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Wi-Fiの接続先が検出されない(読み込まない)原因と対処法!

スマホやタブレットの設定画面でWi-Fiが検出されない場合は、周りにWi-Fiが飛んでいないと考えるのが一般的です。

しかし、状況によってはデバイスや周辺機器に不具合が起きている恐れがあるので、気をつけなければいけません。

特に無線LANを設置している自宅でWi-Fiが検出されないと、デバイスや周辺機器が不具合を抱えている可能性が高いです。

ここでは、Wi-Fiの接続先が検出されない原因と対処法を紹介するので、デバイスのWi-Fi設定画面を見て疑問を感じた人は参考にしてください。

Wi-Fiの接続先が一切検出されない原因5つと対処法

WIFIが検出されない

Wi-Fiが1つも検出されない原因は意外と単純なので簡単に対処できます。

5つの原因を見たうえで、Wi-Fiの接続先が1つも検出されないときの対処法を知りましょう。

原因その1.そもそも周りにWi-Fiがない

デバイスは周りにWi-Fiが飛んでいる場所でなければ、Wi-Fiを一切検出できません。

今やWi-Fiは様々な場所にあるので、一切検出しない事例は見掛けなくなりましたが、Wi-Fiが飛んでいないエリアに出くわす可能性は0ではありません。

無線LANを設置している自宅にいる場合は別の原因が考えられますが、外でWi-Fiを検出しないときはWi-Fiが飛んでいない場所にいると考えていいでしょう。

原因その2.デバイスに不具合が起きている

周りにWi-Fiが飛んでいるのにデバイス側がWi-Fiを一切検出しない場合、デバイスに不具合が起きている可能性が考えられます。

電源を切る機会が少ないスマホやタブレットは、長く使い続けると疲れて不具合を起こすことがあります。

不具合によって起きる問題はその都度に違いますが、Wi-Fiを検出しなくなる事例も珍しくありません。

ポイント

しかし、デバイスに起きている不具合は、再起動をさせれば高い確率で解消できます。

Wi-Fiが飛んでいる場所でデバイスがWi-Fiを検出しないときは、デバイスを再起動させてみましょう。

原因その3.Wi-Fi接続がOFFになっている

誤ってデバイス側のWi-Fi設定をOFFにしている状態が原因で、Wi-Fiを一切検出できないこともあります。

当たり前の話ですが、Wi-Fi接続設定がOFFになっていると、検出できるWi-Fiも検出できません。

Wi-Fi接続設定OFF

1度Wi-Fiの接続設定をOFFにすると、ONへ戻すことを忘れがちです。

Wi-Fiが検出できないときは、デバイス側の設定も確認してみましょう。

原因その4.機内モードがONになっている

飛行機に乗った際や乗った後は、機内モードをONにしたことが原因でWi-Fiを検出できない可能性が考えられます。

機内モードは飛行機に乗る際に4G回線を遮断する機能ですが、ONにするとWi-Fi設定までOFFになるので、Wi-Fiが飛んでいても検出ができなくなります。

機内モード Wi-Fi設定 OFF

機内のWi-Fiスポットを利用する際は、機内モードをONにしてからWi-FiだけをONに戻しましょう。

もちろん、飛行機から降りた後は、機内モードをOFFにしてくださいね。

原因その5.ネットワークアダプターに不具合が起きている

パソコンをWi-Fiに接続する際にWi-Fiが一切検出されない場合、ネットワークアダプターに問題が起きているかもしれません。

※デスクトップパソコンに内蔵されているネットワークアダプター。

MEMO

Wi-Fi設定がONにしている状態でWi-Fiが飛んでいるうえに、デバイスを再起動させてもWi-Fiが検出できない場合はネットワークアダプターを1度無効にして、再度有効にしてみましょう。

