光回線のおすすめ4選

メガエッグとauひかりの決定的な違い6つ!どっちがいいか比較!

インターネット回線を契約するときフレッツ光が安定の選択肢というイメージがありますが、中国地方ではメガエッグも高い人気を集めています。

メガエッグにはauユーザーが受けられる特典が通信費を安くできるので、低コストでインターネットを使いたい人におすすめのサービスと言えます。

しかし、auひかりと比べてどうなのか気になっている人も少なくないでしょう。

メガエッグとauひかりにはどちらもauユーザーが受けられる特典を用意していますが、回線の品質や基本料金に大きな違いがあります。

そこで、ここではメガエッグとauひかりの違い6つを紹介して、どちらを選ぶべきなのか解説します。

メガエッグかauひかりのどちらを契約するか迷っている人は、参考にしてくださいね。

auひかりとメガエッグの共通点3つ

auひかりとメガエッグには3つの共通点があり、中にはauのスマホユーザーがどちらを選ぶか迷ってしまう要素があります。

共通点その1.auスマートバリューが受けられる

auひかりとメガエッグは、どちらも「auスマートバリュー」に対応しています。

auスマートバリュー 永年割引

「auスマートバリュー」とは、auのスマホ代が割引される特典です。

割引される金額はスマホ側の料金プランによって変わりますが、スマホ代が最大で2,000円安くなります。

auスマートバリュー 割引金額一覧
プランデータ容量2年間3年目以降
auピタット
プラン
スーパーカケホ/カケホ:2GBまで
シンプル:1GB超~2GBまで
500円500円
スーパーカケホ/
カケホ/シンプル:
2GB超~20GBまで
1,000円1,000円
auフラット
プラン
20/30GB1,000円1,000円
データ定額1/2GB934円500円
データ定額2/3GB
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン
934円934円
データ定額5/20GB
LTEフラット(7GB)
ISフラット
1,410円934円
データ定額30GB2,000円934円

さらに、「auスマートバリュー」では家族全員が割引の対象になるので、auのスマホを使っている家族が多いほど通信費が安くなります。

「auスマートバリュー」家族全員が割引の対象

auユーザーにとってauひかりとメガエッグは、もっとも通信費を安くできる光回線サービスになります。

共通点その2.回線の導入工事が必要

auひかりとメガエッグは、どちらも契約する際に回線の導入工事を行わなければいけないので、高額な初期費用が発生します。

しかし、どちらのサービスもキャンペーンが充実しているので、初期費用による負担を最小限に抑えることができます。

キャンペーンの内容はauひかりとメガエッグで異なるので、後ほど詳しく解説します。

共通点その3.工事の内容が同じ

auひかりとメガエッグの導入工事は、作業内容がほとんど同じものになっています。

戸建てで利用する場合は、どちらのサービスを利用する場合も電柱から自宅へ光ファイバーを引き込み、宅内に光コンセントとONUを設置します。

auひかり 工事内容 戸建て

マンションで利用する場合は、どちらのサービスも予め住居に光ファイバーが引き込まれていることが多いです。

ですので、壁の中から宅内に通信ケーブルを引き込んでから光コンセントとONUが設置されます。

auひかり 工事内容 マンション

工事の内容は同じですが、請求される費用はそれぞれ異なっています。工事費用の金額は後ほど紹介します。

auひかりとメガエッグの違い6つ

auひかりとメガエッグには、異なる点が5つあります。

5つの相違点はどちらのサービスを選ぶのかを判断するポイントになるので、しっかり把握しておきましょう。

違いその1.サービスの提供エリアが違う

日本地図

メガエッグとauひかりには、サービスを提供しているエリアに大きな違いがあります。

メガエッグは中国電力系列の会社が運営しているので、

  • 鳥取県
  • 島根県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 山口県

にしかサービスを提供していません。

auひかりは全国的にサービスを提供していますが、運営しているKDDIが電力系通信事業者の幹部会社です。

そういう関係があり、電力会社の100%子会社が運営するeo光がある関西とコミュファ光がある中部では戸建てタイプを利用することができません。

メガエッグとauひかりを比較する必要があるのは、中国地方に住んでいる人に限られるわけです。

ただ地域によってはメガエッグとauひかりのどちらかしか提供されていないことがあるので、下記のページで確認しておきましょう。

auひかり・メガエッグ 提供エリア確認ページ
サービスURL
auひかりhttps://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode
メガエッグhttps://www.megaegg.jp/area_check/article_check.html

違いその2.対応速度が違う

スピード

メガエッグとauひかりには、対応する通信速度に大きな違いがあります。

メガエッグは最大で1Gbpsの通信速度に対応していますが、マンションの配線方式によっては対応速度が最大100Mbpsになることがあります。

auひかりも最大1Gbpsの速度に対応していますが、2018年3月からは

  • 最大5Gbpsに対応した「auひかりホームV5ギガ」
  • 最大10Gbpsに対応した「auひかりホームX10ギガ」

の提供を開始しています。

といっても「auひかりホームV5ギガ」と「auひかりホームX10ギガ」は関東でしか利用できないのが現状です。

中国地方に住んでいる場合はメガエッグとauひかりのどちらも対応速度が最大1Gbpsになります。

なお速度については以下の記事でも取り上げているので、さらに詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

メガエッグ光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!auひかりのトップページauひかりの速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!

