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以前に比べると光回線のインターネットの会社が増えたことで、選択肢の幅がとても広がりました。
しかし光回線のサービス会社の数があまりにも多くなってしまい、これから光回線を家に引きたい人はどの業者を選べばいいのか悩むことが増えました。
光回線の業者はとても多くありますが、特徴ごとにいくちかの種類に分けることができます。
光回線の種類による特徴を知れば、自分に合った光回線の業者をスムーズに選ぶことができます。
そこでここでは光回線の種類を全て解説し、選び方の基準とおすすめのサービス会社も紹介します。
これから自宅に光回線を引きたいと思っている人は、回線業者を選ぶ参考になるので読んでみる価値がありますよ。
光回線の種類を知ろう!
光回線のサービスを提供する業者はとても多く存在していますが、カテゴリー別で6種類に分けることができます。
まずは、それぞれの特徴を見てみましょう。
NTTによる定番・フレッツ光
光回線の定番と言われているのが、NTTが展開するフレッツ光です。
NTTはインターネットが普及しだした頃からネット回線を提供しているので、光回線の中ではもっとも信頼度が高いと言えるでしょう。
現在の光回線はサービス会社にだけ申し込みをすればネットが使えるようになりますが、フレッツ光は別途プロバイダ契約が唯一必要な回線業者です。
また契約するプロバイダによって、月々のネット料金が変わります。
各地方の電力会社が展開する光回線サービス
各地方の電力会社が展開する光回線サービスは、フレッツ光のライバル的存在とも言われています。
光回線が普及しだした頃は各地方の電力会社も光回線によるネットサービスを展開し、フレッツ光よりも早くサービス提供エリアを広げました。
現在もフレッツ光の回線が供給されていないエリアでも、電力会社の光回線が利用できることは珍しくありません。
電力会社の光回線は回線とプロバイダをセットでサービスを提供しているので、フレッツ光と違ってプロバイダを別で契約する必要がありません。
フレッツ光や電力会社の光回線の後に出てきたサービスは、ほとんどがこの形式を取っています。
またフレッツ光に対抗するため、価格競争にも積極的に参入しています。
なお、各地方の電力会社によって光回線のサービス名は違います。
以下の表を参照してください。
電力会社 | サービス名 |
中部電力 | コミュファ光 |
関西電力 | eo光 |
中国電力 | MEGA EGG |
四国電力 | Pikara |
九州電力 | BBIQ |
関東から北のエリアと沖縄はauひかりが電力系光回線に当たる
上記の表を見ると、関東から北のエリアと沖縄の電力会社は光回線サービスを展開していないことがわかります。
東京電力は以前「TEPCOひかり」というサービス名で光回線を展開していましたが、現在はKDDIが「auひかり」としてサービス提供を引き継いでいます。
また「auひかり」は、東京以外にも東北や北海道のエリアにもサービス提供エリアを広げています。
沖縄も同様で、沖縄電力が展開していた「ひかりふる」の回線をKDDIが「auひかりちゅら」として引き継いでいます。
携帯電話キャリアが展開する光回線!
現在は携帯電話サービスで知られている会社も、光回線を提供するようになりました。
ドコモは「ドコモ光」を、
ソフトバンクは「ソフトバンク光」を、
auは先ほど紹介した「auひかり」を展開しています。
ドコモ光とソフトバンク光は、フレッツ光と同じ回線が利用できるサービスです。
携帯電話キャリアの光回線は、スマホの契約もセットにすると受けられる割引特典が特徴です。
携帯電話キャリアによる光回線の割引は、光回線サービスの中でも特に高い金額を誇ります。
このことで、「スマホとネットの会社をセットにする」という言葉が市場でよく聞くようになりました。
プロバイダとして有名な事業者の光回線
フレッツ光のサービスプロバイダとして有名な事業者も、光回線を提供するサービスをはじめました。
OCNなどフレッツのプロバイダとして老舗クラスの事業者は、ほとんどが光回線サービスを展開しています。
フレッツ光のプロバイダによる光回線サービスの中には、対象の格安SIMとのセット割引も用意しているものがあります。
格安SIMを使っている人や、これから格安SIMを使いたいという人には有効な選択肢になるでしょう。
動画配信サービスによる光回線
動画配信サービスで知られているDMMやU-NEXTも、光回線サービスを展開しています。
DMMとU-NEXTは提供サービスの幅を広げており、格安SIMのサービスも展開して人気を集めています。
さらに格安SIMとネット回線の契約を揃えると、セット割引も受けることができます。
独自の回線を展開する光回線
先ほどまで紹介したフレッツ光と電力系会社以外の光回線は、フレッツ光の回線でネットを使うサービスです。
ここまで見ると、どのサービス会社を選んでもフレッツか電力会社の光回線を使うことになるように思えますが、独自の光回線でインターネットを提供する業者もあります。
「NURO光」はフレッツ光のプロバイダの一つSo-netが運営する光回線サービスですが、提供している回線は独自の最新規格のものです。
従来の光回線の速度は最大で1Gbpsですが、NURO光はその倍の2Gbpsに対応しています。
ただ契約できるエリアが関東に限られていることが欠点です。
集合住宅の中にもオリジナルの光回線がある
集合住宅を運営する会社の中にも、独自の光回線を提供しているところがあります。
テレビCMで有名な「レオパレス21」は独自の光回線を用いた「LEONET」を提供しています。
LEONETはネット料金が家賃と一緒に払えるうえに、契約したあとに工事が必要ないことが特徴です。
ただ通信速度にまつわる評判は低く、レオパレス21に住んでいても他のネット回線を利用している人は少なくありません。
光回線の種類ごとの違いを知ろう!
