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インターネット回線を選んでいると、必ず「固定回線」という言葉を聞きます。
しかし「固定回線」と聞いても、どのようなものか知っている人は少ないのではないでしょうか?
「固定回線」はインターネットに接続するもっとも主流の方法。
「固定回線」の中にもいくつか種類が存在しており、種類ごとに仕組みが違います。
また人によって「固定回線」の必要性は違うので、契約する前に固定回線が必要なのか考えなければいけません。
そこで、ここでは固定回線の特徴を種類別にわかりやすく解説します。固定回線について知りたい人は、きっと参考になるので読んでみてくださいね。
固定回線とは一般的なインターネット回線
固定回線はインターネット回線の中でもっとも浸透している接続方法。
まずは固定回線の定義と、固定回線とは呼ばないネット回線はどのようなものなのかを知りましょう。
固定回線とは自宅に固定させるインターネット回線
固定回線とは自宅にある電話回線を使う、もしくは自宅にネット通信をするためのケーブルを引いてインターネットを使うための回線を指します。
「自宅に引いてある線を使うか、外から線を引いてネットに接続する回線が固定回線」と覚えるといいでしょう。
固定回線は「線」を使うだけでなく、一定の金額でネットが好きなだけ使えることが特徴です。固定回線にはいくつか種類がありそれぞれ特徴があります。
ポケットWi-Fiはモバイル用の電波のため固定回線ではない
現在はスマホやポケットWi-Fiを使えば、場所を選ばずにインターネットができるようになりました。
しかしこれらの方法はケーブルなどの線ではなく、モバイル用の電波でネットに接続するので固定回線とは呼びません。
ただ現在のポケットWi-Fiは固定回線と同じように一定の金額でネットが使い放題になりました。
固定回線はどれだけネットを使っても通信速度が制限されることがありませんが、ポケットWi-Fiは固定回線に近づいています。
さらにポケットWi-Fiの速度は最近かなりあがっていて光回線より速いものもあり、料金もかなりリーズナブルです。
固定回線のように工事も必要ないので、かなり便利になってきていておすすめの回線といえます。
ポケットWi-Fi(モバイルルーター)がおすすめの理由については、以下の記事でも詳しく解説しています。興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!4種類の固定回線の仕組みと特徴
現在、主流の固定回線と言えば光回線です。しかし固定回線にはいくつかの種類があり、それぞれ通信速度に特徴があります。
人によっては光回線以外の固定回線も選択肢に入るので、固定回線の種類を登場した順番に覚えていきましょう。
最古の固定回線の一般電話回線
一般電話回線での接続は日本で一番古いネットの固定回線。固定電話のアナログ回線を使ってインターネットを利用する回線です。
回線速度は最大で128Kbpsと昔のガラケーと同じ遅い速度なので、動画の視聴はほぼできずウェブサイトの読み込み速度も非常に時間がかかります。
一般電話回線を使った接続は現在もサービスが展開されており、実際に利用した動画もYouTubeに上がっています。
動画を見てみると、ホームページを読み込む速度がどれだけ遅いのかわかるので参考にしてください。
※あまりにも速度が遅いので、投稿者の方も「遅い!もう嫌だ!」と言っていますね。
また一つのアナログ回線だけを使うため、固定電話で通話をしているときはネットが使えません。
一般電話回線を使ったネット接続は使った分だけ料金が請求されるので、使い過ぎると高い料金が請求されるデメリットがありました。
しかし後々に定額の使い放題プランが出たことで、ネットの使いすぎを気にする必要がなくなりました。
固定電話とインターネットが同時に使えるようになったISDN接続
ISDNはダイヤルアップ接続の次に出てきた接続方法。一つのアナログ回線をアナログ信号とデジタル信号に分岐させ、主にデジタル信号でネットに接続します。
信号が2つに分岐したことで、固定電話で通話をしているときでもネットができるようになりました。
アナログ信号とデジタル信号の両方を使った場合の速度は128Kbpsですが、片方の回線を使うと64Kbpsになります。回線速度が遅い一般電話回線での接続とISDNは、ナローバンドと呼ばれています。
動画視聴からゲームのオンライン対戦が可能になったADSL
