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オンラインゲームで消費する通信量はどれほどなのか気になっていませんか?
オンラインゲームは通信量を消費すると思われがちですが、データ量のカウント対象になる操作は限られているので思ったほどギガは費やしません。
ただ、ゲームソフトのアップデートではかなりのデータ量を利用するので注意が必要です。
今後の普及が予想されるストリーミング形式での通信量にも用心しておきたいところです。
ここではオンラインゲームでの通信量はどれほどなのかを詳細に解説していきます。
がっつりオンラインゲームをプレイしたい人は必見です。
オンラインゲームでの通信の仕組み
オンラインゲームで通信が行われる仕組みはシンプルですが、今後展開されていくサービス形式が普及するとスタンダードな仕組みが変わってきます。
オンラインゲームではプレイヤーの動作が通信の対象になる
基本的なオンラインゲームの通信は以下の3つで成り立っています。
- ゲーム機やスマホ、タブレット
- インターネット回線
- ゲームメーカー側のサーバー
ゲーム機やスマホ、タブレットはゲームの動作、ネット回線はオンライン対戦や協力プレイでの通信を行う役割をしています。
ゲームメーカーが用意するサーバーはプレイヤーが要求する動作(ボタンを押すときの反応)や、対戦や協力プレイでの他のプレイヤーとのマッチングを行っています。
つまり、オンラインゲームは端末と回線、メーカー側のサーバーがあってはじめてプレイできるわけです。
どれか一つにでも不具合が起きると、快適なオンラインプレイはできません。
オンラインゲームでは操作による要求が通信量のカウント対象
オンラインゲームでは膨大な容量を利用するイメージがありますが、実はコントローラーによる操作の要求だけが通信量のカウント対象です。
ボタンを押してからゲームが反応する動作で通信量がカウントされるわけです。
ゲーム画面の表示は基本的にカウントの対象にならないので、オンラインプレイでの通信量は意外と少なめです。
アップデートも通信量のカウント対象
現在のオンラインゲームは定期的に新しいバージョンが提供されていて、その都度アップデートをしなければいけません。
アップデートでは新しいゲームのデータをダウンロードするので通信量の対象になります。
ゲーム機のファームウェアアップデートでもデータ量は消費されます。
ゲームソフトやハードのアップデートは最低でも数百MB、多いときだと1GB以上もデータ量を費やすので、月に利用できる通信量に上限があるモバイル回線でオンラインプレイをしている場合は通信制限に注意しなければいけません。
ストリーミング式ではすべての動作が通信量のカウント対象
オンラインゲームをプレイするときはゲーム機やPCでゲームを起動して基本動作をさせるのが一般的ですが、今はStadiaやPS nowなどのストリーミング形式でゲームの起動と動作をさせるサービスも登場しています。
ストリーミング形式ではサーバーからすべてのゲームデータを受信するので、ボタンを押してのアクションの要求だけでなく、ゲームの起動から動作まで通信量のカウント対象になります。
オンラインゲームの通信量目安
わざわざオンラインゲームでの通信量を測る人は少ないのか、どれほどのデータ量を消費するのかがわかる口コミの数は少なめでした。
しかし、数少ない口コミを見ると、ゲームの種類別にどれほどの通信量を費やすのかが見えてきます。
消費するデータ量はゲームごとに違っていて、ストリーミング形式ではない限りオンラインプレイでは膨大な容量を利用しませんが、アップデートには注意が必要です。
荒野行動などのバトルロイヤル・格闘ゲームでの通信量はわずか
今や大人気ゲームの荒野行動やフォートナイトで利用する通信量は少なく、スマホやゲーム機、PCのどれでプレイする場合でも消費は30分で4MB、多くても数十MB程度です。
荒野行動って30分やっても4Mbとしか通信量行かないって神かよ
— だ (@inaponta_da0214) July 17, 2019
格闘ゲームのオンライン対戦でも1回の対戦にすき数MBしか消費しないので、オンラインプレイをするだけなら通信量は気にしなくても大丈夫です。
スマホ向けのオンラインゲームも全体的に一気に1GBも使うことはないので、通信量は気にする要素ではないといえます。
ゲームソフトやハードのアップデートは大容量を消費する
注意しなければいけないのは、ゲームソフトやハードのアップデートです。
スマホのゲームアプリをアップデートするときは、数百MBもの通信量を消費します。
ゲームタイトルによっては1GB以上もデータ量を使わされます。
荒野行動のアップデートの容量がデカすぎる
2GBってなんだよ pic.twitter.com/fnzsqMExu8— こうへい (@batikorikou) November 29, 2018
PS4版のゲームソフトをアップデートする場合だと、10GB前後ものデータ量を費やさなければいけません。
