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V6プラスの非対応ゲーム名一覧!PS4やフォートナイトなどのオンラインはできるか解説!

V6プラスを契約しようと思っても、遊びたいオンラインゲームで使える機能なのか気になりますよね。

V6プラスはIPv6とIPv4の両方を併用できる機能なので、基本的に遊べないゲームはないと考えても間違いではありません。

しかしながら、V6プラスでは一部のゲームタイトルで特定の機能が使えない場合があります。

ここではV6プラスの対応ゲームと非対応ゲームを紹介して、V6プラスはオンラインゲームに向いている機能なのか解説していきます。

V6プラスでオンラインゲームができるのか知りたい人はぜひご覧ください。

目次

V6プラスに対応・非対応のゲーム機本体

ps4

ほとんどのゲーム機はV6プラスを利用できると認識しても間違いではありません。

V6プラスはIPoE接続でIPv6とIPv4を併用できる機能だからです。

ポイント

しかし、すべてのゲーム機がV6プラスの機能をフルに使えるわけではありません。

ゲーム機の種類ごとにIPv6とIPv4の両方に対応しているかが違うからです。

ここではIPv6とIPv4の併用できるゲーム機をV6プラス対応のゲーム機、IPv4にしか利用できないゲーム機をV6プラス非対応として解説していきます。

V6プラスに対応のゲーム機

2019年5月の時点でV6プラスに対応しているゲーム機はXbox oneのみです。

Xbox oneはIPv6とIPv4のどちらでもインターネットに接続できますが、Xbox 360のゲームタイトルで遊ぶときはV6プラスを利用できません。

V6プラスに非対応のゲーム機

V6プラスに対応していないゲーム機は以下の4つです。

  • PS4
  • Nintendo Switch
  • PS Vita
  • Nintendo 3DS

上記の4種類よりも以前に発売されたゲーム機もV6プラス非対応です。

ほとんどのゲーム機がV6プラスに対応していないことになります。

V6プラスに対応・非対応のゲームタイトル

マリオ

V6プラスに対応しているゲーム機がほとんどないので、多くのタイトルはV6プラス非対応です。

とはいえ、V6プラスで非対応ゲームが遊べないわけではなく、従来通りプレイできます。

普通にオンラインプレイをしたいのであればV6プラス接続を利用しても問題ありません。

V6プラス接続でも遊べるゲームタイトル

ほとんどのゲーム機はV6プラスに非対応ですが、V6プラス接続を利用しても問題なく遊べるゲームタイトルはいくつも存在しています。

下記の表にV6プラス接続で遊べる主要のゲームタイトルをまとめました。

V6プラス接続で遊べる主要ゲームタイトル
ゲーム機タイトル
Xbox one ・鉄拳7
・ドラゴンボールファイターズ
・ダークソウル
PS4 ・モンスターハンター:ワールド
・PUBG
・グランド・セフト・オートV
・実況パワフルプロ野球2018
・鉄拳7
・ストリートファイター5
・ドラゴンボールファイターズ
・ドラゴンクエストX
・ダークソウル
・PSO2
Nintendo Switch ・マインクラフト
・フォートナイト
・ドラゴンクエストX
・大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
・マリオカート8デラックス
・マリオテニス エース
・スプラトゥーン2
・ARMS
・ポッ拳トーナメントデラックス
・ウルトラストリートファイター2
・ドラゴンボールファイターズ
・PSO2
Nintendo 3DS ・スーパーマリオメーカーfor3DS
・マリオカート7
・マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
・マリオパーティ スターラッシュ
・マリオスポーツ スーパースターズ
・大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
・ドラゴンクエストX
PC ・マインクラフト
・フォートナイト
・ドラゴンクエストX
・PUBG
・グランド・セフト・オートV
・鉄拳7
・ストリートファイター5
・ダークソウル

上記のゲームタイトルはほんの一部で、知名度が低いオンライン対応ゲームもV6プラス接続で利用できます。

V6プラスで接続しても非対応ゲームが遊べる理由

V6プラスで接続しても非対応ゲームが遊べる理由は、V6プラスの仕組みにあります。

V6プラス非対応のゲームの対応プロトコルはIPv4なので、ユーザーがIPv4接続を用いなければいけません。

V6プラスはIPv6とIPv4が併用でき、遊ぶゲームに応じて接続方式が切り替わります。

(厳密にはV6プラスではIPv4がIPv6方式でカプセル化されますが、自動的に切り替わる認識もあながち間違っていません)

