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U-NEXT光を解約したいと思っても、方法がわからないと手続きに進めないですよね。
また、違約金が気になってU-NEXT光を解約できない人もいると思います。
方法さえ知っていれば、U-NEXT光は簡単に解約できます。
違約金も意外と大きなデメリットではありません。
ここでは、U-NEXT光の解約方法を詳しく解説していきます。
U-NEXT光を解約したいと思っている人はぜひご覧ください。
目次
U-NEXT光を解約するときに必要なもの
先に結論からいうと、U-NEXT光を解約するときは何も用意する必要がありません。
U-NEXT光の解約申し込みは電話でしかできないからです。
ただ、電話窓口で解約を申請する場合、生年月日や住所などをいって本人確認をしてもらう必要があります。
本人確認が必要ということは、契約者本人じゃなければ解約手続きができないことを意味しています。
U-NEXT光を解約するときは、必ず契約している本人が手続きを行ってください。
U-NEXT光を解約する方法と手順
U-NEXT光の解約を申し込める窓口は1つだけです。
解約するときは、基本的に回線の撤去工事が入ります。
また、解約したあとはレンタルしていた機器を返す必要があるので気をつけてください。
カスタマーセンターに電話をかけて解約日の回線の撤去工事日を決める
U-NEXT光を解約するときは、最初に下記のカスタマーセンターに電話をかけてください。
U-NEXT カスタマーセンター |
0120-010-987 受付時間:午前11時~午後7時 (年末年始除く) |
カスタマーセンターに電話がつながれば、解約日と回線の撤去工事日を決めます。
解約日に指定できる日にちの範囲は最短で申し込みをしてから数日後、最長で翌月の末日です。
回線の撤去工事は申し込みをしてから2週間から1ヶ月ほどで行ってくれます。
しかし、2月から4月は引っ越しをする人が増えて解約と移転の申し込みが殺到するので、1ヶ月以上待たされる可能性があります。
撤去工事をしてもらう
回線の撤去工事はU-NEXT光のサービスが停止してから行われます。
工事の際には契約者の立ち会いが必要ですが、戸建てでは40分から1時間半、マンションでは30分以内に終わるのでストレスを感じません。
戸建てに住んでいる場合、カスタマーセンターで手続きをするときに申請すれば回線の撤去工事を拒めます。
しかし、残した回線は再利用できないうえに、撤去工事は無料でしてもらえるので拒んでも大きなメリットは受けられません。
マンションやアパートに住んでいる場合でも撤去工事を拒否できます。
ただ、賃貸物件に住んでいる場合は原状回復義務にインターネット回線の撤去が含まれていないか確認する必要があります。
原状回復義務にインターネット回線の撤去が含まれているのに工事を拒否すると、退去するときにトラブルを招きます。
なので、賃貸の集合住宅に住んでいる人は、U-NEXT光を解約する前に必ず原状回復義務の条件を確認してください。
レンタルしていた機器を返却する
U-NEXT光を解約したあとは、レンタルで提供されていてONUを返却しましょう。
ONUはデバイスをインターネットに接続するために光回線の信号をデジタルに変換する機器で、U-NEXT光を契約するときに必ず貸し出されます。
フレッツ光からU-NEXT光へ転用している場合も、すでにNTTからONUがレンタルで提供されています。
ONUを返却する方法は、回線の撤去工事をするか変わります。
撤去工事をする場合、当日に訪問してくる業者がONUを回収してくれます。
撤去工事をしない場合は、NTTから送られてくる回収キットにONUを梱包して発送してください。
回収キットで発送する際の料金はかかりません。
プロバイダの解約手続きが必要なのか要確認
U-NEXT光は光コラボのなかでは珍しく、自分で好きなプロバイダを選べるサービスです。
利用するプロバイダが決められている光コラボを解約する場合、回線とプロバイダのどちらのサービスも停止します。
U-NEXT光を解約する場合、回線とは別でプロバイダの解約手続きをしなければいけません。
主要プロバイダの電話窓口を表にまとめたので、U-NEXT光を解約するときに活用してください。
プロバイダ | 電話番号 | 受付時間 |
U-Pa! | 0120-330-148 | 11:00~19:00 (年末年始除く) |
@nifty | 一般電話:0570-03-2210 IP電話・国際電話・携帯電話定額制プラン:03-5860-7600 | 10:00~19:00 |
