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Wi-Fiにつなぐときに設定画面に表示される鍵マークは、今から利用するWi-Fiネットワークが安全であることを証明するアイコンです。
鍵マークが付いていないWi-Fiを使うと、自分の大事な情報が他人に流出する恐れがあります。
ここでは、Wi-Fiに接続するときに表示される鍵マークの意味を解説しています。
鍵マークの表す意味を知りたい人や、安全にWi-Fiを使いたい人はぜひご覧ください。
目次
Wi-Fiの「鍵マーク」の意味
鍵マークが付いているWi-Fiを利用するには手間がかかると感じる人もいるかもしれません。
しかし、鍵マークが付いたWi-Fiは、安全性が高い通信であることを意味しています。
鍵マークは利用可能な人が制限されている証
鍵マークが付いているWi-Fiに接続するときは、無線LANルーターに貼ってあるシールに書かれたパスワードを入力しなければいけません。
パスワードの入力は面倒な作業に感じますよね?
しかし、鍵マークが付いたWi-Fiは、パスワードの入力を必要とすることで利用者を制限して通信の安全性を高めています。
鍵マークが付いていない場合のリスクを想定して、鍵マークが付いているWi-Fiの安全性を見てみましょう。
「鍵マーク」が付いていないWi-Fiが抱える2つのリスク
自分が利用するWi-Fiに鍵マークがないと、2つの大きなリスクが発生してしまいます。
簡単に他人に使われる
自宅に導入しているWi-Fiに鍵マークが付いていないと、近隣に住んでいる人から勝手にWi-Fiを使われる可能性があります。
自分の持ち物が知らない間に他人に使われるのを考えると、決して良い気持ちにはならないですよね?
自分のWi-Fiが他人に使われるぐらいならまだマシですが、自分の情報まで危険にさらされる恐れがあります。
セキュリティが不安定
自分のWi-Fiに他の人が接続できる状態だと、第三者から自分の情報を盗まれる可能性があります。
専門的な知識は必要ですが、ハッキング技術を持った人からすれば同じWi-Fiに接続している人の情報は簡単に盗むことが可能です。
鍵マークが付いていないWi-Fiに接続して状態でオンラインショッピングなどのお金を使うやり取りをすると、クレジットカードや銀行口座の情報を盗まれて悪用される危険まであります。
なお、鍵マークが付いているWi-Fiであっても、不特定多数の人間が利用するWi-Fiスポットに接続すると、デバイスの設定画面で警告メッセージが表示されるので注意しましょう。
※不特定多数の人が利用するWi-Fiスポットは、鍵マークが付いていても接続すると設定画面に警告メッセージが表示されます。
鍵マークが付いているWi-Fiは、パスワードの入力を必要とすることで第三者から自分の情報を盗まれるリスクを無くしてくれているわけです。
ハッカーから情報を狙われる可能性もある
自分のWi-Fiに鍵マークが付いていないと、同じネットワークに接続していない遠くのハッカーからも自分の情報を盗まれるかもしれません。
遠くにいるハッカーから情報を盗まれるなんて信じられないですよね?
しかし、セキュリティソフトを導入したパソコンで鍵マークが付いたWi-Fiの状態を確認してみると、高い確率でハッカーからの不正アクセスをブロックした履歴を目にします。
※筆者が利用しているセキュリティソフトで閲覧した不正アクセスをブロックした記録。
筆者が利用しているWi-Fiは鍵マークを付けて暗号化をしていたので、不正アクセスによる個人情報の漏洩を防げました。
Wi-Fiに鍵マークが付いていないと自分の情報が盗まれ放題の危険な状態なので、早急に鍵マークを付けるべきです。
Wi-Fiの「鍵マーク」に関するよくある疑問に対する答え
鍵マークはWi-Fiを使ううえで必ず付いて回るものですが、時には何かしらの疑問を抱くものです。
ここでは、Wi-Fiの利用者が抱きやすい鍵マークにまつわる疑問とその答えをまとめました。
鍵マークが付いたWi-Fiを利用している人や、自分のWi-Fiに鍵マークが付いていない人はぜひご覧ください。
質問その1.パスワードをしっかり入れてWi-Fiにつなげたのに「鍵マーク」が消えない場合はどうすればいいの?
Wi-Fiに接続して鍵マークが消えない状態は決して異常ではなく、むしろ正常だといえます。
鍵マークはWi-Fiが暗号化されて安全な状態であることを意味するサインです。
鍵マークがないと暗号化がされずセキュリティの安全性が最低レベルの危険な状態になります。
ですので、パスワードをしっかり入れて鍵マークが消えなくても何もする必要はありません。
質問その2.「鍵マーク」がないWi-Fiは使うと危ないの?使わないほうがいいの?
外出先でスマホの設定画面を開くと、鍵マークが付いていないWi-Fiを見つけて使いたい衝動に駆られますよね?
しかし、鍵マークが付いていないWi-Fiは不特定多数の人が利用できる状態です。
同じネットワークに接続している人から自分の情報を簡単に盗まれる恐れがあります。
出先ではハッカーが鍵ワークの付いていないWi-Fiスポットを立てて、接続した人から情報を狙っている可能性もあります。
どうしても鍵マークが付いていないWi-Fiを使いたい場合、デバイスにセキュリティソフトを入れておきましょう。
デバイスにセキュリティソフトを入れておけば、鍵マークが付いていないWi-Fiに接続しても自分の情報が盗まれる可能性が低くなります。
質問その3.自分の使うWi-Fiに「鍵マーク」がついていないけど大丈夫?鍵マークはつけれるの?
自宅に飛ばしているWi-Fiに鍵マークがついていないと、誰でも利用できる状態になってしまいます。
例えば、マンションやアパートに住んでいて自宅のWi-Fiに鍵マークがついていないと、両隣に住んでいる人に勝手に使われてしまいます。
さらに、自分のWi-Fiに鍵マークがついていないと、簡単に第三者が通信に侵入できるうえに利用者の情報を盗まれるリスクが高まります。
自分のWi-Fiに何もマークが付いていない場合は、急いで鍵マークを付けましょう。
利用している無線LANルーターの設定ツールを使えば、自分のWi-Fiに鍵マークを付けられます。
鍵マークを付けるときは、暗号化の方式を以下の3つから選べます。
- WPA2/WPA
- WPA
- WEP
どの方式で暗号化を行っても自分のWi-Fiに鍵マークが付きます。
ただ、WPA2/WPAかWPAを選べばセキュリティの安全性がより一層高まります。
WEP方式は簡単に暗号を解読される弱点があるので使わないようにしてください。
利用している無線LANルーターが古いモデルだと、WEP方式でしか暗号化ができない場合があります。
WEP方式での暗号しかできない場合は、WPA2/WPAかWPA方式が利用できる無線LANルーターに買い替えましょう。
まとめ
Wi-Fiに接続するときに表示される鍵マークは、安全なインターネット通信であることを意味するアイコンです。
接続するWi-Fiに鍵マークが付いていれば、第三者から自分の情報を盗まれるリスクを極限に低くできます。
鍵マークが付いていないWi-Fiには第三者から自分の盗まれるリスクがあるので使わないようにしましょう。
自分のWi-Fiに鍵マークが付いていない場合は、無線LANルーターの設定ツールで暗号化を施せば鍵マークを付けられます。