PR
Wi-Fi/無線LANアダプタは、無線でのインターネット接続が利用できないデバイスをWi-Fiに対応させられるアイテムです。
無線LANアダプタはパソコンだけでなくテレビでも活用できます。
ここでは、Wi-Fi/無線LANアダプタの使い方とおすすめの機種を解説しています。
無線LANアダプタを購入するか迷っている人はぜひご覧ください。
Wi-Fi/無線LANアダプタとは
Wi-Fi/無線LANアダプタはWi-Fiに対応していないデバイスを無線LANに対応させられるアイテムです。
利用しているデバイスの利便性を高めたい人にとって、無線LANアダプタは魅力的なツールになります。
無線LANアダプタは家電をWi-Fi対応機器にするアイテム
無線LANアダプタとは、Wi-Fiに対応していないデバイスのUSBポートに挿して無線LAN接続を可能にするアイテムです。
無線LANアダプタを接続したデバイスは、周囲に飛んでいるWi-Fiを使って無線でのインターネット通信が可能になります。
上記の仕組みを見て頂くとわかりますが、デバイスに無線LANアダプタを挿してWi-Fiを使うには、周りにWi-Fiが飛んでいなければいけません。
無線LANアダプタを挿しただけでWi-Fiを使えるわけではないので注意してください。
Wi-Fi対応機器には基本的に無線LANアダプタが必要ない
当たり前の話ですが、無線LANに対応しているデバイスには基本的にアダプタが必要ありません。
デバイスが無線LANに対応してれいば、無線LANアダプタを挿さなくてもWi-Fi通信が利用できるからです。
ただ、古いパソコンを使っている場合、無線LANアダプタを挿せば通信速度が向上する可能性があります。
対応している無線LAN規格が古いパソコンに、新しい無線LAN規格に対応したアダプタを挿せば、Wi-Fiでインターネットを使うときの速度が速くなります。
Wi-Fi/無線LANアダプタの使い方3つ
無線LANアダプタはパソコンだけでなく、あらゆる機器に活用できます。
無線接続が使えないパソコンをWi-Fi対応機器にする
もっとも一般的な無線LANアダプタの活用方法は、パソコンをWi-Fi対応機器にすることです。
Wi-Fiに対応していないパソコンを持っている人にとって、無線LANアダプタはとても便利なツールになります。
自作パソコンに組み込む
自作でパソコンを作る場合、端末をWi-Fi対応機器にするために無線LANアダプタが必要なアイテムになります。
自作でパソコンを作る場合、インターネット通信が行えるアダプタを組み込まなければいけません。
自分で作るパソコンをWi-Fi対応端末にするときは、内部に無線LANアダプタを取り付けなくてはいけません。
万が一、組み立て時に無線LANアダプタを付け忘れても、外付けができる種類を活用できます。
テレビをWi-Fi対応機器にする
無線LANアダプタはテレビをWi-Fi対応機器にできる便利なツールでもあります。
無線LANアダプタを挿せば、テレビを以下の用途で利用できるので利便性が高くなります。
- 離れた部屋で録画した番組を見る
- テレビで動画配信サイトを見る
- ウェブサイトを見る
ただ、テレビに無線LAN機能が内蔵されていれば、アダプタを用意しなくても上記の機能が利用できます。
テレビでWi-Fiが使いたいときは、アダプタを用意する前に無線LAN機能が内蔵されているか確かめてください。
無線LAN機能にまったく対応していないテレビでは、アダプタを接続しても何もできません。
(無線LANに対応していない時点でアダプタの接続ポートがないとは思いますが…)
しかし、テレビが無線LANに対応していなくても、レコーダーが対応していればアダプタを接続して先ほど紹介した用途でテレビが利用できます。
Wi-Fi/無線LANアダプタを選ぶポイント
無線LANアダプタを購入するときは、自分が持っているデバイスが対応しているUSB規格に注意しなければいけません。
対応しているUSB規格が確認できれば、通信速度が優れた無線LANアダプタを選ぶましょう。
Wi-Fi接続を使いたいデバイスの対応端子を確認
無線LANアダプタを購入しようと思ったときは、最初にパソコンやテレビにUSBポートがあるか確認してください。
USBポートがなければ、無線LANアダプタは使えません。
無線LANアダプタを購入するときは、搭載されているUSBポートの規格が3.0か2.0なのかを確認しなければいけません。
USB3.0と2.0のポートは見た目が同じに見えますが、3.0にはプラスチックの箇所に5つの端子が付いています。
パソコンのUSBポートが対応している規格が3.0の場合、2.0対応のアダプタは使えません。
USBポートの規格が2.0だと、3.0に対応したアダプタは使えません。
利用しているパソコンが対応しているUSBの規格を確認したうえで、購入する無線LANアダプタを選んでください。
なお、USB Type-C端子に対応した無線LANアダプタは販売されていません。
※USB Type-Cケーブルの差し込み口。
USB Type-Cに対応したデバイスはほとんどがWi-Fi接続に対応していて、無線LANアダプタが必要な可能性が極めて低いことが理由だと考えられます。(USB Type-C)
ただ、USB-C対応のデバイスは有線LANに対応していないモデルが多いので、専用の有線LANアダプタが販売されています。
両方の規格のUSBポートがあれば3.0対応のアダプタを選ぶ