ADSLもアナログ電話回線でネットに接続する方法ですが、先ほど紹介したナローバンドとは仕組みが少し違います。
ADSLはアナログ電話回線の中でも通話機能で利用されていないスペースを利用することで、ネットの通信速度を大幅に向上させた回線なのです。
インターネット回線を情報という車が通る道に例えるのであれば、ナローバンドは進むことが難しい狭い雪道、
ADSLは情報がスムーズに通行できる複数車線の道路と言ったところでしょうか。
ADSLは最大の速度別で料金プランが選べますが、最大で50Mbpsの速度が出ます。ADSL回線が登場したことで、インターネット動画の視聴やオンラインゲームが快適に行えるようになりました。
しかし、NTTの基地局から遠い家は通信速度が遅くなる欠点があります。なお、ナローバンドとADSLは固定電話の回線が大もとになるので、固定電話を引いている家であれば工事を行わずにネットが利用できます。
現在の主流である高速の光回線
現在の主流と言える光回線は、固定回線の中でもっとも速度が優れています。光回線の通信速度は最大で1Gbps(1Gbps=1,000Mbps)となり、ADSLの速度に比べると20倍にあたります。
NURO光という最新の回線では2Gbpsの速度も実現しています。(NURO光の速度の詳細は以下の記事をご参照ください。)
NURO光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!ADSLが複数の車線がある道であるならば、光回線はさらに速い速度で通行できる高速道路と言えるでしょう。
YouTubeや動画定額配信サービスなどの高画質動画もスムーズに読み込めることが、光回線の強みと言えます。(ADSLでは、あまりにも画質が高い動画の読み込みは時間がかかることがありました)
※光回線ならYouTubeのHD画質動画がスムーズに読み込めます。
光回線は固定電話の回線を使わず、電柱に張られている光ファイバーを自宅に引いてネットに接続します。
光回線は名前の通り「光の速さで情報を提供する回線」なので、回線の基地局が遠い家でも通信速度が遅くなることがありません。
ただナローバンドとADSLは家に固定電話回線があれば工事をせずにネットに接続できますが、光回線でネットを使うには自宅に光ファイバーを引く工事が必要です。
ケーブルテレビの回線もネット回線の一つ
固定回線の種類は、電話回線や光回線だけではありません。ケーブルテレビ局も、独自のインターネット回線を提供しています。
回線の仕組みは光回線とほとんど同じで、電柱に張っているケーブルを自宅に引き込んでネットに接続します。
しかし、光回線とケーブルテレビは利用する回線が根本的に違います。
ケーブルテレビのネット回線は独自のケーブルを利用するか、電柱にある光回線の通信を同軸ケーブルを通して電柱から家まで通す2種類があります。
独自のケーブルを利用する場合は、光回線のような1Gbpsの速度に対応していないことがほとんどです。
※地域密着型のケーブルテレビ局のネット回線は、1Gbpsの速度に対応してない業者が多く見受けられます。
また光回線を大もとして同軸ケーブルを通すパターンは1Gbpsの速度に対応していますが、実際に出る通信速度は光回線ほどのクオリティではありません。
固定回線の速度を種類別に比較
ここまで紹介した固定回線の5種類を、通信速度で比較してみましょう。
種類 | 回線名 | 速度 |
ナローバンド | 一般電話回線 | 128Kbps |
ISDN | 64Kbps | |
ブロードバンド | ADSL | 8~50Mbps |
光回線 | 1〜2Gbps | |
ケーブルテレビ | 8Mbps~1Gbps (実際の通信速度は 光回線より劣る) |
表を見ての通り、通信速度の速さは光回線がダントツで一番。光回線はウェブサイトの閲覧だけでなく、高画質の動画視聴やオンラインゲームがもっとも快適にできる固定回線と言えるでしょう。
また現在もっとも多く利用されている固定回線は光回線です。「固定回線=光回線」といっても過言ではありません。
なお光回線にもいろいろな業者があり、おすすめの回線は以下の記事で紹介しています。光回線が気になる方はこちらの記事もあわせてご参照ください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!固定回線が必要な人と必要じゃない人はこんな人
現在固定回線でもっとも主流なのは光回線だということがわかりました。
しかしインターネットを使うには本当に固定回線が必要なのか疑問に思うのではないでしょうか?
