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タブレットの購入を検討する人は維持費が気になり、なかなか契約まで踏み込めないのではないでしょうか?
タブレットはインターネット通信を利用する端末なので、毎月どれぐらいの料金がかかるのか気になりますよね。
またインターネットの料金シミュレーションで計算して、料金が高く購入を見送った人もいるでしょう。しかしタブレットは便利な端末なので、やっぱり欲しくなってしまうもの。
そこで、この記事ではタブレットの維持費をはじめとした料金の仕組みを解説します。さらに維持費を抑える方法も紹介しますよ。
タブレットの料金システム
最初にタブレットの料金形式から解説します。タブレットを使うためには、以下の2つの料金が必要になります。
- 本体代金
- 毎月発生する通信料金
この2つのカテゴリー別で解説します。
本体代金は必ず必要。契約事務手数料も必ずかかる費用
タブレットを使うには当然タブレットの本体代金を支払って購入しなければいけません。本体価格はもちろんタブレットの機種によって異なります。
今やタブレットは携帯電話ショップで購入ができるので「タブレットって分割払いが基本じゃないの?」と思われた方が多いです。
確かに携帯電話ショップで購入する場合、回線契約もすれば24ヶ月の分割支払いができます。しかしタブレットは携帯電話ショップの他でも買うことができます。
携帯電話ショップで取り扱っていない機種は、基本的に一括支払いの購入方法が一般的なのです。なおこれはタブレットを購入するうえで必ず請求されるもので、購入後に必要となるものではないため維持費とは言いません。
毎月発生する金額はネットを使う通信料金
タブレットの維持費と言えるのは、インターネット通信をする際に必要な通信料金です。当然タブレットはインターネット通信を行うため通信料金は必須と言えます。
タブレットでインターネット通信を使う方法は2つ。
- 携帯電話会社のタブレット専用回線を契約する
- Wi-Fiに接続する
※厳密にいえば他の方法もあります。詳細は以下の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもご参照ください。
全てまとめ!タブレットでインターネット通信接続をする方法5つ!携帯電話会社の回線はタブレットの専用プランに契約が必要になり、先ほども述べたように契約時に事務手数料が請求されます。
Wi-Fiは固定インターネット回線が必要になるため、自宅のWi-Fiを利用するにはインターネット環境が必要になりますね。すでに自宅にWi-Fiがある人はそのまま利用できるので、新たに維持費が発生することはありません。
タブレットを購入すると発生する本体価格と通信料金の詳細
続いて、先ほど解説したカテゴリー別に具体的な金額を解説します。
購入する前に知っておきたいタブレットの本体価格
まず重要になるのはタブレット本体の価格。タブレットは非常に多くのモデルが販売されていて、価格もそれぞれです。日本で販売されている主なモデルの価格を表で見てみましょう。
モデル | 32GB | 128GB | 256GB |
9.7インチiPad Pro セルラーモデル | 76,800円 | 86,800円 | 96,800円 |
9.7インチiPad Pro Wi-Fiモデル | 62,800円 | 72,800円 | 82,800円 |
9.7インチiPad セルラーモデル | 52,800円 | 63,800円 | |
9.7インチiPad Wi-Fiモデル | 37,800円 | 48,800円 |
モデル | 本体価格 |
ASUS ZenPad 3S 10 | 44,800円 |
ASUS ZenPad 3 8.0 | 36,800円 |
ASUS ZenPad 8.0 | 29,800円 |
HUAWEI Media Pad T3 10 | 22,800円 |
Lenovo tab3 | 32,670円 |
※全てSIMカードスロット搭載モデル
iPadよりAndroidタブレットのほうが価格は安いですね。
回線契約の事例とその維持費
多くの人は携帯電話ショップでタブレットを購入するパターンが多いです。
今は携帯電話ショップでもiPadだけでなく、Androidタブレットを購入することができるようになりました。購入する選択肢の幅が広がったのは嬉しいことですよね。
携帯電話会社の回線を契約する場合、データ定額プランによって料金は変わります。大手キャリアの月額料金を表にまとめました。
回線契約で主な事例となる料金をデータ定額プラン別で比較してみましょう。
項目 | 1GB | 2GB | 5GB | 20GB | 30GB |
