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雷などの停電後にWi-Fiが繋がらない!原因と対処法を解説!

悪天候による停電から復旧すると、高い確率でWi-Fiが使えなくなります。

停電から復旧してWi-Fiが使えなくなる理由は2通りあり、どちらが原因かで対処法が変わります。

ここでは、雷などで停電したあとにWi-Fiがつながらない原因と対処法を解説しています。

停電してからWi-Fiが使えなくて困っている人はぜひご覧ください。

停電後にWi-Fiがつながらない原因2つ

懐中電灯

停電した後にWi-Fiがつながらなくなる、Wi-Fiに接続できるのにインターネットが使えない原因は主に2つです。

正しい順番で周辺機器が起動されていない

停電した後にWi-Fiが使えない原因は、復旧したときに周辺機器が正しい順番で起動されていない点にあります。

Wi-Fiを利用している人のほとんどは、ONU(モデム)に無線LANルーターをつないでいると思います。

ONU 無線LANルーター

無線LANルーターを設置するときは、すでに電源が付いている状態のONUに接続しなければいけません。

停電から復旧したときはONUと無線LANルーターが同時に起動してしまうので、Wi-Fiが使えなくなるわけです。

ポイント

停電した後にWi-Fiが使えないときは周辺機器の電源を落とし、先にONUの電源を付けてから無線LANルーターを起動させてみましょう。

後で紹介する過電流のダメージを受けていない限り、この方法で対処すればWi-Fiが使えるようになります。

落雷による周辺機器かデバイスの故障

雷で停電が起きた場合、落雷による影響でONUや無線LANルーターが故障してWi-Fiが利用できなくなる場合があります。

雷が発生すると、過電流が電気線を伝って家電製品にダメージを与えるからです。

落雷 家電 ダメージ

※過電流が家電にダメージを与えるイメージ。

注意

雷がなっているときにONUや無線LANルーターのコンセントを差したままにすると、電気線から伝ってきた過電流を受けて故障するリスクが生じます。

といっても、本当に故障したかは、この後すぐ紹介する方法で確認しなければいけません。

停電で故障していないか確認する方法

家を確認する

停電してからWi-Fiが使えない場合はONUか無線LANルーターのどちらか、もしくは両方が故障している可能性があります。

しかし、本当に故障したかは、今から紹介する方法で確認する必要があります。

最初に正しい手順で周辺機器を再起動させる

停電から復旧したのにWi-Fiが使えないときは、焦らずに先ほど紹介した方法で周辺機器を再起動させてみましょう。

正しい手順でONUと無線LANルーターを再起動させてWi-Fiが使えるようになれば故障ではないので安心してください。

ONUのランプをみる

Wi-Fiが使えない、もしくはWi-Fiに接続しているのにインターネットが利用できないときはONUが故障している可能性があります。

なので、ONUのランプを見てみましょう。

貸し出される機種によって数は変わりますが、ONUには10個前後のランプがあります。

ONUのランプ説明

ランプを確認して以下の状態になっているとONUが故障している可能性が高いです。

  • アラームランプが点灯している
  • 認証ランプが消灯している
  • 光回線ランプが橙色に点灯している
  • 電源ランプが赤色に点灯している
MEMO

初期化させて再度設定を行えば問題を解決できる可能性もありますが、ランプが上記の状態になっていれば契約している回線の事業者に連絡してください。

回線事業者に連絡すれば、高い確率でONUを交換する流れになります。

無線LANルーターのINTERNETランプを確認する

ONUの状態がどうであれ、Wi-Fiがつながらないときは無線LANルーターのランプも確認しなければいけません。

無線LANルーターの状態を確認するときは、INTERNETランプが点灯しているかがポイントになります。

無線LANルーターのINTERNETランプ

無線LANルーターが正常に作動していれば、INTERNETランプは常に点灯します。

Wi-Fiに接続できるのにインターネットが使えないときは、INTERNETランプが消灯しています。

INTERNETランプが消灯しているときは、接続設定に問題がある可能性があります。

ですので、設定ツールを起動して、入力しているユーザー名とパスワードに間違いがないか確認してみましょう。

ユーザー名とパスワードに誤りがない場合、突然に電源が切れたせいで不具合が起きている可能性があるので、初期化させて再設定してみましょう。

