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U-NEXTはさまざまな映画やドラマを配信しているので、テレビの大画面で視聴したいと思いますよね。
テレビでのU-NEXTの視聴は意外と簡単にでき、方法にも選択肢があります。
ただ、自分にあった方法は人それぞれの環境で異なり、インターネット回線の品質も求められるので注意しましょう。
ここではテレビでU-NEXTを見る方法をご紹介します。
U-NEXTを見るために必要な通信速度やインターネット回線も解説するので、ぜひご覧ください。
目次
U-NEXTをテレビで見る仕組み
U-NEXTをテレビで見るには、自宅にインターネットへ接続できる環境があるのが前提で、対応機器の用意も必要です。
用意する機器はさまざまで、自分の環境にあったものが選べます。
テレビでU-NEXTを見る方法は3種類
テレビを使い、U-NEXTで配信されている映像作品を見る方法は、大きく分けると以下の3つがあります。
- インターネット接続が可能なスマートテレビを利用する
- テレビにAndroidTV対応のスマートボックスかChromecast・AppleTVなどを接続する
- インターネットへ接続可能なスマホやiPhoneの画面をテレビに映す(パソコンも可能)
①はインターネット接続に対応したテレビでU-NEXTを見る方法で、対応テレビを用意するだけで済むシンプルなものです。
②はインターネット接続に対応していないテレビでもYouTubeの視聴を可能にできる方法で、テレビにつなぐ機器がインターネットへ接続する役割をしてくれます。
③の方法ではスマホやiPhone側で使っている大手キャリアのLTE回線があればテレビでU-NEXTを視聴できるようになりますが、速度制限のデメリットがあるので固定回線を使うのが望ましいです。
U-NEXTをテレビで見るには回線の品質が最重要
どの方法でU-NEXTをテレビで見るにしても、利用する回線の品質が求められます。
公式サイトによると、U-NEXTで動画を見るには高画質で3Mbps以上、標準画質で1.5Mbps以上もの通信速度が必要です。
画質 | 必要な速度 |
標準画質 | 1.5Mbps以上 |
高画質 | 3Mbps以上 |
インターネット回線には以下4つの種類があり、それぞれ通信速度や安定性などが異なります。
- 光回線
- ホームルーター
- モバイルルーター
- スマホ用のLTE回線
4種類の回線の最大通信速度をまとめました。
回線種別 | 最大通信速度 |
光回線 | 1Gbps以上 |
ホームルーター | 867Mbps |
モバイルルーター | 867Mbps |
スマホ用のLTE回線 | 225Mbps |
理論上では4種類の回線すべてU-NEXTの動画が見られる品質ですが、安定性に違いがあります。
光回線以外のインターネット回線は基地局から発信される電波の状態で通信速度が左右されるので安定性が欠けるうえに、速度制限というデメリットがあります。
4種類の回線に設けられている速度制限の内容も表にまとめました。
回線種別 | 速度制限に該当する条件 | 制限時の通信速度 | 速度制限がかかる時間 |
光回線 | 速度制限なし | – | – |
ホームルーター | ソフトバンクエアー:基本的になしだが、夜に速度規制あり WiMAX:直近の3日で10ギガの消費 | ソフトバンクエアー:5~7Mbps WiMAX:1Mbps | ソフトバンクエアー:毎日夜20時から深夜1時まで WiMAX:直近3日で10ギガを消費した翌日の18時から深夜2時 |
モバイルルーター | 直近の3日で10ギガの消費 | 1Mbps | 直近3日で10ギガを消費した翌日の18時から深夜2時 |
スマホ用のLTE回線 | 契約プランで決められているデータ容量の使い切り | 最大128Kbps | 月末まで |
スマホやタブレット、パソコンからであれば速度制限がかかったホームルーターやモバイルルーターでも標準画質設定でU-NEXTを見られますが、高画質での再生は難しくなります。
テレビサイズでU-NEXTの動画を見ると、消費するデータ容量が大きくなり速度制限を受けやすくなるリスクもあります。
スマホ用のLTE回線の速度制限は特に厄介で、受けるとYahoo!ニュースなどのホームページすら見られなくなるうえに、月末まで通信速度が低速になります。
以上の要素を踏まえると、テレビ画面でU-NEXTを視聴するなら光回線を使うべきと考えたほうがいいでしょう。
U-NEXTをテレビで見る簡単な方法ランキング
テレビでU-NEXTを見る方法は大きくわけると3つですが、細かく分けると4種類あります。
使いやすいものから順番に4種類の方法をご紹介します。
1位 変換アダプターやHDMIケーブルでスマホやiPhoneをテレビにつなぐ
簡単にU-NEXTをテレビで見たいのであれば、専用の変換アダプターか変換ケーブル、HDMIケーブルを使ってスマホやタブレットをテレビにつなぐ方法がおすすめです。
Amazonなどの通販サイトではスマホやiPhoneをテレビのHDMI端子に接続できる変換アダプターや変換ケーブルが販売されていて、値段も1,500円から2,000円と安価です。
上記のツールを使ってスマホやiPhone、タブレットをテレビにつなぐだけで大きな画面でU-NEXTが見られるようになります。
すでにスマホなどにU-NEXTのアプリをインストールしておけば細かい設定も不要なので、もっともお手軽な方法といえます。
パソコンを使っている場合、HDMIケーブルでパソコンとテレビをつないでU-NEXTを見ることも可能です。
2位 Android TV・Choromecast・Apple TVを使う
