光回線のおすすめ4選

光コラボにしたら電話番号は変わる?戻すこと引き継ぐことはできるか解説!

契約しているインターネットの事業者を変えるときに、電話番号はどうなるのか気になりますよね?

フレッツ光から光コラボに乗り換えるときは、簡単な手続きで電話番号を引き継ぐことができます。

ただ、手続きを間違えてしまうと、電話番号が変わるデメリットがあるので注意しなければいけません。

後々大きなトラブルに発展しないように、光コラボで同じ電話番号を使い続ける方法を覚えておきましょう。

ここでは、光コラボに転用する際に電話番号を引き継ぐ方法と条件を解説します。

光コラボを契約する際に間違って新しい番号を発行してしまった際の対処法も紹介しています。

光コラボへの転用を考えている人だけでなく、すでに利用している人も参考にご覧ください。

※そもそも光コラボとは何か、ということから知りたい方は、まずはこちらの記事からご参照ください。

光コラボとは何か?メリット5つとデメリット6つをわかりやすく解説!

光コラボに転用すると電話はどのような扱いになるか知ろう!

電話

フレッツ光から光コラボに転用すると、固定電話番号の提供事業者も切り替わることが基本です。

しかし、これはフレッツ光のひかり電話を利用している場合に限ります。

アナログ回線で電話を使っていると、必ず電話番号が光コラボに移行するわけではありません。

※そもそもひかり電話が何か、ということから知りたい方は、まずはこちらの記事からご参照ください。

光電話とは?メリット9つとデメリット6つをわかりやすく解説!

ひかり電話の番号は必ず光コラボへ移行する

フレッツ光でひかり電話を利用している人が光コラボへ転用すると、必ずインターネット回線だけでなくひかり電話の提供事業者もNTTから光コラボに切り替わります。

提供事業者が切り替わると、今までNTTから請求されていた電話料金を光コラボの事業者に支払うことになります。

といっても、フレッツ光から光コラボに転用する場合、電話番号は変わりません。

フレッツ光から光コラボへの転用は今の環境を変えずに提供事業者が切り替わる手続きなので、ひかり電話の環境もそのままになるわけです。

MEMO

なお、フレッツ光でひかり電話を利用している状態だと、光コラボへの電話番号移行は無料で行えます。

アナログ回線の電話番号も光コラボに引き継げる

ひかり電話ではなくアナログ回線で固定電話を使っている人もいると思います。

アナログ回線で固定電話を使っている場合でも光コラボに番号を引き継ぐことができますが、5,000円の手数料がかかります。

手数料の値段を見ると固定電話を光コラボに移行したくないと考える人もいるかもしれません。

ポイント

しかし、長い目で固定電話を使うことを考えると、電話をアナログ回線のままにするよりも光コラボに移行させたほうがお得です。

その理由はこの後すぐに説明します。

ひかり電話だけフレッツ光にすることはできないが…

光コラボに転用するとき、人によっては固定電話だけをフレッツ光で利用できないかという疑問が浮かぶかもしれません。

結論から言うと、光コラボに転用してから固定電話をフレッツ光で使うことはできません。

光コラボに転用すると、インターネット回線とひかり電話の提供事業者がどちらもフレッツ光以外の会社になるからです。

ただ、固定電話の事業者が光コラボに切り替わるのは、フレッツ光でひかり電話を利用している場合に限ります。

アナログ回線で固定電話を利用していると、光コラボに転用しても提供事業者をNTTのままにすることができます。

(アナログ回線で利用する場合、フレッツ光ではなくNTTで利用するという理屈にはなりますが…)

しかし、アナログ回線のままで固定電話を利用すると、電話代が高くなるのでおすすめできません。

下記の表でアナログ回線とひかり電話の利用料金を比べるとよくわかります。

ひかり電話とアナログ電話の通話料比較表
種別基本料金通話料金
固定電話携帯
ひかり電話500円8円/3分ドコモ:16円/1分
au:17.5円/1分
ソフトバンク:17.5円/1分
アナログ電話1,450~1,950円市内:8.5円/3分
県内市外:20~40円/3分
県外:20~80円/3分
ドコモ:20円/1分
au:30円/1分
ソフトバンク:40円/1分
注意

