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V6プラスを利用したいと思っても、どのプロバイダや回線を契約すればいいのかわからないですよね。
V6プラス対応のプロバイダや回線は限られていますが、選択肢は意外と豊富です。
選択肢が豊富な分、人によって向いているプロバイダや回線が異なります。
ここではV6プラス対応プロバイダ23社を紹介し、そのなかでもオススメの事業者はどこなのか解説していきます。
ここでの解説を読むとV6プラス対応プロバイダの他に下記の内容がわかります。
- V6プラス対応プロバイダごとの違い
- V6プラス対応プロバイダの選び方
- オススメのV6プラス対応プロバイダ
- V6プラスを使うためにプロバイダや回線を切り替える方法
V6プラスを使いたいと考えている人はぜひご覧ください。
V6プラス対応プロバイダ一覧
V6プラスに対応しているプロバイダは限られているのが現状ですが、選択肢は少なくありません。
別名称でV6プラスを提供しているプロバイダも含めると、候補数は多くなります。
注意点:別名称でV6プラスが利用できるプロバイダがある
V6プラス対応プロバイダを知る前に、別の名称でV6プラスを利用できるプロバイダがある点に注意してください。
V6プラスと同等の機能のサービス名は以下の5種類です。
- IPv6高速ハイブリッド
- IPv6 IPoE +IPv4
- IPoEオプション
- IPv4/IPv6デュアルスタック
- transix
V6プラスを利用したいときは、上記の機能を提供しているプロバイダも選択肢に入ります。
V6プラス対応のフレッツ光プロバイダ
フレッツ光を契約していてV6プラスを利用している場合、以下の6つが選択肢です。
- Yahoo!BB
- So-net
- @nifty
- plala
- BIGLOBE
- Gaming+
有名プロバイダはすでにV6プラスに対応していて、知名度が低いプロバイダの対応も進んでいます。
今後のV6プラス対応プロバイダの増加も予想されます。
V6プラス対応の光コラボプロバイダ
光コラボを利用する場合は候補が増えて、以下の11個から選べます。
- ドコモ光のGMOとくとくBB
- ソフトバンク光(Yahoo!BB)
- OCN光
- ビッグローブ光
- ぷらら光
- So-net光
- @nifty光
- DMM光
- MEC光
- IIJmioひかり
- enひかり
上記の中にはフレッツ光のプロバイダとして有名な事業者もあります。
V6プラス対応の独自回線プロバイダ
V6プラスが利用できるプロバイダはフレッツ光対応事業者だけでなく、独自の回線でインターネットを提供する以下6社も対応しています。
- NURO光
- auひかり
- eo光
- コミュファ光
- ピカラ
- メガエッグ
あまり知られていませんが、上記の6社はIPv4/IPv6デュアルスタックという名称でV6プラスと同等の機能を提供しています。
V6プラスのプロバイダごとの違い
V6プラスに対応しているプロバイダには以下5つの違いがあります。
- 利用する回線の種類
- 基本の利用料金
- セット割引の有無
- V6プラスの利用料金
- V6プラスの利用条件
上記6つの違いはプロバイダを選ぶポイントになります。
利用する回線の種類
利用する回線の種類はV6プラス対応のプロバイダごとに異なります。
フレッツ光や光コラボのプロバイダでは、通信速度が最大1Gbpsフレッツ光の回線を利用します。
その他のV6プラス対応事業者は独自の光回線でサービスを提供しており、通信速度は基本的に最大1Gbpsです。
ただし、NURO光の回線は最大2Gbpsとなっています。
関東の一部エリアに住んでいるのであれば、auひかりの5ギガや10ギガのプランが利用できる場合もあります。
提供エリアに限りはありますが、V6プラスを使いたいと思ったときはNURO光やauひかりの高速プランが契約できるか確認してみるといいでしょう。
基本の利用料金
同じV6プラスに対応しているプロバイダでも、基本の利用料金はそれぞれ異なります。
戸建てに住んでいる場合、基本料金が月額5,000円以上のサービスがあれば、月額5,000円以下のサービスもあります。
セット割引の有無
V6プラス対応プロバイダにはスマホとのセット割引が受けられるかの違いがあります。