AsahiNet | 一般電話:0120-577-108 携帯・PHS・IP電話:03-6631-0856 | 10:00~17:00 |
BB.excite | Web: https://bbhelp.excite.co.jp/hc/ja/requests/new | – |
BIGLOBE | 一般・携帯電話:0120-86-0962 IP電話:03-6385-0962 | 9:00~18:00 |
DTI | 一般電話:0120-830-501 携帯・PHS: 03-5749-8091 | 10:00~17:00 (平日のみ) |
hi-ho | 一般電話:0120-858140 携帯電話: 0570-064800 | 9:00~18:00 |
OCN | 0120-506506 | 10:00~19時 (日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)を除く) |
Plala | 一般電話: 009192-33 ひかり電話: 0120-971391 携帯電話: 050-7560-0033 | 10:00~19:00 |
So-net | 一般・携帯電話:0120-80-7761 So-netフォン・IP電話:0503-383-1414 | 9:00~18:00 (1月1日、2日、メンテナンス日を除く) |
WAKWAK | 一般電話:0120-309092 携帯電話: 050-3646-1010 | 10:00~19:00 (年末年始除く) |
Yahoo!BB | 0120-981-030 | 10:00~19:00 |
利用しているプロバイダを確認する方法
自分が利用しているプロバイダがどこかわからない人もいるのではないでしょうか?
利用しているプロバイダがわからないときは、「確認君+」を使いましょう。
「確認君+」はアクセスするだけで利用しているプロバイダがわかるサイトです。
参考 確認君+「確認君+」はU-NEXT光の回線をもとにしたWi-Fiへ接続しているスマホでも利用できます。
U-NEXT光を解約した月の利用料金
U-NEXT光を解約するときは、申し込みをした数日後から翌月の末日までの範囲内でサービス停止日を指定できます。
月の途中にU-NEXT光を解約すれば、当月の利用料金が日割りになるのではと思いますよね。
しかし、U-NEXT光では解約月の利用料金が日割りにならず、月の頭や途中にサービスが停止してもいつも通りの満額で料金が請求されます。
月の途中で解約しても利用料金が満額で請求されるとかえって損なので、U-NEXT光を解約するときは月末にサービスが停止するようにしましょう。
U-NEXT光の解約金/違約金
インターネット回線を解約したいと思っても、違約金が請求されないか心配に思いますよね?
U-NEXT光を解約するときは、更新月に申し込まない限り違約金が発生します。
また、工事費の残債がないかも注意しなければいけません。
U-NEXT光の違約金は10,000円
U-NEXT光を解約して違約金が請求されるのかは、「にねん割」を適用しているかで変わります。
にねん割を適用していると契約期間が2年になり、解約すると10,000円の違約金が発生します。
契約してから2年ごとに1度ある更新月に解約すれば違約金は発生しません。
にねん割を適用していないのであれば、いつ解約しても違約金は請求されません。
しかし、にねん割を受けないと月額料金が高くなるので、適用していない可能性は極めて低いです。
プロバイダの違約金にも注意
U-NEXT光を解約しようと思ったときは、プロバイダの違約金にも注意しなければいけません。
U-NEXT光をやめるときは、別でプロバイダも解約しなければいけないからです。
プロバイダを解約するときに請求される違約金の値段は、契約している事業者がどこかで変わります。
下記の表に主要プロバイダの違約金をまとめていますが、おおよそ10,000円以内が相場です。
プロバイダ | 契約期間 | 戸建て | マンション |
U-Pa! | 2年 | 5,000円 | 5,000円 |
@nifty | 2年 | 3,000円 | 0円 |
AsahiNet | 最低利用期間2年 | 2,000円 | 2,000円 |
BB.excite | 最低利用期間12or24ヶ月 | 4,000円or6,000円 | 4,000円or6,000円 |
BIGLOBE | 最低利用期間24ヶ月 | 5,000円 | 5,000円 |
