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これからフレッツ光ネクスト隼を契約する人のほとんどは、自宅をWi-Fi環境にしたいと考えているのではないでしょうか?
Wi-Fiを使うためには、無線LANルーターが必要不可欠です。
フレッツ光では無線LANルーターを用意する方法が2つありますが、どちらの方法を選ぶべきなのかは人によって違います。
ここでは、フレッツ光ネクスト隼の無線LANルーターを用意する方法と、どの無線LANルーターを選ぶべきなのかを解説します。
自宅でWi-Fiを使うためにフレッツ光ネクスト隼を契約しようと思っている人は参考にご覧ください。
フレッツ光ネクスト隼の無線LANルーターを用意する方法は2つ
フレッツ光の回線で利用する無線LANルーターを用意する方法は2つあります。どちらの方法を選んだほうがいいのかは人によって違います。
無線LANルーターを用意する方法は2つ
フレッツ光を契約して無線LANルーターを用意する方法は主に以下の2通りです。
フレッツ光から無線LAN内蔵型ホームゲートウェイをレンタルする
フレッツ光ネクスト隼では、契約者に向けて無線LAN内蔵型(厳密には、ホームゲートウェイに挿入できる無線LANカード)を有料レンタルで提供しています。(ホームゲートウェイの詳細は以下の記事をご参照ください。)
ホームゲートウェイとは?ONUや無線LANルーターとの違いまで解説!レンタル料金はひかり電話を利用しているかで違い、
- ひかり電話に加入している場合:月額100円
- ひかり電話を利用していない場合:月額350円
になります。
市販の無線LANルーターを購入する
フレッツ光ネクスト隼では、家電量販店やAmazonで購入できる市販の無線LANルーターも利用することができます。市販の無線LANルーターは購入するときの出費が大きいデメリットがあります。
ですが、人によってはフレッツ光からレンタルするよりも快適にWi-Fiが利用できることもあります。
無線LANルーターをレンタルするメリットとデメリット
フレッツ光ネクスト隼で無線LANルーターをレンタルすれば、自分で購入するよりも初期費用が安くなります。
無線LANルーターとしての性能も申し分無く、最大866Mbpsから1.3Gbpsの速度に対応しているので快適にWi-Fiが利用できるでしょう。
Wi-Fiを発信できる範囲もそれなりに広いので、2階建ての戸建てや3LDKのマンションならどの部屋にしてもインターネットに接続できるようになります。
しかし、3階建ての戸建てや4LDKのマンションだとWi-Fiが利用できない部屋が出てくるので、自分で中継器を用意しなければいけません。
中継器を購入するには5,000円前後の費用が必要になってしまいます。(中継器の詳細は以下の記事をご参照ください。)
Wi-Fi/無線LAN中継器とは?効果はあるか子機との違いまで解説!ですので、3階建ての戸建てや4LDKのマンションに住んでいる人は市販の無線LANルーターも選択肢に入れたほうがいいでしょう。
契約している限りずっと利用料金が請求されてしまう点もデメリットです。
月額だけで考えると、無線LANルーターのレンタル料金はそれほど大きな負担にならないように感じますよね?
しかし、ひかり電話を利用していない人が月額350円で無線LANルーターをレンタルすると、2年間で総額8,400円の費用を負担することになります。
8,400円もあれば市販でそれなりの無線LANルーターが購入できるので、月額の安さだけでレンタルを選ぶことはおすすめできません。
ひかり電話に加入していれば2年間での負担額は2,400円なので、それほど大きな問題にはなりませんが…。(ひかり電話の詳細は以下の記事をご参照ください。)
光電話とは?メリット9つとデメリット6つをわかりやすく解説!自分で無線LANルーターを購入するメリットとデメリット
市販の無線LANルーターは種類によって販売価格が異なりますが、安いものだと3,000円前後で購入することができます。
※Amazonで「無線LANルーター」を検索したときの画面。
しかし、あまりにも安い無線LANルーターは通信速度が遅いので、フレッツ光ネクスト隼の高速回線を活かすことができません。
フレッツ光ネクスト隼の回線を活かす無線LANルーターを購入するには、7,000円から10,000円ほどの購入費用が必要になります。
ただ、市販の無線LANルーターを購入する場合、自宅の広さに合ったスペックの機種が購入できるメリットがあります。
先ほど説明した通り、フレッツ光からレンタルできる無線LANルーターはWi-Fiが発信できる範囲が限られているので、場合によっては中継器を買わなければいけません。(中継器の選び方の詳細は以下の記事をご参照ください。)
Wi-Fi/無線LAN中継器の選び方のポイント8つ!おすすめも比較して紹介!市販されている無線LANルーターの中には、3階建ての戸建てや4LDKのマンションでも全域にWi-Fiを発信できる機種がいくつもあります。
また、フレッツ光からレンタルする場合と違って、購入してしまえば利用料金が一切発生しない点もメリットです。
無線LANルーターをレンタルか購入のどちらで用意するべきなのかは、人それぞれのタイプで異なるので一概に断言できません。
土橋亮太(著者)
ただ、長い目で見てコストを安くしたい人、3階建ての戸建てや4LDKのマンションに住んでいる人は市販の無線LANルーターを買ったほうがいいでしょう。
フレッツ光ネクスト隼に見合った無線LANルーターの選び方
フレッツ光から無線LANルーターをレンタルする場合、よほど広い家に住んでない限りは十分なスペックを持つ機種を利用することができます。
市販の無線LANルーターを購入する場合はあまりにも種類が多いので、どれを購入すればいいのかがわからないですよね?