今回のアップデート容量はPS4だと9.023GBです!#フォートナイト
— アイスちゃんりゅ 【NTKG】 (@yami19190) October 15, 2019
PS4やSwitchのファームウェアをアップデートする際も数GBものデータ容量がカウントされます。
使い放題の光回線を利用していればアップデートは心配せずに行えますが、3日で10ギガの制限があるWiMAXなどのモバイル回線ではアップデートを一度しただけで速度制限を受ける危険が伴います。
ストリーミングサービスでの通信量は膨大
PS nowを皮切りに今後の普及が予想されるストリーミング形式のオンラインゲームサービスでは、ゲームの起動から動作までサーバーから読み込みので、ゲーム機やPCでゲームを起動するよりも膨大な通信が発生すると予想されています。
2019年11月時点では口コミによる情報は見当たりませんが、1時間で4.5~20GBも消費するのではといわれています。
ストリーミング形式でオンラインゲームをするなら使い放題の光回線が必須と思ったほうがいいでしょう。
通信量の少ないオンラインゲーム
オンラインプレイをするだけなら、ストリーミング形式を利用する場合を除いてどのゲーム機やデバイスに関係なく消費する通信量は少なめです。
全ハード共通:プレイでの通信量が少ないアクションゲーム
全ハード共通で遊べる人気タイトルは通信量の消費が少なく、モバイル回線を利用していてもプレイするだけなら通信制限を受ける可能性は低いです。
もちろん以下の人気タイトル4つもオンラインプレイでの通信量は極めて少なめです。
- フォートナイト
- PUBG
- 荒野行動
- マインクラフト
上記のタイトルはプレイ中に消費するデータ量が大きいと思われがちですが、30分で数MBから数十MBしか使わないので長時間プレイでも安心です。
PS4での通信量が少ないゲーム
PS4の対応タイトルもほとんどが通信量をさほど消費しないものばかりで、eSports種目にもなった以下の代表的なタイトルでも低容量でプレイできます。
- 鉄拳7
- ストリートファイター5
- APEX
ストリートファイターシリーズでは過去に人気だったウルトラストリートファイター4も同様に低容量でのオンライン対戦ができます。
NintendoSwitchでの通信量が少ないゲーム
NintendoSwitchのタイトルもほとんどがたいした通信量を使わないものばかりで、オンライン対戦に特化した以下の2タイトルもデータの消費は少なめです。
- マリオカート8 DX
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- スプラトゥーン2
Nintendo Switchは携帯向きハードですが、プレイ中のデータ利用が少ないので外でテザリングを使って通信するときでも安心です。
オンラインゲームを遊ぶときの通信方法
オンラインゲームで遊ぶ場合の通信方法はいたってシンプルで、利用する回線の種類に縛りがないので簡単にプレイができます。
どのネット回線でもオンラインプレイはできる
利用しているネット回線の種類がどれであっても、オンラインゲームでの通信プレイは可能です。
iPhoneやスマホのテザリングを使ってオンラインゲームをすることもできます。
ただ、有線とWiFi、テザリングのどれで接続するかで設定方法が違ってきます。
PS4では以下の手順で有線接続でのオンライン通信ができるようになります。
- PS4とルーターをLANケーブルでつなぐ
- PS4を起動する
- メインメニューで「設定」を選択
- 「ネットワーク」を選択
- 「インターネットに接続を設定する」を選択
- 「LANケーブルを使う」を選択
- 「かんたん」を選択
WiFiやテザリングを利用する場合の設定方法は以下の通りです。
- PS4を起動する
- メインメニューで「設定」を選択
- 「ネットワーク」を選択
- 「インターネットに接続を設定する」を選択
- 「Wi-Fiを使う」を選択
- 「かんたん」を選択
- 表示されるネットワーク一覧から利用しているルーターのSSIDやスマホの名前を選択
- パスワードを入力
以上の設定を行ったあとに「インターネット接続を診断する」を押すと、PS4をネットに接続できているかが確認できます。
Nintendo Switchでは以下の手順で設定をすれば有線でのオンラインプレイが可能です。
- Nintendo SwitchをDockに起き、専用アダプターとLANケーブルを使ってルーターとつなぐ
- Nintendo Switchを起動する
- HOMEメニューから「設定」を選択
- 左側のメニュー一覧から「インターネット」を選択
- 右側の画面で「インターネット設定」を選択
- 「有線接続」を選択
Nintendo SwitchでのWiFiやテザリングでの接続設定は以下の通りです。
- Nintendo Switchを起動する
- HOMEメニューから「設定」を選択
- 左側のメニュー一覧から「インターネット」を選択
- 右側の画面で「インターネット設定」を選択