DTI | 最低利用期間1or2年 | 3,000円or10,000円 | 3,000円or10,000円 |
hi-ho | 最低利用期間2年 | 10,000円 | 10,000円 |
OCN | 2年 | 2年以内:7,400円or7,650円 3年目以降:2,400円 | 2年以内:6,200円 3年目以降:1,200円 |
Plala | なし | 0円 | 0円 |
So-net | 2年 | 3,000円 | 3,000円 |
WAKWAK | 最低利用期間24ヶ月 | 4,500円 | 4,500円 |
Yahoo!BB | 2年 | スタンダード:5,000円 プレミアム:8,000円 | スタンダード:5,000円 プレミアム:8,000円 |
工事費の残債も要確認
U-NEXT光を新規で契約している人は、工事費の残債がないかも確認してください。
U-NEXT光を新規で契約すると24,000円の工事費がかかり、一括か30ヶ月の分割で支払います。
一括で支払っている場合は例外ですが、分割で支払っている場合は途中で解約すると残債をまとめて請求されてしまいます。
フレッツ光からの転用でU-NEXT光を契約している場合、工事が行われないので残債を確認する必要はありません。
U-NEXT光を解約するべきタイミング
違約金と工事費の残債が請求される点を考えると、U-NEXT光を解約するべきタイミングは工事費を完済した更新月だと思いますよね。
工事費を完済している更新月に解約すれば、違約金と残債は請求されません。
しかし、状況によっては、今すぐ解約したほうが得になる場合があります。
更新月を待つべきだとは限らない
U-NEXT光を新規で契約している場合、契約してから4年目の更新月に解約すれば違約金と工事費の残債が請求されません。
しかし、一概に4年目の更新月に解約するべきとはいえません。
タイミングによっては、すぐに解約したほうが負担するコストが安くなるからです。
たとえば、戸建てに住んでいる人がU-NEXT光を契約して、12ヶ月経っていると仮定しましょう。
(利用しているプロバイダはU-Pa!とします)
契約してから12ヶ月の時点で解約すれば、負担するコストは29,400円です。
契約してから12ヶ月の時点から4年後の更新月を待つと、36ヶ月間にわたって利用料金を支払うことになります。
よって、合計で209,480円ものコストを負担しなければいけません。
利用期間 | すぐに解約して負担する費用 | 4年後の更新月を待つまで負担する合計の費用 |
12ヶ月 | 29,400円 | 209,480円 |
25ヶ月(初回更新月) | 4,000円 | 125,440円 |
26ヶ月 | 3,200円 | 115,360円 |
46ヶ月目 | 10,000円 | 10,560円 |
47ヶ月目 | 10,000円 | 5,280円 |
※U-Pa!を契約している場合の違約金も含んでいます。
負担するコストを考えると、今すぐ解約したほうが良いですよね。
4年目の更新月を待つべき状況は契約してから47ヶ月目になったときぐらいです。
他社回線へ乗り換えるなら今すぐでもOK
他社の光回線サービスへ乗り換えるためにU-NEXT光をやめるのなら、いつ解約しても大丈夫です。
他社の光回線サービスへ乗り換えれば、もらった特典でU-NEXT光の違約金や工事費をなくせるからです。
たとえば、代理店を経由してソフトバンク光を契約すれば、30,000円以上のキャッシュバックをもらって工事費の残債をなくせます。
さらに、公式の「あんしん乗り換えキャンペーン」が適用されて、U-NEXT光を解約するときに請求された違約金と同等のキャッシュバックが受けられます。
代理店で契約すればキャッシュバックがもらえる光回線サービスはいくつもあるので、他社へ乗り換える場合はU-NEXT光をいつ解約しても問題ありません。
U-NEXT光を解約するときの工事
インターネット回線を解約するときは、基本的に回線の撤去工事が入ります。
U-NEXT光も例外ではないですが、住んでいる家の種類によっては回線の撤去工事を拒否できる可能性があります。
回線の撤去工事が求められる理由
あとで説明しますが、U-NEXT光を解約するときは回線を撤去しない選択ができます。
しかし、解約の申し込みをするときは、スタッフから回線の撤去を求められる可能性があります。
U-NEXT光は公式サイトなどの回線の撤去をすすめる理由を記載していません。