タブレット 基本使用料 | 1,700円 | ||||
Web使用量 | 300円 | ||||
データ定額 | 2,900円 | 3,500円 | 5,000円 | 6,000円 | 8,000円 |
合計 | 4,900円 | 5,500円 | 7,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
あまりインターネット通信を行わない人は5,000円前後の料金に抑えることができます。しかしタブレットはスマートフォンより快適にインターネット通信をするために作られたデバイス。
通信量を抑えるのは難しいでしょう。最低でも5GB以上の料金は必要になります。なお回線を契約する際は契約事務手数料が請求されます。
契約事務手数料はほとんどの事業者が3,000円。この料金は契約時ではなく、契約後初月の料金で同時請求になります。
Wi-Fiモデルを購入する場合もWi-Fiの大もとになるインターネット環境が必要です。自宅にWi-FiがなければWi-Fiモデルの意味がないので、自宅のネット環境は必要不可欠でしょう。
ちなみにまだネット環境がない人が、たとえば光回線を導入する際は工事の費用が請求されます。
種類 | 月額料金 | 工事費 |
戸建てタイプ | 5,000~6,000円 | 24,000円~ |
マンションタイプ | 3,500~4,500円 | 24,000円~ |
なお料金が安くて速度の速い回線は以下の記事で紹介しているので、興味のある方はこちらもあわせてご参照ください。
光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!モバイルルーターなら、料金が格安でありながら高速の通信ができますよ。詳細は以下の記事をご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!タブレットのあらゆる料金を抑える方法
タブレットを使用するにはまず本体を購入する費用が必要なことがわかりました。そしてタブレット利用するうえで必要となる維持費は、インターネットを利用する通信量でした。
ここからは通信量だけでなく、本体価格を抑える方法を紹介します。
本体価格を安く抑えるならAndroid
タブレット端末の価格に安さを求めたい人は、iPadではなくAndroidタブレットがおすすめです。iPadはもっとも安いモデルでも37,800円。
先ほど紹介したAndroidタブレットも同じ価格帯ですが、他のメーカーはさらに安いモデルを展開しています。
もっとも安いモデルだと9,800円の端末もあるほどです。また大手キャリアはiPadより安い価格でセット販売を行っています。
Androidを選ぶメリットとデメリット
価格の安さは魅力ですが、もちろんメリットとデメリットもあります。Androidは値段が安く、日頃からスマートフォンを触っている人は操作にすぐ慣れることができるのがメリット。
しかしiPhoneを使用する人は、iPadと違い連携機能がありません。iPadはiPhoneと連携できるあらゆる機能が魅力。AndroidはiPhoneと連携するために作られていないため、iPhoneがメインスマホの人は不便に感じることも。
維持費はデータシェアで節約可能
本題の維持費を安くする方法はやはり通信料金。携帯電話会社の回線契約をする場合、毎月の料金を安くする裏技があります。それは「データシェアをする」方法。
先ほど紹介したタブレット専用プランは、タブレット専用回線が自らデータ量を持つ形式でした。データシェアは親回線のスマートフォンがあれば、そのスマートフォンが持つデータ量をタブレットでも使うことができます。
たとえばSoftBankのスマホを使っている場合、SoftBankでタブレット端末を購入し回線契約します。そうすることで、スマホが持つデータ量を使用してタブレットでネット通信ができるわけです。利用イメージを見てみましょう。
次に料金はどうなるでしょうか? 先ほど紹介したタブレット専用プラン一覧表と比較してくださいね。
費用項目 | 月額料金 |
タブレット基本使用料 | 1,700円 |
Web使用料 | 300円 |
データシェア利用料 | 500円 |
合計 | 2,500円 |
通常のタブレット専用プランに比べ、ぐんと料金が安くなりましたね。さらに端末をセット購入すると、お得に利用できます。
費用項目 | 9.7インチ iPad 32GB | Lenovo tab3 |
タブレット基本使用料 | 1,700円 | 1,700円 |
Web使用料 | 300円 | 300円 |
データシェア利用料 | 500円 | 500円 |
