光回線のおすすめ4選

ネットにプロバイダは必要?不要でできる?プロバイダなしでは無理か解説!

インターネットは回線だけでなく、プロバイダも契約しなければ利用できないことが一般的です。

ただ、プロバイダを利用するには契約手続きが増えてしまい、回線とは別に利用料金が発生するので面倒に感じるでしょう。

ただ、インターネット回線の中には、プロバイダを契約せずに利用できるものもあります。

プロバイダの契約が必要ないと聞くと、プロバイダを利用する必要がないと思うものです。

しかし、厳密に仕組みを見てみると、イメージしたものとは大きく異なります。

そこで、ここではインターネット使ううえでのプロバイダの必要性について解説します。

プロバイダの必要性に疑問を感じている人は、参考にしてくださいね。

ネット回線はプロバイダ不要でできるのか?ネットの仕組みをもとに解説!

パソコンが難しいイメージ

今はプロバイダの契約をせずにネットが利用できるインターネット回線が多くなっています。

ただ、プロバイダの契約が必要のないインターネット回線でも、実際にプロバイダを利用しないわけではありません。

プロバイダの役割と仕組みを見て、プロバイダの必要性を知りましょう。

プロバイダはインターネットに接続するために絶対必要!

まず、結論から話すと、インターネットはプロバイダなしで使うことはできません。

プロバイダは、自宅に引いたインターネット回線をネットに接続させる役割をしているからです。

フレッツ光2

プロバイダがなければ、インターネット回線があってもネットに接続することができません。

なので、インターネットを使うためには、回線とプロバイダの2つが必要なのです。

プロバイダの契約が必要ない回線も、プロバイダを契約している

以前は、インターネットを使うために、回線とプロバイダを別々で契約することが一般的でした。

しかし、今はプロバイダを契約せずに利用できるインターネット回線サービスがほとんどになりました。

といっても、プロバイダの契約がないサービスは、厳密にはプロバイダを利用していないわけではありません。

プロバイダの契約が必要のないインターネット回線は、「回線とプロバイダのセット契約」になっていて、月額料金の中にプロバイダの利用料も含まれています。

回線とプロバイダがセット契約になっている場合、利用するプロバイダは回線のサービス会社に指定されています。

なので、回線とプロバイダがセットになっている回線を選ぶときは、利用するプロバイダがどこなのか聞いてみるといいでしょう。

フレッツ光は唯一プロバイダを別で契約しなければいけないサービス

回線とプロバイダがセット契約になっているインターネット回線が主流になった今でも、フレッツ光は唯一、回線とは別でプロバイダの契約が必要です。

フレッツ光に対応しているプロバイダは、それぞれ利用料金が違うので、プロバイダ選びによって月額料金が変わります。

主要プロバイダ 月額料金一覧表

プロバイダ月額料金
@nifty戸建て:1,000円

マンション:950円

AsahiNet戸建て:780円

マンション:700円

BB.excite戸建て:500円

マンション:500円

BIGLOBE戸建て:1,200円

マンション:500円

DTI戸建て:600円

マンション:680円

hi-ho戸建て:857円

マンション:890円

OCN戸建て:1,100円

マンション:900円

Plala戸建て:1,000円

マンション:800円

So-net戸建て:1,000円

マンション:900円

WAKWAK戸建て:950円

マンション:900円

Yahoo!BB戸建て:1,200円

マンション:950~1,200円

フレッツ光に対応しているプロバイダはとても多いので、ある程度の知識がなければどのプロバイダを選べばいいのかわかりません。

このことが理由で、プロバイダの契約が必要ないインターネット回線が人気を集めています。

プロバイダの契約が不要なネット回線と特徴を解説!