自分で無線LANルーターを購入するときは、フレッツ光ネクスト隼が持つクオリティを発揮できる機種を選ばなければいけません。
といっても、最低限の知識さえ押さえておけば、簡単にフレッツ光ネクスト隼に見合う無線LANルーターを買うことができます。
フレッツ光のクオリティに見合った無線LANルーターの条件は2つ
フレッツ光ネクスト隼に見合った無線LANルーターを選ぶポイントは、以下の2つだけです。
- 対応速度が866Mbps以上
- 対応規格がIEEE802.11ac
フレッツ光ネクスト隼は最大1Gbpsの通信速度に対応しています。(速度の詳細は以下の記事をご参照ください。)
フレッツ光ネクスト隼の速度は遅い?違いから料金まで全て解説!ですが、無線LANルーターが対応する速度が遅いと本来のクオリティを発揮することができません。
なので、フレッツ光ネクスト隼の回線を導入しているのなら、最低でも866Mbpsの速度に対応した無線LANルーターが必要です。
「フレッツ光ネクスト隼の通信速度は最大1Gbpsだから、無線LANルーターの速度も最大1Gbpsのほうがいいのでは?」と思いますよね?
無線LANルーターの通信速度が最大866Mbpsで十分な理由は、Wi-Fiを利用するスマホやタブレットが1Gbpsの速度に対応していないことにあります。
現在販売されているスマホやタブレットのほとんどは対応速度が最大866Mbpsなので、1Gbps以上の速度に対応した無線LANルーターを買っても意味がありません。
対応しているWi-Fi規格が「IEEE802.11ac」であることも、無線LANルーターを選ぶうえで大切なポイントです。
IEEE802.11acは最新のWi-Fi規格で、フレッツ光ネクスト隼の性能を最大限活かせる規格です。
IEEE802.11acに対応していない無線LANルーターを購入してしまうと、フレッツ光ネクスト隼の回線を導入していても通信速度が遅くなる可能性があります。
自分で無線LANルーターを買う場合は、対応速度が最大866Mbps以上、対応規格がIEEE802.11acであることを意識して機種を選んでください。
家の面積が広いならWi-Fiの発信範囲も気にしよう
先ほども説明しましたが、無線LANルーターは機種によってWi-Fiが発信できる範囲が異なります。
なので、自宅の全ての部屋にWi-Fiが発信できる無線LANルーターを選ぶことも大切です。
無線LANルーターを購入するときは、どの機種がどの範囲までWi-Fiを発信できるのかわからないと思いがちです。
しかし、無線LANルーターを製造しているメーカーは、公式ホームページで機種ごとのWi-Fiの発信できる範囲を記載しています。
家電量販店でも店員さんが親切に見合った無線LANルーターを教えてくれます。
メーカーのサイトや店頭のスタッフからの情報を頼りにして、自宅の全範囲がWi-Fi環境になる無線LANルーターを選びましょう。
通信距離については以下の記事でも解説しているので、仕組み等を知りたい方はこちらもご参照ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの通信距離はどのくらい?範囲を広げる延ばす方法あり?!有線接続を利用するならLANポートの規格もチェック
Wi-Fiだけでなく有線接続でもインターネットを利用したい場合は、LANポートの規格も優れた無線LANルーター選びが求められます。
有線接続でフレッツ光ネクスト隼のクオリティを活かすためには、Gigabit1000BASE-T・1000BASE-TXのどちらかに対応した無線LANルーターがおすすめです。
Gigabit1000BASE-T・1000BASE-TXは名前の通り最大1Gbpsの速度に対応しているので、フレッツ光ネクスト隼のクオリティをいかんなく発揮してくれます。
間違って100BASE対応の無線LANルーターを買ってしまうと、有線接続の通信速度が最大100Mbpsになってしまうので注意してください。
フレッツ光ネクスト隼に見合った無線LANルーター2選
無線LANルーターには多くの種類がありますが、
- 対応速度
- 規格
- Wi-Fiの発信範囲
これらのポイントを押さえれば選択肢をかなり絞ることができます。
基本的には
- 2階建てや3LDKのマンションに向いているスタンダードタイプ
- 3階建てや4LDKのマンションに向いている広範囲タイプ
このどちらかが選択肢になります。
もっともスタンダードなWRC-1167GHBK2-S
スタンダードタイプといってもかなりの種類がありますが、もっともベターな選択肢はELECOM製の「WRC-1167GHBK2-S」です。
WRC-1167GHBK2-Sは通信速度が最大866Mbpsとなっていて、IEEE802.11acにも対応しているのでもっとも無難な選択肢と言えます。
販売価格もスタンダードタイプの中では安価な7,690円なうえに、Amazonなどでは5,000円代が購入できます。
2階建ての戸建てや3LDKのマンションに住んでいる人は、WRC-1167GHBK2-Sを基準にして無線LANルーターを選ぶといいでしょう。
3LDKのマンションや3階建ての戸建てにおすすめ
