光回線のおすすめ4選

タブレットは契約なしで本体のみで使える?ネットも大丈夫?

気軽にインターネットを見ることができ、重量も軽く持ち運びがしやすいタブレット。スマートフォンと変わらない操作性でありながら、大画面でネットが見れることに魅力を感じますよね。

しかし、通信料金がネックとなり購入を見送り続けている人が多いのではないでしょうか?

タブレットは回線契約が必要なイメージがあり、毎月必要な通信料金が気になりがちです。実は回線契約を行わずにタブレットを使う方法があります。

通信料金を払わずにタブレットが使えるなんて、とても良いと思いませんか? ここでは回線契約の必要がないタブレットの使い方を詳しく解説します。 

タブレットの仕組み

タブレットを使う男の子

最初にタブレットの基本的な仕組みを説明します。タブレットの通信方法を覚えることで、回線契約が必要ないタブレット購入につながるでしょう。

タブレットはスマホとほぼ同じ

そもそもタブレットは一言で表すと「スマートフォンを大型化した端末」。スマートフォンと同じ操作感覚で、パソコンと同じインターネットサイトを見ることができます。(できることの詳細は以下の記事をご参照ください。)

キーボードをつけたタブレット何ができる?タブレットの使い道・用途を全てまとめました!

スマートフォンはインターネット通信を行うため回線契約が必要不可欠。これはタブレットも変わりません。

しかしタブレットはスマートフォンと違い、回線契約をせずにWi-Fiだけで使用することができます。

タブレットには2種類のモデルがある

販売されているタブレットは、多くのモデルでこの2種類です。

  • セルラーモデル
  • Wi-Fiモデル

「セルラーモデル」か「Wi-Fiモデル」のどちらかで回線契約の必要かどうかが異なります。

セルラーモデル

「セルラーモデル」はSIMカードを挿入するSIMスロットが装備されており、携帯電話事業者の通信回線を利用してインターネット接続ができるタブレットのことです。

DoCoMoやSoftBankなど回線契約が必要となり、通信料金の支払いが発生します。通信料金も毎月3,000円~7,000円と決して安い金額ではありません。

Wi-Fiモデル

「Wi-Fiモデル」はスマートフォンのような通信回線を利用せず、Wi-Fi接続のみでインターネットを利用する端末です。Wi-Fiの電波がある場所でインターネット通信ができるということですね。

「Wi-Fiモデル」は回線契約をする必要がなく、すでにWi-Fi環境が整っていれば通信料金が必要ありません。本体のみの購入を考えている人は、「Wi-Fiモデル」を選びましょう。

「Wi-Fiって何?」という人もいるのではないでしょうか? ご存知の人へのおさらいも兼ねて、Wi-Fiについて詳しく解説します。

Wi-Fiの仕組み

Free-Wifi

光回線など、いわゆる固定回線と呼ばれるインターネット通信を無線LANルーターで無線電波に変えたものを「Wi-Fi」と呼びます。

スマートフォンを利用している人なら、いつも「4G」と表示している場所が扇形のマークに変っているのをよく見るのではないでしょうか?

扇形マークの表示は、「Wi-Fi接続中」であることを意味します。Wi-Fiに接続しているときは携帯電話会社の電波ではなく、別のインターネット回線で通信をしています。

Wi-Fiはコンビニや飲食店でも提供されるようになったので、最近ではいろいろなところで使えます。持ち運び型の「モバイルWi-Fiルーター」を利用すれば、Wi-Fi電波の持ち歩きも可能です。

回線契約なしならWi-Fiモデルを選ぶ

「回線契約が必要がないタブレットはWi-Fiモデル」と覚えてください。Wi-Fiモデルは自宅にインターネット環境があればすぐに利用できます。

タブレットを回線契約なしでネットをする利用方法

Wi-Fiに接続できる環境があれば、タブレットは回線契約が必要でないことがわかりました。次はWi-Fiについて知識を深めていきます。

Wi-Fi環境が必須になる

先ほどタブレットを回線契約なしで使うにはWi-Fiモデルを選び、そのためにはWi-Fi環境が必要だと説明しました。Wi-Fiの接続方法はスマートフォンと全く同じです。