しかし、2018年3月の契約分から回線の撤去を義務付けたauひかりは、「残された光ファイバーの管理や保守する費用を軽減するため」とコメントしています。
あくまで推測ですが、U-NEXT光を解約するときに回線の撤去を求める理由は、残された回線の管理や保守費用を減らすためだと思われます。
回線を撤去するかは契約者が決められる
U-NEXT光を解約するときは、必ず回線の撤去が必要というわけではありません。
戸建てに住んでいる場合、解約手続きをする際にスタッフへ申告をすれば回線の撤去工事を拒めます。
回線の撤去してもらうときは契約者の立ち会いが必要なので、工事を拒めば解約する際の手間を1つなくせます。
しかし、残した回線は再利用できず、撤去費用もかからないので工事を拒否しても大きなメリットはありません。
スケジュールを確保できるのなら、回線を撤去してもらうのが賢明です。
撤去工事の内容
回線の撤去工事はU-NEXT光を解約してから2週間から1ヶ月ほどで後に行われます。
しかし、2月から4月は引っ越す人が増えて解約や移転の申し込みが殺到するので、1ヶ月以上待たされる可能性があります。
撤去工事で行われる作業の内容は、U-NEXT光やフレッツ光を契約したときに行われた導入工事の内容を思い出せばわかります。
戸建てに住んでいる場合、電柱から自宅に光ファイバーを引き込み、宅内に光コンセントとONUが設置されます。
マンションやアパートではあらかじめ光ファイバーが導入されている物件が多いです。
よって、宅内で壁のなかから通信ケーブルを引っ張り、光コンセントとONUが設置されている可能性が高いです。
回線の撤去工事では、導入工事とは逆の作業が行われます。
工事が行われるときは契約者が立ち会う必要がありますが、工事は戸建てで40分から1時間半、集合住宅では30分以内で終わるのでストレスは感じません。
U-NEXT光を解約してから返却する機器
U-NEXT光を解約した後は、レンタルしていた周辺機器を返却しましょう。
返却しないと余分なお金を負担しなければいけないので、忘れないように注意してください。
U-NEXT光を解約したあとはONUの返却が必須
U-NEXT光の解約手続きが完了すると、ONUを返却する必要が生じます。
ONUとはデバイスをインターネットにつなぐために光回線の信号をデジタルに変換する役割をしていて、U-NEXT光を契約すると必ずレンタルで提供されます。
フレッツ光からU-NEXT光へ転用する場合も、すでにNTTからONUが提供されています。
U-NEXT光を解約してから2週間以内にONUを返さないと弁済金が請求されるので、忘れないように気をつけてください。
ONUを返却する方法
ONUを返却する方法は、回線の撤去工事をしてもらうかで変わります。
撤去工事が行われる場合、作業を行う業者がONUを回収してくれます。
撤去工事が行われない場合、NTTから送られてくる回収キットにONUを梱包して返却してください。
回収キットを利用する場合の送料はかかりません。
無線LANルーターをレンタルしていないかも要確認
U-NEXT光を解約するときは、無線LANルーターをレンタルしていないかも確認しておきましょう。
レンタルしている場合、解約してから返却しなければいけないからです。
無線LANルーターをレンタルしているかと返却方法は、解約手続きをするときに問い合わせればスタッフが教えてくれます。
U-NEXT光の光電話を解約する方法
U-NEXT光の光電話は簡単に解約できます。
しかし、利用している電話番号を残せるのは、条件を満たしている人に限られます。
条件を満たしていても、U-NEXT光を解約する前に別の窓口で手続きをしなければいけません。
①光電話とネット回線を同時に解約する場合
U-NEXT光の光電話は単なるオプションサービスなので、U-NEXT光の回線を解約すれば同時に解約扱いになります。
ただ、利用していた番号を他社の光電話やアナログ電話へ移せるのは、以下の条件を満たしている人に限定されます。
- NTTから発行された番号である
- 電話加入権を持っている
上記の条件をクリアしていなければ、U-NEXT光を解約した時点で電話番号が消えてしてしまいます。
上記の条件をクリアしていても、電話番号を残すにはU-NEXT光を解約する前に「アナログ戻し」をしなければいけません。
U-NEXT光を解約する前にアナログ戻し
アナログ戻しとは、光電話で利用している番号をNTTのアナログ電話に戻す方法です。
アナログ戻しについては当サイトの下記のページで解説していますが、手続きをするには最大で13,000円に費用が必要です。
