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IPv6とIPv4の速度の違いを比較!スピードテストの測定値をもとに分析!

「IPv6を使えば通信速度が速くなる」と聞いても、本当なのか疑問に思いませんか?

 

IPv6を利用すれば通信速度が速くなる理論は間違いではありませんが、快適にインターネットを使うには条件を満たさなければいけません。通信速度の違いと条件を踏まえたうえで、IPv6とIPv4のどちらを使うべきか考えてみましょう。

 

ここでは口コミをもとにIPv6とIPv4の違いを比較していきます。IPv6とIPv4のどちらを使えば快適なのか知りたい人は、ぜひご覧ください。

理論上でのIPv6とIPv4の速度の違い

理論上での通信速度は、IPv6とIPv4のどちらを使っても変わりません。IPv6とIPv4は理論上の通信速度を変えるツールではないからです。IPv6とIPv4のどちらを使っても、契約している回線の最大速度は同じと考えてください。

 

IPv6とIPv4での測定速度の違い

実際に測定した速度はIPv6とIPv4で大きく異なります。利用者からの口コミを見ると、とくに夜にスピードテストなどで測定した場合の速度が違うことがわかります。

 

IPv6での測定速度は高水準

IPv6を利用した場合の測定速度は評判が良く、使い心地が悪いという口コミはなかなか見かけません。

 

 

夜でも100Mbps以上のスピードが出たとの口コミをよく見かけます。

 

 

測定速度が200Mbpsを超えた事例も珍しくありません。

 

 

理論上の速度が最大100MbpsになるマンションのVDSL方式でも、IPv6を利用すれば70Mbps以上のスピードを体感できます。

 

 

IPv6を利用しても通信速度が遅いままという口コミも挙がっていますが、接続方式を切りかえれば快適なスピードを出せます。

 

 

IPv6での通信速度を速くする接続方式については、後で詳しく説明します。

 

IPv4では夜間に測定速度が低下する恐れが

IPv4の通信速度は評判の良し悪しが分かれています。評価が分かれる理由は午前中から昼間と夜で測定速度が違うところにあります。

 

午前中や昼間であれば、IPv4でも100Mbps以上の速度が出ます。

 

 

マンションで最大100MbpsのVDSL方式を利用する場合でも、午前中や昼間なら普通にインターネットを利用できるほどの速度が出ます。(それでも数値が低くて不満を感じる人はいますが…)

 

 

夜の時間帯でのスピードが遅いと感じている人は多く存在しています。

 

 

酷い場合だと測定速度が1Mbpsを下回り、ウェブサイトが実質不可能になることもあります。

 

 

午前中や昼間ならIPv4を使っても通信速度は安定しますが、夜は不安定になるのでIPv6を使ったほうが無難です。

 

IPv6とIPv4の測定速度の比較まとめ

先ほど挙げた口コミをもとに、時間帯別にIPv6とIPv4の測定速度をまとめてみます。

 

時間帯IPv6IPv4
午前100~400Mbps100~400Mbps
昼間100~400Mbps100~400Mbps
100~200Mbps1Mbps前後

※理論値が最大1Gbpsの場合です。

 

午前昼や昼間だとIPv6とIPv4のどちらを利用しても大差はありませんが、夜になるとかなり違いが出てきます。夜になると大きな差が発生し、IPv4ではウェブサイトの読み込みが遅くなるほど速度が低下しますが、IPv6では致命的なほどの速度低下は起きません。

 

IPv6とIPv4の測定速度に違いが出る理由

IPv6とIPv4で測定速度に違いが出る原因は、利用できる接続方式にあります。IPv6では2種類から接続方式が選べるので、通信速度を安定させやすいです。IPv4のでは旧式の接続方式しか利用できないので、夜になると通信速度が不安定になりがちです。

 

利用できる接続方式の違いが原因

IPv6とIPv4で測定速度が大きく異なるのは、利用できる接続方式が違うからです。IPv6では以下2つの接続方式が利用できます。

 

  • IPoE
  • PPPoE

 

IPoE接続を利用すればプロバイダを介さずにインターネット通信ができるので、利用者が多い夜になっても速度が安定します。PPPoEではプロバイダを経由してインターネット通信を行うので、利用者が増える夜になると混雑の影響を受けて通信速度の低下が発生します。

 

※IPv6とIPv4の接続イメージ。

 

IPv4ではPPPoE方式での接続しか対応していないので、夜になると通信速度が遅くなるわけです。

 

通信速度を安定させたいのであれば、IPv6でIPoE接続を使うべきと考えてください。

 

PPPoE方式だとIPv6でも夜に測定速度が落ちる

IPv6を使ったからといって、必ず通信速度が安定するわけではありません。

 

先ほど説明した通り、IPv6ではIPoEを使うことで通信速度が安定するからです。IPv6を利用していてもPPPoE方式を接続すると、夜に通信速度が不安定になります。IPv6を利用する場合は、IPoEでの接続が必須と考えてください。