設定画面からWi-Fiをタップし、接続するWi-Fi回線を選びます。

Wi-Fi設定

しかしWi-Fiといってもさまざまな種類が存在します。タブレットを回線契約なしで利用するために、いろいろなWi-Fi環境を紹介します。

自宅の固定回線を利用する

今やWi-Fiは自宅にあるべきものと思っている人が多いです。インターネット回線があるほとんどの家はWi-Fiの電波が飛んでいると思っていいでしょう。

自宅でスマートフォンの電波表示が「4G」から扇形マークになる人は、Wi-Fi環境があるということです。

自宅にインターネット回線を導入していてもWi-Fi環境でない場合は、インターネット回線があれば無線LANルーターを買うだけで、Wi-Fi環境が完成します。

無線LANルーターをまだ持っていない方は、以下の記事で無線LANルーターの選び方を解説しています。こちらの記事もあわせてご参照ください。

Wi-FiルーターWi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!

自宅にインターネット回線を導入していない方は、新たにインターネット会社との契約が必要です。ただ月額料金が発生し、工事費も必要です。

回線の種類月額料金工事費
戸建てタイプ5,000~6,000円24,000円~
マンションタイプ3,500~4,500円24,000円~

今はキャンペーンもよく行われていてかなりお得に契約できます。

お得で速度の速い回線については以下の記事で詳しく解説しています。これから回線の導入を考えている方は、こちらも目を通してみてください。

光回線のおすすめに圧倒される男光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!

モバイルWi-Fiルーターを利用する

モバイルWi-Fiルーター

工事費や月額料金がネックに感じる方にはこちらの方法がおすすめ。自宅にインターネット回線がない方はモバイルWi-Fiルーターの導入が良いでしょう。

モバイルWi-Fiルーターはスマートフォン用の電波をWi-Fiに変換する端末です。これがあればスマートフォンの他に、タブレットやノートパソコンなど複数のデバイスを同時接続することができます。

さらに持ち運びが可能なので、どこでもネット接続できるところがメリット。導入工事費が必要なく、契約してすぐ使用可能になるのでもっとも導入がしやすい選択肢です。

主な提供会社は「Y!mobile」と「UQWiMAX」ですが、月額料金も固定インターネットに比べて安めです。

提供会社月間使用容量
上限7GB
月間使用容量
上限無し
工事費
Y!mobile3,696円4,380円0円
(事務手数料
3,000円は必要)
UQWiMAX3,696円4,380円0円
(事務手数料
3,000円は必要)

以前は月間使用容量に7GBの上限がありましたが、今は上限がないプランが展開され自宅のネット環境として利用する人が急増しています。

もっと詳しく知りたい方は、「家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!」の記事もあわせてご覧ください。

ネット環境構築方法を知り驚く男家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!

テザリングを利用する

テザリング

自宅にインターネットがなく、モバイルWi-Fiルーターも費用がかさむため嫌だという場合。タブレット購入を諦めるのはまだ早いです。

スマートフォンに搭載されている「テザリング」機能を使う方法があります。「テザリング」とは、スマートフォンで契約しているデータ容量をタブレットなど他の端末で利用することを言います。

普段使用しているスマートフォンが、先ほどのモバイルWi-Fiルーターのように使用できる機能なのです。自宅にインターネット回線がなくても、スマートフォンを持っていれば回線契約なしでタブレットが持てるわけですね。