ポイントを説明するビジネスマン

今や、プロバイダの契約が必要のないインターネットサービスは主流になっていて、とても多くのサービス会社があります。

サービス会社の特徴別に、どのようなインターネット回線があるのかまとめたので、参考に見てみましょう。

各地方の電力会社による電力系光回線

各地方には、電力会社が運営している光回線サービス、通称「電力系光回線」があります。

電力系光回線は、フレッツ光のライバル的存在として比較されることが多いサービスです。

フレッツ光のライバルと言われるようになったのは、電力系光回線がプロバイダの契約が必要なく、フレッツ光よりも料金を安くしていることが理由です。

また、auのスマホを持っていると、「auスマートバリュー」mineの割引特典が受けられることも人気が高い要素でしょう。

電力系光回線は、地方によってサービスの名前や内容が異なるので、下記の表を参照にしてください

電力会社別光回線サービス一覧

電力会社サービス名
中部電力コミュファ光
関西電力eo光
中国電力MEGA EGG
四国電力Pikara
九州電力BBIQ
沖縄電力auひかりちゅら

なお、電力系光回線は、プロバイダサービスも電力会社が提供しています。

光回線とプロバイダが一つになった光コラボ

以前は、プロバイダの契約が必要ない光回線サービスは、先ほどの電力系光回線しかありませんでした。

しかし、今は「光コラボ」というサービスが出てきたことで、プロバイダの契約が必要ない光回線サービスの選択肢が広がりました。

「光コラボ」は、フレッツ光の回線を利用します。

しかし、回線とプロバイダがセット契約になり、フレッツ光よりも料金が安いことが「光コラボ」の特徴です。

光コラボ

光コラボは、フレッツ光のプロバイダが提供しているものがほとんどです。

その中でも、代表的なものが「OCN光」です。

OCN光2

OCNは、フレッツ光が普及する前から、NTTによるネット回線のプロバイダとして知られている老舗です。

「OCN光」を契約すると、利用するプロバイダはOCNになります。

また、フレッツ光のプロバイダだけでなく、携帯電話キャリアも光コラボを展開しています。

その中でも代表的なものは、「SoftBank光」です。

ソフトバンク光

「SoftBank光」は、プロバイダをグループ会社であるYahoo!BBに指定しています。

ドコモの「ドコモ光」は、光コラボの中では珍しく複数のプロバイダが選択できるようになっています。

ドコモ光1GB

ただ、ドコモ光は、どのプロバイダを選択しても月額料金が変わることがありません。

また、自分でプロバイダを指定しなかった場合は、利用するプロバイダが自動的に「ドコモnet」になります。

「SoftBank光」と「ドコモ光」は、それぞれの携帯電話キャリアのスマホを持っていると、セット割引を受けることができます。

「光コラボ」の中では、携帯電話キャリアによるサービスがお得度が高いと言えるでしょう。

サービス会社独自の光回線サービス

今まで、提供されているインターネット回線の選択肢は、「NTTのフレッツ光」か「電力系光回線」のどちらかに限られていました。

しかし、今は独自の回線を展開するサービス会社も出てきました。

その中でも代表的なものが、「NURO光」です。

NURO光!

「NURO光」は、もともとフレッツ光のプロバイダで有名な「So-net」が新たに展開した、独自の光回線サービスです。

プロバイダの契約が必要な「フレッツ光」よりも料金が安いことはもちろんですが、通信速度が従来の光回線よりも倍の2Gbpsに対応している特徴があります。

マンションが独自に展開している光回線サービス

マンションなどの集合住宅の中にも、独自のインターネット回線をしているところがあります。

マンション独自のインターネット回線は、物件の運営会社が回線とプロバイダをセットで提供しているので、別でプロバイダを契約する必要がありません。

マンション独自の光回線の中では、レオパレス21の「LEONET」が有名です。

LEONET

ただ、マンション独自のインターネット回線は、夜になると通信速度が遅くなりやすい欠点があります。

ケーブルテレビ会社のインターネットサービス

光回線ではありませんが、ケーブルテレビ会社のインターネットサービスもプロバイダの契約が必要のないサービスです。

jcom

※ケーブルテレビのネット回線の中で有名なJ:COMのホームページ。

ケーブルテレビ会社のインターネットサービスも、回線とプロバイダのサービスがセットになっているので、別でプロバイダを契約する必要がありません。

ただ、ケーブルテレビで利用するケーブルでネットに接続するため、光回線と比べると通信速度が劣ります。

ADSLにもプロバイダの契約が必要ないサービスがある

光回線ではなく、ADSLを利用しようと思っている人も少なくないでしょう。

ADSLは、NTTのアナログ電話回線でインターネットに接続するので、別でプロバイダの契約をすることが基本です。

しかし、ソフトバンクの「ホワイトBB」や「Yahoo!BB ADSL」は、プロバイダを契約せずにインターネットが利用できるようになっています。

ホワイトBB

ヤフーBB-ADSL

プロバイダを契約せずにADSLを利用するなら、この2つのサービスを選ぶといいでしょう。

まとめ

今や、プロバイダを契約せずにインターネットが利用できるサービスがほとんどになりました。

しかし、プロバイダの契約が必要ないサービスでも、実際は「回線とプロバイダのセット契約」という仕組みになっています。

ただ、プロバイダの契約が必要のないサービスは、プロバイダの契約が必要な「フレッツ光」よりも月額料金が安いメリットがあります。

また、対象の携帯電話キャリアを利用していると、割引特典によってさらに料金が安くなります。

なので、プロバイダの契約が必要のないインターネットサービスのほうがお得度が高いと言えるでしょう。