光回線の種類は多くありますが、種類ごとの違いは4つとそこまで多くありません。
その1 月額料金が違う!
当然ことと言えば当然ですが、光回線は種類によって毎月のネット代が違います。
これは種類と言うよりも、回線業者によっての違いといってもいいでしょう。
その2 割引特典が違う!
今の光回線サービスの多くは条件を満たすと割引特典を受けることができます。
割引の内容は条件は光回線の種類によって違いますが、ほとんどの業者は対象の携帯電話キャリアや格安SIMとセットにするとことが条件にしています。
種類ごとの割引特典の特徴は、以下の表を参考にしてください。
回線種類 | 割引条件 | 割引金額 |
フレッツ光 | Webからの申し込みで割引。 | NTT西日本: 最大で毎月1,790円割引。NTT東日本: 最大で毎月1,100円割引。 |
電力系光回線 | auのスマホとセットで割引 | 条件を満たせれば ネットの実質料金が無料になる。 |
携帯電話キャリアの光回線 | スマホの契約先を揃えると割引 | 条件を満たせれば ネットの実質料金が無料になる。 |
プロバイダ系光回線 | 対象の格安SIMとセットで割引 | 150~1,000円 |
動画配信系光回線 | 対象の格安SIMとセットで割引 | 500円~。 格安SIMと契約回線数で変動することも。 |
サービス会社独自の光回線 | 基本的には無し。 一部のサービスは対象の | 基本的には0円。 割引があるサービス会社であれば |
この表からもフレッツ光以外の光回線を選ぶ場合、スマホとネットの回線会社を揃えることが一番お得だと言えますね。
その3 利用する回線が違う!
光回線は種類が違うと、ネットに接続する回線も違います。
しかし最近はフレッツ光の契約しなくても、フレッツ光の回線が利用できるサービス会社が増えました。
前半でも種類ごとに利用する回線は解説しましたが、ここでわかりやすく表にまとめたのでネット回線選びの参考に活用してくださいね。
回線種類 | 利用する回線 |
フレッツ光 | フレッツ光回線 |
電力系光回線 (auひかり含む) | 電力会社独自の光回線 |
携帯電話キャリアによる光回線 (auひかり除く) | フレッツ光回線 |
プロバイダ系光回線 | フレッツ光回線 |
動画配信系光回線 | フレッツ光回線 |
サービス会社独自の光回線 | サービス会社による オリジナルの光回線 |
その4 回線速度が違う!
光回線は基本的に全てのサービス会社が最大1Gbpsの高速通信に対応しています。
しかし実際に出る速度はサービス会社によって大きく違い、中には夜になると動画サイトだけでなくウェブサイトの読み込みすらできないほど速度が遅くなる業者もあります。
今主流の光回線の選び方を業界人が徹底解説!
光回線は種類による違いだけでなく、光回線の選び方を知ることも必要です。
多くの人は光回線の回線速度はどの種類も同じと思っており、月額料金だけ比較して選べばいいと思っています。
しかしそれは大きな間違えで、光回線は種類や業者によって実際の速度が違います。
また月額料金で回線の種類や業者を選ぶというのは、古い考え方になっています。
現在の正しい光回線の選び方を知り、お得かつ快適にネットが利用できる光回線を選びましょう。
今は月額料金ではなく割引特典が光回線を選ぶことが基本!
光回線の種類を選ぶときは、多くの人は月額料金を基準にしているのではないでしょうか?
しかし月額料金で光回線の種類やサービス会社を選ぶ時代は終わりつつあり、割引特典で光回線を選ぶようになっています。
たとえばauのスマホを持っている人が「auひかり」や電力系光回線を契約すると、スマホ代が1台あたり最大で2,000円安くなります。
auはさらに家族であれば10台までこの割引を受けることができるので、auのスマホを家族全員で使っている人ならネット代が実質タダになるのも夢ではありません。
また格安SIMにもセット割引が受けられる光回線があります。
※IIJmioなどの業者は光回線と格安SIMの両方を契約した人へ、ネット代やスマホ代へ割引を適用しています。
自分が使っているスマホの回線で割引を受けられる光回線を選ぶことが、今のネット回線選びの基準であると言えるでしょう。
回線速度の違いによる不安はISP規制情報を見て解消しよう!