たとえばiPhoneの場合、設定画面からインターネット共有をタップします。

テザリング

タップすると、スマートフォンへテザリング接続するためのパスワードが表示されます。

テザリング2

あとはタブレット側でWi-Fi接続設定を行えば完了。

「テザリング」はほとんどの携帯電話会社が有料オプション機能として提供していますが、無料で使用できる会社が増えつつあります。

しかしテザリングは多くのデータ容量を消費するため、大容量のデータ定額プランに契約しないと速度制限にすぐにかかってしまうでしょう。

またスマホのバッテリー消費も激しくなり、夕方には充電がほとんど残っていないなんてことも。バッテリーの残量は気をつけてください。

Wi-Fiスポットを利用する

この方法はタブレットを持つうえでメインの通信方法とは言えませんが、豆知識として覚えておきましょう。

コンビニや飲食店(特にスターバックスやマクドナルドなど)では無料でインターネット接続ができるWi-Fiスポットを用意しています。

Wi-Fiスポットがある店にいれば無料でタブレットを用いたインターネット利用が可能です。

タブレットを契約なしで購入する注意点

タブレットを購入するにあたり、注意しなければいけないことがあります。購入前に注意点を覚えて、トラブルを回避できるようにしましょう。

Wi-Fi専用モデルであることを確認する

同じ機種でも「セルラーモデル」か「Wi-Fiモデル」かで販売価格は大きく異なります。間違って「セルラーモデル」を買ってしまわないようにしてください。

たとえば9.7インチiPad 3の場合。

モデル32GB128GB
9.7インチiPad
セルラーモデル
52,800円63,800円
9.7インチiPad
Wi-Fiモデル
37,800円48,800円

「セルラーモデル」と「Wi-Fiモデル」で15,000円も違いがあります。「セルラーモデル」、実はSIMカードを挿入しなくてもWi-Fi環境であれば利用することができます。

無知であれば「セルラーモデル」と知らず、高価なモデルを購入してしまいがちです。回線契約をしないことで本体価格は安くなるので、購入するときは必ず確認をしてくださいね。

より費用を抑えてタブレットを購入したい方は、「タブレットを安く手に入れる方法5つと安く使う方法6つを暴露!」の記事もあわせてご覧ください。

タブレットを安く手に入れる方法5つと安く使う方法6つを暴露!

携帯電話ショップでの購入はおすすめできない

携帯電話ショップ

DoCoMoやSoftBankなどの携帯電話ショップはiPadのWi-Fiモデルを販売しています。

しかしほとんどのショップの支払い方法は現金一括支払いしかありません。高価な買い物でクレジットカードが利用できないことは大きな欠点。(※都心部の大型ショップを除く)

故障時の端末保障サービスへの加入もできません。(※セルラーモデルは可)

タブレットはスマートフォン同様に液晶画面が割れるなど、故障のリスクが付きまといます。家電量販店や専門店など、アフターサービスが安心できる店舗での購入をおすすめします。

どこで利用するか考える

Wi-FiモデルはSIMカードを挿入するスロットが装備されていません。購入後に回線契約をしても、SIMカードが挿入できないためモバイル回線を使用した利用へ切り替えることができません。

自宅のWi-Fiやスマホのテザリングをメインで使い続けるのであれば、Wi-Fiモデルが正しい選択肢です。

しかし外出先での利用が多くなることが予想される場合、セルラーモデルも選択肢として入れる必要があります。タブレットをどのような場所で利用することが多いのか、しっかり考えたうえで選んでくださいね。

まとめ

Wi-Fiモデルは回線契約が必要なく、Wi-Fi環境さえ用意できれば本体価格の出費のみで手に入れることができます。

自宅にインターネット回線があり、タブレットは自宅で使うことが多くなる人はWi-Fiモデルの購入が非常におすすめできます。

自宅にインターネット回線がない方は、これを機に回線を導入してWi-Fi環境をつくると、よりタブレットを快適に使えます。(おすすめの回線の詳細は以下の記事をご参照ください。)

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しかし利用量によってはタブレットに回線契約が必要と感じることもあります。自分自身の利用スタイルを思い描き、本当に必要なモデルを購入してくださいね。