいね。
そもそも光コンセントが何かよくわからない方は、光コンセントとは何かの記事もあわせてご覧ください。
光コンセントとは?あるかどうか確認方法も解説!目次
光コンセントは自分で撤去できるのか?
光回線でインターネットを使うには自宅に光ファイバーを引くだけでなく、壁にONUを接続する光コンセントを設置する必要があります。
契約する光回線のサービス会社を乗り換える場合は、基本的に光ファイバーと光コンセントの撤去が必要です。(乗り換え手順の詳細は以下の記事をご参照ください。)
インターネット回線の乗り換えはすべきか?業界人が実態を暴露!また賃貸住宅に住んでいる場合も住居の原状回復が義務付けられているので、退去するときは光コンセントと光ファイバーを撤去をしなければいけません。
光コンセントと光ファイバーを撤去する際には、回線の撤去工事費が請求されます。
光コンセントは専門の業者でなければ取り外しができない
先ほどの光コンセントの写真を見ると、工事費を浮かせるために自分で外すことができるのではないかと思う人がいるでしょう。
しかし光コンセントの撤去はインターネットの専門業者でなければ行うことができません。
プロの専門家ではない人間が光コンセントを外すと、次に同じ住居に光回線を導入する際に従来通りの工事ができなくなる可能性があるからです。
光コンセントの撤去は光ファイバーの撤去と同時に行ってもらうと思っておきましょう。
光コンセントの撤去が必要ない場合もある
ただ光コンセントの撤去は100%必要であるとは限りません。
光コンセントは
- 持ち家である場合
- 賃貸住宅の大家さんが撤去しないことを許可した場合
- 住居にもともと光コンセントが備え付けられている場合
この3つの理由があれば、撤去をする必要がありません。
持ち家である場合
住居が賃貸ではなく購入した持ち家である場合、光コンセントと光ファイバーを撤去するかの判断は住居の持ち主が判断できます。
光回線のサービスを解約する場合、業者は基本的に光コンセントと光ファイバーの撤去をすすめてきます。
しかし「将来的に解約したサービスをまた使うかもしれない」などの理由をつければ撤去をせずに残すことができます。
(実際フレッツ光を解約するときに光ファイバーなどを残しておけば、再度フレッツ光を契約したときに宅内工事を行う必要がなくなります。)
ただ全てのサービス会社で光コンセントと光ファイバーをそのまま残せるわけではありません。
賃貸住宅の大家さんが撤去しないことを許可した場合
賃貸住宅は原状回復義務があるので、退去するときは基本的に光コンセントと光ファイバーの撤去が必要です。
しかし大家さんから許可を取れれば、光コンセントと光ファイバーを撤去する必要がなくなります。
大家さんによっては「次に入居する人の光回線の初期費用を安くなるから」という好意で、撤去をしなくていいと言ってくれることがあります。
一度、大家さんに光回線の撤去工事について相談してみるのといいでしょう。
住居にもともと光コンセントが備え付けられている場合
マンションは、基本的に一本の光ファイバーを引き込んで全戸にネット回線を分配しています。
ただネット回線を分配する形式には3つの種類があり、住んでいるマンションによっては種類の関係で光コンセントを撤去する必要がありません。
光コンセントの外し方・撤去する方法
光回線を導入したときに光コンセントの設置と光ファイバーの引き込みで、大がかりの工事が入った記憶があるのではないでしょうか?
このことが原因で、光コンセントの撤去も手間がかかるイメージがあると思いますよね。しかし光コンセントの撤去は思った以上に簡単に撤去できます。
光コンセントを外す手順
光コンセントを外す手順は、
- 契約している光回線の業者へ解約申請をする
- 光コンセントと光ファイバーの撤去工事の日程を決める
- 業者が光ファイバーと光コンセントの撤去工事に入る
この3つの順番になっています。
手順1.契約している光回線の業者へ解約申請をする
光コンセントの取り外しは、光回線のサービスを解約するときに行います。光コンセントを外す最初の手順は、契約している光回線のサービス会社に解約の申請です。
※上記の画像はフレッツ光の例です。
光回線の業者のほとんどは、カスタマーセンターへの電話で解約の申請ができます。
解約のやり方は以下の記事でも詳しく解説しているので、こちらの記事も参考にしてみてください。
インターネット回線の解約方法の手順まとめ!何日前にやればいいかなどの疑問も解消!手順2.光コンセントと光ファイバーの撤去工事の日程を決める
電話で解約申請をするときは、光コンセントと光ファイバーの撤去工事を行う日程を決めます。(場合によっては、サービス会社から折り返して電話をして日程を調整することもあります)
撤去工事は契約者の立会いが必要なので、自宅にいる日にちと時間帯を指定してください。
手順3.業者が光ファイバーと光コンセントの撤去工事に入る
撤去工事の日程が決まれば、あとは当日に工事業者が自宅に来るのを待つだけ。撤去作業は業者が行ってくれるので、契約者が何か作業をする必要はありません。
なお光コンセントは冒頭にあった写真のように「一体型タイプ」と「分離型タイプ」の2種類があります。
一体型タイプが設置されている場合は、従来のコンセントを代わりに設置。分離型タイプが設置されている場合は、光コンセントを取り外すだけになります。
工事は30分から1時間程度で終わります。ソファに座ってテレビでも見ながら、撤去作業が終わるのを待ちましょう。
光コンセントの撤去費用は業者によって必要有無が違う
光コンセントの撤去費用は、基本的に光ファイバーの撤去費用と一つにまとめられています。
光コンセントの撤去費用は光回線のサービス会社によってさまざまですが、パターンに分けると3つに分けることができます。
- 解約するときに発生する違約金に撤去費用も含まれている
- 違約金とは別途で撤去費用が必要になる
光回線を解約するときの違約金は10,000円から15,000円となっています。光コンセントと光ファイバーの撤去費用は0円のこともあれば、10,000円以上かかることがあります。
違約金と光コンセントなどの撤去費用が別々に発生する場合は、20,000円以上のコストがかかります。
もし違約金の中に撤去費用も含まれていれば、運が良いと言えるでしょう。ただあくまでこれは目安なので自宅に光ファイバーを引いた方法によっては、これ以上の金額が必要になる可能性があります。
なお光回線のサービス会社を乗り換える場合は、乗り換え先によっては今まで使っていた回線を解約するときに発生する違約金と撤去費用をキャッシュバックで負担してくれることがあります。
光回線の業者を変更を検討していて違約金と撤去費用が心配になる人は、このようなキャンペーンがある乗り換え先を探してみるといいでしょう。
おすすめの乗り換え先は、光回線のおすすめ4選の記事で解説しているのであわせてご覧ください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!まとめ
光コンセントは自分で取り外すことができず、専門業者による撤去作業が必要です。光コンセントを取り外すには費用がかかり、正確な金額は契約している回線業者に問い合わせをしなければわかりません。
住んでいる住居のタイプによっては、光コンセントを撤去しなくてもいいことがあります。賃貸住宅に住んでいる場合、一度契約している回線の業者に光コンセントの取り外しが必要なのか聞いてみるといいでしょう。
もし光コンセントの撤去が必要だと言われても、残せる理由があれば撤去する必要がなくなり解約するときのコストも安くなります。
特に集合住宅であれば、大家さんに許可を得ることで光コンセントと光ファイバーを撤去する必要がなくなります。
住居が自分の持ち家であれば、自己判断で光コンセントと光ファイバーをそのまま残すことが可能です。自分の住んでいる住居のタイプにあわせて、撤去費用が安くなる方法を試してみる価値はあるでしょう。
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