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LINEを使っているときに「ネットワークが不安定です」と表示されて困った経験はありませんか?
LINEの画面に「ネットワークが不安定です」と表示されるのは通信状態が不安定なときであることが多いです。
端末やアプリが正常に動作していない可能性もありますが、原因がどれであっても対処法は簡単ですよ。
ここではLINEを使用中に「ネットワークが不安定です」と表示される7つの原因と対処法を解説します。
LINEがいつも通りに使えなくて困っている人はぜひご覧ください。
目次
LINEで「ネットワークが不安定です」と出る原因
「ネットワークが不安定です」の表示は言葉通りに接続しているインターネットの状態が安定していないことを意味しています。
よって、通信状態に問題があると考えるのが基本です。
状況によっては端末やLINEのアプリが問題も可能性もあります。
利用している回線別に原因をまとめまして。
LTE回線で利用しているときの原因2つ
携帯電話会社で提供するLTE回線を使っているときに「ネットワークが不安定です」と表示される原因は電波の入り具合と考えるのが基本です。
電波が悪い場所にいる
LTE回線を使っているときに「ネットワークが不安定です」と表示されるときは、電波が入りにくい場所にいると考えられます。
大手キャリアのLTE回線は全国規模の広い範囲で飛んでいますが、今も電波が弱い場所があります。
電波が弱い場所にいると通信状態が不安定になり、LINEを使うときに「ネットワークが不安定です」と表示される可能性が生じます。
車や電車で移動中だから電波が不安定
車や電車で移動しているときは電波の入り具合が変動しやすいので、LINEを使うときに「ネットワークが不安定です」と表示されやすくなります。
携帯電話用の電波には移動している端末へはダイレクトに届かない欠点があるので、移動中は不安よりも通信状態が悪くなりがちです。
高速道路を走行しているときは電波がとくに悪い山間部に入ることが多いので、高い確率で「ネットワークが不安定です」と表示されます。
Wi-Fi 接続中に考えられる原因2つ
自宅でスマホをWi-Fiに接続しているときに「ネットワークが不安定です」と表示される場合は、光回線用の周辺機器や契約しているプロバイダが原因ではないかと疑うのが基本です。
無線LANルーターや回線終端装置(ONU)に発生している不具合
Wi-Fiへ接続しているときに「ネットワークが不安定です」と表示されるときは、高い確率で無線LANルーターや回線終端装置(以下、ONU)に不具合が起きているパターンを見かけます。
無線LANルーターとONUにはアクセスログ、いわゆる操作の履歴が記録されるようになっています。
インターネットを使うほどアクセスログが蓄積される仕組みとなっており、アクセスログのデータが膨大になるとルーターやONUがアクセスログに圧迫されて通信状態が悪くなる不具合を招きます。
アクセスログの蓄積によるルーターやONUの不具合はどんな光回線の環境でも起こり得るので、最も可能性が高い原因といえるでしょう。
回線やプロバイダの通信障害
原因となる可能性は低いですが、契約している回線やプロバイダで通信障害が起きているとも考えられます。
回線やプロバイダで通信障害が起きるとインターネットへ接続できない、もしくは接続できても通信速度が低速になります。
念のために通信障害が起きている可能性もあると思っておいて損はありません。
LTEで接続時とWi-Fi接続時の共通原因3つ
LTEとWi-Fiのどちらでインターネットへ接続していても、端末やアプリに原因がある可能性もあります。
スマホ・iPhoneの不具合
Wi-FiにつないでいるスマホやiPhoneにもアクセスログが蓄積されるので、ルーターやONUと同様に長く使い続けると不具合が起きやすくなります。
スマホやタブレットなどのデバイスはインターネット以外の用途(カメラの利用やカメラで撮った写真の閲覧など)でも利用するので、ルーターやONUよりも不具合を起こす可能性も高いです。
LINEアプリの動作が不安定
LINEアプリの動作が安定しなくなって「ネットワークが不安定です」と表示される場合もあります。
LINEに限らずスマホやiPhoneのアプリはホームボタンなどで終了したと思ってもバックグラウンドで作動しています。