また、U-NEXT光を解約する前にアナログ戻しをしておかないと、番号がなくなる危険があるので注意してください。
光電話のアナログ戻しとは?費用・料金から手順、工事内容まで全て解説!他社の光電話に移行するときは番号ポータビリティも行う
U-NEXT光電話で利用している番号を他社の光電話で利用する場合、アナログ戻しの手続きをしてから「番号ポータビリティ」をしてください。
「番号ポータビリティ」とは、利用している電話番号を他社の固定電話へ移行させる手続きです。
番号ポータビリティはアナログ戻しを完了させたうえで他社の光電話を契約するときに行います。
電話番号を他社の光電話に引き継ぐ手順
U-NEXT光の光電話で利用した番号を他社の光電話に引き継ぐときは、以下の流れで手続きをしてください。
- アナログ戻しの申し込みをする
- 乗り換え先の光回線サービスの契約を申し込む
- U-NEXT光の解約手続きを行う(乗り換え先の光回線が開通日以降を解約日にする)
- 乗り換え先の光回線を開通させる
- アナログ戻しの工事を完了させる
- 乗り換え先の光回線サービスの窓口で番号ポータビリティの手続きをする
利用している番号を他社の光電話に引き継ぐときは、最初にアナログ戻しの申し込みをしてください。
そして、U-NEXT光の解約手続きをするときは、アナログ戻しが完了してからU-NEXT光のサービスが停止するように申請してください。
アナログ戻しが完了する前にU-NEXT光を解約すると、引き継ぎたい電話番号が消えてしまう恐れがあるからです。
U-NEXT光を解約する前に乗り換え先の光回線サービスを契約する点も重要です。
U-NEXT光を解約してから乗り換え先の光回線サービスを契約すると、インターネットを使えない期間ができるからです。
上記の流れで手続きをすれば、インターネットが使えない期間が生じることなく電話番号の移行ができるでしょう。
②光電話だけ解約してネット回線を契約したままにする場合
光電話はあくまでU-NEXT光のオプションサービスにすぎません。
ですので、下記のカスタマーサービスセンターに電話をかけて申請すれば、ネット回線の契約を残したまま解約できます。
U-NEXT カスタマーセンター |
0120-010-987 受付時間:午前11時~午後7時 (年末年始除く) |
光電話だけを解約して番号をアナログ電話や他社の光電話に移す場合も、アナログ戻しをしてください。
利用している番号を他社の光電話へ移行する場合は、アナログ戻しをしたうえで番号ポータビリティもしましょう。
アナログ戻しと番号ポータビリティを行う手順は、先ほど紹介した方法と同じです。
③ネット回線だけを解約して光電話の契約を残したい場合
WiMAXやワイモバイルのポケットWi-Fi、SoftBank Airに乗り換えるためにU-NEXT光を解約するときは、光電話だけ契約し続けたいと思いますよね?
残念ながら、光電話はU-NEXT光の回線を契約した人だけが利用できるオプションサービスなので、回線を解約すると光電話のサービスも停止されます。
光電話で利用している番号を使い続けるには、NTTから発行された番号であり電話加入権を持っているうえで、NTTのアナログ電話に移るしかありません。
しかし、アナログ電話には光電話よりも利用料金が高い難点があります。
種別 | 基本料金 | 通話料金 | ||
自宅専用電話 | 携帯 | 国際電話 | ||
光電話 | 500円 | 全国一律8円/3分 | ドコモ:16円/1分 au:17.5~18円/1分 ソフトバンク:17.5~18円/1分 | アメリカ:9円/1分 中国:30円/1分 韓国:30円/1分 |
アナログ電話 | 1,450~1,950円 | 市内:8.5円/3分 県内市外:20~40円/3分 県外:20~80円/3分 | ドコモ:20円/1分 au:30円/1分 ソフトバンク:40円/1分 | アメリカ:60円/1分 中国:140円/1分 韓国:110円/1分 |
料金を維持するために他社の光電話に移行できないかと思うかもしれませんが、他社の光電話のほとんどもインターネット回線を契約しなければ利用できません。
しかし、ソフトバンクの「おうちのでんわ」へ乗り換える方法があります。
おうちのでんわとは、ソフトバンクの4G回線をもとに固定電話が利用できるサービスです。
おうちのでんわには利用料金が光電話とほぼ同じという強みがあります。
また、番号がNTTから発行されたもので、電話加入権を持っていればU-NEXT光から移行させることも可能です。
U-NEXT光の解約にまつわるよくある疑問
