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Wi-Fiに繋いだ時ログイン画面が出ない原因と対処法!表示されないのを解消!

フリーWi-Fiに接続する際はデバイスにログイン画面が表示されるものです。

しかし、場合によってはログイン画面が表示されず、何か不具合が起きたのではないか不安に感じることがあります。

ログイン画面が表示されない症状にはさまざまな原因が考えられますが、状況によっては不具合ではないこともあります。

さまざまな原因を知り、ログイン画面が表示されなくてもスムーズに対処できるようにしましょう。

ここでは、Wi-Fiに接続する際にログイン画面が出ない原因と対処法を紹介します。

Wi-Fiのログイン画面が出ないさまざまな原因と対処法を一挙紹介!

フリーWi-Fiパスポート ログイン

フリーWi-Fiに接続するときにログイン画面が表示されない状態にはさまざまな原因が考えられます。

さらに一概にどの対処法がベストなのか断言することもできません。

なので、さまざまな原因を知ったうえで柔軟に対応できるようにしておきましょう。

原因その1.ログイン作業が必要ないフリーWi-Fiを利用している

フリーWi-Fiにはログイン作業が必要なものと、ログイン作業が必要でないものがあります。

ポイント

携帯電話キャリアが提供するフリーWi-Fiは、そのキャリアの回線を契約しているスマホであれば、前もって初期設定をしておくことで、ログイン作業をせずに利用できるようになっています。

たとえば、ソフトバンクのスマホを使っている場合、あらかじめ設定をしておけばログイン画面を表示させずにソフトバンクのフリーWi-Fiを使えるわけです。

携帯電話キャリア以外の業者が提供しているフリーWi-Fiを使う際は、ログイン画面が表示されないことが問題なので、これから紹介する他の対処法を試しましょう。

パソコンでは携帯電話キャリアのフリーWi-Fiは使えないので注意してください。

MEMO

ちなみに、災害時に無料で提供される「00000JAPAN」のフリーWi-Fiは、認証画面が表示されずに利用できるようになっています。

原因その2.Wi-Fiの電波が弱い場所にいる

フリーWi-Fiが設置されている店舗にいても、場所によって電波が弱い場所があり、これがログイン画面が表示されない原因になります。

フリーWi-Fiに接続する際にSSIDを選択する設定画面では、右端に扇マークが表示されています。

この扇マークはWi-Fiの電波強度を表しています。

WIFI 扇マーク 電波強度

扇マークは3つか4つの曲線で構成されています。

ただ1つでも点灯していない線があるとWi-Fi通信が不安定な状態を表しているので、ログイン画面が表示されない可能性が高くなります。

2つの曲線が点灯しているとギリギリ通信ができるかできないかの状態なので、ログイン画面が表示されなくても珍しくありません。

点灯している曲線が1つだけだと通信がとても不安定な状態なので、ログイン画面が表示されない可能性が高いと考えるべきでしょう。

フリーWi-FiのSSIDに表示されている扇マークの曲線が1つでも点灯していないときは、移動しながら全ての線が点灯する場所を探してみましょう。

原因その3.URLの出だしが「https」のサイトに接続しようとしている

フリーWi-Fiのログイン画面はデバイスの設定画面で対象のSSIDを選択して、ウェブサイトにアクセスすることではじめて表示されます。

しかし、フリーWi-Fiに接続する際にアクセスするウェブサイトが「https」ではじまるURLだとログイン画面が表示されないことがあります。

(利用しているブラウザにもよります)

ポイント

URLの頭にある「https」と「http」には、セキュリティ保護をされているかの違いがあります。

以前はほとんどのウェブサイトのURLが「http」からはじまってしましたが、セキュリティ保護がされていないので、第三者から通信の内容を見られる恐れがありました。

「https」からはじまるサイトはセキュリティ保護がされているので、現在はほとんどのサイトがこの形式を採用しています。

http https 違い

注意

ただ、フリーWi-Fiに接続する際に「https」からはじまるサイトにアクセスすると、サイト側が「フリーWi-Fiを信用できない通信」と判断してログイン画面が表示されない可能性があります。

全てのブラウザ、URLが「https」からはじまるサイトで必ずログイン画面が表示されないわけではありませんが、知識として覚えておいて損はありません。

もしアクセスするサイトのURLが「https」ではじまることがログイン画面が表示されない原因である場合、以下のどれかの対処法を試すことになります。

  1. 他の「https」からはじまるURLのウェブサイトにアクセスする
  2. 違う種類のブラウザを使う
  3. URLが「http」から始まるウェブサイトにアクセスする

①と②はセキュリティ保護がされているウェブサイトにアクセスする方法なので安全性はあります。

ですが、③は第三者に通信情報を盗まれる恐れがあるのでおすすめできません。

また、わざわざセキュリティ面に不安がある「http」を利用するウェブサイトは日に日に減っています。

あるとしたら警視庁のサイトぐらいです。

(警視庁のサイトURLがセキュリティ面に不安がある「http」であることは問題だと思いますが…)

