IPv6対応のおすすめ無線LANルーター5選！NEC、バッファローなど比較して紹介！

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IPv6でインターネットに接続するには対応の無線LANルーターが必要ですか、どの機種を使えばいいのか悩みますよね？

IPv6対応無線LANルーターを買う前にポイントを押さえておけば、自分にあった機種が選べます。

ここではポイントを踏まえたうえでオススメのIPv6対応の無線LANルーターを5つご紹介します。

ここでの内容を見ると、オススメの無線LANルーターの他にも以下の内容がわかります。

IPv6を利用できる無線LANルーターを探している人はぜひご覧ください。

IPv6対応の無線LANルーターとは

IPv6対応の無線LANルーターを買うときは、そもそもIPv6とは何かについて知っておく必要があります。

IPv6はIPアドレスを発行するシステムの一種ですが、方法を知っていれば通信速度を速くするツールになりえます。

IPv6とは通信プロトコル

IPv6は通信プロトコルの一種、わかりやすくいうとIPアドレスを発行するシステムの1つです。

IPアドレスを受け取るときはIPv4が用いられるのが一般的でした。

ですが、数には約43億個という上限があるのです。

2011年11月31日の時点で（アメリカの国政調査局の推測だと2012年3月12日頃）では世界の人口が70億人に達したことで不足が問題視されています。

IPv6ならIPoE接続で通信速度の向上が見込める

IPv6にはIPoE方式で接続すれば通信速度が安定する強みがあります。

IPoEではプロバイダを通らず直接インターネットに接続するので、時間帯に関係なく通信速度を安定させられます。

IPv4ではプロバイダを経由するPPPoE方式が用いられるので、利用者が増える夜は通信速度が不安定になる欠点がありました。

IPoE方式でインターネットに接続できるIPv6対応の無線LANルーターは、通信速度を向上させるアイテムといえます。

ただ、対応ルーターを設置してIPv6を使うには対応回線やプロバイダとの契約が必要なので注意してください。

回線やプロバイダによってはIPv4の通信速度も安定する

契約している回線やプロバイダによっては、IPv6対応の無線LANルーターを使えばIPv4での通信速度も向上できます。

IPv6対応の無線LANルーターではIPoE接続でIPv4を利用できるからです。

IPv6 IPoE+IPv4が利用できる回線やプロバイダを契約していれば、IPv6対応無線LANルーターを使ってIPv4でもIPoE方式での接続が可能になります。

