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Wi-Fiの扇マーク/アイコンが出ない原因と対処法!マークに意味とともに解説!

スマホやタブレットをWi-Fiに接続すると、必ず画面の隅に扇マークが表示されます。

自宅に無線LANルーターを置いて設定をすれば、家にいる間は常に扇マークが表示されるようになります。

しかし、時には扇マークが表示されなくなり、「何か不具合が起きたのでは?」と不安に感じることがあります。

扇マークが表示されなくなる原因はそれほど多くなく、対処法も難しくありません。

前もって原因を知っておけば、扇マークが表示されなくなっても簡単に立ち回れるようになるでしょう。

ここでは、Wi-Fi接続時に表示される扇マークが出ない原因と対処法を紹介します。

扇マークが表示されなくて困っている人は是非ご覧ください。

Wi-Fiの扇マーク・アイコンの意味を知ろう!

WIFI

スマホやタブレット、パソコンをWi-Fiに接続した際に表示される扇マークは、どの回線に接続してインターネットを利用している状態かを知らせてくれるアイコンです。

また、利用しているWi-Fiの機能性も知らせてくれる役割もしています。

扇マークはWi-Fiに接続していることを教えてくれるアイコン

扇マークはWi-Fiに接続したときだけにスマホやパソコンの画面に表示されるアイコンです。

wifi 扇マーク

ポイント

扇マークが表示されているときは、利用しているデバイスがWi-Fiに接続していることを意味します。

Wi-Fiに接続していない状態では扇マークが表示されませんが、代わりに違うアイコンが表示されます。

携帯電話キャリアの回線を利用できるスマホやタブレットでは、「4G」の文字が表示されます。

ソフトバンク wifi 接続 未接続

この文字は「携帯電話キャリアが提供する4G回線でインターネットに接続している状態」であることを表しています。

Windows10では扇マークが暗くなり*マークが表示されます。

*マーク

扇マークがこの状態になると、Wi-Fiに接続していないことを意味しています。

扇マークは受信しているWi-Fiの強度も教えてくれる

扇マークはWi-Fiに接続している状態だけでなく、利用しているWi-Fiの強度も表すバロメーターの役割もしています。

扇マークは複数の曲線で構成されていて、全ての線が白く点灯していれば、利用しているWi-Fiの強度が安定していることになります。

ソフトバンク 電波の強さ

Wi-Fiを発信している無線LANルーターから遠い場所に移動するほど、店頭する曲線は少なくなります。

扇マークの形はデバイスの種類で違う

知っておきたい豆知識ですが、Wi-Fiに接続したときに表示される扇マークの形は、利用しているデバイスの種類ごとに異なります。

iOSが搭載されているiPhoneやiPadの扇マークは3つの曲線で構成されています。

Androidのスマホやタブレット、WindowsやMacのパソコンの扇マークは曲線が4つとなっています。

扇マーク利用デバイスごとの形の違い

曲線が4つあるAndroid端末やパソコンのほうが、利用しているWi-Fiの強度がより細かくわかるようになっています。

といっても、それほど体感的にはそれほど大きな違いを感じないので、扇マークの曲線の数で利用するデバイスを選ぶ必要はありません。

Wi-Fiの扇マーク・アイコンが表示されない原因と対処法を紹介!

スマホ wifi

Wi-Fiの扇マークが表示されない場合、何らかの原因でWi-Fiに接続できない、Wi-Fiを発信する機器に不具合が起きている状態であることが考えられます。

また、旅行で遠方へ移動する際は、知識を付けておかないと扇マークが表示されなくなるので注意が必要です。

無線LANルーターから離れた場所にいる

デバイスの設定に誤りがないことを前提にすると、扇マークが表示されない状況は、Wi-Fiが行き届いていない場所にいることが原因で起きている可能性が高いです。

ポイント

無線LANルーターはスペックに応じてWi-Fiを発信できる範囲に上限があり、デバイスが無線LANルーターから離れた場所に移動するほどWi-Fiの電波強度が弱くなります。

自宅に無線LANルーターを置いているにも関わらず扇マークが表示されない部屋が出てくる場合、そもそもその部屋にWi-Fiが行き届いていないことが原因と考えていいでしょう。

遠い場所でもWi-Fiを使いたい人は中継器の導入かルーターの買い替えを検討しよう!

Wi-Fiが行き届いていない部屋でもデバイスに扇マークを表示させたい人は、最初に中継器の導入を検討してみましょう。

中継器は無線LANルーターが発信するWi-Fiをより広い場所に行き届かせてくれる優れものです。

中継器 WIFI エリア 拡大

MEMO

また、無線LANルーターを買い替えてWi-Fiを飛ばせる範囲を広げる方法もあります。

Wi-Fiを発信できる範囲は無線LANルーターの種類によって違うので、スペックが高い無線LANルーターに買い替えることで離れた部屋でもWi-Fiが利用できるようになります。