U-NEXT光を解約したいと思っても、疑問が浮かんで手続きまで踏み切れないですよね。
そんな人のために、U-NEXT光を解約するときによく浮かぶ疑問への答えをまとめました。
①工事前ならキャンセルできるのか
まだ工事が行われていないのであれば、申し込んだ窓口か下記のカスタマーセンターに電話してU-NEXT光の契約をキャンセルできます。
U-NEXT カスタマーセンター |
0120-010-987 受付時間:午前11時~午後7時 (年末年始除く) |
ただ、工事日の当日や前日だとキャンセルは受け付けてくれません。
U-NEXT光をキャンセルしたいと思っている場合、最低でも工事日の2日前に申請をしましょう。
②クーリングオフは適用できるのか
U-NEXT光の契約はクーリングオフの対象外ですが、初期契約解除制度を適用したキャンセルが可能です。
初期契約解除制度とは、契約内容の書類を受け取ってから8日以内であれば消費者の都合で契約をキャンセルできるシステムです。
初期契約解除制度を適用すれば、違約金を支払わずにU-NEXT光の契約をキャンセルできます。
しかし、工事費や事務手数料は負担しなければいけないので注意してください。
初期契約解除を使ってU-NEXT光をキャンセルするときは、以下の項目を記載したハガキや封書を発送します。
- 初期契約解除を希望する旨の文章
- 契約者の名前
- 利用場所の住所
- 契約者ID
- 申し込んだサービスの名前
- 「ご契約内容確認書」を受領した年月日
- 初期契約解除の申告日
ハガキや封書の発送先となる住所は以下の通りです。
U-NEXT光 初期契約解除書類の送付先 |
〒141-0021 東京都品川区 上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア U-NEXT光 初期契約解除窓口 |
U-NEXT光のスタッフがハガキや書類を確認して処理を行えば、初期契約解除の適用手続きは完了です。
しかし、転用でU-NEXT光を契約してから回線が開通している場合、フレッツ光へ戻るには初期契約解除を適用されてからNTTに連絡して再契約の申し込みをしなければいけません。
フレッツ光を再契約すると、15,000円から18,000円の工事費がかかってしまいます。
使っていた電話番号も、NTTから発行されたもので電話加入権を持っていなければ残せません。
電話番号を残せる状況だとしても、アナログ戻しの行う必要があります。
なので、U-NEXT光の転用契約を初期契約解除でキャンセルする場合、フレッツ光以外への移行を検討しましょう。
フレッツ光以外の光回線サービスに移行すれば、キャンペーンが適用されて工事費が無料になる可能性があります。
③契約者じゃない人でも解約手続きはできるのか
U-NEXT光の解約は電話窓口のカスタマーセンターでしか申し込めないので、契約者以外の人は手続きを行えません。
電話窓口では必ず本人確認が行われるからです。
なので、U-NEXT光を解約するときは、必ず本人が手続きをしてください。
④電話窓口につながらないときはどう対処するべきか
インターネット回線の電話窓口につながらないときは、連絡する日にちや時間を変えて対処するのが一般的です。
しかし、U-NEXT光のカスタマーセンターは平日も混雑しやすいので、一般的な対処法が通用しない恐れがあります。
なので、電話窓口につながらないときは、公式サイトの問い合わせフォームを使う方法も試してみましょう。
U-NEXT光 問い合わせフォームのURL |
https://bb.unext.co.jp/contact/ |
問い合わせフォームを使って解約の申請をすれば、U-NEXT光のスタッフが折り返して連絡をしてくれます。
ただ、ドメインが「@unext.jp」となっているメールアドレスから連絡が来る可能性があります。
迷惑メールへの対策設定をしている人は受信できる状態にしておきましょう。
⑤解約してすぐに再契約すると新規扱いになるのか
更新月にU-NEXT光を解約して、すぐに再契約すればキャンペーンが適用されてお得になるのではと思いますよね。
U-NEXT光は解約した後に再契約できませんが、契約者の名義を変えると再び申し込める可能性があります。
しかし、U-NEXT光は工事費無料キャンペーンして実施していないので、キャッシュバックがもらえる他社と比べるとお得とはいえません。
⑥引っ越しをする場合はいつ解約するべきか
U-NEXT光は移転手続きに対応しているので、引っ越しをする場合でも解約せずに続けて利用できます。