ドコモやソフトバンクなど大手のキャリアでスマホを利用している場合、セット割引が受けられるプロバイダを選んだほうが基本の利用料金を安くできます。
V6プラスの利用料金
多くのプロバイダでは無料でV6プラスを利用できますが、一部のプロバイダでは数百円ほどの料金が必要な場合があります。
セット割引が受けられればV6プラスの利用料金は気になりません。
V6プラスの利用条件
ほとんどのプロバイダは対応のルーターを設置するだけでV6プラスを利用できる仕様にしています。
ですが、一部のプロバイダは有料のレンタル機器を使わないとV6プラスでの接続ができません。
Yahoo!BBとソフトバンク光では光BBユニットをレンタルしなければならず、借りると月額467円がかかります。
V6プラスのプロバイダの選び方
V6プラス対応のプロバイダを選ぶときのポイントは以下の3つです。
- 契約費用が安いか
- スマホとのセット割引があるか
- V6プラスの利用料金が安いか(無料なのか)
- V6プラスの利用条件が複雑ではないか
上記3つを基準にプロバイダを比較すれば、自分にあった契約先がどこか見えてきます。
契約費用が安いか
V6プラスを使うために新たにプロバイダを契約したり他社回線へ乗り換える場合、初期費用が高くないか気になりますよね。
はじめて光回線を契約する人も初期費用が心配なのではないでしょうか?
初期費用が安いV6プラス対応プロバイダは、状況ごとに異なります。
フレッツ光を利用している場合、プロバイダを乗り換えるか光コラボを契約すれば費用を抑えられます。
フレッツ光契約中でのプロバイダ変更や光コラボへの乗り換えは工事をせずにできるからです。
フレッツ光以外の回線やプロバイダを利用する場合は工事が必要ですが、キャンペーンを実施している契約先を選べば費用はかかりません。
キャンペーンを実施しているV6プラス対応の回線やプロバイダは後でご紹介します。
スマホとのセット割引があるか
V6プラス対応のプロバイダや回線を選ぶときは利用料金を重視するものですが、スマホとのセット割引が受けられるかのほうが重要です。
スマホとのセット割引を受ければ、V6プラス対応サービスの利用料金が安くなるからです。
後ほどスマホとのセット割引が受けられるV6プラス対応プロバイダや回線を紹介するので、利用料金を安くしたい人はぜひ参考にしてください。
V6プラスの利用料金が安いか(無料なのか)
V6プラスの利用料金が安いのか、無料なのかもプロバイダ選びの重要なポイントです。
V6プラスの利用料金はプロバイダや回線ごとに違い、無料で提供している事業者があれば、毎月数百円ほどのお金がかかる事業者もあります。
V6プラスを低コストで使いたい人は、利用料金がかからないか安いプロバイダの回線を選びましょう。
利用料金がかかるとしても、スマホとのセット割が受けられるサービスを選んでください。
V6プラスの利用条件が複雑ではないか
V6プラスの利用条件が複雑ではないかもチェックしておきましょう。
ほとんどのプロバイダや回線は対応のルーターを設置するだけでV6プラスを利用できます。
しかし、一部のプロバイダではルーターをレンタルしないと利用できません。
V6プラスのプロバイダのオススメ
V6プラス対応プロバイダの利用料金とセット割引の有無を下記の比較表にまとめました。
事業者 | 戸建て | マンション | セット割有無 | |
フレッツ光対応 プロバイダ※ | Yahoo!BB | 1,200円 | 950円 | 無 |
So-net | 1,000円 | 900円 | 無 | |
@nifty | 1,000円 | 950円 | 無 | |
plala | 1,000円 | 600~800縁 | 無 | |
IIJmio | 2,000円 | 2,000円 | 無 | |
BIGLOBE | 1,000円 | 650円or900円 | 無 | |
Gaming+ | 2,980円 | 2,980円 | 無 | |
光コラボプロバイダ | ドコモ光のGMOとくとくBB | 5,200円 | 4,000円 | 有 |
ソフトバンク光 (Yahoo!BB) | 5,200円 | 3,800円 | 有 | |
OCN光 | 5,100円 | 3,600円 | 有 | |
ビッグローブ光 | 4,980円 | 3,980円 | 有 | |
ぷらら光 | 4,800円 | 3,600円 | 無 | |
So-net光 | 4,480円 | 5,580円 | 有 | |