V6プラスを利用すれば、ゲームの対応プロトコルがIPv6とIPv4のどちらであってもプレイできるわけです。

V6プラスでは利用できないゲームの機能

普通にオンラインゲームをプレイするだけならV6プラスを利用しても問題ありませんが、マインクラフトやMMORPGでのサーバー公開ができません。

サーバー公開は自分が作成したワールドを友だちと共有するときに使われます。

厳密にはV6プラスだからできないわけではないので、工夫をすればサーバーの公開が可能になりますが、方法が複雑でお金もかかります。

V6プラスでサーバーを公開できない原因と、V6プラスを利用している状態でサーバーを公開する方法は後でご紹介します。

V6プラスに対応・非対応のゲームがある理由

疑問を感じる女性

V6プラスに対応したゲーム機とタイトル、非対応のゲーム機とタイトルがある理由は、まだIPv6の普及が進んでいない状況にあると考えられます。

IPv6はIPv4でのIPアドレス不足問題を解消するために展開がはじまったプロトコルですが、ほとんどのゲーム機とタイトルはIPv4にしか対応していません。

ほとんどのゲームタイトルがIPv6に対応していない理由は、導入コストがかかることが挙げられます。

ゲーム機のメーカー側はIPv4にのみ対応していないタイトルが多い状況を見てIPv6の対応を進めていないのではと考えられます。

V6プラスでオンラインゲームのサーバー公開ができない理由

オンラインゲーム

V6プラスでオンラインゲームのサーバー公開ができない理由は下記の2つです。

  • 固定IPアドレスが必要
  • V6プラスでは1つのIPアドレスを複数のユーザーが利用する

サーバーを公開するには固定IPアドレスが必要

オンラインゲームでサーバーを公開するためには固定のIPアドレスが必須です。

オンラインゲームでサーバーを公開するときは固定IPアドレスを使って指定された番号のポートを利用しなければいけないからです。

V6プラスのIPアドレスは固定ではなく定期的に変わるうえに、自分で解放するポート番号が指定できません。

よって、オンラインゲームでのサーバー公開ができません。

V6プラスでは1つのIPアドレスを複数のユーザーが利用する

契約しているV6プラス対応回線やプロバイダによってはIPアドレスが半固定(長期的に使用しない限りIPアドレスが変わらない)になります。

しかし、半固定であってもサーバーの公開はできません。

V6プラスでは複数のユーザーが1つのIPアドレスを利用するからです。

複数のユーザーが1つのIPアドレスを利用するとサーバーを公開するうえでネットワークが正常に動作しなくなってしまいます。

V6プラスでオンラインゲームをやるメリット

OKサインの手

V6プラスを利用する最大のメリットは、通信速度が向上して遅延が最小限になることです。

V6プラスではプロバイダを経由せずにインターネットへ接続するので、時間帯を問わず通信速度が安定します。

また、夜にオンラインゲームをプレイしても遅延が起きる可能性が低いです。

V6プラスを利用したゲーマーからの評価も上々です。

低遅延のネット環境が求められる格闘ゲームをしたいときでも安心です。

V6プラスは遅延を極限に減らしてオンラインゲームを快適にできるツールといえるでしょう。

V6プラスでオンラインゲームをやるデメリット

NGサインの手

V6プラスを使えば快適にオンラインゲームで遊べますが、以下のデメリットを被る恐れもあります。

  • 基本的にサーバーの公開ができない
  • UPnPの無効化が必要な場合がある
  • 利用するには対応ルーターが必要
  • V6プラス対応のゲーミングルーターがない

上記のデメリットを把握したうえでV6プラスを使うべきか考える必要があります。

基本的にサーバーの公開ができない

V6プラスでは基本的にサーバーの公開ができないので、マインクラフトやMMORPGでのワールド共有は不可能と考えるべきです。

V6プラスを使ってサーバーを公開する方法もありますが、条件が厳しく手順も難しいのでオススメできません。

UPnPの無効化が必要な場合がある

V6プラスではほとんどのゲームでのオンラインプレイが可能ですが、一部のタイトルではUPnPの無効化が必要な場合があります。

鉄拳7ではUPnPを無効にしないとオンライン対戦ができません。

UPnPは同じネットワークを利用しているデバイス同士の相互通信を可能にする機能ですが、一部のオンラインゲームの通信を妨げる原因になります。

UPnPが有効な状態でオンラインプレイができるかはゲームタイトルごとに異なります。

プレイしてみないと設定変更が必要なのかがわかりません。

V6プラス対応回線やプロバイダとの契約とルーターの利用が必須

V6プラスで接続してオンラインゲームで遊ぶには、対応の回線やプロバイダを契約して対応ルーターを設置しなければいけません。

現在利用している回線やプロバイダがV6プラスに未対応だと、他社への乗り換えが必要になります。

利用しているルーターがV6プラスに未対応だと、対応ルーターを用意しなければいけません。

要するに状況次第ではV6プラスを利用する際にかなりの手間がかかるわけです。

V6プラス対応のゲーミングルーターがない

オンラインゲームを利用するためにゲーミングルーターを利用している、またはゲーミングルーターの導入を検討している人もいるかと思います。

残念ながら2019年5月の時点ではV6プラスに対応したゲーミングルーターは発売されていないのが現状です。

よって、V6プラスを利用するにはBuffaloやELECOMなどの対応機種を使わなければいけません。

V6プラス対応ルーターとゲーミングルーターの2台使いは可能ですが、知識がないと通信状態が不安定になるうえに設定が面倒です。

V6プラスはオンラインゲームに向いている?