定期的に完全に閉じるなどの対策をしておかないとバグが起きやすくなります。
LINEアプリのバージョンが古い
LINEのアプリは定期的に新しいバージョンが提供されているため、古いバージョンのままにして使うと「ネットワークが不安定」と表示される可能性が高くなります。
LINEが用いるネットワークは新しいバージョン用に作られているので、古いバージョンのままにすると通話やメッセージの送受信などの動作が上手くいかなくなる可能性が高くなります。
LINEで「ネットワーク不安定です」と出る場合の対処法
LINEを使っていて「ネットワーク不安定です」と出たときの対処法は意外とシンプルで、思ったよりも簡単に問題を解決できる可能性が高いです。
ネットワーク関連の周辺機器に問題がある可能性も若干あるので、予備知識も知っておきたいところです。
LTE回線を利用しているときの対処法
LTE回線を利用中に「ネットワークが不安定です」と表示される原因は基本的に電波の悪さなので、電波が良い場所に移動するぐらいしか対処はありません。
ただ、端末やアプリが原因とも考えられるので、あとでご紹介する端末やアプリの再起動やアップデートが活用できます。
Wi-Fiに接続しているときの対処法
Wi-Fiに接続中で「ネットワークが不安定です」と表示される原因は周辺機器の不具合か回線の状態のどちらかで、基本の対処法は2つになります。
無線LANルーターやONUの再起動
Wi-Fiに接続しているときに「ネットワークが不安定です」と表示される原因は、無線LANルーターとデバイスのアクセスログの蓄積による不具合である可能性が高いです。
なので、最初に無線LANルーターの再起動を試してみましょう。
無線LANルーターを再起動すれば溜まったアクセスログが消えるので、通信状態の安定化が見込めます。
通信障害が起きていないか確認
無線LANルーターを再起動しても「ネットワークが不安定です」の表示が消えないのであれば、契約している光回線やプロバイダで通信障害が起きていないか確認する必要があります。
通信障害が起きているかは契約中の回線事業者やプロバイダの公式サイトから調べることができます。
通信障害が起きている場合は復旧されるのを待つしかありません。
強いて対処法を挙げるとすれば、スマホ向けのLTE回線で代用するぐらいです。
LTE回線利用時とWi-Fi利用時の共通の対処法
以下3つの対処法はLTEとWi-Fiのどちらを利用しているときでも試す価値があります。
- スマホ・iPhoneの再起動
- LINEアプリの再起動
- LINEアプリの再起動
スマホ・iPhoneの再起動
スマホやiPhoneも無線LANルーターと同様に使うほどアクセスログが溜まるので、電源を切らない期間が長くなるほど動作が不安定になり、「ネットワークが不安定です」と表示される原因になり得ます。
以上の仕組みを踏まえて、利用しているスマホやiPhoneも再起動させてみましょう。
スマホやiPhoneも再起動させるとアクセスログがなくなり、「ネットワークが不安定です」と表示される可能性を低くできます。
LINEアプリの再起動
LINEアプリを再起動させるのも一つの方法です。
LINEアプリをバックグラウンドで作動させ続けると動作が不安定になる可能性が高くなるので、定期的にアプリを完全に終了させて再起動させる方法には正常な状態に戻す見込みがあります。
LINEアプリを完全に終了する方法はAndroidとiPhoneで異なります。
Androidでは以下の方法でアプリの完全終了が行えます。
- 「設定」アプリを起動
- 「アプリケーション管理」を選択
- 表示される「実行中のアプリ」一覧からLINEを選択して「強制終了」をタップ
iPhone8以前の機種では以下の手順でLINEアプリを完全終了できます。
- ホームボタンを2回押す
- 表示されるタスク一覧からLINEの画面をタップして上にスワイプする
iPhone X以降の機種では以下の手順でLINEアプリを完全に終了させられます。
- 画面の下部をタップして上へスワイプ
- 表示されるタスク一覧からLINEの画面をタップして上にスワイプする
上記の手順でLINEアプリを終了させて再起動させればOKです。
LINEアプリのアップデート
LINEアプリのバージョンが古くてネットワークが不安定と表示される場合もあるので、新しいバージョンが展開されているか、アップデートが必要ではないかも確認しておきましょう。
