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Wi-Fiに接続するときはパスワードの入力が必要です。
しかし、正しいパスワードを入力しているのに「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される場合があります。
「Wi-Fiパスワードが違います」はパスワードが間違っているだけでなく、他の原因でも表示されます。
ここでは、「Wi-Fiパスワードが違います」が表示されるさまざまな原因と対処法を紹介しているので、Wi-Fiに接続できなくて困っている人はぜひご覧ください。
目次
「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージの意味
Wi-Fiの設定画面で表示される「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージは、今が言葉通りの状態であることを意味しています。
しかし、他の原因で「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される可能性もあるので注意が必要です。
メッセージは言葉通りパスワードが間違っている意味
「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージは、Wi-Fiに接続するときに入力したパスワードに間違えがあることを意味しています。
ご存知だと思いますが、自宅でWi-Fiに接続するときは設定画面でパスワードを入力しなければいけません。
※Wi-Fiに接続するときにパスワードを入力する画面。
パスワードの入力を間違えると「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージが表示されてWi-Fiに接続できません。
デバイスや周辺機器に原因がある場合も
しかし、パスワードを正しく入力しているのに「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される場合もあります。
後で詳しく説明しますが、「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージはデバイスや無線LANルーターに不具合が起きて表示される可能性があるからです。
パスワードを正しく入力した認識がある人は、デバイスや無線LANルーターに原因がないか疑ってみましょう。
「Wi-Fiパスワードが違います」が表示される7つの原因
「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される原因は7つしかないので、数少ない対処法を試せば解決できるはずです。
単に入力したパスワードが間違っている
「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されるときは、単純に入力したパスワードを間違っている可能性が高いです。
ですので、無線LANルーターに貼られているシールを見て、正しいパスワードを確認しながら入力しましょう。
ほとんどの無線LANルーターには、Wi-FiのパスワードとSSIDが記載されたシールが貼られているか同封されています。
万が一、何かしらの理由で無線LANルーターにシールが貼っていない場合でも、以下記事で対処法を紹介しているので安心してください。
Wi-Fiパスワード・ユーザー名を忘れた場合の調べ方!どれかわからない場合の対処法も!接続するWi-Fiを間違えている可能性も
そもそも、接続するべきWi-Fiを間違えて「Wi-Fiパスワードが違います」の表示が出ている可能性もあります。
Wi-Fiに接続するときは隣近所の人が利用しているWi-FiのSSIDも表示されるので、選択するべきSSIDを間違える可能性があります。
「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されたときは、選んだSSIDにも間違いがないか確認してみましょう。
選ぶべきSSIDも無線LANルーターに貼られているシールを見ればわかります。
シールが貼られていない場合はパスワードと同様で、こちらの記事で紹介している方法で対処できます。
Wi-Fiパスワード・ユーザー名を忘れた場合の調べ方!どれかわからない場合の対処法も!デバイス側の不具合
入力したパスワードとSSIDに間違いがなければ、次はWi-Fiにつなごうとしているデバイスに問題がないか調べてみましょう。
インターネットに接続するデバイスは、電源を切らずに使い続けるほど不具合を起こす可能性が高くなる機器だからです。
スマホやパソコンは動作ログが蓄積される作りになっています。
電源を切らずに使い続けると、蓄積された動作ログが本体に負荷をかけて正常なWi-Fi接続ができなくなり、「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される原因になりかねません。
蓄積された動作ログは端末を再起動させれば消去でき、通信状態も元通りの安定した状態に戻せます。
「Wi-Fiパスワードが違います」が表示されたときは、Wi-Fiにつなぎたいデバイスの再起動も試してみましょう。
無線LANルーターの不具合
入力したパスワードと選択したSSIDに間違いがなく、デバイスを再起動しても問題を解決できない場合は、無線LANルーターに不具合が起きている可能性が高いです。
無線LANルーターも電源を切らずに使い続けると、サーバーとの通信ログが蓄積して負荷がかかり正常に動作しなくなります。
無線LANルーターの不具合が原因のときも、ルーターを再起動させればログが消去されて問題を解決できます。
Wi-Fiが他の電磁波と干渉している
無線LANルーターが飛ばすWi-Fiが他の家電が発する電磁波と干渉して、通信状態が不安定になって「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される場合があります。
とくに、テレビや電子レンジの近くに無線LANルーターを置くと、Wi-Fiと電磁波が干渉する可能性が高いです。
テレビや電子レンジの近くに無線LANルーターを置いている人は、置き場所を見直してみましょう。
無線LANルーターの最適な設置場所も以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの適切な設置場所はここ!置き場所次第で速度は上がる!無線LANルーターから離れた場所にいる
