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SoftBank AirとWiMAXの9つの違い!比較しどっちがいいか決着!

以前までは、気軽にインターネットが利用できるサービスと言えば、WiMAXが定番のサービスでした。

しかし、現在はソフトバンクエアーが登場したことで、気軽にインターネットが利用できるサービスにも選択肢ができました。

今、どちらのサービスを契約しようか迷っている人は多いのではないでしょうか?

ただ、それぞれのサービスにはさまざまな面で違いがあるので、自分に見合ったサービスがどちらなのか慎重に考える必要があります。

そこで、ここではソフトバンクエアーとWiMAXの9つの違いを解説します。

ソフトバンクエアーとWiMAXが向いている人をタイプ別に紹介するので、どちらのサービスを利用するか悩んでいる人は参考にしてくださいね。

※そもそもソフトバンクエアーとは何か、ということから知りたい方は、まずは以下の記事からご参照ください。

ソフトバンクエアーソフトバンクエアーとは?使い方から仕組みまで全て解説!

SoftBank AirとWiMAXの違い9つを紹介!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらも工事をせずにインターネットが利用できるサービスです。

しかし、ソフトバンクエアーとWiMAXは、料金や機能性でさまざまな違いがあります。

この違いが、どちらのサービスを使うかの大きな基準になります。

その1.利用できる範囲が違う!

ソフトバンクエアーは、端末を自宅のコンセントに差し込んでインターネットを利用するサービスです。そのため、利用できる場所は自宅に限定されます。

WiMAXは、持ち歩きができるモバイルWi-Fiルーターでインターネットを利用するサービスです。

なので、自宅だけでなく、外出中にあらゆる場所でインターネットを使うことができます。

ワイマックス家でも外でも

その2.通信速度が違う!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、対応している最大速度が大きく違います。

それぞれの最大速度を比較してみると、WiMAXのほうが通信速度が優れているように見えます。

ソフトバンクエアー・WiMAX 通信速度比較表

種類最大速度
ソフトバンクエアー下り:261Mbps〜350Mbps

上り:7Mbps

WiMAX下り:220Mbps〜708Mbps

上り:30Mbps

ただ、どちらも利用する場所によって実際の通信速度が違うので、最大速度だけでどちらが良いと判断するのはナンセンスです。

その3.月額料金が違う!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらもインターネットが使い放題のサービスです。

しかし、ソフトバンクエアーとWiMAXでは、月額料金が違います。

ソフトバンクエアー・WiMAX 月額料金比較表

ソフトバンクエアーWiMAX
端末買取:4,880円

端末レンタル:5,370円

ギガ放題
(使い放題):4,380円ライトプラン
(7GBまで利用可能):3,696円

ただ、そこまで大きい違いではないので、月額料金よりも機能面のほうが重要な基準になります。

その4.端末の購入方法が違う

ソフトバンクエアーとWiMAXでは、インターネットを利用するための端末を購入する方法が違います。

ソフトバンクエアーの端末価格は58,320円となっていて、36ヶ月に渡り分割で支払います。

ただ、端末の分割支払いと同じ金額の月月割が36ヶ月間入るので、端末の実質代金は0円になります。

また、端末をレンタルして利用することもできますが、分割で購入したほうがお得度だと言えるでしょう。

ソフトバンクエアー 月額料金内訳

端末購入レンタル
基本料金4,880円基本料金4,880円
端末代金
分割支払い
1,620円×36ヶ月レンタル料金490円
月月割-1,620円×36ヶ月
合計4,880円合計5,370円

WiMAXで利用するモバイルWi-Fiルーターは、契約するプロバイダによって値段が違います。

もっとも安い場合だと0円から1円となっていて、高い場合でも3,000円程度です。

そのため、端末代金を分割で支払うことがありません。

この違いは、途中で解約するときに影響が出ます。

ソフトバンクエアーは解約するときに端末代金の支払いが残っていると、違約金と残債が一括支払いで請求されます。

WiMAXはすでに一括で端末を購入しているので、解約するときに違約金以外に請求されるお金がありません。

その5.プランが途中で変更できるのかが違う

ソフトバンクエアーは、インターネットが使い放題のプランしかないため、契約してから途中にプランを変更することができません。

WiMAXには、

  • ネットが無制限で利用できる「ギガ放題プラン」
  • 1ヶ月で利用できるデータ量が7GBまでの「ライトプラン」
この2種類があります。

WiMAXは、契約してから途中でプランを変更することが可能になっています。

たとえば、ネットを使わない月なら「ライトプラン」に変更して、ネット代を節約することができるわけです。

その6.セット割引の内容が違う!

