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SSIDが2つ以上複数ある(マルチSSID)の理由は?どれを選べば良いか解説!

家に無線LANルーターを置くと、複数のSSIDが表示されて戸惑うことがあります。SSIDが2つ表示される理由は、無線LANルーターが2種類のWi-Fiを飛ばしているからです。無線LANルーターを置くときは、どちらのWi-Fiを使うかで機能性が変わります。

 

ここでは、無線LANルーターを置いてSSIDが2つ以上表示される理由と、どのSSIDを選ぶべきか解説するので参考にご覧ください。

SSIDが2つ以上、複数ある理由

無線LANルーターを置いて2つ以上のSSIDが表示される理由は、異なる性質をもった2つのWi-Fiを飛ばすためにあります。2つのWi-Fiの特性を知れば、Wi-Fiを使い分ける方法のポイントがわかります。

 

SSIDが2つある理由は性格が違うWi-Fiを飛ばすため

SSIDが2つある理由は、特徴が違う2つのWi-Fiを飛ばすことにあります。

 

今の市場に出回っているほとんどの無線LANルーターは、周波数が2.4GHz帯のWi-Fiと5GHz帯のWi-Fiを発信します。2.4GHzと5GHzのどちらを使うかで、Wi-Fiの使い心地が変わります。

 

2.4GHzと5GHzの特徴

2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fiには、それぞれ長所と短所があります。

 

2.4GHz帯のWi-Fiは最大速度が300Mbpsと遅めですが、壁などの障害物に強いメリットがあります。

 

5GHz帯のWi-Fiは最大速度が866Mbps以上となっていて、通信速度の速さを求めたい人に向いています。しかし、障害物に弱いので、ルーターから離れた場所で利用するとつながりが悪くなります。

 

ちなみに、2つ以上のWi-Fiを発信する無線LANルーターの機能を「マルチSSID」と呼びます。

 

2.4GHz帯と5GHz帯の特徴は、2つのSSIDの使い分け方を決めるポイントになります。2つのSSIDの特徴は、後半に詳しく解説します。

 

Wi-Fiの周波数帯の見分け方

Wi-Fiの周波数帯は、SSIDの末尾や真ん中の文字を見れば判別できます。

 

Wi-Fiの周波数帯をSSIDで区別する方法は2種類あります。1つめは末尾に「2G」と「5G」を付ける方法です。

 

 

SSIDの末尾に2Gが付いたWi-Fiは周波数が2.4GHz帯、5Gが付いたWi-Fiは5GHz帯になります。

 

2つめは末尾や真ん中に「g」と「a」、もしくは「gw」と「aw」を付ける方法です。

 

SSIDの文字列に「g」か「gw」が入っていれば2.4GHz帯、「a」か「aw」が入っていれば5GHz帯です。

 

「SSID別の周波数帯」

SSID周波数帯
g2.4GHz
a5GHz
gw2.4GHz
aw5GHz

 

SSIDが2つ以上、複数あるメリット

先ほど紹介した2.4GHzと5GHzの特徴を知れば、さまざまな用途で2つ以上のSSIDを活用できます。

 

利用場所や目的にあったWi-Fiを選べる

2つ以上のSSIDがあるメリットは、利用場所にあったWi-Fiを選べる点です。

 

たとえば、ルーターから離れた部屋では2.4GHz帯、ルーターから近いときは5GHz帯といった使い分けができます。ネットサーフィンをするときは2.4GHz帯を、ゲーム機をWi-Fiにつなぐときは5GHz帯をといった使い方もおすすめです。

 

複数のセキュリティ方式が利用できる

別々のセキュリティ方式が使えるところも、2つ以上のSSIDがあるメリットです。

 

Wi-Fiのセキュリティ方式には以下の種類があります。

 

・AES

・TKIP

・WEP

 

今の市場に流通している無線LANルーターは上記すべての方式に対応しています。古いデバイスのなかには、セキュリティ方式がWEPのWi-Fiにしか接続できないモデルがあります。

 

2つ以上のSSIDがある無線LANルーターを使えば、WEP形式のWi-Fiにしか接続できないデバイスを持っていても2.4GHz帯はAES、5GHz帯はWEPにしてWi-Fiを使えないデバイスをなくせます。

 

ちなみに、持っているすべてのデバイスがAESに対応していれば、Wi-Fiのセキュリティ形式もAESにしてください。AESは3つのセキュリティ形式のなかでもっとも安全性が高いからです。

 

セキュリティ形式を変更する方法

セキュリティ形式を変える方法は、無線LANルーターの設定ツールで行えます。

 

Buffaloの無線LANルーターを利用している場合、最初にメニュー画面で「無線LANの暗号化を設定する(AES/TKIP/WEP)」を選択してください。

 

次の画面でセキュリティ形式を変更したい無線LANの規格を選んでください。

 

次の画面で利用したいセキュリティ形式を選択すれば変更は完了です。

 

ELECOMの無線LANルーターを利用している場合は、メニュー画面で「無線設定」を選択して、セキュリティ形式を変更したい周波数帯の項目にある「暗号化形式」をクリックすればチャンネル数を変更できます。

 