光回線はどの業者も最大1Gbpsの速度に対応していますが、実際に出る速度は業者によって異なります。
また業者によっては、夜などのネット利用する人が多い時間になると通信速度が著しく落ちてしまうことも珍しくありません。
よって光回線の業者選びは割引特典だけでなく、回線速度のクオリティも重要な基準になるわけです。
しかし、ほとんど人はどの種類や業者が回線速度が速いのかはわかりません。
そこで、活用できるのは「ISP規制情報」というサイトです。
通信速度が遅くなる光回線の業者は、夜など回線が混雑する時間帯に帯域制限をかけていることがほとんどです。
ISP規制情報は光回線の業者別に帯域制限がかかる確立をランク式で紹介しています。
このサイトを参考にすれば、回線速度が制限されない光回線を契約できる可能性が上がるでしょう。
業界人がおすすめする光回線!ネット選びで悩んでいる人は必見!
光回線を選ぶときは、割引特典の回線速度の二つが基準になります。
しかしこの二つを基準にして光回線を選ぶには、ある程度の時間がかかってしまいます。
そこで光回線を選ぶ時間を短くするために、前半で紹介したサービス会社の中でも割引特典と回線速度どちらの基準も満たせる可能性が高いものを紹介します。
ネット回線のサービス会社選びに悩んでいる人は、ここからピックアップするサービス会社を知っておいて損はないでしょう。
関東に住んでいる人ならNURO光かauひかり!
関東エリアに住んでいるのであれば、NURO光かauひかりがもっともおすすめです。
NURO光は独自の光回線を導入することで2Gbpsの速度に対応しており、auひかりは光回線サービスの中でも回線速度の評判が高く人気を集めています。
NURO光回線速度測ってみたけどなかなか高速 あとは機器の交換をしてもらえばもっと速度速くなるはず pic.twitter.com/7ie3Qh6nw7
— しょー㌠ (@A_sk_show) 2017年9月21日
おはようございます。うちの現在の回線速度は・・・ #NURO光 pic.twitter.com/wi93bxGpEH
— melon (@melonco) 2017年9月20日
auひかりマンションv16
スピードテストこの時間に動画見ながらこの速度なら合格よね pic.twitter.com/FQ1WWbFSH8
— スターライト168 (@starlidoling) 2017年9月6日
さらにNURO光はソフトバンクのスマホを、auひかりはauのスマホを持っていると割引が受けられるので、割引特典の基準も満たせやすいと言えます。
関東以外ならソフトバンク光か電力系光回線がおすすめ!
関東以外のエリアであれば、ソフトバンク光か電力会社による光回線が二つの基準を満たせる可能性が高いです。
ソフトバンク光はソフトバンクスマホを持っていると、電力会社の光回線はauひかりのスマホを持っていると割引を受けることができるうえに、回線速度も申し分ありません。
回線速度比較
1枚目:eo光さらに早く
2枚目:Hi-Bit 光ギガ 深夜帯およそ88倍 pic.twitter.com/vJVLyR8iVr
— きぅこ (@Qkon11) 2017年8月10日
ソフトバンク光は回線速度が遅いという声がありますが、ソフトバンクからIPv6に対応しているBBユニットをレンタルすれば問題ありません。
ソフトバンク光にしてipv6ハイブリッドにしたら夕方でもしっかりスピード出るようになった フレッツでプロバイダ地獄にはまってたのがあほらしい pic.twitter.com/QJOl4LIDMp
— あぐあぐ (@agu_cure) 2017年9月22日
格安SIMを使っているor使いたい人におすすめの光回線もあり!
格安SIMを使っている、もしくは格安SIMを使いたい人は、対象の格安SIMを持っていると割引が受けられる光回線を選びましょう。
カテゴリー | サービス名 | 割引適用条件 |
プロバイダー系光回線 | OCN光 | OCNモバイルONEとセットで 最大1,000円割引 |
ビッグローブ光 | BIGLOBE SIMとセットで 毎月300円割引 | |
IIJmioひかり | みおふぉんとセットで 毎月600円割引 | |
@nifty光 | NifMoとセットで 毎月200円割引 | |
DTI光 | DTI SIMとセットで 毎月150円割引 | |
動画配信会社系光回線 | DMM光 | DMM mobileとセットで 毎月500円割引 |
U-NEXT光 | U-mobileとセットで 割引適用 |
現在は格安SIMが普及したことで、格安SIMを提供している業者の多くが光回線も展開しています。
料金面にとことんこだわりたい人は、光回線と格安SIMのサービス会社を同じにするといいでしょう。
まとめ
光回線の種類や業者はとても多くなり、サービス会社を選ぶには時間がかかりやすくなりました。
またあらゆるサービス会社が割引特典をしたいるため、ネット回線の業者選びは以前より難しくなっています。
しかし割引特典と回線速度の二つを基準にすれば、自分に見合った光回線が見つけやすくなります。
割引特典と回線速度を基準して、このページでおすすめしているサービスを参考にすれば自分に見合った光回線がスムーズに見つかるでしょう。