初期化させて再設定してもインターネットにつながらないときは、ONUに問題があるか無線LANルーターが故障している可能性が高いです

WIRELESSとPOWERランプも要確認

無線LANルーターの状態を確認するときは、WIRELESSランプも確認しましょう。

無線LANルーターが正常にWi-Fiを飛ばしていれば、WIRELESSランプが点灯し続けます。

WIRELESSランプが点灯していないとルーターに不具合が起きている可能性があるので、初期化させて再設定してみましょう。

初期化させても症状が改善できなければ故障している可能性が高いので、購入した店舗やメーカーに問い合わせてください。

Wi-Fiが使えないときは、POWERランプが橙色に点滅していないかも確認しなければいけません。

POWERランプが橙色に点灯している場合、ルーターに不具合が起きているので初期化する必要があります。

初期化させて症状が続くのであれば、故障していると考えるべきです。

雷に備える3つの方法

雷と家

停電から復旧してONUや無線LANルーターが故障していなかったとしても、今後の雷に備える対策はしておかなければいけません。

周辺機器を雷による過電流から守る方法は3つあります。

雷が発生したときに周辺機器やデバイスのコンセントを抜く

もっとも手っ取り早い方法は、雷が起きたときにONUや無線LANルーターのコンセントを抜くことです。

電流によるダメージは電気線からコンセントを経由して受けるので、雷が起きたときにONUと無線LANルーターのコンセントを抜いておけば故障するリスクを無くせます。

注意

しかし、自宅を留守にしているときに雷がなるとコンセントを抜けないので、家に帰ってから家電が過電流によって壊れてしまったなんて事態を招いてしまいます。

留守中に雷が起きても周辺機器を壊さないようにするためには次の対処法を試してみましょう。

雷ガード付きのコンセントを導入する

家電量販店やAmazonでは、雷ガードが付いたコンセントが販売されています。

MEMO

雷ガードが付いたコンセントは電気線を伝ってくる過電流を防いでくれる優れものです。

活用すれば自宅を留守にしているときに雷がなってもONUやルーターが壊れるリスクを軽減してくれます。

販売価格も高くなく、500円から2,000円弱で手に入るので、雷に備えたい人はぜひ活用しましょう。

モバイルルーター・据え置きルーターでは保障に入っておく

雷による過電流のリスクは固定回線用のONUや無線LANルーターだけでなく、WiMAXのモバイルルーターや据え置きルーターのSoftbank Airにも及びます。

モバイルルーターを充電しているときに雷が起きると、過電流によるダメージを受けて故障する恐れがあります。

Softbank Airは常にコンセントを差した状態でWi-Fiを使う端末なので、過電流によるリスクがある点は言うまでもありません。

回線の事業者からレンタルで提供されるONUは、雷で故障してもサポート窓口に連絡すれば無償で交換してくれます。

ポイント

モバイルルーターとSoftbank Airは保障に入っていないと有償で修理してもらうか、交換してもらわなければいけません。

しかし、有料の保障オプションに加入しておけば、雷による過電流で故障しても無料で新品と交換してくれます。

モバイルルーターでは月額300円から500円を払えば保障オプションが適用できます。(月額は契約するプロバイダで変わります。)

端末補償サービス

Softbank Airでは月額550円のYahoo!BB基本サービスプレミアムに加入しておけば、永久保障が適用されて故障しても無償で交換してくれます。

永久補償

注意

ただ、上記の保障オプションは、端末を買うときにしか加入できない場合が多いです。

モバイルルーターやSoftbank Airを購入するときに雷対策をしておきたい人は、申し込む際に保障オプションに加入しておきましょう。

まとめ

雷による停電が起きてからWi-Fiが使えなくなる原因は以下2つのどちらかです。

  1. 誤った順番で周辺機器が起動されている
  2. 過電流で周辺機器が壊れた

停電から復旧してWi-Fiが使えないときは①が原因である可能性が高いです。

1度電源を切って先にONUを起動してから無線LANルーターを起動させれば問題を解決できます。

原因が②である場合は、ONUか無線LANルーターのどちらかが故障しているかを検証しなければいけません。

ONUが故障していれば、契約している回線の事業者に連絡して交換してもらいましょう。

無線LANルーターが故障してしまった場合は、販売店かメーカーに依頼して修理してください。

今後も雷で周辺機器が故障する恐れがあるので、雷が起きたときに周辺機器のコンセントを抜くか、雷ガード付きのコンセントを導入するといった対策はしておきましょう。