 

IPv6に対応している回線事業者やプロバイダは増えましたが、IPoE接続を利用できない事業者はいくつか見受けられます。IPv6での通信速度を安定させる場合、下記の事業者を選ぶといいでしょう。

 

IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6対応事業者
ドコモ光(GMOとくとくBB)、ソフトバンク光、OCN光、ビッグローブ光、ぷらら光、So-net光、@nifty光、auひかり(プロバイダごとに異なる)、NURO光、コミュファ光(プロバイダごとに異なる)、eo光、ピカラ、メガエッグ

 

すでに上記の事業者を契約している場合でも、IPv6を利用するには申し込みが必要な可能性があるので、サポート窓口に連絡して確認してみましょう。上記以外の事業者を契約している人は、上記への乗り換えを検討してみるといいでしょう。

 

IPoE接続対応になればIPv6未対応のウェブサイトとゲームも利用できる

IPv6にはIPv4にして対応していないウェブサイトやゲームを利用できないデメリットがありますが、IPoE接続が可能な事業者を選べばすべてのウェブサイトとゲームが利用できます。

 

IPv6でのIPoE接続に対応している事業者は、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6が利用できるからです。IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6ではIPoE接続でIPv6とIPv4が併用できるので、未対応のサイトやゲームが利用できない問題を解消できます。

 

IPv6では対応ルーターも必要なので注意

IPv6でIPoE接続を利用できる環境であっても、家に置いているルーターがIPv6に対応していなければ通信速度は安定しません。利用しているルーターがIPv6未対応だと、強制的にIPv4でのPPPoE接続になるので、夜に通信速度が低下します。

 

IPv6を利用する際は、対応ルーターを用意しておきましょう。IPv6対応ルーターは市販で購入できますが、対応事業者から有料でレンタルすることもできます。

 

モバイル回線ではIPv6でも電波状況で通信速度が変わる

携帯電話の4G回線とWiMAX2+もIPv6への対応をはじめていて、対応ルーターを用意する必要がありませんが、電波の状況で通信速度が左右されるので注意が必要です。電波が弱い場所だと、IPv6を利用しても通信速度が安定しません。

 

IPv6とIPv4のどちらを使うべきなのか

確実に通信速度を安定させたいのであればIPv6を利用するべきですが、すでにネット回線を契約していてIPv4を利用している人は、今の状況を確認してIPv6を使うべきか考えましょう。

 

今からネット回線を契約するならIPv6の利用がおすすめ

今からネット回線を契約するのであれば、IPv6の利用がおすすめです。IPv6対応事業者を契約すれば、通信速度が安定する可能性が高くなるからです。

 

ただ、IPv6を使うだけでは通信速度が安定するとはいい切れないので、IPoE方式での接続ができる事業者を選びましょう。IPoE接続を利用しないと、IPv6でインターネットを使っても通信速度が安定しません。

 

すでにIPv4を利用している場合は通信速度に満足しているかが決め手

すでにIPv4を利用している場合、以下の項目をチェックしてIPv6を使用するべきか検討してみましょう。

 

  • 現状の通信速度に満足しているのか
  • 契約している事業者がIPv6に対応しているか
  • 契約している事業者がIPoE接続に対応しているか

 

IPv6を使うべきなのかは、今の通信速度に満足しているかで決まります。通信速度に不満がある人は、IPv6の利用を検討するべきです。IPv6ではIPoE方式で接続すれば通信速度の安定性が高まるからです。現状の通信速度に満足しているのであれば、IPv6を使わなくても問題ありません。

 

契約している事業者がIPv6に対応しているのか、IPoEでの接続ができるのかもポイントです。現在の契約先がIPv6に対応していれば、申し込みをして(不要な場合もあります)対応ルーターを設置するだけでIPv6が利用可能になります。

 

契約先がIPoE接続に対応していれば、なおさらIPv6を利用しましょう。IPoE接続に対応していれば、現在よりも優れたネット環境ができあがります。

 

現在の契約先がIPv6に対応していない、もしくはIPoEが利用できない場合は他社へ乗り換えなければいけないので、工事を許容できるかがポイントになります。他社へ乗り換える際の工事は30分から1時間半ほどで終わりますが、契約者(家族も可)が立ち会わなければいけません。

 

工事の立ち会いが苦じゃなければ、IPv6を利用するための乗り換えを検討する価値があります。他社へ乗り換える際は費用が気になるものですが、キャンペーンを実施している事業者を契約すれば負担は発生しません。

 

フレッツ光を利用している場合は例外で、工事をせずにIPv6やIPoE対応の光コラボへ乗り換えられます。IPv6とIPoEが利用できる主要の光コラボは以下の通りです。

 

IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6対応光コラボ
ドコモ光(GMOとくとくBB)、ソフトバンク光、OCN光、ビッグローブ光、ぷらら光、So-net光、@nifty光