3階建ての戸建てや4LDKのマンションに住んでいる人におすすめの無線LANルーターは、Buffalo製のWXR-1900DHP3です。
WXR-1900DHP3は販売価格が13,000円程と高いですが、可動式アンテナが搭載されているので広範囲に渡ってWi-Fiを発信してくれます。
通信速度と対応規格も申し分無いので、フレッツ光で無線LANルーターをレンタルして中継器を購入するぐらいなら、WXR-1900DHP3を買ったほうが無難です。
変わり種な無線LANルーター2種類
先ほど紹介した2種類の無線LANルーターはオーソドックスな機種です。
中には、Wi-Fiを飛ばす他にも機能を兼ね備えている無線LANルーターがあります。
販売価格は高めですが、幅広い機能に魅力を感じる人もいるかもしれません。
設定が簡単で機能が豊富なGoogle Wi-Fi
Google Wi-Fiは専用アプリを使えば設定が簡単にできるうえに、複数台使うとWi-Fiの発信範囲が広げられる無線LANルーターです。
管理機能も豊富で、子供がWi-Fiに接続できない時間帯の設定や成人向けサイトをブロックすることもできます。
ただ、販売価格が1台15,000円と高額なので、コストパフォーマンスは良いと言えません。
Wi-Fiの発信範囲が広くストレージ機能もあるAirMac TimeCapsule
iPhoneやiPadで有名なAppleも、「AirMac TimeCapsule」という無線LANルーターを販売しています。
AirMac TimeCapsuleには無線LANだけでなく、ネットワーク経由で写真や動画を保存できるストレージ機能も利用することができます。
スマホやタブレットのストレージが写真や動画に圧迫されている人にとって、AirMac TimeCapsuleは機能性も高い機種と言えるでしょう。
通信速度とWi-Fi規格も優れていて、1台だけで3階建ての戸建てや4LDKのマンションの広さを難なくカバーしてくれます。
ただ、販売価格は2TBモデルで29,800円、3TBモデルで39,800円と非常に効果なところが難点です。
無線LANルーターの選び方は以下の記事でも詳しく解説しているので、知識を深めたい方はこちらもご参照ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!フレッツ光ネクスト隼で無線LANルーターを接続する方法
フレッツ光ネクスト隼で無線LANルーターをつなぐ方法は、レンタルするか市販購入するかで変わります。
どちらの方法で無線LANルーターを用意しても、予めフレッツ光ネクスト隼の接続設定がされていればつなぎ方は難しくありません。
しかし、市販の無線LANルーターは製品によってつないでから設定をする必要があります。
フレッツ光ではホームゲートウェイに無線LANカードを差し込むだけ
フレッツ光で無線LAN機能を利用する場合、ホームゲートウェイに無線LANカードを差し込むだけでOKです。
ただ、これはすでにフレッツ光を契約している人が追加で無線LANカードのレンタルを利用する場合です。
フレッツ光の契約と同時に無線LANカードのレンタルを申し込む場合は、フレッツ光の接続設定をしなければいけません。
すでにフレッツ光を利用していてひかり電話に加入していない場合は、ホームゲートウェイが無線LANカードを挿入できる機種に変わり、再度接続設定をする必要があります。
市販の無線LANルーターはホームゲートウェイに接続する
市販の無線LANルーターを利用する場合、LANケーブルを使ってホームゲートウェイと無線LANルーターをつなぎます。
予めフレッツ光の接続設定をしてある状態なら、無線LANルーターを接続するだけでWi-Fiが使えるようになることが基本です。
ただ、購入した無線LANルーターの種類によっては設定が必要なことがあります。設定方法は種類によって異なるので、無線LANルーターに同封されている説明書に沿って設定を行ってください。
フレッツ光の契約と同時に無線LANルーターを購入している場合、送付された説明書の手順に沿って接続設定を行ってください。
なおLANケーブルについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
光回線のLANケーブルで速度改善?選び方を業界人が教えます!まとめ
フレッツ光ネクスト隼では無線LANルーターを有料でレンタルすることができますが、市販のルーターも利用することができます。
フレッツ光が貸し出している無線LANルーターの性能は標準的なレベルなので、不便なくWi-Fiを使うことができます。
しかし、3階建ての戸建てや4LDKのマンションでは、中継器を使わないとWi-Fiが利用できない部屋ができてしまいます。
あまりにも自宅が広い人は、Wi-Fiの発信範囲が広い無線LANルーターを買ったほうがいいでしょう。
レンタル料金がずっと請求され続けるデメリットもあるので、フレッツ光の月額を安くしたい人は自分で無線LANルーターを購入しましょう。
無線LANルーターの選び方は以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はこちらもご参照ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!