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普段からラインをヘビーに使っていると、速度制限がかからないか気になりますよね。
速度制限を受けるとラインのほとんどの機能が使えなくなりますが、連絡ツールとしての一部機能は活用できます。
とはいっても、スタンプや写真の送受信は困難になるので、使いづらい状況には変わりありません。
ここでは速度制限がかかったときにラインはどれほど使えるのかを解説します。
ラインを頻繁に使っている人は、ぜひご覧ください。
速度制限とは
速度制限は大手キャリアおよび格安SIMの事業者がスマホユーザーに設けている規制で、受けるとインターネットが使えないといえるほどの状態に陥ります。
速度制限は定められたデータ量を使い切ると低速になる規制
速度制限は携帯電話の通信事業者が設けている規制で、契約プランが定めているデータ量を使い切るとかかります。
大手キャリアが展開するほとんどのプランには、一ヶ月に利用できるデータ量に上限があります。
大手キャリアが提供中の主要プラン別に一ヶ月で利用できるデータ量をまとめました。
キャリア | プラン | 速度制限までの容量 | 月額料金 |
ドコモ | ギガライト | 7GB | 1GBまで:2,980円 3GBまで:3,980円 5GBまで:4,980円 7GBまで:5,980円 |
ギガホ | 30GB | 6,980円 | |
au | ピタットプラン | 7GB | 1GBまで:2,980円 4GBまで:4,480円 7GBまで:5,980円 |
フラットプラン7+ | 7GB | 5,480円 | |
フラットプラン20 | 20GB | 6,000円 | |
フラットプラン25 | 25GB | 7,150円 | |
データMAXプラン | 無制限 | 8,980円 | |
ソフトバンク | ミニモンスター | 50GB | 1GBまで:3,980円 2GBまで:5,980円 4GBまで:7,480円 50GBまで:8,480円 |
ウルトラギガモンスター+ | 50GB | 7,480円 |
※最安値プランの通話基本料を含みます。
auデータMAXプランを除く大手キャリアが提供中のすべてのプランにはデータ量に上限があり、決められた容量を使い切ると速度制限がかかります。
格安SIMが提供するプランも一部を除いてデータ量に上限があり、大手キャリアと同様に決められた容量をすべて消費すると速度制限を受けます。
速度制限がかかるとウェブサイトの閲覧すら不可能に
速度制限を受けると最大通信速度が128Kbpsまで落とされます。
128Kbpsは超低速といえるスピードで、スマホでの動画視聴どころかウェブサイトを見るのも難しくなります。
ただ、写真や動画を添付しないテキストメールの送受信は可能なので、まったく使いものにならないわけではありません。
速度制限のときにラインは使えるのか
大手キャリアが設ける速度制限を受けるとスマホの機能性が著しく落ちてしまいますが、ラインでは一部の機能を利用できます。
とはいっても、利用できる機能はほんの一部だけで、他の機能のほとんどは使えません。
ラインのメッセージ送受信は可能だがスタンプの送受信には難あり
実は速度制限がかかってもラインでのメッセージ送受信は問題なくできます。
ラインのメッセージは文字だけの通信でデータ量を必要とせず、1Mbps以上の速度は求められないからです。
しかし、スタンプの送受信では1Mbps以上の速度が必要なので、速度制限がかかると送信や受信するまでに数分ほど時間がかかります。
音声通話もできるが音質は悪くなる
速度制限がかかっている状況では、ラインの音声通話も可能ですが音質は下がります。
とはいっても、ラインの通話は基本的に高音質なので、速度制限を受けてもアナログ電話と同等程度の音質での通話は可能です。
タイムラインやスタンプショップはウェブサイトと同様に閲覧が実質できない
タイムラインやスタンプショップを見るにはウェブサイトと同等の通信量を消費するので、速度制限を受けた状態では実質見られないと考えるべきです。
厳密には閲覧ができないわけではありませんが、一つのページを読み込むだけで10分ほど時間がかかるので、見られないも同然です。