無線LANルーターがWi-Fiを発信していない

自宅に設置している無線LANルーターがWi-Fi発信していないことが原因で、デバイスの画面に扇マークが表示されないこともあります。

無線LANルーターは基本的に電源を切らずに稼働させ続けるので、長い間に渡って使うと疲弊して不具合を起こしてWi-Fiを発信しなくなります。

無線LANルーターの不具合が原因の場合、そのルーターを再起動させれば正常に扇マークが表示されるようになるでしょう。

注意

あまり考えたくありませんが、再起動しても扇マークが表示されない場合、無線LANルーターが故障している可能性が出てきます。

もし無線LANルーターが故障している場合、メーカーに依頼して修理してもらうか、新しいものに買い替えるしかありません。

デバイスに不具合が起きている可能性もある

扇マークが表示されない原因は、デバイス側にある可能性もあります。

電源を切る機会が少ないスマホやタブレットも、長い間に渡って使い続けると疲弊して不具合を起こします。

不具合が原因で起こるトラブルはさまざまですが、Wi-Fiに接続できなくなって扇マークが表示されない事例も少なくありません。

なので、扇マークが表示されなくなったときは、無線LANルーターだけでなくデバイスも再起動させてみましょう。

家族のスマホでは正常にWi-Fiが使えるのに、自分のスマホだけ扇マークが表示されない場合は、使っている端末に不具合が起きていることが多いです。

デバイスのWi-Fi設定がOFFになっている

スマホを使っている際にありがちなミスですが、設定メニューでWi-FiをOFFにしている状態で扇マークが表示されないことがあります。

当たり前の話ですが、無線LANルーターが正常にWi-Fiを発信していても、デバイスのWi-FiがOFFになっていると何をやっても扇マークが表示されません。

スマホ WIFI 設定

Wi-Fiを頻繁に使う人のほとんどは、自分からデバイスのWi-Fi設定をOFFにすることはないので「自分は大丈夫」と思うのではないでしょうか?

しかし、スマホの場合、知らない間にWi-Fi設定がOFFになる可能性があります。

iPhoneではメニュー画面の下部、Androidではメニュー画面の上部をタップしたまま逆方向にスライドさせると、コントロールセンターのメニューが表示されます。

iphoneのコントロールセンターメニュー

※iPhoneのメニュー画面で下部をタップしたまま上へスライドさせると表示されるコントロールセンターのメニュー。

この画面で扇マークをタップすると、スマホがWi-Fiに接続しないようになります。

注意

スマホにパスコードや指紋認証による画面ロックの設定をしていない場合、知らない間にコントロールセンターを立ち上げてWi-Fiを設定OFFにしてしまう可能性があります。

たとえば、スマホを入れたポケットに手を突っ込んで歩いているとします。

そしてその間にコントロールセンターのメニューを立ち上げてしまい、たまたま手が扇マークに触れてWi-FiをOFFにしてしまう。

こういう事例は少なくありません。

土橋亮太(著者)

筆者も画面のパスワードロックを設定しない頃に全く同じ状況に遭ったことがあります。

Wi-FiがOFFになるどころか気付かずに知人へ電話をかけていたのです。

(しかも、電話をかけた先があまり親しくない知人だったので、このうえない気まずさを感じた記憶があります)

このような誤作動で扇マークが表示されないトラブルを防ぐために、スマホの画面はパスコードや指紋認証でロックすることをおすすめします。

「スマホに画面ロックをかける人は浮気しやすい人説」を気にしてパスコードや指紋認証をかけにくいと感じる人もいると思います。

ですが、こんな説は酒場などで生まれた都市伝説なので意識する必要はありません。

機内モードをONにしてWi-FiをONにしていない

飛行機に乗って旅行をする際によくある事例ですが、機内モードをONにしてWi-FiをOFFにして扇マークが表示されないパターンも珍しくありません。

飛行機にあるフリーWi-Fiを使おうと思ったのに、機内モードにした途端Wi-Fiが使えなくて焦った人は多いのではないでしょうか?

スマホやタブレットを機内モードにすると、4G回線をはじめとした全ての通信ができないようになります。

機内モード

ポイント

なので、飛行機にあるフリーWi-Fiに接続する場合は、機内モードにしてからWi-Fi設定をONにしなければいけません。

機内モードをONにしている状態でも、Wi-Fi設定をONにすればフリーWi-Fiに接続して画面に扇マークを表示させることができます。

機内モード&WIFI 設定

飛行機でフリーWi-Fiを使う際は、機内モードをONにしてからWi-Fi設定をONにすることを忘れないようにしましょう。

まとめ

スマホやタブレットに表示される扇マークは、Wi-Fiに接続していることを知らせてくれるアイコンです。

Wi-Fi環境にいるにもかかわらず扇マークが表示されない場合、あらゆる原因が考えられます。

自宅でWi-Fiを利用する際に扇マークが表示されないときは、無線LANルーターかデバイスで起きている不具合が原因であることが多いです。

なので、扇マークが表示されないときは、まず無線LANルーターとデバイスを再起動させてみましょう。

無線LANルーターとデバイスのどちらにも問題がない場合は、今いる場所にWi-Fiが行き届いているかを確認してみましょう。

自宅にWi-Fiが行き届いていない部屋があれば、中継器の導入か無線LANルーターの買い替えを検討してください。

また、デバイス側のWi-Fi設定がOFFになっているせいで扇マークが表示されない事例も珍しくありません。

利用しているスマホの状態も確認しましょう。