アナログ回線の基本料金は1,450円から1,950円なっていて、500円のひかり電話と比べると明らかに高額です。

通話料にも大きな違いがあり、アナログ回線で固定電話同士の通話をすると、相手がいる場所が遠くなるほど料金が高くなります。

ひかり電話は日本全国一律で3分あたり8円となっているので、アナログ回線よりも安い料金設定と言えます。

携帯電話の相手と通話する場合もひかり電話を利用したほうが料金を安くできます。

光コラボに転用するときは電話をアナログ回線から光回線に切り替えたほうがいいでしょう。

結論:フレッツ光から光コラボに転用しても電話番号は変わらない

細かい話が続いたので、ひとまず結論をまとめます。

フレッツ光でひかり電話を利用している場合、光コラボに転用すると固定電話の提供事業者は必ず光コラボになりますが番号は変わりません。

アナログ回線で固定電話を使っている場合でも番号は変わりませんが、電話を光コラボに移転させるかそのままにするかのどちらかを選ぶことができます。

しかし、光コラボでひかり電話を利用したほうが通話料は安いので、あえてアナログ回線のままにしておく理由はありません。

光コラボに転用してから電話番号を引き継ぐ方法を知ろう!

ポイントを示す男性

フレッツ光で利用している固定電話の番号は、簡単な方法で光コラボに引き継ぐことができます。

ただ、アナログ回線で利用している電話番号を引き継ぐときは、状況によって手続きが面倒になることがあります。

フレッツ光から転用するときは固定電話の番号を申告するだけ

フレッツ光のひかり電話を利用している場合、番号は光コラボを申し込む際に申告するだけで引き継ぐことができます。

ポイント

ただ、オンラインで申し込む際は、情報入力欄にある「利用中の固定電話」の項目で「NTTひかり電話」にチェックを入れておく必要があります。

ソフトバンク光 オンライン 申込

※ソフトバンク光をオンラインで申し込むときの画面。

間違えて他の項目にチェックを入れてしまうと後で大きなトラブルに発展してしまうので、とても面倒なことになってしまいます。

また、店頭で申し込むときも「ひかり電話を使っています」と申告しないとトラブルの原因になります。

フレッツ光でひかり電話を利用している人は、光コラボを申し込むときに必ずひかり電話を使っている旨を伝えましょう。

アナログ回線の電話番号を光コラボに移転するときも方法は同じ

アナログ回線で利用している電話番号も、先ほどと同じ方法で光コラボに引き継ぐことができます。

ポイント

申し込むときは「NTTの加入電話を利用しています」・「アナログ回線で電話を使っています」と申告する必要があります。

オンラインで光コラボの契約申込みをするときは、「利用中の固定電話」の項目で「NTT加入電話」にチェックを入れましょう。

アナログ回線の番号を光コラボに移行するときは1つの注意点がある

アナログ回線で利用している電話番号を光コラボに引き継ぐ際、1つだけ注意しておきたいことがあります。

それは「契約者の名義」です。

フレッツ光と光コラボのどちらもひかり電話を利用するには、インターネット回線と電話の契約者名義を同じにしなければいけません。

インターネット回線の契約者名義がAさんで、アナログ電話回線の名義がBさんになると、両方の名義をAさんにしなければ番号を光コラボに移行できないわけです。

MEMO

ただ、アナログ回線の契約者名義が異なる場合でも、申し込む際に名義人の名前と続柄を申告すれば電話番号を光コラボに引き継ぐことができます。

ソフトバンク光 オンライン 申込 アナログ回線

ですが、申し込む際にアナログ回線の名義人を間違えると、事業者にNGと判定されて転用できません。

アナログ回線の名義人がインターネット回線の契約者と異なる心当たりがある人は、申し込む前に確認しておきましょう。

ひかり電話の電話番号の引き継ぎについては以下の記事でも解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

光電話の電話番号を変えたくない場合の対処法!引き継ぎできるか解説!

光コラボにすでに転用してしまった場合の立ち回り方法を知ろう!