@nifty光 | 5,200円 | 3,980円 | 有 | |
DMM光 | 4,820円 | 3,780円 | 有 | |
Excite.MEC光 | 4,500円 | 3,500円 | 無 | |
IIJmioひかり | 4,960円 | 3,960円 | 有 | |
enひかり | 4,300円 | 3,300円 | 有 | |
独自回線プロバイダ | NURO光 | 4,743円 | 4,743円 (一部物件では1,900~2,500円) | 有 |
auひかり | 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 | 3,400~5,000円 | 有 | |
eo光 | 4,953円 | 3,524円 | 有 | |
コミュファ光 | 5,550円 | 5,550円 | 有 | |
ピカラ | 4,200~5,200円 | 3,280~4,000円 | 有 | |
メガエッグ | 4,000~5,110円 | 2,000~4,281円 | 有 |
※別途フレッツ光回線の利用料金が必要です。
上記の比較表をもとにすると、V6プラスを使うなら以下の5つがオススメといえます。
- ドコモ光のGMOとくとくBB
- ソフトバンク光(Yahoo!BB)
- ビッグローブ光
- NURO光
- auひかり
上記のサービスにはキャンペーンやセット割引があるからです。
ドコモ光プロバイダのGMOとくとくBB
ドコモ光のプロバイダであるGMOとくとくBBはV6プラスの評価が高いうえに、キャンペーンが充実しています。
GMOとくとくBBでドコモ光を新規で申し込むと最大15,000円のキャッシュバックが受けられます。
その上、公式のdポイント最大20,000ptプレゼントも受けられるので、契約費用の負担が減ります。
フレッツ光からの乗り換える場合なら工事をする必要がないので、費用をかけずにV6プラスの利用環境を整えられます。
V6プラス対応ルーターを無料でレンタルできるので、ルーターを用意するお金もかかりません。
V6プラスの利用料金も無料なので安心です。
ドコモユーザーなら光セット割による最大3,500円の割引が受けられます。
ドコモでスマホを利用しているならドコモ光が最もオススメのV6プラス対応サービスといえます。
セット割が魅力のソフトバンク光
ソフトバンクでスマホを使っているなら、ソフトバンク光がオススメです。
ソフトバンクユーザーがソフトバンク光を契約すれば、おうち割光セットを提供してスマホ1台ごとに500円から1,000円の割引が受けられるからです。
おうち割光セットの割引額はソフトバンクのスマホを利用している家族が多いほど増えます。
よって、場合によってはソフトバンク光の利用料金が無料になるほどのおトクな割引額になります。
V6プラスを使うには光BBユニットのレンタルが必要です。
しかし、おうち割光セットの適用条件として加入する月額500円のオプションパックに含まれているので、ソフトバンクユーザーであればデメリットにはなりません。
(オプションパックには光電話も入っているので、固定電話を利用する人なら実質無料でV6プラスを利用できます)
フレッツ光からの乗り換えなら工事をする必要がなく、新規で契約する場合でも代理店で申し込めばキャッシュバックをもらって初期費用を相殺できます。
キャンペーンが豊富なauひかり
auユーザーにオススメのV6プラス対応サービスはauひかりです。
auユーザーがauひかりを利用すればauスマートバリューが適用されて、スマホ1台あたり500円から2,000円の割引が受けられるからです。
auのスマホを使っている家族が多いほどauスマートバリューの割引額は高くなります。
他の回線やプロバイダからauひかりに乗り換えるときは工事が必要です。
しかし、代理店で申し込めば38,000円以上のキャッシュバックがもらえるので、初期費用を負担する必要がなく安心です。
V6プラスの利用料金は0円なので、余分なコストを負担する心配もありません。
auとセットでおトクなビッグローブ光
auひかりの提供エリアには限りがあるので、auのスマホユーザーの人はビッグローブ光も選択肢に入れておきましょう。
ビッグローブ光もauスマートバリューに対応していて、フレッツ光回線でサービスを提供しているので、auひかりが契約できない場合の選択肢になります。