IPv6 IPoE+IPv4が利用できる事業者は下記の通りです。

IPv6パススルー機能でひかりTVに対応できる

IPv6対応無線LANルーターにはIPv6パススルー機能が利用できる特徴もあります。

IPv6パススルー機能とはルーターを介さずに回線からデバイスにデータを送信する機能で、ひかりTVを契約するときに使われることが多いです。

IPv6パススルー機能を有効にすれば安定した画質でひかりTVを視聴できます。

IPv6パススルー機能を有効にしないと、ひかりTVを見るときに映像が乱れる恐れがあります。

IPv6を使用する場合のルーターの選び方

IPv6を使うためにルーターを用意するときは以下5つのポイントを押さえておきましょう。

上記のポイントを知っておけば、快適にインターネットを利用できるルーターを購入できます。

IPv6パススルーだけの対応ではないか注意

IPv6対応の無線LANルーターを選ぶときは、間違ってIPv6パススルー機能だけに対応した機種を買わないように注意してください。

IPv6パススルー機能だけに対応した無線LANルーターではIPv6でのインターネット接続ができないからです。

IPv6パススルー機能はあくまでひかりTV用の機能と認識してください。

対応の無線LAN規格

IPv6対応の無線LANルーターを選ぶときは、対応しているWi-Fiの規格を基準にしましょう。

Wi-Fiの規格には以下5つの種類があり、どれに対応しているかで最大通信速度が決まります。

※11acと11nの最大通信速度は製品ごとに異なります。

快適にWi-Fiを使うには11acに対応した無線LANルーターが必要です。

Wi-Fiの発信範囲

無線LANルーターは機種ごとにWi-Fiを発信できる範囲が違うので、自宅の広さにあった機種を選びましょう。

Wi-Fiを発信できる範囲は製品の箱やメーカーの公式サイトに記載されています。

同時接続できるデバイスの台数

IPv6対応無線LANルーターを買うときは、同時に接続できるデバイスの台数もチェックしておきましょう。

同時接続できるデバイスの台数もルーターごとに違います。

同時接続できる台数も製品の箱やメーカーの公式サイトに書かれています。

LANポートの規格

有線接続を利用する場合、LANポートの規格も確認してください。

LANポートにも以下4つの種類があり、どれに対応しているかで通信速度が変わります。

最大1Gbpsの光回線を利用しているなら1000BASE-Tに対応したルーターを使いましょう。

対応モデルは少ないですが、最大1Gbps以上の高速回線を利用している場合はLANポートの規格が10GBASE-Tのルーターもオススメです。

IPv6対応のおすすめ無線LANルーター

オススメのIPv6対応無線LANルーターは以下の5機種です。

上記のルーターには特徴があるので、性能を見て自分にあった機種を選びましょう。

BuffaloのWXR-1751DHP2

WXR-1751DHP2は周辺機器メーカーとして人気が高いBuffaloのIPv6対応無線LANルーターなので安心して購入できます。

WXR-1751DHP2はハイスペックモデルなので値段が高めです。

しかし、最大1300Mbpsの速度に対応しているので、IPv6を使ったときにクオリティの高さを感じられます。

Wi-Fiの発信範囲も広いので、3階建ての戸建てや4LDKのマンションといった広い家でも快適に利用できます。

NECのWG1200HP3もオススメ

少し購入費用を抑えたいのであれば、NECのWG1200HP3を検討してみましょう。

WG1200HP3の最大速度は867Mbpsですが、1Gの光回線を契約しているのであれば不便に感じません。

Wi-Fiの発信範囲も3階建ての戸建てや4LDKのマンションまでと広く、最大同時接続台数も15台なので十分な性能です。

ELECOMのWRC-1167GST2Aはコスパが高い

値段の安さを重視したい人はELECOMのWRC-1167GST2Aがオススメです。

WRC-1167GST2Aの販売価格は6,535円なので、BuffaloやNECのハイスペックモデルよりも手が出しやすいです。

値段が安いからといって性能が良くないわけではなく、最大867Mbpsまでの速度が出せるので安心です。

3階建ての戸建てや4LDKのマンションにも対応できるので、Wi-Fiの発信範囲も申し分ありません。

一人暮らし向けのNETGEAのAC1200

一人暮らしをしている人にはNETGEAのAC1200がオススメです。

AC1200は最大速度が867Mbpsと高性能でありながら、一人暮らし向けにするために最大接続台数を絞り3,041円の低価格を実現しています。

サイズもコンパクトで壁かけ設置も可能なので、置き場所にも困りません。

オンラインゲームには最上級モデルのWXR-2533DHP2

ASUSやNETGEARなどのオンラインゲーム向けルーターにはIPv6対応機種がありません。

ですが、IPv6対応の最上級モデルを用意する方法があります。

最上級モデルだとBuffaloのWXR-2533DHP2がオススメです。

Wi-Fi接続時の通信速度も優秀なので、ネットサーフィンをするときの性能も文句なしです。

IPv6対応の無線LANルーターの設定

IPv6対応の無線LANルーターの設定方法はとても簡単なので誰でもできます。

基本的に設定は不要

対応ルーターを用意してIPv6を利用するときは基本的に設定をする必要がなく、対応回線やプロバイダを契約して対応ルーターを設置するだけです。

設定が必要な場合でもIPv6パススルー機能を有効にするだけ

契約している回線やプロバイダ、利用するルーターの種類によってはIPv6パススルー機能を有効にする必要があります。

IPv6パススルー機能を有効にする方法はルーターの種類ごとに若干違いますが、基本的に以下の流れで行います。

選択する対象項目はルーターの種類ごとに異なります。

Buffalo製のルーターでは設定ツールのメニュー画面で「詳細設定」を選んでから「セキュリティ」を選択。

さらに「VPNパススルー」を選択してから「フレッツIPv6サービス対応機能」の項目にチェックを入れるパターンが多いです。

NEC製のルーターでは設定ツールのホーム画面で「基本設定」を選択して、「IPv6動作モード」の項目で「IPv6ブリッジ」を選択してください。

ELECOM製のルーターでは設定ツールのメニュー画面で「WAN&LAN設定」を選び、次の画面で「WAN設定」を選択。

そして、次の画面で「IPv6ブリッジを有効にする」にチェックを入れてください。