光回線のおすすめ4選

WiMAX2+はWiMAX3にいつ変わる?WiMAXの将来を予測!

大手キャリアが5Gの提供開始への準備を進めているなか、WiMAXが「WiMAX2+」から「WiMAX3」に変えるのではないかと注目している人もいる人もいるのではないでしょうか?

確かにWiMAXはサービスの提供を開始した4年半後にWiMAX2+を発表しているので、そろそろ新しい回線を発表してもおかしくはない頃です。

今のところ関連情報の発表はありませんが、WiMAXが新しい回線を展開するとしたら5Gにまつわるものになると思われます。

ここではWiMAX2+はいつWiMAX3に変わるのか、WiMAX3はどんな回線になるのかの予測をご紹介します。

WiMAX・WiMAX2・WiMAX2+とは

WiMAX・WiMAX2・WiMAX2+とは

現行のWiMAXには2種類のサービスがあり、それぞれ品質が異なります。

WiMAXはサービス開始初期の回線

WiMAXは2009年2月に提供が開始されたモバイルルーター用の回線で、WiMAXがはじめて展開した回線です。

WiMAX2+が主流になった今では、WiMAXは旧WiMAXと呼ばれるようになりました(ここでもわかりやすく解説するために旧WiMAXと呼称します)。

旧WiMAXの最大通信速度は下り40Mbps、上り15Mbpsとなっていて、最大1Gbpsもの通信を可能にしている光回線と比べると見劣ります。

しかし、動画を見るには最低でも5Mbpsほど出ていれば十分なのでライトユーザーから人気を集めていました。

さらに現在のモバイルルーターに設けられている速度制限もなかったので、固定回線の代わりに活用していた人も少なくありません。

旧WiMAXを使うには専用のモバイルルーターを持つのが基本でしたが、WiMAX内蔵型のパソコンも発売されていました。

WiMAX内蔵型パソコンではルーターへの接続が不要だったので、簡単にパソコンをネットにつなぎたい人から重宝されていました。

現在は旧WiMAX用の基地局をWiMAX2+用に変更している最中で、旧WiMAXの提供エリアは日々狭くなっています。

そして提供エリアの縮小で最大通信速度も13.3Mbpsまで低下しています。

2020年3月31でのサービス終了も予定されているので、旧WiMAXは過去の回線と考えるべきです。

WiMAX2+は現在主流の最新回線

WiMAX2+は2013年10月31日に提供が開始された新たな回線で、旧WiMAXの進化型で今の主流となっています。

ポイント

旧WiMAXの進化型にあたるだけあり、サービスを開始した当初でさえ最大通信速度は110Mbpsまで向上していました。

現在は最大通信速度が867Mbpsまで向上しています(有線接続時は最大通信速度が1.2Gbpsになります)。

最大通信速度が向上したことで機能性は格段に良くなりました。

しかし、回線の帯域幅が占有されやすくなったため、通信混雑を避けるために直近の3日以内に10ギガを消費する通信を行った人へ速度制限を設けています。

速度制限を受けると通信速度が1Mbpsまで下がり高画質の動画は見られなくなりますが、標準画質の動画は視聴できます。

WiMAX2は存在していない

WiMAX2+には「+」の文字が付いているので、「WiMAX2も存在しているのでは?」と考える人もいるのではないでしょうか?

実は旧WiMAXの次に登場した回線がWiMAX2+なので、WiMAX2は存在していない回線です。

WiMAX3の機能を予測

WiMAX3の機能を予測

WiMAX・WiMAX2+の順にサービスが展開されているのを見ると、近い将来にWiMAX3が出るのではと期待したくなりますよね。

あくまで予想ではありますが、WiMAX3の提供がはじまると機能性が大幅に向上すると考えられます。

5Gに対応する⁉︎

もしWiMAX3が発表されるとしたら、5Gに対応する可能性は高いと思われます。

UQ WiMAXの関連会社であるKDDIは、5G対応の周波数帯を3つ割り当てられているからです。

5Gは2020年春から順次提供開始予定の新たな移動通信システムで、あとでご説明するようにスマホの機能性を大幅に向上させると期待されています。

しかし、大手キャリアは5Gに対応することで利用料金を値上げするのではと懸念されています。

WiMAX3が5Gに対応した回線として提供が開始されてもコスト面が不安要素になるかもしれません。

速度制限がなくなる!?