フレッツ光からの乗り換えなら工事をせずに契約できるので、費用をかけずにV6プラスを使いたいフレッツユーザーの人にもオススメです。
新規で申し込む場合でも、代理店を経由すればキャッシュバックをもらって初期費用を相殺できます。
最大2Gbpsで人気のNURO光
関東と東海、関西と九州に住んでいる人は、NURO光が契約できるかを確認してみましょう。
NURO光はV6プラスと同等の機能が利用できるだけでなく、通信速度が最大2Gbpsなので他の回線よりも品質が優れています。
おうち割光セット対応サービスでもあるので、ソフトバンクユーザーにとってソフトバンク光以上に魅力的なサービスといえます。
NURO光では無料で貸し出されるONUに対応ルーター機能が備わっているので、わざわざ自分でルーターを用意する必要がありません。
V6プラスのプロバイダへの切り替え方
V6プラスプロバイダへ切り替える方法は、今利用しているプロバイダや回線の種類で変わります。
状況ごとのV6プラス対応プロバイダへの切り替え方法をご紹介します。
フレッツ光を契約中でプロバイダだけ変える場合
フレッツ光を利用していてプロバイダだけを変更する場合、下記の流れで手続きをします。
- V6プラス対応プロバイダを契約する
- V6プラス対応プロバイダのサービス提供開始後に利用していたプロバイダを解約する
プロバイダだけを変更する場合、先にV6プラス対応プロバイダの契約を済ませてください。
先に利用しているプロバイダを解約すると、V6プラス対応プロバイダの利用を開始するまでインターネットを利用できません。
フレッツ光から光コラボへ乗り換える場合
フレッツ光から光コラボへ乗り換える場合は、以下の流れに沿って手続きを進めます。
- 転用承諾番号を発行する
- 光コラボの契約手続きをする
- プロバイダが変わる場合、今まで利用していたプロバイダを解約する
フレッツ光から光コラボへ乗り換えるときは転用承諾番号を発行しておく必要があります。
転用承諾番号を発行せずに光コラボを申し込むと新規契約扱いされて工事が行われるので気をつけてください。
転用承諾番号は下記の窓口で発行できます。
エリア | 東日本 | 西日本 |
電話 | 0120-140202 受付時間: 午前9時~午後5時 | 0120-553-104 受付時間:午前9時~午後5時 |
Web | https://flets.com/app4/input/index/ | https://flets-w.com/collabo/ |
回線ごと他社に乗り換える場合
回線とプロバイダの両方を他社に変える場合は、以下の順番で手続きをしてください。
- V6プラス対応のプロバイダと回線の契約を申し込む
- V6プラス対応回線の導入工事をしてもらう
- 今まで利用していたプロバイダと回線を解約する
先に利用している回線とプロバイダを解約すると、V6プラス対応サービスの工事が完了するまでインターネットが使えなくなるので注意してください。
すでにV6プラス対応プロバイダを契約している場合
すでにV6プラス対応プロバイダを契約している人は、サポート窓口に連絡して申し込みが必要なのか確認してください。
V6プラスを標準提供しているプロバイダは多いですが、一部では申し込まなければ利用できません。
申し込みが不要であれば対応ルーターを設置するだけでV6プラスを利用できます。
申し込みが必要ですでに対応ルーターを設置している場合、手続きをしてから数日後にV6プラスが使えるようになります。
V6プラスの提供開始前に対応ルーターを設置しても問題ありません。
V6プラスを使うには対応ルーターが必須
どの回線やプロバイダを契約する場合でも、V6プラスを使うには対応ルーターを設置しなければいけません。
対応ルーターを持っていない人は以下の方法で用意しましょう。
- 家電量販店やAmazonで購入する
- V6プラス対応の回線事業者からレンタルする
V6プラス対応ルーターは家電量販店やAmazonで簡単に手に入ります。
V6プラスを提供しているほとんどの事業者では対応ルーターをレンタルできます。
V6プラスの設定方法は簡単
V6プラスを使うために他のプロバイダや回線へ乗り換えるときはちゃんと設定ができるか不安になるものですが、簡単にできるので不安を感じる必要はありません。
対応回線やプロバイダを契約すれば、対応ルーターを設置するだけでV6プラスが利用できるからです。
設定アプリなどでプロバイダ情報を入力する必要はないので安心してください。