オンラインゲームをする子供

V6プラスにはオンラインゲームに向いているかはオンラインゲームの遊び方で決まります。

普通にオンライン対戦やプレイをするだけならV6プラスはとても便利な機能ですが、自分でサーバーを公開する人は慎重に考える必要があります。

普通にオンライン対戦やプレイをするだけなら無問題

普通にオンラインゲームの対戦や通信プレイをするぐらいであれば、V6プラスを使う価値があります。

V6プラスではIPv6とIPv4のどちらに対応しているゲームでも通信プレイが可能だからです。

通信プレイができるだけでなく通信速度が向上するメリットもあります。

遅延に悩まされている人がV6プラスを利用するとオンラインゲーム環境が快適になります。

サーバーを公開するには難がある

マインクラフトやMMORPGなどでサーバーを公開したいと考える人にはV6プラスをオススメしにくいです。

ポイント

V6プラスの構造では基本的にサーバーの公開ができないからです。

サーバーを公開するには固定のIPアドレスが必要ですが、V6プラスではIPアドレスを固定できません。

一部の回線やプロバイダではV6プラスでのIPアドレスが半固定になります。

その場合、少しでも変更される可能性があるとゲーム側にサーバーの公開を拒まれてしまいます。

V6プラスを未契約で非対応のゲームをやりたい場合の対処法

ゲームのコントローラー

V6プラスを契約していない状態で非対応のオンラインゲームを遊ぶ方法は簡単です。

しかし、サーバーを公開したい人は契約プロバイダで固定IPアドレスを利用できるのか確認してください。

V6プラスを未契約なら特別な設定は必要ない

V6プラスを契約していない状態で非対応のゲームで遊ぶ場合、とくに何かをする必要はありません。

現状ではほとんどのゲームがV6プラスに対応していないからです。

ネット環境はV6プラスに対応していない場合、基本的にゲーム機をネットにつなぐだけで非対応のオンラインゲームで遊べます。

サーバーを公開したい人は固定IPの利用可否を確認する

サーバーを公開したいと考えている人は、契約している回線やプロバイダで固定IPアドレスを利用できるのかを確認してください。

サーバーを公開するには固定IPアドレスが必須です。

固定IPアドレスを利用できるかは回線やプロバイダごとに違います。

契約先が固定IPアドレスに対応していない場合、他社への乗り換えが必要です。

V6プラスを契約済みで非対応ゲームをやりたい場合の対処法

ゲームのコントローラー

V6プラスを契約済みで非対応ゲームで遊びたい場合も基本的に設定をする必要はありません。

ですが、オンラインプレイができないのであればルーターの設定を変えてください。

サーバーを公開したい場合は別で固定IP対応プロバイダを契約しなければいけませんが、ゲームタイトルによっては他の方法もあります。

オンライン通信ができないときはUPnPを無効にする

V6プラスを契約している状態でゲームのオンライン通信ができない場合、ルーターのUPnP機能を無効にしてみましょう。

UPnPを無効してオンライン通信が可能になる確率は高いです。

UPnPを無効にする方法はルーターの種類ごとに若干違いますが、基本的な流れは一緒です。

Buffaloのルーターを利用している場合、以下の手順でUPnPを無効化できます。

  1. デバイスでルーターの設定ツールを起動させる
  2. メニュー画面で「ネットワーク」を選択する
  3. 「UPnP」を選択する
  4. UPnP機能の「使用する」からチェックを外す
  5. 「設定」を選択する

最後に「設定」を選択しないとUPnPが無効にならないので気をつけましょう。

サーバーを公開するなら固定IP対応のプロバイダも契約する

V6プラスを契約している状態でサーバーを公開する場合、固定IPアドレスが利用できるプロバイダも契約しなければいけません。

(固定IPアドレス対応プロバイダだけ契約する方法もあります)

V6プラスでの固定IPアドレス提供は下記のプロバイダが対応しています。

  • オープンサーキット
  • JPNE

V6プラスを契約している状態で固定IPアドレスを使うと月額で数千円ほどの料金がかかります。

サーバーを公開するのにお金をかける価値があるのかをよく考えてみましょう。

マインクラフトではRealmsを使う方法がある

マインクラフトで自分のワールドを共有したい場合、Realmsの利用がオススメです。

Realmsは自分のワールドをマインクラフトのサーバーに設置する機能なので、わざわざ固定IPアドレスを用意する必要がありません。

Realmsの利用料金は月額904円からなので、固定IPアドレスを使うよりもおトクです。