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長い間にわたって無線LANルーターを置いてWi-Fiを飛ばし続けていると、故障したように機能性が悪いと感じるときがあります。
ただ、無線LANルーターが故障した結論づける前に、あらゆる対処法を行う必要があります。
ここでは、無線LANルーターが故障したかを確認する方法を解説します。
故障した場合の対処法も紹介するので、無線LANルーターが使いにくくなったと感じている人は参考にしてくださいね。
目次
Wi-Fi/無線LANルーターが故障したか確認する8つの方法
Wi-Fi/無線LANルーターが故障したかは、あらゆる方法で確認しなければいけません。
ただ、最初は簡単な方法で故障したか確認してみましょう。
再起動をさせてみる
無線LANルーターが壊れたかもしれないと感じたときは、最初に再起動させてみましょう。
電源を切る機会が少ない無線LANルーターは、長く使い続けると熱暴走や疲弊によって不具合を起こす場合があります。
無線LANルーターに不具合が起きると、インターネットに接続しなくなったり、Wi-Fiを飛ばさなくなります。
インターネットやWi-Fiが使えなくなると戸惑いますが、故障ではなく不具合であれば再起動をさせれば解消できます。
無線LANルーターが故障したと感じたときは単なる不具合の可能性が高いので、最初に再起動をさせてみましょう。
再起動をさせて無線LANルーターが正しく動作するパターンは意外と多いです。
無線LANルーターとデバイスの距離を見てみる
無線LANルーターを再起動させても動作がおかしいと感じた場合、ルーターとデバイスの距離を確認してみましょう。
無線LANルーターがWi-Fiを飛ばせる距離には限りがあります。
ですので、ルーターから離れた部屋にいるとWi-Fiが途切れがちになり、故障をしたのかと疑いたくなります。
とくに、デバイスに表示される扇マークの曲線が1つしか点灯してしない場合。
その場合は、ルーターから離れた場所にいて、ルーターが故障したかのようにWi-Fiが使いづらくなっている可能性が高いです。
ルーターに近づいて正常にWi-Fiが利用できるのであれば、なおさらルーターとデバイスの距離に問題があります。
ルーターのデバイスとの距離がWi-Fiを使いづらく感じる原因だとすれば、後で紹介する対処法を試してみましょう。
無線LANルーターに接続しているデバイスの台数を確かめる
無線LANルーターを再起動させてもWi-Fiが使いづらい場合は、ルーターに接続しているデバイスの台数も確認してください。
無線LANルーターには種類ごとに接続できるデバイスの台数に上限があります。
設定された上限よりも多い台数のデバイスを接続すると、正常に動作しなくなり通信速度が遅くなるか、ウェブサイトの読み込みすらしなくなります。
自分の無線LANルーターに接続できるデバイスの台数は、メーカーの公式サイトや説明書などで確認できます。
近くに電子レンジやテレビがないか確認してみる
無線LANルーターが発信するWi-Fiには、電子レンジやテレビの電磁波と干渉して正しく機能しない弱点があります。
Wi-Fiが他の家電が発する電磁波と干渉すると、無線LANルーターが故障したかと思うほどWi-Fiがつながりづらくなります。
ですので、無線LANルーターが故障したと思ったときは、置き場所の近くに電子レンジやテレビがないか確認してみましょう。
近くに電子レンジやテレビがある場合、ルーターを離れた場所に置けばWi-Fiがつながりやすくなります。
Wi-Fiのチャンネル数を変えてみる
マンションやアパートに住んでいるのであれば、無線LANルーターの設定ツールでWi-Fiのチャンネル数を変えてみるのも1つの方法です。
集合住宅に住んでいると、隣近所の人が利用しているWi-Fiと自分のWi-Fiが干渉する恐れがあるからです。
集合住宅に住んでいる人は、設定ツールでWi-Fiのチャンネル数を変えて様子を見てみましょう。
なお、設定ツールはメーカーが提供する専用アプリかウェブブラウザで利用できます。
MACアドレスフィルタリング設定を変更する
Wi-Fiに接続するデバイスを制限するためにMACアドレスフィルタリングを利用している場合、設定を変更してみましょう。
インターネットの周辺機器メーカーで有名なELECOMによると、MACアドレスを変えるか無効にすると、正常に動作する場合があるとのことです。
ファームウェアをアップデートさせてみる
無線LANルーターにはスマホやパソコンにOSが入っているのと同じように、機器を動作させるファームウェアが内蔵されています。
ファームウェアにバグが起きると無線LANルーターが正しく動作しないので、新しいバージョンにアップデートする必要があります。
レンタルしたルーターではランプを確認する
契約している回線の事業者から無線LANルーターをレンタルしている場合、点灯しているランプの種類を確認しましょう。