添付された画像・動画の読み込み・送信は実質不可能
画像や動画のダウンロードや送信をする際は1Mbps以上の速度が必要です。
速度制限を受けている状態だとメッセージで受信した画像や動画のダウンロード、およびメッセージでの画像や動画の送信は実質できないと考えるべきです。
画像のダウンロードと送信はできないこともないのですが、数分以上もかかるのでストレスの蓄積は避けられません。
動画の読み込みと送信が不可能になると、ビデオ通話もできない状態になります。
ラインミュージック・マンガは方法次第では利用可能
ラインミュージックやマンガもデータをダウンロードするために1Mbps以上の通信速度が必要なので、速度制限がかかると利用できない状態になります。
しかし、ラインミュージックとマンガではダウンロード機能を活用すれば速度制限を受けたときでも利用が可能です。
ダウンロード機能は聴きたい曲や読みたいマンガをあらかじめアプリに取り込んでおくことで、通信をせずに視聴や閲覧ができるツールです。
聴きたい曲や読みたいマンガをダウンロードしておけば、速度制限を受けている状況でもラインミュージックやマンガが利用できるので活用してみるといいでしょう。
速度制限のときのライン利用の実態
先ほどの解説を見ても、本当に速度制限がかかっている状態でもラインの一部機能が使えるのかと思った人もいるのではないでしょうか?
そんな疑問を解消するために、速度制限を受けた状態でラインを使おうとした人の実態を調査しました。
スタンプの送受信は数分かかる・写真と動画の利用はできない
利用者からの口コミを調査したところ、速度制限がかかってもラインのメッセージ機能は利用できるとの声を目にしました。
しかし、スタンプの送受信には2分ほどの時間がかかるといわれています。
重度の速度制限でツイッターとLINEしかできない LINEはスタンプ見るのに2分かかる
— もふく (@mofuchan5) August 17, 2019
画像の読み込みだけでも数分以上かかるので、動画の送受信はまったくできないと考えるべきでしょう。
速度制限だけどLINE(メッセのみ)とTwitter(TLのみ)とGoogleマップ(神)は普通に動いてくれるからなんとかなる。
写真とか動画は見れないけどな!— めーめろ(おまめ)@減量中 (@b77_a1) July 25, 2019
速度制限を受けたときに利用できるラインの機能は、メッセージと音声通話がメインになります。
音質を気にしなければ音声通話は可能
速度制限を受けたときはラインの音声通話の音質が落ちるとご説明しましたが、利用者からの口コミからは音質が気になるとの声を見かけませんでした。
速度制限中でもLINE通話全然使えるじゃーん!
— ぽん=^・ω・^= (@ponponpon_photo) May 28, 2019
昔の携帯電話では速度が1Mbps以下の回線でも通話が可能だったので、ラインの音声通話は速度制限を受けても使い心地はさほど変わりません。
タイムラインやスタンプショップは閲覧できない
利用者からの口コミを見ても、速度制限がかかったときにラインでのタイムラインやスタンプショップが見られないのは明らかです。
しっかり出来るのは
Twitter(写真や動画は一部見れる)
パワサカ(遅いけど)
LINE(タイムラインやショップはボロボ)
って所…速度制限キツイ!— 鮭とば (@Saketoba397) July 31, 2019
厳密には見られないわけではないのですが、読み込みに何分も時間がかかるので実質的に使えないといわざるを得ません。
ラインミュージックとマンガはダウンロードを駆使すれば速度制限でも快適
口コミを見ても、速度制限がかかるとラインミュージックとマンガが利用できないのは明らかです。
速度制限に早速かかったせいでLINEミュージックがガチャガチャ止まる
— よっち@12月是が非でも行きたい (@h4i5_bnyrb) October 8, 2018
2ギガ到達の通知がきて速度制限かかると困るからほとんどスマホが使えんくなってしまった…
1日1回の唯一の楽しみやったLINEマンガも見れんしTwitterも控えなあかんなー( ; _ ; )