- 「見つけたネットワーク」の一覧からルーターのSSID(テザリングではスマホの名前)を選択
- パスワードを入力
上記の設定を行って「接続しました」と表示されれば接続は成功です。
WiFi接続設定で選択するSSIDやパスワードはルーターの側面や底面に貼られたシールに記載されています。
引用元: https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/16052.html
テザリングで接続する際に選択するSSIDはiPhoneやスマホに付けられている名前です。
iPhoneでは以下の手順で名前の確認や変更が可能です。
- 設定アプリを起動
- 「情報」をタップ
- 「名前」を見る
名前を変更は「名前」をタップすればできます。
パスワードは以下の方法で設定と確認ができます。
- 設定アプリを起動
- 「インターネット共有」をタップ
- 「Wi-Fiのパスワード」を確認
パスワードの変更は「Wi-Fiのパスワード」をタップすれば行えます。
Androidのスマホでも以下の方法で設定画面を表示させれば名前の確認や変更ができます。
- 設定アプリを起動
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「アクセスポイントとテザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」がONになっているかを確認
- 「Wi-Fiテザリングを設定」をタップ
PCやスマホではあらかじめ有線かWiFiでの接続設定ができていればオンラインプレイが可能です。
オンラインゲームを快適にプレイする方法
オンラインゲームではさほど大きな通信量を消費しないので、アップデートをしない限りはモバイル回線でプレイしても通信制限を心配する必要はありません。
しかし、快適にオンラインゲームをプレイしたいのなら話は別です。
ラグ(遅延)を最小限にしてオンラインゲームを快適にプレイするためには、回線の品質が求められるからです。
周辺機器の性能も快適なプレイをするためには重要なので、オンラインゲームに適した環境はどのようなものなのか知っておく必要があります。
オンラインゲームを快適にプレイするために光回線を選びたい
インターネット回線にはいろいろな種類がありますが、オンラインゲームをプレイするなら光回線を使うのが望ましいです。
対戦型のオンラインゲームで遊ぶには通信速度とPing値の速さが重要になるからです。
WiMAXやソフトバンクエアーなどのモバイル回線は工事をせずに利用できるうえに通信速度が速いので手を出したくなりますが、Ping値が遅くなりやすいデメリットがあります。
Ping値とは回線の応答速度で、ボタンを押してからゲームが反応するまでのスピードを指します。
Ping値は1ケタ、最低でも10~20msであるのが理想で、20msを超えると遅延を感じて快適なプレイができません。
とくにバトルロイヤルや格闘ゲームでプレイする場合は、Ping値が遅いと遅延を感じやすくなります。
Ping値があまりにも遅いと、カードゲームや麻雀などでも反応が遅くなるのでモバイル回線は選択肢に入れないようにしましょう。
光回線ならPing値が20ms以内にしてくれるので、オンラインゲームをするための基本の選択肢となります。
光回線が適している理由は通信制限がない点にもあります。
オンラインゲームで遊ぶうえでリスクとなるのはアップデートです。
先ほどご説明しましたが、ゲームソフトのアップデートはギガ単位でデータ量を消費するので、3日で10ギガの制限があるWiMAXでは一度アップデートをしただけで速度規制を受けるリスクが伴います。
光回線は通信制限が一切ないので、何本ものゲームのアップデートを行っても速度が規制されません。
光回線にはさまざまな種類がありますが、オンラインゲームに向いているサービスは以下の3つです。
- NURO光
- auひかり
- ドコモ光(プロバイダはGMOとくとくBB)
NURO光
引用元: https://www.nuro.jp/hikari/
NURO光は最大2Gbpsもの速度に対応した高速回線です。
従来の光回線は最大通信速度が1Gbpsだったので、オンラインゲーマー以外からの支持を得ています。
最大速度が2Gbpsだと初期費用が高くないか不安に感じますが、NURO光では工事費が実質無料なので安心して契約できます。
ソフトバンクユーザーなら「おうち割光セット」を適用でき、スマホ1台につき毎月500円か1,000円の割引が入るので料金の安さも良好です。
ただ、NURO光は関東・東海・関西、福岡と佐賀でしか提供されていないうえに、対象エリアに住んでいても利用できない可能性があるので注意してください。
NURO光の提供エリアが狭いデメリットを踏まえると、他の回線も選択肢に入れておきましょう。
ソフトバンクユーザーならソフトバンク光、他社のスマホユーザーなら後でご紹介するauひかりとドコモ光がおすすめです。
auひかり
引用元: https://www.au.com/internet/