端末分割支払い (36ヶ月) | 1,463円 | 980円 |
端末購入サポート割引 (36回) | △1,463円 | △980円 |
特別割引 (永年適用) | △520円 | △1,520円 |
合計(36ヶ月間) | 1,980円 | 980円 |
合計(37ヶ月以降) | 〃 | 〃 |
携帯電話ショップで購入すると本体代金は分割になります。従来は24ヶ月分割ですが、36ヶ月分割を選ぶことで特別な割引を受けることができます。
また端末の分割料金も同じ金額の割引を3年間受けることができ、実質負担がなんと0円。※128GB以上のiPadは実質負担額が発生します。
さらにこの低料金は契約している限り、受け続けられることが魅力。SoftBankやauなどのスマホを利用している人は、契約会社にあわせてタブレットを購入がお得と言えるでしょう。
SIMフリータブレットを格安SIMで使う
スマホユーザーの中で格安SIMを使っている人も多いでしょう。そんな人も安心してください。SIMフリーのタブレットを購入すれば、格安SIMの回線でネットを利用できます。
格安SIMは音声通話だけでなく、タブレット端末などネット専用の回線契約もできます。格安SIMでトップクラスの人気を誇る楽天モバイルを目安にして、料金を見てみましょう。
回線の種類 | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB | |
データ通信 専用プラン | 900円 | 1,450円 | 2,260円 | 4,050円 | 5,450円 |
大手キャリア 月額料金 | 7,000円 | 8,000円 | 10,000円 |
大手キャリアでタブレットを契約するより、格段と安い料金で使うことがわかりますね。今やタブレットの回線は大手だけでなく、あらゆる選択肢があることがわかる事例と言えるでしょう。
自宅にWi-FiがあればWi-Fiモデルを選ぶことが一番の節約
自宅にインターネット環境があり、さらにWi-Fiもある人はタブレット専用の回線を契約することなくタブレットでネットが使えます。
タブレットの利用が自宅メインになる人は、特に維持費がかさむことはありません。今まで支払い続けている自宅のネット料金がタブレットの維持費になります。しかし外出先の利用が多くなる人は活用できないというデメリットも。
もし外出先で使うことが多いならモバイルルーターの導入を考えてもいいでしょう。別の費用がかかることで敬遠されがちですが、タブレットのプランより格安です。
さらにスマホもつなげるので、少しの費用でスマホも無制限になりますよ。詳細は以下の記事で解説しているので、あわせてご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!利用は自宅メインで外出先で少し使う人はテザリングを活用
「外でも使うけど、回線契約が必要なほどではない」そんな人にはスマートフォンのテザリング機能を活用しましょう。
テザリング機能はスマートフォンをモバイルWi-Fiルーターのように使うことができる便利なもの。この機能を活用すればスマホの契約回線を使って、タブレットのネット通信ができますよ。
しかしテザリングを使うと多くのデータ量を消費するうえ、スマホのバッテリー消費も激しくなります。外出先の利用が多い人は向いていません。
タブレットを安く買ったり、安く使っていく方法をここまで解説しましたが、以下の記事でも詳しく解説しています。さらに深いところまで知りたい方は、こちらもあわせてご参照ください。
タブレットを安く手に入れる方法5つと安く使う方法6つを暴露!タブレットの維持費のお話のまとめ
タブレットを持つうえで必要になる維持費は回線の通信量。これは外出先での利用が多い人に必要なものです。外出先の利用が多い人は携帯電話会社のタブレット専用回線を契約しなければいけません。
DoCoMoをはじめとした携帯電話会社大手のスマホを利用している人は、契約会社をそろえて契約しましょう。データシェアを活用すれば維持費を格段と抑えることができます。
自宅での使用がメインになる人は、回線契約をしないことが維持費を抑える最善の方法です。回線契約をしてしまうと通信費の無駄遣いになってしまうので、自宅のWi-Fiを上手に活用してくださいね。
たまに外で利用したい人は、スマホのテザリング機能を使えば問題ありません。よく外出する場合はモバイルルーターの契約も検討するといいでしょう。
今はモバイルルーターも競争が激しく料金はタブレットのプランより格安です。スマホもつなげるので、実質無制限になります。詳細は以下の記事で解説しているので、あわせてご参照ください。
家にインターネット環境がない人におすすめしたい接続方法はこれ!