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スマホの運用術!WiMAXとSIM(MVNO)はどっちが良い?比較!

今はスマホをauやドコモといった大手キャリアでなく、WiMAX(WiMAX2+)やSIM(MVNO)でインターネットをする人が増えてきました。スマホだけでなく、タブレットなどもこれらで多くの人が運用していますね。安くてかなり評判ですね。

ですが「WiMAXとSIMのどっちで運用すればいいのだろう?」と迷いませんか。

そんな迷っているあなたのために、この記事でサービスを比較して、わかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

WiMAX(WiMAX2+) VS SIM(MVNO)

まず比較するうえで違いの大きいところに絞って考えていきましょう。大きな違いは以下の点にあります。

  • 速度
  • エリア
  • 制限
  • 料金

わかりやすくなるように、それぞれのサービスを「A」「B」「C」の3段階で評価してみました。ではご覧ください!

速度

評価

WiMAX = 「A
SIM  =  「C

解説

WiMAX(WiMAX2+)の速度は今はかなり速くなっています。下りで最大440Mbpsの通信速度です。実際はここまででませんが、それでも数十Mbpsはでるのでかなり速いです。

ネットで調べものだったり動画を見るなどの、ふつうの使い方でしたらまず困ることはありません。

一方、SIMはと10Mbps以下くらいの速度しかありません。もちろんMVNOによって違い、数十Mbpsで通信できるものもあります。ですが、大体は10Mbps以下くらいしかでません。

しかも、昼になると回線が混み劇的に遅くなるものが多いです。だいたい1Mbpsにもいかないこともあります。なので、速度は「高速」とうたっていても、ほとんどの場合速くはありません。

速度の差を実感するのは、なにかファイルをダウンロードするときと、高画質の動画を見るときくらいです。それ以外はほとんど同じように使えます。

料金

評価

WiMAX = 「A
SIM = 「A

解説

WiMAXは月ごとの制限なしのプランは月額約4,300円で使えます。これに加え、別に割引やキャッシュバックなどの特典がついています。実質の費用でいうと、一番安いGMOとくとくBBでは約3,000円で使えます

SIMはというと、「格安SIM」とよばれているくらいですから、こちらもふつうに安い。通信容量によって料金が違います。

月ごとに1GBの制限ならワンコインで契約できるものもあります。10GBまでいくと2,000円代くらいになります。これに電話もできるようにすると、さらに料金が加算されていきます。

ちなみに、DMM mobileの料金は下の通りとなっています。

データ通信SIMプラン通話対応SIMプラン
ライト440ライト1,140
1GB4801GB1,260
2GB7702GB1,380
3GB8503GB1,500
5GB1,2105GB1,910
7GB1,8607GB2,560
8GB1,9808GB2,680
10GB2,19010GB2,890
15GB3,28015GB3,980
20GB3,98020GB4,680

※「ライト」とは、通信速度が200Kbpsという遅く安さを追求したプランです。

WiMAXのように無制限のMVNOだとぷららモバイルがありますが、これは料金が2,760円とWiMAXよりも安いです。ただ、通信速度はWiMAXの制限のときくらいの速度しかでないのは注意が必要です。