インターネット接続に対応していないテレビを利用している場合、もう一つのおすすめはAndroidTV対応スマートボックス(以下、AndroidTV)やChromecast、AppleTVなどの機器の利用です。
AndroidTVなどの機器はインターネットの利用画面をテレビに映すアイテムなので、大画面でU-NEXTを見るには打って付けのアイテムです。
設定こそ必要ですが、接続方法はシンプルでテレビのHDMI端子につなぐだけです。
使いやすいのはAndroid TV対応のスマートボックスやChoromecastです。
AndroidTV対応スマートボックスやChoromecastはApple TVよりも販売価格が安く手を出しやすいからです。
テレビでのU-NEXTを視聴できるようにする機器の販売価格をまとめました。
製品種別 | 販売価格 |
AndroidTV対応スマートボックス(Timmery h96 max) | 6,957円 |
Chromecast | 1,998円 |
Fire TV Stick | 4,980円 |
Fire TV Stick 4K | 6,980円 |
AppleTV HD(32GBのみ) | 16,441円 |
AppleTV 4K(32GB) | 20,606円 |
AppleTV 4K(64GB) | 22,689円 |
※2019年9月時点でのAmazonでの販売価格です。
AndroidTVやChromecastの販売価格はAppleTV よりもずっと安めです。
ネット動画を再生するときの画質も充分高いので、テレビでU-NEXTを見るため周辺機器を探すならAndroidTVやChromecastがメインの候補といえるでしょう。
Fire TV Stickも販売価格は安めですが、以前にGoogleアプリが使えなくなった前歴があるので慎重な検討しなければいけません(2019年7月からはYouTubeアプリの利用が可能になっています)。
設定のシンプルさで機器を選ぶならおすすめはAndroidTVです。
AndroidTVをインターネットに接続するときは、最初にテレビのHDMI端子につないでから画面にメニューを表示させ、リモコン操作で下部にある「ネットワーク設定」を選びます。
次の画面でいつも利用しているWi-Fiへ接続すれば、インターネットへの接続設定は完了です。
AndroidTVでは有線接続も可能です。
インターネットへの接続が完了したあとは、スマホなどでGoogleアカウントを作成してから(すでに持っている人は作成の必要なし)Google Play StoreにログインしてU-NEXTのアプリをダウンロードします。
U-NEXTのアプリをインストールすれば、テレビでの視聴が可能になります。
Chromecastは初期設定が複雑なので、簡単にテレビでU-NEXTを見られる機器を使いたいならAndroidTVがおすすめです。
テレビにつなぐ機器を買うときは、対応しているインターネットの接続方式もチェックしておきましょう。
ほとんどの機器はWi-Fi通信対応ですが、有線接続の対応しているのはAndroidTVとAppleTVだけです。
製品種別 | 対応接続有無 |
AndroidTV対応スマートボックス | Wi-Fi・有線 |
Chromecast | Wi-Fiのみ |
Fire TV Stick | Wi-Fiのみ |
AppleTV | Wi-Fi・有線 |
基本的にテレビでU-NEXTをする機器を使うにはWi-Fi環境が必要だと考えておきましょう。
U-NEXT TVは高いからおすすめしにくい
U-NEXTはテレビで視聴する人向けに「U-NEXT TV」を販売しています。
U-NEXT TVやChromecastなどと同様にU-NEXTやYouTubeなどのテレビに視聴を可能にするアイテムです。
内蔵OSはAndroidなので、基本仕様はAndroidTVといえます。
しかし、販売価格が9,800円となっていて、他のAndroidTVなどと比べると割高なので費用を考えるとおすすめできません。
3位 スマートテレビを使う
スマートテレビを利用する方法はテレビ向けの画質でU-NEXTを見られるので魅力的ではありますが、かかる手間や負担する費用を考えると強くはおすすめできません。
引越しなどの事情が伴わない限り、ネット接続未対応のテレビからスマートテレビへ買い換えることになるからです。
利用しているテレビが古いモデルでないのであれば、スマートテレビへの買い換えは手間で出費がかさむ要因にもなります。
スマートテレビの販売価格の振れ幅は広いですが、HD画質対応モデルですら最低でも25,000円ほどです。
4K動画対応モデルになると5万円から10万円以上と高額です。
ただ、設定方法は簡単で、先ほどご紹介したAndroidTVとほとんど同じ流れ(AndroidTV内蔵テレビも販売されている)なのでテレビの買い換えを考えているのであれば検討してみるといいでしょう。
4位 スマホやiPhoneの画面をWi-Fi対応テレビへミラーリングする
スマホやiPhoneの画面をWi-Fi接続に対応したテレビにミラーリングするのも一つの方法ですが、あまりおすすめはできません。
ミラーリングができる環境があるなら、テレビに接続している機器を使うだけでU-NEXTの視聴が可能だからです。
スマホの画面をテレビにミラーリングする方法は以下の状況で行えます。
- テレビ側にAndroidTVやChromecast、AppleTV などを接続している
- AndroidTV内蔵のテレビを利用している
AndroidTVやChromecastがある状況ではミラーリングを使わずにテレビでU-NEXTが見られるので、わざわざスマホやiPhoneの画面をテレビに映す必要がありません。
設定方法も面倒なうえに、Wi-Fiの通信が安定しないと映像がカクつくデメリットもあるので、基本的にミラーリングは選択肢に入れないほうがいいでしょう。