ソフトバンクエアーとWiMAXには、それぞれ対象のスマホを持つことでセット割引でスマホ代が安くなります。

ソフトバンクエアーはソフトバンクのスマホを持っていると、「おうち割光セット」の割引が適用されます。

おうち割光セット

ソフトバンクスマホの料金プランによって割引される金額は変わりますが、スマホ1台あたり最大で1,852円の割引が受けられます。

おうち割光セット 割引金額早見表

プラン2年間3年目以降
データ定額50GB1,000円1,000円
データ定額30GB1,852円934円
データ定額20GB1,410円934円
データ定額5GB1,410円934円
データ定額2GB463円463円
データ定額1GB463円463円

この割引が受けられるスマホは、1台だけではありません。

家族が使っているものであれば、10台までのスマホがこの割引を受けることができるのです。

なので、家族の人数によっては、ソフトバンクエアーの利用料金が実質タダになります。

家族みんなでいくらお得になるか

もっとも容量が大きいデータ定額50GBが、5GBや20GBよりも割引金額が低い点が気になります。

ただ、これは家族の中で2人以上データ定額50GBを利用すると、別で「みんな家族割」も適用されるからです。

みんな家族割は、ソフトバンクのスマホを使っている家族が多いほど、割引金額が高くなるようになっています。

みんな家族割 割引金額

家族人数割引金額
1人0円
2人1,500円
3人1,800円
4人2,000円

WiMAXは、auのスマホを使っていれば「auスマートバリューmine」の割引を受けることができます。

auスマートバリューmineもスマホの料金プランによって割引される金額が違いますが、最大でスマホ代が1,000円安くなります。

auスマートバリューmine 割引金額早見表

プラン割引金額
auピタットプラン(シンプル):1GBまで割引対象外
(スーパーカケホ/カケホ)
:2GBまで
(シンプル)
:1GB以上〜2GB未満
500円
(スーパーカケホ/カケホ)
:2GBまで
(シンプル)
:2GB以上〜20GBまで
1,000円
auフラットプラン20/30GB1,000円
データ定額5/20/30GB

LTEフラット(7GB)

ISフラット

934円
データ定額2/3GB

ジュニアスマートフォンプラン

シニアプラン

カケホ(3Gケータイ・データ付)

743円
データ定額1GB500円

ただ、ソフトバンクエアーのおうち割光セットと違い、1台のスマホしか割引を受けることができません。

その7.速度制限の条件が違う!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらも無制限でインターネットを使うことができるサービスです。

しかし、どちらも速度制限がかかることがあります。。

ソフトバンクエアーは、利用する地域によって夜の20時から深夜まで速度が遅くなることがあります。

ただ、速度が遅くなるといっても7Mbps前後の下り速度が出るので、問題視するほどではありません。

ウェブサイトの閲覧や動画を視聴するには、最低でも5Mbpsの下り速度が出れば十分だからです。

ソフトバンクエアーの速度7

WiMAXは、3日間で10GBを消費すると、翌日の18時から26時まで速度が制限されます。

制限がされたときの下り速度は1Mbpsになるので、動画の視聴どころかウェブサイトの閲覧も難しくなってしまいます。

その8.プロバイダが選べるかが違う!

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらもネット回線とプロバイダがセット契約になっているサービスです。

なので、どちらもネット回線とは別でプロバイダを契約する必要がありません。

ただ、WiMAXは契約するプロバイダを選ぶことができます。

契約するプロバイダによっては月額料金が安くなる割引や、キャッシュバックなどの特典を受けることができます。

そのため、WiMAXを契約するときは、プロバイダ選びが重要になってきます。

ソフトバンクは契約するプロバイダを選べませんが、代理店サイトで契約するとキャッシュバック特典を受けることができます。

その9.契約期間と解約するときの違約金が違う

ソフトバンクエアーは契約期間が2年となっていて、2年ごとにある更新月以外に解約すると、9,500円の違約金が請求されます。

WiMAXは契約期間を2・3・4年の3つから選ぶことができますが、どの年数を選んでも違約金は変わりません。

WiMAXは、利用した期間によって、違約金を下記のように設定しています。

WiMAX 契約解除料金

利用期間契約解除料金
1年目19,000円
2年目14,000円
3年目以降9,500円

ただ、契約するプロバイダによっては、違約金がさらに高くなっている場合があります。

特に、キャッシュバック特典があるプロバイダは、違約金を高めに設定している可能性が高いです。

キャッシュバックの金額に定評がある「GMOとくとくBB」の違約金を見ると、特典が手厚いプロバイダの違約金が高いことがわかります。

GMOとくとくBB WiMAX 契約解除料金

利用期間契約解除料金
1年目24,800円
2年目24,800円
3年目以降9,500円

SoftBank AirとWiMAXはどちらを選べばいいか?タイプ別に解説!

説明をする人

ソフトバンクエアーは自宅専用のインターネット回線、WiMAXは自宅と外の両方で利用できるインターネット回線です。

それだけでなく、月額料金やセット割引などにも違いがあります。

そのため、自分のタイプに見合ったサービスはどちらなのか見極めてから、契約しなければいけません。

ここで解説するそれぞれに向いているタイプを見れば、自分がソフトバンクエアーかWiMAXのどちらを使うべきなのかが見えてきます。

SoftBank Airが向いている人はこんなタイプ!