エリア

評価

WiMAX = 「B
SIM = 「A

解説

WiMAXのエリアは実際に下のマップ見ていただければわかると思いますが、かなり広いです。

※下のマップは関東付近だけをピックアップしています。

WiMAX2+のエリア

出典:http://www.uqwimax.jp/service/area/

実際数値としても、全国人口カバー率は90%に達しています。なので、ほとんどの人はつなぐことはできます。

ただエリア内でもつながりにくいことがあります。建物の中や山間部であったり、移動中ではやや不安定です

一方、SIMはWiMAXよりさらに広いです。MVNOにもよりますが、ドコモ系のMVNOであれば全国人口カバー率では99%に達しています。マップをご覧ください。

※下のマップは関東付近だけをピックアップしています。

SIMのエリアマップ

出典:https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/

au系のMVNOの場合は、下のマップの通りとなります。

※下のマップは関東付近だけをピックアップしています。

auのSIMエリアマップ

出典:https://www.au.com/mobile/area/map/kanto/

で、安定感もかなり高いです。建物の中でもほとんど大丈夫ですし、山間部でも相当奥に入らない限りは大丈夫です。WiMAXと比べると優秀です。

※安定性についてはこちらの記事でも詳しく書いています。もっとつっこんだことを知りたい場合はあわせてご覧ください。

WiMAXの安定性の真実!LTEオプションを使うと・・・

制限

評価

WiMAX = 「A
SIM = 「C

解説

WiMAXはギガ放題というプランがあります。3日で10GBの制限はありますが、それ以外の月ごとの制限はありません。

ちなみに、3日で10GBはだいたい標準画質の動画だと50時間分に相当します。よっぽどハードな使い方をしなければ到達しません。 過剰な心配は必要ないでしょう。

しかも、制限にかかっても速度は落ちますが、インターネットを閲覧するだけならふつうにサクサクできます。

You Tubeの標準画質の動画は見れるレベルですので、制限にかかっても気づかないことがあるくらいです。なので、使い方によっては本当に無制限のように使えます。

WiMAXの制限についてもっと詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧ください。

WiMAXの制限の真実を暴く!本当のことを知らないと・・・

SIMはというと制限はかなり厳しいです。一応、無制限のプランがあったり10GB使えるプランなどたくさん種類があります。

ただ、だいたいのMVNOでは3日に1GB、1日に500MBなどの制限が別にあります

しかも、制限にかかれば速度は大幅に落ちます。どのMVNOでも1Mbps以下まで落とされます。通常のインターネット閲覧でもサクサクできないくらいです。

また完全に無制限のぷららモバイルというMVNOがありますが、これは速度がもともと制限にかかっているくらい遅いです。ですので、あまり比較対象にするのはよくないでしょう。

ということで、SIMには高速通信ができて制限がWiMAXよりゆるいものはありません

その他

ほかの違いは、SIMには電話機能をつけられるオプションがあります。このオプションを使えばスマホにいれて使うと、電話ができます。WiMAXはこの機能はついていないので、注意が必要です。

電話機能については詳しくはこちらをご覧ください。

WiMAXで通話・電話はできるのか?代替手段も解説!

ほかの違いは、WiMAXはルーターですので、スマホだけでなくノートパソコンやタブレットなども無線でつなげます。

SIMではスマホとタブレットは挿入口があり使えるものが多いですが、ノートパソコンだと使えないケースがほとんどです。そのため、通信できない機器も結構あります。

もしノートパソコンなどでも使いたい場合は数万円のルーターが必要です。

このようなルーターを購入し、そこにSIMカードを入れてノートパソコンとつなぎます。 ちなみに、このルーターがあればスマホもタブレットもつなげます。自分の使用方法をもとに検討してみましょう。

まとめ

いろいろな観点から比較しましたが、簡単にまとめると次のようなことが言えます。

大容量で通信したい、もしくは高速通信がしたい人はWiMAX。通信が少なくて良い、速度が遅くていい人は格安SIM

この選び方がおすすめです。

というのも、格安SIMはWiMAXより扱いずらいです。どのMVNOにするか選ぶのも難しいです。プランやMVNOがたくさんあって自分にあったものを選ぶのはかなり大変です。

WiMAXはというと、プランはほとんどどこで契約しても一緒で、あまり考えなくて済みます。だからといって、SIMより料金が高いわけではなく、むしろ安く、制限はかなりゆるいです。

なので、WiMAXを選んで失敗することはほとんどありません。SIMだと相当知識を持っていないと自分にあったものを選べず、結局使いものにならないことはよくあります。

ということで、どうしても迷ってしまうならWiMAXを選んだほうが無難です。

ちなみに、WiMAXには安く契約するにはちょっと選び方にコツがあります。それを知っておきたい人は、契約するにしてもしないにしても、この記事を見ておくといいですよ。

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