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光回線はどのサービス会社も最大で1Gbpsの速度に対応しており、ウェブサイトの閲覧や動画の視聴がスムーズに行えます。
しかし、光回線でネットを使っていても回線速度が遅いと感じることがあります。
光回線の速度が遅くなる理由はさまざまで、接続機器に問題があることががあれば、回線業者側に問題が起きている場合もあります。
しかし、回線速度が遅い原因で一つ大きな盲点があります。それはLANケーブルです。
今はデバイスを光回線に接続する方法はWi-Fiがメインになったため、LANケーブルは関係がないように思えます。
しかしよく考えてみると、モデムと無線LANルーターはLANケーブルでつないでいるので、LANケーブルが関係ないわけではありません。
またデバイスをLANケーブルで有線接続していても、回線速度が遅いと感じることもあります。
LANケーブルはどれを使ってもも安定したネット通信ができると思いがちですが、利用しているLANケーブルによっては光回線のクオリティが発揮できないことがあります。
回線速度が遅い原因が接続機器や光回線側に問題でないときは、LANケーブルを変えることで速度が改善できることがあるのです。
ただLANケーブルに速度低下の原因がある場合、正しい知識を持ってLANケーブルを買い換えなければいけません。
そこで、ここではLANケーブルの種類をわかりやすく解説して、LANケーブルの買い換えで回線速度を改善させる方法を紹介します。
ネットの回線速度が遅くて悩んでいる人は、一度参考に読んでみてください。
目次
光回線はLANケーブルで速度が劇的に変わる
インターネット回線を使っているほとんどの人は、「LANケーブルはどれを使っていても同じ」と思っているのではないでしょうか?
しかし、実はLANケーブルは思っている以上に回線速度に影響が出やすいのです。
LANケーブルの種類による回線速度の影響の度合いは利用しているネット回線によって違い、現在もっとも主流のネット回線である光回線がもっとも影響を受けやすくなっています。
LANケーブルを変えたことで、通信速度が50Mbpsほど向上したという事例は少なくありません。
Twitterを見てみると、LANケーブルの種類を変えて回線速度が改善したという事例はとても多いことがわかるでしょう。
LANケーブル替えたら格段に通信速度が速くなった。あとはあの問題が解決してたら神
— ズガ・ゾルディック (@_Z_U_G_A_) 2017年9月24日
LANケーブル変えたら速度はやなったわ pic.twitter.com/UWNtfWgIt6
— buuta【twitchに移行】 (@buuta_wot) 2017年9月22日
LANケーブルは光回線の高速通信を活かすために、とても重要な役割を担っているのです。
※とはいえ一番重要なのは良い回線を使うことです。まだ回線を契約していない方は、以下の記事で速くて安い回線を厳選して紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!LANケーブルの種類
光回線の速度を活かすために、LANケーブルの種類について知識を深めましょう。
インターネットで使う周辺機器の種類を覚えるのは大変なイメージがありますが、LANケーブルの種類はとてもシンプルでわかりやすくなっています。
LANケーブルの種類は5つ
LANケーブルには対応している企画別に、以下の5つの種類があります。
- CAT5(カテゴリー5)
- CAT5e(カテゴリー5e)
- CAT6(カテゴリー6)
- CAT6A(カテゴリー6A)
- CAT7(カテゴリー7)
この規格はLANケーブルを梱包している袋や箱に記載されていますし、オンラインで購入するときも商品名から確認することができます。
LANケーブルの規格は、数字が大きくなればなるほど対応している速度が速くなっています。
種類 | 通信速度 | 伝送帯域 |
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
CAT5e | 1Gbps | 100MHz |
CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
CAT7 | 10Gbps | 600MHz |
また伝送帯域はケーブルの中で情報が通る道の広さを表しています。
光回線は最大で1Gbpsの速度が出る回線なので、光回線の性能を最大限活かすには最低でも「CAT5e」以上の種類を選んだほうがいいでしょう。
以下の記事でも解説していますがNURO光は2Gbpsの速度なので、例外としてNURO光の場合は「CAT6A」以上を選ぶのがおすすめです。
NURO光の速度平均は遅い?回線速度の実態を暴露します!線の形状でも性能が違う! 形状の種類3つ
LANケーブルは規格だけでなく、線の形状にも3つの種類があります。
スタンダードタイプ
LANケーブルの形状でもっとも定番なのは、このスタンダードタイプでしょう。
ケーブルがどの形状よりも太くなっている分、通信内のノイズに強く速度が安定するメリットがあります。
通信速度に強くこだわりたい場合は、スタンダードタイプがもっともおすすめです。
ただケーブルが太いので、細い場所に通しにくいデメリットがあります。
フラットタイプ
ケーブルの収納に重宝する形状が、このフラットタイプです。フラットタイプは名古屋のきしめんのような形状をしています。
線の厚さはきしめんよりも細い1mm台のものがほとんどなので、家具の間など細いところでも這わせやすくなっており、カーペットの下に引いても違和感がありません。
ただ細くなっている分ノイズに弱いので、スタンダードタイプに比べると通信速度が安定しない欠点を持っています。
極細タイプ
線の形はスタンダードタイプと同じですが、スタンダードタイプよりも大幅に細くなっています。
フラットタイプと同じように家具の間などの細い場所に通しやすいですが、ノイズに弱いという欠点もフラットタイプと共通しています。