違いその3.実効速度が違う

メガエッグ光とauひかりはどちらも最大1Gbpsの速度に対応していますが、実際に出る通信速度は大きく異なっています。

メガエッグは回線のクオリティに定評があるサービスですが、実効速度が100Mbps以上になることは少ないです。

auひかりは実効速度が100Mbps以上になることが多く、場合によっては400Mbps以上の数値を叩きだします。

100Mbps以上のスピードが出れば十分快適にインターネットができますが、通信速度の速さにこだわるならauひかりがおすすめです。

なお口コミ・評判については以下の記事でさらに詳しく取り上げているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

メガエッグの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!auひかりの口コミ・評判を徹底分析!良い回線なのか実態を調査!

違いその4.月額料金が違う

財布

auひかりとメガエッグには月額料金に違いがあるので、「auスマートバリュー」が受けられたとしても比較しておく必要があります。

auひかりの月額料金

auひかりの戸建てタイプには、

  • ずっとギガ得プラン
  • ギガ得プラン
  • 標準プラン

この3つがありますが、もっとも月額料金が安い「ずっとギガ得プラン」を選ぶことがほとんどです。

auひかり戸建てタイプ 月額料金
プラン1年目2年目3年目以降
ずっとギガ得
プラン
5,100円5,000円4,900円
ギガ得プラン5,200円
標準プラン6,300円

auひかりのマンションタイプは、住居内の契約戸数や配線方式によって月額料金が異なります。

auひかりマンションタイプ 月額料金
契約タイプ月額料金
タイプV16契約以上3,800円
8契約以上4,100円
都市機構
デラックス
東日本/
西日本
3,800円
タイプE16契約以上3,400円
8契約以上3,700円
マンション ギガ4,050円
マンションミニ ギガ5,000円
タイプF3,900円

メガエッグの月額料金

メガエッグの戸建てには、

  • ファミリーコースプラン
  • ファミリーコース

この2種類があり、マンションタイプでは上記の2つに加えて「スタンダードコース」があります。

この3つのコースには、セキュリティソフトや設定サポートの利用が無料か有料になるかの違いがあります。

メガ・エッグ 光ネット[マンション](集合住宅)各コースの仕様

無料で利用できるオプションが多い「ファミリーコースプラン」は月額料金が若干高いです。

逆に無料で利用できるオプションが少ない「ファミリーコース」と「スタンダード」コースは月額料金が低めになっています。

そのためメガエッグでは必要なオプションにあわせてプランを選ぶ必要があります。

メガエッグ 戸建てタイプ 月額料金
プランファミリー
コース
プラス
ファミリー
コース
1年目4,000円4,000円
2~3年目5,410円5,000円
4~6年目5,410円5,000円
7年目以降5,110円4,700円

メガエッグのマンションタイプは、1棟あたりの契約戸数によって月額料金が変動します。

メガエッグ マンションタイプ 月額料金(1棟あたり15契約以下の場合
プランファミリー
コース
プラス
ファミリー
コース
スタンダード
コース
1年目2,200円2,200円2,600円
2~3年目4,281円3,800円3,400円
4~6年目4,481円4,000円3,600円
7年目以降4,281円3,800円3,400円
メガエッグ マンションタイプ 月額料金(1棟あたり16契約以上の場合
プランファミリー
コース
プラス
ファミリー
コース
スタンダード
コース
1年目2,000円2,000円2,400円
2~3年目4,081円3,600円3,200円
4~6年目4,281円3,800円3,400円
7年目以降4,081円3,600円3,200円

どちらにしても、メガエッグは契約を開始した直後は月額料金が安くなっています。

ですので通信費を少しでも安くしたい人におすすめできるサービスと言えるでしょう。

auひかりとメガエッグの月額料金の比較まとめ

auひかりとメガエッグの月額料金を表で比較してみると、メガエッグのほうがお得な印象を受けます。

auひかり・メガエッグ 月額料金比較表
サービス戸建てマンション
auひかり1年目:5,100円
2年目:5,000円
3年目以降:4,900円
3,400~5,000円
メガエッグ1年目:4,000円
2~3年目:5,000~5,410円
4~6年目:5,000~5,410円
7年目以降:4,700~5,110円
1年目:2,000~2,600円
2~3年目:3,200~4,281円
4~6年目:3,400~4,481円
7年目以降:3,200~4,281円