アラームランプが点灯していると、無線LANルーターが故障していると考えるべきです。
アラームランプはルーターに機械的な障害が起きている状態を表す役割をして、正常に動作していれば点灯しません。
アラームランプが点灯している場合、すぐに契約している事業者に連絡して修理か交換の対応をしてもらってください。
Wi-Fi/無線LANルーターが故障していない場合の立ち回り方
先ほど紹介した方法を試して無線LANルーターが故障していない場合、状況に見合った対処を行う必要があります。
無線LANルーターが再起動して問題を解決できれば何もする必要がありません。
ですが、電波の発信範囲や接続しているデバイスの台数が原因であれば、以下の方法で対処しましょう。
電波の発信範囲が弱ければルーターの買い替えか中継器の導入
今いる部屋が無線LANルーターから離れているせいでWi-Fiが使いづらいと感じる場合、より性能が高い無線LANルーターに買い替えるか、中継器の導入がおすすめです。
より性能が高い無線LANルーターに買い替えるか、中継器を導入すればWi-Fiが飛ぶ範囲が広くなるからです。
ただ、すでに3階建ての戸建てや4LDKのマンション向けの高性能ルーターを利用している場合、買い替えても問題が改善できないので中継器を導入しましょう。
無線LANルーターの買い換えや中継器を導入するときは、自宅の状況に見合った製品選びが必要になります。
当サイトでは以下の記事で無線LANルーターと中継器の選び方を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介!Wi-Fi/無線LAN中継器の選び方のポイント8つ!おすすめも比較して紹介!無線LANルーターの置き場所も見直してみる
より性能が高い無線LANルーターや中継器を購入する前に、ルーターの置き場所に問題がないか確認しておきましょう。
無線LANルーターの性能を活かすには置き場所が意外と重要です。
当サイトの以下の記事で紹介している改善ポイントに心当たりがあれば、無線LANルーターの置き場所を変えるだけで問題を解決できる可能性があります。
接続台数を超過している場合はルーターの買い替えがベスト
Wi-Fiに接続しているデバイスの台数がルーターの上限以上になっている場合、より性能が高い無線LANルーターに買い替えましょう。
10台以上のデバイスを同時に接続できる無線LANルーターを導入すれば、家族全員がスマホとタブレットを持っていても台数制限に引っかかりません。
※ELECOMのハイスペックモデル「WRC-2533GHBK2TA」なら最大で18台までの同時接続が可能です。
ちなみに、無線LANルーターをもう1台置く方法もありますが、自宅に飛ぶWi-Fiの数が増えると電波が干渉してしまう恐れがあるのでおすすめできません。
Wi-Fi/無線LANルーターが故障していた場合の立ち回り方
無線LANルーターが故障した場合、試せる対処法は限られます。
新しいルーターを買う
無線LANルーターが故障したときに手っ取り早く対処できる方法は、新しいルーターに買い替えることです。
新しい無線LANルーターを購入すれば、接続しなおすだけでWi-Fi環境を元通りの正常な状態にできます。
ただ、新しい無線LANルーターを買うには最低でも4,000円の費用が必要になるので、他の方法も慎重に検討しましょう。
メーカーに修理を依頼する
利用している無線LANルーターの製造元に修理をしてもらうのも1つの方法です。
購入してから1年以内に故障した場合は、メーカー保証で無料修理が受けられるからです。
ただ、ルーターを修理してもらう間はWi-Fiが使えないデメリットがあります。
購入してから1年が経っていればメーカー保証が受けられないので、修理をしてもらうときは有償になります。
修理にかかる金額はメーカーによりますが、5,000円から6,000円ほどが相場なので、場合によっては新しいルーターを買ったほうがいいでしょう。
レンタルしている場合は契約事業者に連絡する
契約している回線の事業者から無線LANルーターをレンタルしている場合、サポート窓口に連絡すれば無償で修理か交換をしてくれます。
ただ、契約者の過失で故障した場合は有償になるので気をつけてください。
まとめ
無線LANルーターが壊れたかもと思っても、再起動するだけで問題を解決できる場合が多いです。
また、Wi-Fiを使いたい部屋が無線LANルーターから離れているか、同時にWi-Fiへ接続できるデバイスの台数が上限を超えている場合もあります。
無線LANルーターの置き場所が原因で、使い心地が悪いと感じるパターンも少なくありません。
とくに、無線LANルーターを電子レンジやテレビの近くに置いてWi-Fiの安定性が低くなる事例はよく見かけます。
無線LANルーターを再起動しても症状が解消できず、接続台数や置き場所にも問題がなければ故障したと考えてください。