利用しているパソコンによっては、USB3.0とUSB2.0に対応したポートがどちらも搭載されている場合があります。
両方の規格が使えるのであれば、USB3.0に対応した無線LANアダプタを選びましょう。
USB3.0は2.0よりも新しい規格で通信速度が優れているからです。
USB2.0に対応した無線LANアダプタを選ぶと、どれだけ優れたWi-Fiに接続しても通信速度が半減してしまいます。
対応している無線LAN規格を確認
パソコンが対応しているUSBポートの規格が確認できれば、次は購入する無線LANアダプタが対応している無線LAN規格を確認しましょう。
無線LANの規格には以下の5種類があり、どれに対応しているかで通信速度が変わるからです。
無線LAN規格 | 最大速度 |
IEEE802.11ac | 433~1,300Mbps |
IEEE802.11a | 54Mbps |
IEEE802.11b | 11Mbps |
IEEE802.11g | 54Mbps |
IEEE802.11n | 150~450Mbps |
上記の表を見るとわかりますが、無線LANアダプタを購入するときは、IEEE802.11acに対応したモデルがベストな選択肢になります。
IEEE802.11acに対応した機種がもっとも優れた通信速度を出せるからです。
他の無線LAN規格にしか対応していない無線LANアダプタは通信速度が遅いので、IEEE802.11acへの対応は必須項目と考えてください。
Wi-Fi/無線LANアダプタのおすすめ4つ
無線LANアダプタを購入するときは、利用用途や状況によって選ぶべき機種が異なります。
テレビで使う場合は、無線LANアダプタ以外の選択肢も出てきます。
パソコンへの外付けに最適な2機種
パソコンへの外付けで使うなら、Zhuanjiao製の無線LANアダプタが最有力の選択肢といえます。
Zhuanjiaoの無線LANアダプタは1200Mbpsの速度に対応しています。
ですので、自宅に光回線をもとにしたWi-Fi環境に見合ったスペックを持ちあわせています。
可動式アンテナが2本搭載されているので、Wi-Fiの受信感度も申し分ありません。
アンテナが付いたアダプタは持ち運びが不便と感じる人には、ELECOMの「WDC-867DU3S」がおすすめです。
ELECOMのWDC-867DU3Sなら小型で最大速度も867Mbpsと高速です。
持ち運びがしやすくてスペックが高い無線LANアダプタが欲しい人におすすめです。
自作でパソコンを作るなら状況にあったアダプタを選ぶ
自作のパソコンに無線LANアダプタを組み込むなら、無線LANルーターとの距離で種類を選びましょう。
2階や3階などの線LANルーターとの距離が離れた場所で自作パソコンを使うなら、アンテナが搭載されたTP-LINK製の「AC1900」がおすすめです。
アンテナが搭載されている無線LANアダプタは電波の受信感度が強いので、ルーターから離れた場所でも安定したWi-Fi通信が可能です。
最大速度も1300Mbpsなので、快適なWi-Fi通信が可能です。
さらに、取り付けもマザーボードのPCI-Eスロットに差し込むだけなので、自作以外のパソコンでも利用できます。
ルーターから近い場所で利用する自作パソコンを使う場合は、アンテナが付いていない無線LANカードを組み込めば問題ありません。
組み立てるときに無線LANアダプタを付け忘れたときは、外付けができる機種を使えば問題ありません。
しかし、USBポートを埋めたくない人は、タワーボックスを開けてマザーボードに取り付けるアダプタを使いましょう。
テレビには小型がおすすめ
テレビに挿す無線LANアダプタを選ぶときは、収納スペースを占拠しない形状の機種がおすすめです。
とくに、ELECOMの「WDC-867SU3SBK」は小型かつハイスペックな無線LANアダプタなのでテレビ向けだといえます。
パナソニックのビエラやソニーのブラビア専用の無線LANアダプタが販売されています。
これらは、購入した人から録画した番組をスマホやタブレットで見ると映像が乱れる問題が起きた報告が挙がっています。
さらに販売価格も20,000円代と高額なのでおすすめできません。
テレビならAndroidTVを検討する余地あり
テレビで動画配信サイトやウェブサイトを見るなら、AndroidTVも検討する余地があります。
AndroidTVは、テレビのHDMI端子につないでWi-Fiに接続すれば動画配信サイトやホームページが見られる優れものです。
テレビでゲームアプリを遊ぶ用途でも使えるので、人によっては無線LANアダプタよりも使い勝手が良いアイテムといえます。
AndroidTVはHDMIケーブルで接続するので、テレビにUSBポートがない場合の強い味方にもなります。
ちなみに、AndroidTVが搭載されているテレビを購入する場合、標準でWi-Fi接続機能が備わっているので、無線LANアダプタを用意する必要がありません。
まとめ
Wi-Fi/無線LANアダプタは無線接続が利用できないパソコンをWi-Fi対応機器にするだけでなく、テレビもインターネットにつなげられるアイテムにもなります。
ただ、テレビでWi-Fiを使う場合はAndroidTVも選択肢になるので、無線LANアダプタと比べてどちらが便利か考える必要があります。
無線LANアダプタは種類ごとに通信速度が違うので、安定して通信を利用するならIEEE802.11acに対応したモデルを選びましょう。