MEMO

アクセスするサイトが「https」か「http」のどちらの方式かは、ブラウザのURL欄で確認することができます。

スマホで「https」のサイトにアクセスすると、URL欄に鍵マークが表示されます。

「http」のサイトにアクセスするときは鍵マークが表示されません。

https 鍵マーク

パソコンのブラウザから「https」のサイトにアクセスすると、URL欄に鍵マークと「保護された通信」というメッセージが表示されます。

https 鍵マーク 保護された通信

パソコンのブラウザから「http」のサイトにアクセスすると、URLに鍵マークと「保護されたメッセージ」の文字は表示されません。

原因その4.iPやDNSの構成が固定になっている

普通にインターネットを使っている分にはあまり触ることはありませんが、自宅で固定IPを使うことが多いと、これが原因でフリーWi-Fiのログイン画面が表示されないことがあります。

ポイント

フリーWi-Fiでは固定IPが使えないので、IPとDNSの設定を自動にしておかなければいけません。

なので、両方を自動にしてないとフリーWi-Fiで固定IPを使おうと思って設定を行っても正常にログインできません。

まだ設定を触っていない人は何もしないようにしましょう。

フリーWi-Fiにログインする際にIPとDNSの設定を触ってしまった人は、元通りの状態に戻しましょう。

スマホでは、最初に設定画面でフリーWi-FiのSSIDが表示されている行の右端にあるマークをタップします。

フリーWIFI SSID 右端のマーク

そうするとWi-Fiの詳細設定画面が表示されるので、「IPを構成」と「DNSを構成」のそれぞれを自動に設定してください。

IPを構成 DNSを構成 自動

パソコンではWi-Fiのアイコンをクリックして、接続したいフリーWi-FiのSSIDに表示されているプロパティをクリックします。

プロパティ

プロパティをクリックするとフリーWi-Fiの詳細設定画面が表示されるので、「IP編集」の項目にある「編集」をクリックして自動設定にします。

IP編集 自動

原因その5.設定で選んだSSIDを間違っている

フリーWi-Fiに接続する際はWi-Fi設定画面で対象のSSIDを選択します。

ですが、選択するSSIDを間違ったことが原因でログイン画面が表示されないことがあります。

フリーWi-Fiに接続したいときにログイン画面が表示されないときは、選択したSSIDに間違いがないかもチェックしましょう。

原因その6.デバイスに不具合が起きている

利用しているデバイスに不具合が発生していることが原因で、ログイン画面が表示されないこともあります。

特に電源を切ることが少ないスマホやタブレットでは、長く使い続けることで疲弊して不具合を起こしてWi-Fiに接続できなくなることが少なくありません。

ポイント

ただ、不具合が原因のときは、端末を再起動させればログイン画面が正常に表示されるようになります。

原因その7.設置されているフリーWi-Fiに問題がある

かなりレアなケースですが、設置されているフリーWi-Fiの機器に不具合が起きていたり、フリーWi-Fiの大もととなっている回線に不具合が起きてログイン画面が表示されないことがあります。

フリーWi-Fiの機器に不具合が起きている場合、設置店舗のスタッフにお願いして再起動をしてもらうしかありません。

大もとの回線に不具合が起きている場合、普及するのを待つしかありません。

(普及する前にその店を去っていると思いますが…)

原因その8.ブラウザのSSL設定が無効になっている

これもあまり触ることは無いので可能性は低いですが、パソコンでフリーWi-Fiを利用する場合、SSL設定が無効になっていることが原因でログイン画面が表示されないことがあります。

SSL設定とは、ブラウザとサーバーが行う通信を暗号化してセキュリティ面の安全性を高める機能です。

注意

このSSL設定をONにしないとログインできないフリーWi-Fiは少なくありません。

SSL設定は、簡単な方法でONにできます。

最初にインターネットオプションを起動してください。

WindowsではCortanaで「インターネットプロパティ」と入力して検索すれば、スムーズにインターネットオプションを起動できます。

Cortana インターネットプロパティ 検索

インターネットオプションが起動できれば「詳細設定」のタブをクリックして、セキュリティの欄にある「TLS1.2の使用」にチェックを入れます。

インターネットオプション TLS1.2の使用

これでSSL設定をONにする作業は完了です。

原因その9.プロキシ設定がONになっている

これもパソコンを利用する場合に限った事例ですが、プロキシ設定をONにしていることが原因でログイン画面が表示されないことがあります。

(プロキシ設定とは身代わりのサーバーがウェブサイトにアクセスして安全性を高めてくれる機能ですが、詳しく説明すると長くなるのでここでは割愛します)

プロキシ設定がONになっていることが原因でログイン画面が表示されない場合、プロキシ設定をOFFにしましょう。

プロキシ設定は先ほど紹介したインターネットオプションの「詳細設定」で、「プロキシ接続でHTTP1.1を使用する」のチェックを外してください。

プロキシ接続でHTTP1.1を使用する

SSL専用のサーバーを利用している場合、インターネットオプションの「接続」タブをクリックして、「LAN設定」をクリックします。

次に表示されるローカルエリアネットワークの設定画面で、プロキシサーバにチェックが入っていない状態にしてください。

プロキシサーバにチェックが入っていない状態

まとめ

フリーWi-Fiに接続する際にログイン画面が表示されない原因はさまざまです。

ただ、その原因はWi-Fiの電波が弱い場所にいるか、デバイスに不具合に起きていることが多いです。

なので、ログイン画面が出ないときは、Wi-Fiが届きやすい場所に移動するかデバイスを再起動させましょう。

それでもログイン画面が表示されないときは他の対処法を試してみましょう。