SoftBank Airではメニュー画面で「Wi-Fi(無線LAN)の設定」を選択して、「暗号化設定」を選べばセキュリティ形式を変更できます。

 

 

WiMAXのポケットWi-Fiを使っている人は、メニュー画面で「設定」を選択して左側の「セキュリティ設定」を選べばチャンネル数を変更できる画面に移動できます。

 

SSIDが2つ以上、複数あるデメリット

SSIDが2つ以上あるデメリットはほとんどありませんが、強いて挙げるとすれば集合住宅で電波が干渉する点です。

 

集合住宅では他人のWi-Fiと干渉するリスクがある

集合住宅で2つ以上のWi-Fiを飛ばす無線LANルーターを置くと、隣近所の人が利用しているWi-Fiと干渉してWi-Fiに障害が起きる可能性があります。障害が起きると通信速度が不安定になり、最悪の場合だとWi-Fiへの接続すらできなくなります。

 

しかし、Wi-Fiのチャンネル数を変更すれば、隣近所のWi-Fiと干渉する可能性を減らせます。

 

Wi-Fiのチャンネル数を変える方法

Wi-Fiのチャンネル数変更も利用しているルーター専用の設定ツールで行えます。ただ、チャンネル数を変えるまで手順は、ルーターの種類ごとに異なります。

 

Buffaloの無線LANルーターを使っている場合、最初のメニュー画面で「無線LAN」を選択すればチャンネル数を変更できる画面が表示されます。

次に表示される画面にチャンネル数を変更する画面がない場合、歯車のアイコンをクリックしてください。

 

すると、詳細設定の画面が表示され、「無線設定」を選択すればチャンネル数を変更する項目が表れます。

 

ELECOMの無線LANルーターを利用している場合、設定ツールのメニュー画面で「無線設定」をクリックして、チャンネル数を変えたい周波数帯のメニュー項目にある「基本設定」を選べば変更画面に移れます。

SoftBank Airではメニュー画面で「Wi-Fi(無線LAN)の設定」を選び、「通信規格設定」を選択すればチャンネル数を変更できます。

 

 

WiMAXのポケットWi-Fiを利用している場合は最初にメニュー画面の「設定」を押し、左側の「基本設定」を選択すればチャンネル数を変更できます。

外でポケットWi-Fiを使って電波が干渉したと感じた場合、接続方式をWi-FiからBluetoothに切り替えると問題を解決できるときがあります。ポケットWi-Fiを使っている人は、Bluetooth接続への切り替えも試してみてください。

 

マルチSSIDの活用方法

2つ以上のWi-Fiを発信するマルチSSID機能は、デバイスごとにWi-Fiを使い分けられる便利なツールです。設定も必要ないので、Wi-Fiの利便性を向上させたい人はぜひ使ってみてください。

 

デバイスごとの利用するWi-Fiを分別する

マルチSSIDの主な活用方法は、デバイスごとに利用するWi-Fiを分けることです。わかりやすく説明すると、スマホをAのWi-Fiに、パソコンをBのWi-Fiへといった感じの使い方ができます。

 

詳しい使い分け方は後ほど説明しますが、無線LANルーターが発信する2つのWi-Fiには特徴があり、利用するデバイスや状況ごとに使い分けると機能性を向上できます。

 

マルチSSIDは設定しなくても利用できる

マルチSSIDははじめから有効になっているので、利用するときは設定をする必要がありません。ただ、一部の回線事業者がレンタルで提供するルーターのなかには、設定をしなければマルチSSID機能を使えない場合があります。

 

契約している回線の事業者から無線LANルーターを借りるときは、マルチSSIDを利用できるか確認してください。

 

SSIDの選び方

複数あるSSIDのなかからどれを選ぶかは、どんな目的や状況でインターネットを使うかで決まります。

 

2.4GHzを使うべきシーン

2.4GHzは壁などの障害物に強いので、2階などのルーターから離れた部屋でWi-Fiを使うときに向いています。

 

また、最大速度が300Mbpsなので、ネットサーフィンをしたいときにもおすすめです。ホームページやSNS、動画サイトを見るぐらいなら最大300Mbpsも出れば十分です。

 

5GHzを使うべきシーン

通信速度が求められる用途でインターネットを使うときは5GHz帯のWi-Fiを使いましょう。

 

5GHz帯のWi-Fiはルーターが出せる最大限の速度に対応しているので、オンラインゲームや大容量データの送受信に向いています。もちろん、ホームページや動画もサクサク読み込めます。

 

ただ、5GHz帯のWi-Fiは障害物に弱いので、2階などのルーターが離れた場所での利用はおすすめできません。

 

まとめ

SSIDが2つある理由は、無線LANルーターが2種類のWi-Fiを飛ばしているからです。無線LANルーターは周波数が2GHz帯のWi-Fiと5GHz帯のWi-Fiを飛ばしています。どちらの周波数を選ぶかで使い心地が変わるので、それぞれのWi-Fiの特性を把握しておきましょう。

 

2GHz帯は最大速度が遅い代わりに障害物に強いので、ルーターから離れた場所にいるときやスマホを使うときに向いています。5GHz帯は障害物に弱い代わりに通信速度が速いので、オンラインゲームや大容量データの送受信を行うときにおすすめです。