auひかりは最大通信速度が1Gbpsではありますが、実効速度の評価が高いのでオンラインゲーマーから支持されている回線の一つとなっています。
auひかりは最大速度が1Gbpsの光回線のなかでは実効速度の評判がとくに良いサービスで、オンラインゲームをプレイしたい人から人気です。
工事費実質無料キャンペーンが受けられるので初期費用の負担がなく、auのスマホユーザーなら「auスマートバリュー」の割引が受けられるのでコストの安さでもおすすめです。
ドコモ光(プロバイダはGMOとくとくBB)
引用元: https://gmobb.jp/service/docomohikari/
ドコモのスマホを使っているのであればドコモ光も選択肢に入れておきたいところです。
ドコモ光ではプロバイダをGMOとくとくBBにすることでV6プラスを利用でき、オンラインゲームに適した通信速度を維持できます。
ドコモユーザーにドコモ光をおすすめする理由は「光セット割」で、スマホへ割引が入り実質利用料金が安くなります。
工事費無料やキャッシュバック、dポイントプレゼントといった特典も用意されているので、ドコモユーザーの人は検討してみるといいでしょう。
有線接続ができる環境にもしておきたい
インターネットへの接続方法はWi-Fiと有線の2種類がありますが、オンラインゲームをプレイするなら有線を使いましょう。
有線接続をおすすめする理由は通信状態の安定性です。
WiFi接続を利用する場合はパソコンとルーターの距離や、電波が飛んでいる場所に家電があるかで通信状態の安定性が変わるので、遅延が起きやすくなります。
有線接続はパソコンとルーターの距離や家電が置いてあるかの影響を受けないので、通信状態の安定する状態をキープできます。
ルーターやLANケーブルの規格にもこだわろう
光回線と有線接続の利用に加えて、ルーターやLANケーブルの性能も快適にオンラインゲームをプレイできるかを左右するポイントです。
ルーターやLANケーブルは種類ごとに性能が違います。
ルーターに搭載されているLANポートは以下の3種類あり、1000BASE-T対応のポートが付いたルーターを使いたいところです。
規格 | 最大通信速度 |
1000BASE-T | 1Gbps |
100BASE-T | 100Mbps |
10BASE-T | 10Mbps |
LANケーブルの種類も以下の6つあり、最低でもCAT6以上にしておくのが理想です。
規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
CAT8 | 40Gbps | 2000MHz |
CAT7 | 10Gbps | 600MHz |
CAT6A | 10Gbps | 500MHz |
CAT6 | 1Gbps | 250MHz |
CAT5e | 100Mbps | 100MHz |
CAT5 | 100Mbps | 100MHz |
さらにLANケーブルには形状もスタンダードとフラット、細型の3つがあります。
フラットと細型には家電からのノイズを拾って通信状態が低くなるデメリットがあるので、スタンダードを選びましょう。
スタンダードならノイズを拾う可能性を低くしてくれます。
どうしてもWiFi接続でオンラインゲームを遊びたい人は、対応の無線LAN規格をチェックしてルーターを選びましょう。
無線LANの規格は5種類あり、IEEE802.11acに対応したルーターを使うのが望ましいです。
規格 | 最大通信速度 |
IEEE802.11ac | 866~1300Mbps |
IEEE802.11n | 300~450Mbps |
IEEE802.11a | 54Mbps |
IEEE802.11g | 54Mbps |
IEEE802.11b | 11Mbps |
実はすべてのデバイス・ゲーム機でも有線接続が可能
Nintendo Switchやスマホ、タブレットは有線接続ができずWi-Fiでしかオンラインゲームができないと思われがちですが、実はすべてのゲーム機やデバイスで有線接続は可能なのです。
Nintendo Switchは基本的にWiFi接続がメインのゲーム機ですが、DockとLANアダプターを使えば有線での接続も可能です。
Amazonや家電量販店ではさまざまなLANアダプターが販売されていますが、おすすめなのはHORI製です。
引用元:Amazon
HORIはゲーム機の周辺機器メーカーのなかでも大手で、プロゲーマーから愛用されるコントローラーを手がけています。
LANアダプターの性能も優秀なので、オンラインプレイをするためにアダプターを使うのなら最有力候補といえます。
なお、Nintendo Switch Liteではハブスタンドを利用するので注意してください。
スマホやタブレットでも変換アダプターを使えば有線LANでのネット接続が可能になります。販売価格は数千円と安価なので、思ったよりも簡単に手に入ります。
有線LANアダプターを使って有線接続をできるようにすれば、フォートナイトやPUBGなどのバトルロイヤルゲームもより低遅延でプレイできるようになりますよ。