いよいよまじでやることない( ; _ ; )— 微少女@14歳(白目) (@No_MortaLxx) June 14, 2019
しかし、速度制限を受けたときに先ほどご紹介したダウンロード機能を使って対処している人を見かけました。
なんでこんなに携帯あれなんだと思ったらほら。速度制限だった。外でLINEミュージックで聴きすぎた(家でダウンロードして聞けばいいだけ)
— あおやま しほ (@AoyamaShiho_) May 31, 2019
ネットサーフィンするとすぐにデータ容量なくなるので、LINEマンガでダウンロードして置くとデータ節約になります
— ゆんゆん (@yumiko9815k) July 9, 2019
ダウンロード機能は速度制限を受けても音楽の再生やマンガの閲覧ができる便利ツールなので、頻繁に速度制限を受けている人は活用してほしいところです。
速度制限なしで通信できる方法
速度制限がかかるとメッセージと音声通話が利用できますが、他のほとんどの機能は使えなくなるので、速度制限を受けないために対策をしておくのが無難です。
速度制限を受けないための対策はWi-Fiの積極活用です。
Wi-Fiは使い放題のインターネット回線を無線に変えたものなので、スマホで活用すると速度制限の対策になります。
スマホをWi-Fiにつなげば、どれだけラインを利用しても速度制限がかかりません。
自宅でのスマホ利用が多いなら光回線かホームルーターの導入
家でスマホを使う頻度が高い人は、自宅に固定回線を導入するかホームルーターの設置がおすすめです。
固定回線やホームルーターは使い放題なので、導入してスマホをWi-Fiにつなげると速度制限なしでの通信が可能になります。
固定回線は契約先次第で通信速度の良し悪しが決まるので、評判の良い事業者を選んでほしいところです。
評判の良い回線事業者は主に以下の4社です。
- NURO光
- auひかり
- ソフトバンク光
- ドコモ光(プロバイダをGMOとくとくBBにする)
NURO光は最大通信速度が2Gbps以上なので常に安定した通信が可能で、auひかりは回線の品質が高く評価されています。
ソフトバンク光は光BBユニットをレンタルしてIPv6高速ハイブリッドを利用した際の、ドコモ光はV6プラスを利用したときの通信速度が速いと好評です。
上記の4社は代理店での申し込みで工事費も実質0円にできるので、導入するまでの敷居も高くありません。
工事が面倒な人はホームルーターのソフトバンクエアーを検討してみるといいでしょう。
ソフトバンクエアーは基本使い放題なので、設置すれば家でどれだけネットを使っても速度制限を受けなくなります。
夜に混雑を避けるための速度規制はかかりますが、5~7Mbpsは出るので不便には感じません。
速度制限がないモバイルルーターを使う
外でスマホを使うペースが高い場合、モバイルWi-Fiルーターが要チェックアイテムです。
モバイルルーターといえばWiMAXやワイモバイルと思うかもしれませんが、3日で10ギガを利用する際の速度制限があるので速度制限によるリスクを0にできません。
速度制限がないネット通信を求めるのであれば、どんなときもWiFiが有力な選択肢です。
どんなときもWiFiは速度制限がない完全使い放題のサービスなので、外で通信量を気にせずにスマホを使いたい人にはバッチリです。
Wi-Fiスポットの積極活用もおすすめ
外出中に飲食店やショッピング施設、交通機関に飛んでいるWi-Fiスポットを活用するのも速度制限をなくすための方法です。
Wi-Fiスポットはありとあらゆるお店や駅に設置されているので、積極的に使えば契約プランが定めるデータ量を消費するペースが遅くなります。
ラインの活用がメインならラインモバイルの利用もあり
スマホを利用するメインの目的がラインやSNSであれば、格安SIMのラインモバイルへの乗り換えもおすすめの方法です。
ラインモバイルではラインの利用が無制限なうえに、対象プランを契約すれば以下4つのSNSも使い放題になります。
- ラインミュージック
利用料金も大手キャリアと比べて格安なので、Wi-Fiと併用すれば速度制限は怖くありませんよ。