1階に無線LANルーターを置いて2階でWi-Fiを使うときに「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される場合、無線LANルーターと今いる場所の距離に問題があるかもしれません。
無線LANルーターがWi-Fiを飛ばせる範囲には限界があり、設置場所から離れるほど通信状態が不安定になります。
1階でWi-Fiに接続できるのに2階でWi-Fiを使おうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される場合、ルーターとの距離が離れすぎている可能性があります。
無線LANルーターとの距離が「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される原因であれば、より性能が高い無線LANルーターへ買い替えるか中継器を導入しましょう。
スペックが高い無線LANルーターか中継器を導入すれば、距離が離れていても安定してWi-Fiが使えるようになります。
ルーターから離れた部屋でも安定してWi-Fiを使うためにハイスペックな無線LANルーターや中継器を導入するときは、性能をチェックしておく必要があります。
当サイトでは以下の記事で無線LANルーターと中継器の選び方を紹介しているので、あわせてご覧ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!Wi-Fi/無線LAN中継器とは?効果はあるか子機との違いまで解説!Wi-Fi/無線LAN中継器の選び方のポイント8つ!おすすめも比較して紹介!Wi-Fiへの接続台数が無線LANルーターの上限を超えている
何台ものスマホやパソコンをWi-Fiに接続している場合、無線LANルーターのキャパシティをオーバーしているかもしれません。
Wi-Fiに同時接続できるデバイスの数は、無線LANルーターは種類ごとに違うからです。
最大接続台数が6台の無線LANルーターを置いている状態で、7台目のデバイスをWi-Fiにつなごうとすると「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される可能性が高いです。
上限以上のデバイスをWi-Fiに接続してメッセージが表示されない場合もありますが、通信速度が急激に低下するのは必至です。
無線LANルーターの限界をこえる台数のデバイスをWi-Fiにつなぎたい場合、より性能が優れたルーターに買い替えるしか方法はありません。
無線LANルーターを増設する方法もありますが、設定が難しいうえに2台のルーターが飛ばすWi-Fiが干渉する恐れがあるのでおすすめできません。
今までは使えたのに「Wi-Fiパスワードが違います」が表示される2つの原因
いつも利用しているWi-Fiにつなごうとして「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージが出るパターンも珍しくありません。
いつも使っているWi-Fiにつながらないときは、デバイスか周辺機器に原因があると考えるべきです。
SSIDとパスワードが違う(可能性は低い)
可能性は高くありませんが、いつも利用しているWi-Fiにつなごうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されたときは、設定画面で選んだSSIDと入力したパスワードに間違いがないか調べてみましょう。
といっても、ほとんどの人は1度利用したWi-Fiを自動で接続できる設定にしていてSSIDの選択とパスワードの入力が不要なはず。
自動接続設定をOFFしていれば話は別ですが、いつも使っているWi-Fiを使おうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されるときは、他に原因があると考えるべきです。
デバイスや無線LANルーターが原因の可能性が高い
いつも使っているWi-Fiにつなごうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されるときは、デバイスか無線LANルーターに不具合が起きている可能性が高いです。
また、無線LANルーターの置き場所や、デバイスとルーターの距離に問題があるかもしれません。
ですので、いつも利用しているWi-Fiにつなごうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示されたときは、先ほど紹介した下記の対処法を試してみましょう。
- デバイスと無線LANルーターの再起動
- 無線LANルーターの置き場所を見直す
- 無線LANルーターと今いる場所の距離を見る
デバイスと無線LANルーターを再起動させれば、高い確率で「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージが表示されなくなります。
デバイスと無線LANルーターを再起動させても問題を解消できない場合はWi-Fiが不安定になっている可能性があります。
ルーターの置き場所やルーターとデバイスの距離が離れていないか見てみましょう。
無線LANルーターが寿命を迎えた可能性も
Wi-Fi環境を導入して年数が経っている場合、無線LANルーターが寿命を迎えて故障したかもしれません。
無線LANルーターには寿命があり、設置してから5年から8年経つと故障する可能性が高くなります。
設置してから5年経っていなくても、インターネットを利用する頻度が高いと故障する可能性は高くなります。
Wi-Fi環境を作って2年以上経っている状態で、どの対処法を試してもWi-Fiが使えない場合はルーターが故障していないか疑ってみましょう。
まとめ
Wi-Fiにつなごうとして「Wi-Fiパスワードが違います」と表示される原因は、単純に設定画面でパスワードの入力を間違えていることです。
設定画面で選択したSSIDを間違えても表示されます。
ですので、「Wi-Fiパスワードが違います」のメッセージが出たときは、設定画面で入力したパスワードや選択したSSIDに間違いがないか確認してみましょう。
入力したパスワードと選択したSSIDに間違いがなければ、デバイスや無線LANルーターに不具合が起きている可能性があるので再起動させてみましょう。
無線LANルーターとの置き場所やデバイスとルーターの距離が問題の可能性もあるので注意してください。