安い料金でインターネットを使うならメガエッグを選んだほうがいいです。

しかし、とにかく通信速度が速い回線を使いたいなら月額料金を度外視してもauひかりを選ぶといった感じになります。

違いその5.初期費用の金額が違う

メガエッグ、auひかり、それぞれ契約時には下記の工事費用が必要になります。

  • メガエッグ:戸建てとマンションともに35,000円
  • auひかり:戸建てで37,500円、マンションで30,000円

どちらのサービスも初期費用が高額ですが、分割で支払うことができるうえに、月額料金を割り引いて実質負担を0円にしてくれます。

しかしauひかりの工事費用を実質無料にするには、ひかり電話に加入しなければいけません。

そのため初期費用を安くする条件はメガエッグのほうが優しいということになります。

違いその6.キャンペーンの内容が違う

メガエッグとauひかりは、どちらも契約特典としてキャッシュバックを用意していますが、もらえる金額が大きく異なります。

メガエッグを公式サイトから申し込むと、15,000円のキャッシュバックをもらうことができます。

メガエッグ公式サイト 15000円キャッシュバック

auひかりを公式サイトで申し込むと10,000円のキャッシュバックをもらうことができます。

auひかり(au one net)10000円キャッシュバック

さらにauひかりでは、公式サイトではなく株式会社NEXTという代理店のサイトで申し込めば、ひかり電話に加入しなくても最大50,000円の高額なキャッシュバックをもらうことができます。

auひかり 株式会社NEXT

auひかりにはひかり電話に加入しないと工事費の負担が無くならないというデメリットがありました。

ですが高額なキャッシュバックがもらえる代理店で申し込めば問題が無くなります。

ひかり電話に加入すれば、auひかりの工事費用が実質無料になるうえに、キャッシュバックの金額が高くなります。

キャッシュバックキャンペーンの充実度では、auひかりに分があると言えるでしょう。

auひかりとメガエッグならどちらを選ぶべきか契約状況ごとに分析

auひかりとメガエッグにはそれぞれに得手不得手があるので、どちらのサービスを選ぶべきなのかは状況によって異なります。

さまざまな状況を仮定し、auひかりとメガエッグのどちらを契約したほうがいいのか解説します。

その1.完全に新規で契約する場合

新規

新規で契約する場合auひかりとメガエッグのどちらを契約しても工事は必要ですが、費用を負担する必要はないので初期費用は比較の対象にはなりません。

通信速度の速さか料金の安さのどちらを重視するかで契約するサービスが変わってきます。

通信速度にこだわるなら回線の評価が高いauひかりを選ぶべきです。詳細は以下のボタンリンクから公式サイトをご参照ください。

料金の安さを求めるならメガエッグを選ぶべきです。

その2.auひかりからメガエッグへ乗り換えの場合

auひかり→メガエッグ

auひかりからメガエッグに乗り換えると月額料金が安くなりますが、通信速度がある程度落ちる可能性があります。

そのため、通信速度にこだわるなら、auひかりを使い続けたほうがいいでしょう。

auひかりからメガエッグに乗り換えるには工事が必要になりますが、先ほどから説明している通り初期費用はかかりません。

auひかりを解約するには更新月でない限り7,000円から15,000円の違約金が発生しますが、公式の15,000円キャッシュバックキャンペーンがあるので問題ありません。

ですのでメガエッグに乗り換えるときは費用を心配する必要がなく、月額料金の安さを求めるなら悪い選択肢ではありません。

その3.メガエッグからauひかりに乗り換えの場合

メガエッグ→auひかり

メガエッグからauひかりに乗り換える場合も工事は必要ですが、先ほど説明した通りキャンペーンが充実しているので費用を負担することがありません。

メガエッグの違約金も心配しなくていいでしょう。

メガエッグからauひかりへ乗り換えると月額料金が高くなることが基本ですが、場合によってはその逆になることもあります。

またauひかりは株式会社NEXTで契約すれば非常にキャッシュバックが高いので、たとえ月額料金が高くても、数年でまた別の回線に乗り換えるならキャッシュバック分お得です。

キャッシュバック目当てなら乗り換えがおすすめです。

auひかりの興味のある方は、株式会社NEXTの代理店の公式サイトもあわせて参考にしてみてください。(以下のボタンリンクからご覧になれます。)