ネットワークアダプターの無効と有効の設定は、パソコンのコントールパネルから行えます。

最初にコントロールパネルを開いて、ハードウェアとサウンドをクリックしてください。

コントロール ハードウェアとサウンド

次に表示される画面で、デバイスとプリンターの項目にあるデバイスマネージャーを選択します。

コントロールパネル デバイスとプリンター デバイスマネージャー

次に表示されるデバイスマネージャーの画面でネットワークアダプターをクリックし、末尾にNetwork Adapterと書かれている項目を右クリック。

表示されたメニューの中からデバイスを無効にするを選択します。

デバイスを無効にする

そして、再度Network Adapterの項目を右クリックして、デバイスを有効にするを選択すれば作業は完了です。

ネットワークアダプターの再有効を行ってもWi-Fiを検出できない場合は、ドライバーを更新するか再インストールしてください。

ドライバーの更新は先ほど紹介した方法でNetwork Adapterを右クリックした際に、ドライバーの更新を選べば行えます。

ドライバーの再インストールは利用しているネットワークアダプターの種類ごとに異なるので、利用しているパソコンのメーカーに問いあわせてください。

自作したパソコンを利用している場合、ネットワークアダプターの製造元に問いあわせてドライバーの再インストール方法を確認してください。

接続したいWi-Fiが検出されない原因6つと対処法

スマホ インターネット

自宅などのいつもWi-Fiを利用している場所で接続したいWi-Fiが検出されない場合、設置している無線LAN機器に問題があります。

といっても、無線LAN機器の問題は簡単にクリアできます。

原因その1.無線LANルーターに不具合が起きている

電源を切る機会が無線LANルーターは、長く使うと何かしらの不具合を起こすことがあります。

無線LANルーターが不具合を起こすとWi-Fiが飛ばなくなるか、インターネットに接続できなくなります。

ポイント

ただ、無線LANルーターの不具合は、再起動をさせれば高い確率で解消できます。

自宅で利用しているWi-Fiを検出できないときは、最初に無線LANルーターを再起動させてみましょう。

原因その2.デバイスに不具合が起きている

無線LANを設置している自宅でWi-Fiが検出できないときは、デバイスに不具合が起きている可能性も考えられます。

他のデバイスでWi-Fiが検出されていると、Wi-Fiが検出できないデバイスに不具合が起きていると考えていいでしょう。

先ほども説明した通り、デバイスの不具合も再起動をすれば解消できることが多いです。

自宅でWi-Fiが検出されないときは無線LANルーターとデバイスの両方を再起動さてみるのも1つの方法です。

原因その3.自分のWi-Fiが他のWi-Fiと干渉している

マンションやアパートに住んでいると、自宅のWi-Fiと近隣のWi-Fiが干渉して障害が起き、接続したいWi-Fiの検出が不可能になる恐れがあります。

近隣のWi-Fiとの干渉は集合住宅でインターネットを使ううえで避けられないリスクです。

MEMO

しかし、設置している無線LANルーター専用の設定ツールを使って、自分のWi-Fiのチャンネル数や周波数帯域幅を変えれば他のWi-Fiとの干渉を避けられます。

Wi-Fiのチャンネル数や周波数帯域幅を変える

初期設定ではチャンネル数と周波数帯域幅が状況によって自動で変わる設定になっていますが、数値を固定すれば他のWi-Fiと干渉できる可能性を低くできます。

チャンネル数と周波数帯域幅を変更しても別のWi-Fiと干渉する場合は、再度別の数値の変更してみましょう。

原因その4.無線LANルーターに電源が入っていない

あまり見掛けない事例ではありますが、無線LANルーターの電源が切れていてWi-Fiが発信されていない場合があります。

接続したいWi-Fiが検出できないときは、無線LANルーターに電源が付いているかも確認しておきましょう。

原因その5.無線LANルーターのWi-Fi発信機能を停止させている

何かしらの理由で無線LANルーターのWi-Fi発信機能を停止させた心当たりがある場合、Wi-Fiの発信機能を再開させ忘れているかもしれません。

Wi-Fi発信機能停止設定

Wi-Fiの発信機能を停止させると、有線でデバイスとルーターを接続しなければ設定を触れません。

MEMO

しかし、有線接続が利用できないデバイスしか持っていなくても、ルーターのRESETボタンを押して初期化させれば、電波の停止設定を解除できます。

ルーターのRESETボタン

原因その6.無線LANルーターが故障している

あまり考えたくはありませんが、最悪の場合は無線LANルーターの故障が原因で利用したいWi-Fiが読み込めない可能性があります。

家電量販店やAmazonで購入した無線LANルーターを利用している場合、メーカーに依頼して修理してもらうか、新しい無線LANルーターを買わなければいけません。

契約している回線の事業者から無線LANルーターを借りている場合は、サポート窓口に連絡すれば修理か交換対応をしてくれます。

まとめ

デバイスがWi-Fiを検出できない原因と対処法は、今いる状況で違います。

外でWi-Fiを検出できない場合、今いる場所にWi-Fiが飛んでいない可能性が高いです。

しかし、デバイス側に不具合が起きているかもしれないので、再起動などを試してみましょう。

いつも利用しているWi-Fiを検出できない場合は、無線LANルーターに不具合が起きている可能性が高いですが、ルーターを再起動させれば問題を解決できることがほとんどです。

他に原因が考えられる場合は別の方法で対処しなければいけませんが、難しい作業にはならないので安心してください。