Androidの場合は以下の手順でLINEアプリのアップデートの必要有無を確認できます。
- Google Play Storeアプリを起動
- 画面左上のメニューアイコンをタップ
- 「マイアプリ&ゲーム」をタップ
次の画面で表示されるアプリ一覧でLINEの更新が必要と書かれていれば、「更新」をタップしてアップデートをしてください。
iPhoneの場合は以下の手順でLINEアプリのアップデートが必要なのかを確認できます。
- App Storeアプリを起動
- 画面下部の右から2番目にある「アップデート」を選択
- 表示される画面をタップして下へスワイプ
次の画面でLINEのアイコンが表示されて右側のボタンが「アップデート」と表示されている場合はアップデートが必要です。
アップデートボタンを押せばアップデートを行えます。
ネットワーク周りでできる原因と対処法の番外編
可能性は低いですが、無線LANルーターとデバイスの距離やルーターを置いている環境が原因とも考えられます。
先ほどまでにご紹介した対処法では効果が出ない場合は、以下の方法を試してみましょう。
無線LANルーターの買い換えか中継器の導入
無線LANルーターとデバイスの距離が遠くてWi-Fiのつながりが悪くなり、「ネットワークが不安定です」と表示されるパターンもあります。
無線LANルーターがWi-Fiを飛ばせる範囲には限りがあり、発信範囲は機種ごとに違います。
より広範囲にWi-Fiを発信できるルーターに買い換えれば、ルーターから離れた場所でもインターネットの接続状態が安定するようになります。
Wi-Fiを発信できる範囲の目安はルーターのパッケージやメーカーの公式サイト、Amazonなどの通販サイトの販売ページに記載されています。
引用元: https://www.elecom.co.jp/products/WRC-X3000GS.html
使用中の無線LANルーターが故障している可能性もあるので、ルーターとデバイスの距離が遠くなくても買い換えは視野に入れておきましょう。
中継器の利用も選択肢の一つです。
中継器は無線LANルーターが飛ばしているWi-Fiを中継して、無線でのインターネット接続が可能になる範囲を広げてくれます。
引用元: https://www.elecom.co.jp/products/WTC-1167HWH.html
当サイトにはおすすめの無線LANルーターや中継器を紹介している記事もあるので、ぜひ参考にご覧ください。
Wi-Fi/無線LANルーターの選び方のポイント7つ!おすすめを安さや人気度ごとに紹介! Wi-Fi/無線LAN中継器の選び方のポイント8つ!おすすめも比較して紹介!Wi-Fiの周波数帯を5GHzに変える
テレビや電子レンジなどの電磁波が原因でインターネット接続が安定しない場合もあります。
Wi-Fiと家電製品の電磁波が干渉している可能性が考えられるのであれば、利用するWi-Fiの周波数帯を5GHzに変えてみましょう。
Wi-Fiの周波数帯には2.4GHzと5GHzの2種類がありますが、5GHzは家電では使われていないので干渉の心配がありません。
ほとんどの無線LANルーターは2.4GHzと5GHzどちらのWi-Fiも同時に飛ばしていて、Wi-Fiへ接続するときに選ぶSSIDを変えるだけで切り替えが可能です。
ただ、選ぶべきSSIDはルーターの種類ごとに違います。
SSIDの末尾が「2G」や「5G」と記載されているルーターを利用している場合、末尾が5GのWi-Fiへ接続します。
末尾が「g,a,gw,aw」のどれかであるルーターを利用している場合、末尾がaかawのSSIDを選択してください。
ただ、5GHzは2GHzと比べると発信範囲が狭いので、状況次第では中継器が必要になります。
無線LANルーターや家電の置き場所を見直す
無線LANルーターや家電を置く場所を変えてみるのも方法の一つです。
無線LANルーターや家電の置き場所を変えると、Wi-Fiと家電の電磁波との干渉を避けられる可能性があります。
ルーターの置き場所の変更はモバイルルーターやホームルーターでも活用できる方法なので、WiMAXやソフトバンクエアーを使っている人も試してみましょう。
モバイルルーターやホームルーターには屋内で電波が入りにくい欠点がありますが、窓際に置くと電波が入りやすくなって接続の安定性が向上します。