電話 番号

フレッツ光から光コラボに転用するときに、間違って電話番号を新規で作ってしまう場合があります。

番号が引き継げるのに間違って新規で作成してしまうと、基本的に後戻りすることができなくなります。

しかし、アナログ回線で電話を使っていた場合はなんとかすることができます。

電話番号を引き継ぎ忘れると元に戻せない

フレッツ光から光コラボに転用すると、もとのインターネット回線とひかり電話の契約は自動的に解約となります。

先ほど説明した通り、電話番号は契約手続きをするときに申請をすれば、同じものを使うことができます。

注意

しかし、契約手続きの際に引き継ぎの申請をし忘れて新規で番号を発行してしまうと、もとも電話番号は消滅してしまいます。

間違えてもとの電話番号が消滅してしまうと、2度と復活させることはできません。

消滅してしまった場合、もう一度アナログの電話番号を作るしかない

誤って電話番号を消滅させてしまうと、NTT側に連絡して一からアナログ回線の電話番号を作ることをおすすめします。

光コラボから発行された電話番号はまた他社の光回線サービスに乗り換えると消えてしまう恐れがあり、半永久的に使い続けることができないからです。

NTT側にアナログ回線の電話番号を発行してもらい、その番号を光コラボに移行すれば、他の光回線に乗り換えることになっても使い続けることができます。

もちろん、光コラボから他の光回線に乗り換えるときは、番号が消えないように必ず引き継ぎの申請をしてください。

アナログ回線で電話を使っていた場合はなんとかできる

転用をする際に誤って新しい番号を作ってしまっても、アナログ回線で電話を使っているとなんとかできます。

アナログ回線で電話を利用していると、光コラボに転用をして新しい番号を発行しても二重で電話契約をすることになるからです。

この場合、転用先の事業者に連絡すれば、アナログ回線として生きている電話番号を光コラボのひかり電話に移行することができます。

筆者がリサーチとしてソフトバンク光に「転用した後でアナログ回線をひかり電話に移行できるのか?」と問い合わせたところ、可能と返答されたので問題ありません。

ソフトバンク光 チャットサポート 質問

※筆者がソフトバンク光公式サイトのチャットサポートにて、契約した後にアナログ回線を光電話に移行できないか問い合わせた際のやり取り。

また、申し込みをしてから契約事業者が切り替わる前に間違いに気付けたとします。

その場合は、サポート窓口に連絡することで、アナログ回線の電話番号を移行する内容に変更することができます。

ひかり電話の契約が無くなるときは加入権を持っていれば残せる

光コラボを契約する、もしくはひかり電話を解約する場合、使い続けていた番号は電話加入権を持っているかで変わります。

フレッツ光や光コラボのひかり電話を契約するときに発行した番号は、加入権の購入が伴っていないことが多いので、高い確率で引き継ぐことができません。

フレッツ光や光コラボのひかり電話を契約するよりも前に利用している番号は、NTTの加入電話を利用する際に発行したものなので使い続けることができます。

といっても、電話加入権を持っていても簡単に使い続けられるわけではありません。

注意

番号を残すにはNTTに連絡して「アナログ戻し」の手続きをしなければいけません。

アナログ戻しとは、ひかり電話で利用していた番号をアナログ回線に戻す手続きです。

アナログ戻しをするには2,000円から10,000円ほどの費用がかかりますが、電話番号を変えないためには避けられない出費になります。

なお、アナログ回線に戻した番号はそのままの形で使うことができますし、他社の光回線サービスのひかり電話で利用することも可能です。

アナログ戻しについては以下の記事でも詳しく解説しているので、こちらもあわせてご参照ください。

光電話のアナログ戻しとは?費用・料金から手順、工事内容まで全て解説!

まとめ

フレッツ光から光コラボに転用するときは、ひかり電話とアナログ電話のどちらを利用していても番号を引き継ぐことができます。

厳密に説明すると、ひかり電話を利用している場合は強制的に番号が引き継がれ、アナログ回線を利用していると申請をすることで番号を引き継ぐことができます。

ただ、ひかり電話を利用している場合、申請を間違えると番号が消えてしまうので注意してください。

アナログ回線を利用していると、光コラボのネット回線と固定電話の契約を別にすることができますが、通話料のことを考えると全て光コラボに移行させるべきです。

アナログ回線はひかり電話よりも基本料金と通話料の両方が高いので、今さら使い続けるメリットがありません。

光コラボに転用するときは、電話番号も移行させるべきと思ってください。

光コラボに転用する際に間違って新しい番号を発行してしまうと、アナログ回線で電話を使っていない限り前の番号に戻すことはできません。

フレッツ光から光コラボに乗り換えるときは、電話番号に引き継ぎ申請を忘れずにしておきましょう。

これから回線を契約しようと思っている方は、以下の記事で速くて安い質の高い回線を厳選して紹介しているので、あわせてこちらも参考にしてみてください。

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