固定回線はもっともネットが快適に使える方法ですが、人によっては他の回線でも問題ないことがあります。
固定回線が必要な人と、必要ではない人はどのようなタイプなのか知ることが大切です。
固定回線が必要ない人はタイプ3種類
固定回線が必要ないタイプは、主にネットを使う量が少ない人です。具体的にどのようなタイプなのか見てみましょう。
1人暮らしの人はデータの消費量が少ない
1人暮らしの人は、家族全員でネットを使う場合に比べるとデータの消費量が圧倒的に少なくなります。
1人だけでネット回線を使う場合、よほど動画を見続けない限り3日間で10GBを消費することがありません。
データの消費量が少ない場合は、ポケットWi-Fiなどでも十分事足りるでしょう。
動画視聴やオンラインゲームをしない人
動画やオンラインゲームをせず、ネットの利用はウェブサイトの閲覧やLINEの連絡だけという人も固定回線の必要性は高くありません。
ウェブサイトの閲覧やLINEの連絡だけであれば、動画を見るときのような大きい容量を消費しないからです。
※写真のようなサイトを読み込んでも、消費するデータ量はほんの少しだけになります。
ネット使う量の少なさによっては固定回線どころかポケットWi-Fiすら必要なく、スマホだけで十分なこともあります。
定期的に引っ越しをする人
現在の固定回線は光回線が主流になっています。しかし光回線を使うには光ファイバーを引く工事が必要となり、工事費用も安くありません。
さらに引っ越しをしなければいけなくなると、新居でも光ファイバーを引く工事と費用がかかってしまいます。
定期的に引っ越しをする人にとっては、光回線が大きな出費をさせる原因になってしまいます。
固定回線が必要でない人にはモバイルルーターがおすすめ
上記の3つのタイプのどれかに当てはまる方は、固定回線ではなくモバイルルーターがおすすめ。
モバイルルーターなら引っ越ししても何の対応も必要なく、通信速度も快適なので誰にでもおすすめです。
上記のタイプには「動画視聴やオンラインゲームをしない人」と書きましたが、モバイルルーターでは普通にたくさんの動画を視聴できますし、軽いオンラインゲームなら普通にできます。
家族で使う場合も「ずっと動画を見てる」ような状況でない限りは、快適に使用可能です。
ネットの超ハードユーザー以外には誰にでもおすすめできます。
モバイルルーターでとくにおすすめなのはWiMAXです。WiMAXは速さがダントツで速く、料金もリーズナブル。
GMOとくとくBBで契約すると3万円以上のキャッシュバックが常にもらえるので、モバイルルーターはWiMAXにするとお得で快適ですよ。
興味のある方は以下のボタンリンクからGMOとくとくBBの公式サイトもあわせて参考にしてみてください。
モバイルルーターについては、以下の記事でも解説しているのでこちらもあわせてご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!固定回線が必要な人のタイプ3種類
固定回線が必要なタイプの人は、大きく分けて3つです。
動画などでインターネットを使うことが多い人
固定回線が持つ最大の強みは、一定の料金でネットが好きなだけ使えることです。
ネットで動画を見ることが多くても、通信速度が制限されることがありません。
ウェブサイトの閲覧や動画を好きなだけ見たい人には、固定回線の必要性がとても高いと言えるでしょう。
オンラインゲームをすることが多い人
固定回線が持つもう一つの強みは、通信速度の安定性。ポケットWi-Fiなどのネット回線は通信速度が安定しないので、オンラインゲームをすると動作に遅延が起きることがあります。
固定回線は通信速度が安定しているので、オンラインゲームで遊びたい人には打って付けと言えます。
複数の人が同時にネットを使う世帯
ポケットWi-Fiは3日間で10GBを消費すると通信速度が制限されてしまいます。
1人でネット回線を使う場合は、3日間で10GBを使い切ることは少ないです。
しかし同じ家で2人以上の人間が同時にネットを使う場合、3日間で利用できる容量が10GBでは足りません
。家族全員でネットを使うのであれば、固定回線は必要不可欠です。
固定回線が必要な人には光回線がおすすめ
上記のタイプのどれかに当てはまる方には、固定回線の中でも光回線がおすすめです。
ただ光回線にもいろいろな業者があり、どれを選んでもいいわけではありません。速い回線もあれば遅い回線もあり、安い回線もあれば高い回線もあります。
光回線ではNURO光がもっとも安く、もっとも速い
とはいえ速度が安定して速くて料金が安い回線は限られていて、ズバリ以下の4つの回線が定番の回線となっています。
- NURO光
- auひかり
- ソフトバンク光
- ドコモ光
このなかで月額料金で比較してみると、もっともお得なのはNURO光。月額料金はもともと安く、ソフトバンクのスマホを契約していれば割引でさらに安くなります。
しかも月額料金が安いだけでなく、一番優れているのは2Gbpsの速さです。NURO光は普通の光回線の二倍の速さで、それでいて価格が安いのです。(NURO光の詳細は以下の記事をご参照ください。)
NURO光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査! NURO 光 の公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)ただNURO光の唯一の欠点はエリアの広さ。以下の都道府県でしか使えません。
地域名 | 都道府県名 |
関東1都6県 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 |
東海4県 | 愛知、静岡、岐阜、三重 |
関西2府3県 | 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 |
九州2県 | 福岡、佐賀 |
ですのでNURO光のエリア外の人は別の回線を契約せざるを得ません。auのスマホユーザーなら割引があるauひかりをおすすめできます。
auひかりが気になる方はauひかりの公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
auひかりについては以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ソフトバンクのスマホを契約しているなら割引がきくソフトバンク光、同様にドコモで契約している方は割引があるドコモ光がおすすめです。
ソフトバンク光が気になる方はソフトバンク光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ソフトバンク光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ソフトバンク光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!ドコモ光が気になる方はドコモ光の公式サイトもあわせてご参照ください。(以下のボタンリンクからもご覧になれます。)
ドコモ光については以下の記事でも詳細を解説しているので、詳しいところまで知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ドコモ光の口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!