しかし、移転手続きをすると引っ越し先に回線の導入工事が入るので戸建てでは18,000円、マンションでは15,000円の工事費がかかります。
工事費がかかる点は大きなデメリットなので、他に良い方法はないかと思いますよね。
他の良い方法がないかと思った人は、引っ越しを機にキャンペーンを実施している他社への乗り換えも検討してみましょう。
キャンペーンを実施している他の光回線サービスに乗り換えれば、キャンペーンが適用されて工事費がなくなる可能性があります。
また、特典でU-NEXT光の違約金を相殺することもできます。
移転手続きの申し込み方法
U-NEXT光の移転の手続きをするときは、最初に下記のカスタマーセンターに電話をかけてください。
U-NEXT カスタマーセンター |
0120-010-987 受付時間:午前11時~午後7時 (年末年始除く) |
公式サイトの問い合わせフォームから依頼することも可能です。
U-NEXT光 問い合わせフォームのURL |
https://bb.unext.co.jp/contact/ |
移転の手続きをするときは、退去する家で行われる撤去工事の日程と、引っ越し先で行われる導入工事の日程を決めます。
撤去工事と導入工事が終われば、U-NEXT光の移転手続きは完了です。
移転や乗り換えのタイミング
移転の申し込みは、引っ越しが決まってからすぐにでもしておきましょう。
回線の撤去工事と導入工事が入るまでの期間は、予約の混雑状況で変わるからです。
撤去工事と導入工事は、基本的に移転を申し込んでから2週間から1ヶ月ほどでしてもらえます。
しかし、引っ越す人が増加する2月から4月は予約状況が混雑しやすく、申し込みをしてから1ヶ月以上も待たされて工事が移転の当日までに間に合わなくなる恐れがあります。
⑦プロバイダの契約だけ残せるのか
U-NEXT光は光コラボのなかでは珍しく、回線とプロバイダの契約が別々のサービスです。
なので、U-NEXT光を解約するときは、プロバイダの契約を残すことができます。
プロバイダの契約を残せば、プロバイダから発行されたメールアドレスを使い続けられます。
また、フレッツ光へ乗り換える場合、プロバイダの契約を残しておけば手続きをスムーズに行えます。
⑧無線LANルーターだけの解約はできるのか
無線LANルーターのレンタルはU-NEXT光のオプションサービスにすぎないので、下記の窓口で申請すれば回線の契約を残したまま解約できます。
U-NEXT カスタマーセンター |
0120-010-987 受付時間:午前11時~午後7時 (年末年始除く) |
無線LANルーターのレンタルを解約したあとは、ルーターを返却しなければいけません。
解約してから2週間以内に返却しないと弁済金が請求されるので注意してください。
ルーターを返却方法は解約手続きをするときにスタッフが教えてくれます。
⑨西日本と東日本で解約方法に違いはあるのか
定番サービスのフレッツ光は解約方法が統一されていますが、西日本と東日本のどちらに住んでいるかで移転手続きの方法が異なります。
U-NEXT光は西日本と東日本のどちらも同じ会社がサービスを運営しているので、どこに住んでいても解約方法は同じです。
また、移転手続きの方法も変わりません。
まとめ
U-NEXT光を解約するときは、以下の流れで手続きを行いましょう。
- 解約の申請をする
- 解約日と回線の撤去工事日を決める
- 撤去工事をしてもらう
- レンタルしている周辺機器を返却する
U-NEXT光の解約申し込みはカスタマーセンターに電話をかけて行います。
解約手続きは契約者じゃなければできないので注意してください。
戸建てに住んでいるのであれば、回線の撤去工事を拒否できます。
賃貸の集合住宅に住んでいる場合でも回線の撤去工事を拒めます。
しかし、賃貸物件のなかには、原状回復義務にインターネット回線の撤去が含まれていないか確認してください。
回線の撤去工事を拒否すれば解約するときの手間を省けます。
といっても、残した回線は再利用できず、撤去工事は無料で行ってくれるので拒否するメリットはさほどありません。
U-NEXT光を解約したあとは、必ずONUを返却しましょう。
ONUを返却しないと弁済金が請求されます。
ONUは回線の撤去工事を行う業者が回収していきます。
撤去工事を拒否した場合、NTTから送られてくる回収キットを使って返却してください。
引っ越しをする場合、移転手続きを行えばU-NEXT光の契約を継続できます。
しかし、工事費が生じるので、キャンペーンを実施している他社回線への乗り換えも検討してみましょう。