なのでフラットタイプと極細タイプは、LANケーブルを見えないところに通したい人におすすめできる種類と言えるでしょう。
LANケーブルの選び方
LANケーブルには規格によって種類があることはわかれば、LANケーブルの選び方は簡単に覚えることができます。
回線速度を改善させるためのLANケーブルの選び方を習得しましょう。
基本は数字が大きい規格のLANケーブルを選べばOK
とにかく通信速度を改善させたい場合は、スタンダートタイプの形状でもっとも対応速度と伝送帯域の数値が大きい「CAT7」を選ぶことが一番手っ取り早い選び方です。
通信速度を改善させるには「とりあえずCAT7を選べば間違いない」と思っていいでしょう。
ネットの利用用途と接続機器のスペックにあわせたものを選ぼう
「CAT7A」のLANケーブルを購入するといっても、他の規格のものと比べると価格が高いので購入をためらってしまう人も少なくありません。
同じメーカーでも「CAT5e」と「CAT7」の価格を比べてみると、ケーブルの長さによって1,000円から4,000円の差があります。
価格が気になる場合、自宅で利用しているLANルーターの通信規格を見てスペックに見合ったものを選ぶといいでしょう。
対応速度が遅いLANルーターを使っている場合、どれだけ規格値が最高のLANケーブルを購入しても意味がありません。
LANルーターの対応速度は、機器の説明書や製造メーカーのホームページで確認できます。
ちなみにLANルーターのスペックを見るときに、LANルーターのスペックの低さが速度が遅い原因ということが判明する可能性があります。
もしLANルーターのスペックが低いことが確認できた場合は、LANケーブルと一緒にLANルーターも最新のものに買い換えることをおすすめします。
今使っているLANルーターのスペックに問題がなくLANケーブルの規格が低い場合は、今使っているLANケーブルより高い規格のものを買えば速度は改善できます。
無線LANルーターをこれから買う場合は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!業界人が厳選したおすすめのLANケーブル
LANケーブルはあまりにも多くの種類があり、どれを選べばいいかわからない人が多いでしょう。
そんな人たちのために、業界人がおすすめするメーカーとLANケーブルを紹介します。
LANケーブル選びの参考資料として活用してくださいね。
LANケーブルを選ぶならELECOMがもっとも安定
LANケーブルはあらゆるメーカーや種類があり、価格もさまざまです。
出費を抑えたいために値段が安い無名メーカーのLANケーブルを買ってしまいがちですが、値段が安いLANケーブルが耐久性が低いため長く使えない欠点があります。
なのでネット快適に使うかつ、長くLANケーブルを選ぶにはある程度の値段を支払ってでも安心できるメーカーを選ぶべきです。
名前が知られているメーカーはいくつかありますが、その中でもっともおすすめできるメーカーは「ELECOM」と言えるでしょう。
ELECOMは昔からネットの接続機器のメーカーとして信頼度が高く、LANケーブルも品質が高いものを販売しています。
ELECOM LANケーブル 爪折れ防止CAT7対応 ブルーメタリック LD-TWST/BM100
とにかく回線速度を改善させたい人は、やはり「CAT7」規格のものがいいでしょう。
対応速度の速さはもちろんですが、爪折れ防止になっているので複数回の差し込みも安心して行えます。
またPlayStation4にも対応しているので、オンラインゲームも快適にプレイできます。
ELECOM LANケーブル CAT6準拠 Gigabit やわらか 5m ブルー LD-GPY/BU5
先ほどの「CAT7」規格のLANケーブルには値段が高い欠点がありました。
出費が気になる人であれば、値段が手頃なELECOMの「CAT6」規格対応のLANケーブルがおすすめです。
伝送帯域は「CAT7」に比べると劣りますが、コストパフォーマンスは高いので安定したネット通信ができるでしょう。
ELECOMには屋外で利用できる耐久性が高いLANケーブルがある
2階でオンラインゲームをするために1階からLANケーブルを引きたい場合、階段などにLANケーブルが剥き出しで見えてしまうため、見栄えがよくありません。
ELECOMはそんな問題を解消するために、屋外で利用できるLANケーブルを販売しています。
ELECOM LANケーブル CAT5e 屋外対応版 30m ブラック LD-VAPFR/BK30
このLANケーブルは耐久性にとことんこだっており、太陽の光や雨などに晒されても故障する可能性が極めて低くなっています。
このLANケーブルを1階から外を通して2階に持っていけば、階段などの見栄えが損なうことがありません。
また色もブラックなので、目立ちにくくなっていることも特徴です。
ただ耐久性を高くした代償として、規格が「CAT5e」になってしまっている欠点があります。
まとめ
光回線の速度は無線LANルーターのスペックだけでなく、利用しているLANケーブルの規格にも影響されます。
LANケーブルの種類は5種類あり、回線速度を改善させるにはもっとも対応速度が速い「CAT7」のものに買い換えることが一番手っ取り早いです。
しかし「CAT7」のLANケーブルは値段が安くなく、ケーブルの長さによっては多きな出費になってしまいます。
なので値段の安さも重視したい人は「CAT6」のLANケーブルを選びましょう。
「CAT7」に比べると回線速度は劣りますが、光回線の速度を活かせるLANケーブルであることは変わりません。
出費が気にならないのであれば、迷わずに「CAT7」のLANケーブルを選んでくださいね。
ここまでLANケーブルについて解説しましたが、やはり一番重要なのは良い回線を使うことです。回線が低速ならLANケーブルをいくら変えても意味がありません。
まだ回線を契約していない方は、以下の記事で速くて安い回線を厳選して紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!