ソフトバンクエアーは、インターネットが無制限で利用できます。

しかし、WiMAXと違い、ネットが使える場所が自宅に限定されます。

そのため、自分がネットを使う頻度が高い場所はどこなのかを考えながら、ソフトバンクエアーが向いているタイプを見てみましょう。

インターネットをメインで使う場所が自宅の人

ソフトバンクエアーはWiMAXと比べて速度制限の条件が緩い代わりに、自宅だけでWi-Fiが利用できるようになっています。

なので、もっともインターネットを使う場所が自宅という人に向いているサービスと言えるでしょう。

外出先でのネット利用がそこまで多くない人であれば、ソフトバンクエアーは十分に力を発揮してくれるでしょう。

ソフトバンクのスマホを使っている人

ソフトバンクのスマホを使っている人がソフトバンクエアーを利用すると、「おうち割光セット」の割引を受けることができます。

ソフトバンクのスマホを使っていれば、どのインターネット回線よりもお得にネットを使うことができます。

ソフトバンクのスマホを使っていて、ネット回線を安い料金で使いたい人にとっては、ソフトバンクエアーは打って付けのサービスになってくれます。

家族でインターネットを使いたい人

さらに、ソフトバンクエアーの「おうち割光セット」は、ソフトバンクのスマホを使っている人が多いほど割引される金額が高くなります。

また、速度制限がかかる条件もないようなものなので、家族全員でインターネット回線を使いたいという家庭におすすめなサービスです。

もっと詳しくソフトバンクエアーについて知りたい方は、ソフトバンクエアーの代理店サイトをご覧ください。

WiMAXが向いている人はこんなタイプ!

UQwimax

WiMAXはソフトバンクエアーより月額料金が安い代わりに、速度制限がかかりやすくなっています。

ただ、ソフトバンクエアーよりも機動力があり、利用用途によっては速度が制限されにくくなります。

どこでも好きなだけインターネットを使いたい人

WiMAXはモバイルWi-Fiルーターでインターネットを使うサービスなので、場所を選ばずにネットができることが売りになっています。

なので、自宅と外出先のどちらでも、好きなだけインターネットを使いたい人に向いています。

たとえば、通勤電車に乗っているときにスマホで動画を楽しみたい人や、外でパソコンやタブレットでネットがしたい人は、WiMAXの恩恵を最大限受けることができるでしょう。

auのスマホを使っている人

WiMAXは、auのスマホを持っていれば「auスマートバリューmine」の割引で、毎月のスマホ代が最大で1,000円安くなります。

そのため、auのスマホを使っていてインターネットを安くで使いたい人には、WiMAXは打って付けのサービスだと言えます。

インターネット回線を使う人数が1人の人

WiMAXには、3日間で10GBを消費すると翌日の夕方から深夜まで速度が制限されるデメリットがあります。

10GBという容量は、複数の人が同時にインターネットを使うと一気に消費してしまう量です。

そのため、家族全員で一つのネット回線を使いたい人には、WiMAXはおすすめできません。

しかし、1人で1つのネット回線を使う場合、よほど動画を見続けない限りは10GBのデータ量を3日間で使い切ることがありません。

なので、WiMAXは1人でネット回線を使いたい人に向いているネット回線と言えるでしょう。

WiMAXの契約を考えている方は、「WiMAXを格安で購入・契約できるプロバイダーはこれだ!!」の記事もあわせてご覧ください。

オンラインゲームがしたい人は、どちらのサービスも向いていない

ゲーム

インターネットの利用目的によっては、ソフトバンクエアーとWiMAXどちらも契約すべきではないこともあります。

それは、「オンラインゲームを遊びたい」という場合です。

ソフトバンクエアーとWiMAXは、どちらも通信速度が優れているネット回線です。

しかし、どちらも光回線と比べると通信速度の安定度が低いため、オンラインゲームで利用すると動きがカクつく頻度が高くなっています。

インターネットを使う目的としてオンラインゲームの割合が非常に大きい場合は、光回線がおすすめです。

今は光回線は速度がより速くなりつつ料金も安くなっています。

そのような良質な回線について詳しく知りたい方は、「光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!」の記事もあわせてご覧ください。

光回線のおすすめに圧倒される男光回線のおすすめ4選!速度が速い料金も安い最適な回線を紹介!

まとめ

ソフトバンクエアーとWiMAXは、料金や機動性の他に、セット割引や違約金などのさまざまな面で違いがあります。

ソフトバンクエアーかWiMAXのどちらを使うべきか迷ったときは、

  • インターネットを使うことが多い場所
  • 利用している携帯電話キャリア
  • 速度制限の条件
この3つを基準にして、どちらのネット回線を契約するか考えるといいでしょう。

また、セット割引を受けるために、携帯電話キャリアを割引が適用される事業者に乗り換えるというのも悪くありません。

自分の状況をよく確認して、見合ったネット回線を選んでくださいね。