もしWiMAX3が5Gに対応するのであれば、速度制限がなくなるかもしれません。

速度制限がなくなるかもしれない理由は帯域幅です。

WiMAX2+も帯域幅が広い回線ではありますが、多くのユーザーが一気に大容量なデータ通信を行うと回線に混雑が起きて速度が低下する恐れがあります(WiMAX2+では回線混雑を防ぐために速度制限を設けられています)。

ポイント

5Gは今まで用いられていた回線のなかでもっとも帯域幅が広いので、インターネットに接続する人が多くなっても混雑が起きにくい強みがあります。

混雑が起きにくくなると利用が多い人へ制限をかける必要がなくなるので、5G対応という形でWiMAX3が発表されるのは理想的といえるでしょう。

無線接続でも最大通信速度が1Gbpsを超える⁉︎

今でこそWiMAX2+は最大1.2Gbpsもの高速通信が可能になっていますが、対象は東名阪などの一部エリアのみなうえに、Wi-Fi接続だと最大867Mbps止まりです。

5Gでは最大20Gbpsまでの通信が可能といわれているので、WiMAX3が発表されるとWi-Fi接続でも1Gbps以上の高速通信ができるようになると考えられます。

Ping値が向上してオンラインゲーム向けの回線になる⁉︎

WiMAX3が発表されるとPing値も大幅に向上されるのではないかと予想されます。

WiMAX2+ではPing値が2ケタなので、FPSや格闘ゲームなどの動きが激しいゲームでのオンラインプレイでは遅延が起きやすいデメリットがありました。

5GではPing値が1msまで縮小できるといわれているので、WiMAX3が発表されればモバイルルーターやホームルーターもオンラインゲームで活用できるツールになります。

今までオンラインゲームを遊ぶには工事をして光回線を導入する必要がありました。

しかし、WiMAX3が5G対応という形で発表されれば、オンラインゲームに見あったネット環境を作りやすくなりますね。

WiMAX2+がWiMAX3になる可能性

2020

WiMAX2+のサービスがはじまったのが旧WiMAXの提供開始から約4年半後。

ということは、WiMAX3が発表されるのもそろそろではないかと考えている人もいるのではないでしょうか?

約4年半はあくまで発表の間隔なので目安でしかありません。

ですが、ひょっとしたら5Gの提供開始が一つのきっかけになるかもしれません。

5Gの展開開始がWiMAX3になるタイミングなのかがポイント

WiMAX3が発表されるかは、5Gの展開開始と普及の状況がポイントと考えられます。

WiMAXの新しい回線が発表されるときは、機能性が大幅に向上されるときだからです。

先ほどご説明した通り5Gはモバイル回線のなかでも飛躍的に機能が良くなったものなので、5G対応はWiMAX3を発表するにはぴったりの理由となります。

すでにWiMAX2+では5Gで用いられる予定の4×4MIMOが使われているので、WiMAXが何かしらの形で5Gに対応する可能性はあるといえるでしょう。

WiMAXが販売するWシリーズではすでに4×4MIMOが用いられています。

※WiMAXが販売するWシリーズではすでに4×4MIMOが用いられています。

WiMAX3が展開されるとしたら2020年春以降か

もしWiMAX3が展開されるのであれば、タイミングは2020年の春以降になると考えられます。

ポイント

5Gの展開は2020年の春から順次だからです。

「順次」というのが2020年の春「以降」と予想する理由になります。

5Gは2020年春に全国一斉スタートではなく、提供ができる場所から順次開始となります。

よって、事業者側からするとWiMAX3を大々的に展開するには5Gが全国的に普及したタイミングで行うのが理想的です。

春に間にあわせるとしたらWiMAX3とWiMAX2+に対応したルーターが発売される場合ですが、今のところ関連情報の発表はないので2020年の春から後になると考えるのが妥当でしょう。

WiMAX3の登場は待つべき?

WiMAX3の登場は待つべき?

WiMAX3が登場するとしたら5Gに対応している可能性が高いですが、誰しもがWiMAX3の発表を待つべきというわけではありません。

5Gほどの性能が必要なのかは、インターネットを使う目的が異なるからです。

ウェブサイトの閲覧・動画視聴がメインなら待つ必要性は低い

インターネットを使う主な用途が以下の3つぐらいであれば、WiMAX3を待つ必要性はありません。

  • ホームページを見る
  • 動画を見る
  • メールやLINEのメッセージでやり取りをする

上記の用途でインターネットを使うのであれば、ずば抜けて通信速度やPing値が優れた回線は必要ないからです。

前半でもご説明していますが、下り速度が5Mbpsも出ていれば動画はストレスなく視聴できます。

ホームページの閲覧やメールやLINEメッセージの送受信に至っては、1Mbpsの下り速度でも可能です。

つまり、ネットサーフィンや連絡の取り合いぐらいならWiMAX2+でも十分できるわけです。

WiMAX3を待つ価値がある人を強いて挙げるとしたら、速度制限を気にせずに動画を見たい人ぐらいでしょう。

現行のWiMAX2+でも3日で10ギガを使わない限り速度制限はかからないですし、制限を受けても標準画質で動画が見られます。

WiMAX3を待つべきほど気になる内容ではありません…。

オンラインゲームでWiMAXを活用したいのなら待ってみる価値あり

工事が不要で快適にオンラインゲームができるネット回線が欲しいという人は、WiMAX3を待ってみる価値があります。

WiMAX3が5Gに対応する可能性が考えられるからです。

先ほどもご説明した通り、5Gはモバイル回線でありながらPing値を最小に抑えられるので、WiMAX3が対応回線になればオンラインゲームに打って付けです。