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ネット特定班がどのようにしてSNSへの書き込みから住所などの個人情報を特定しているのか気になりませんか?
ネット特定班が個人情報を特定する方法は根気がいるものですが、意外とシンプルです。
シンプルが故に自分の情報が特定班に知られてしまう危険は常に隣り合わせなので、方法を知ったうえでSNSの使い方を改めるべきか考えてみましょう。
ここではネット特定班と呼ばれる人たちが書き込みから人物や個人情報を特定するやり方を解説していきます。
特定される可能性を最小限にするための対策も紹介するので、自分の情報を守りたいとお考えの人は必見です。
ネットの書き込みの特定のやり方
SNSで炎上した人が特定される光景を見るのは珍しくなりましたが、どのように特定したのか謎と感じるものです。
実はネットの特定班はSNSに挙がっている情報をもとにして個人の情報を特定しています。
普段からSNSを活用している人がネット特定班の手法を知ると、自分の情報も漏洩する危険があると感じさせられます。
なお、ここで記載しているやり方はあくまでネット特定班が用いている方法の紹介にすぎず、特定を勧めるものではありません。
SNSから他人の情報を特定するのはモラルに反する行為なので絶対にやめてください。
特定班とはネットで人を特定する人たち
そもそもネット特定班とは何かと知りたい人もいるかと思います。
ネット特定班はその名の通りSNSに溢れている情報をもとに投稿者が誰なのか、どこに住んでいるのか、どのような仕事をしているのかを特定する人たちを指します。
アニメやゲームのモデルとなった場所などを特定する人も特定班と呼ばれますが、ここではSNSから個人情報を特定する人たちについて解説します。
投稿されている写真・動画から場所を特定
ネット特定班は主に投稿されている写真や動画を見て、その書き込みをした人の住んでいる場所を特定しています。
TwitterやInstagramに自宅から見える景色や食事をした店、遊びにいった場所などがわかる写真や動画はネット特定班から自分の情報を得るための手がかりになるわけです。
書き込みから行動パターンを読み取る
個人が日頃からTwitterやFacebookに投稿している内容を分析して、その人の生活行動範囲や行動パターンを読み取るのもネット特定班が用いる手法の一つです。
SNSに「○○というお店にいった」などの書き込みを頻繁にすると、それを見たネット特定班が情報を分析して、投稿した人がどこに住んでいるのかをある程度特定できます。
ある程度の特定ができれば、その近辺に張り込んで投稿した人を見つけられる可能性が高くなります。
特定班から格好の的となるプロフィールの在住地域
SNSのプロフィールに自分が通っている学校名や住んでいる都道府県、および市町村を載せている人もいるのではないでしょうか?
プロフィールに表示されている在住地域情報は、ネット特定班からするとその人を特定するためのおいしい情報です。
その状態のままで自分の日常を頻繁に投稿すると、さらに自分の個人情報が特定されるリスクが増してしまいます。
プロフィールに表示されている情報や投稿でストーカー被害に発生する危険も低くはありません。
投稿されている顔写真は格好の餌
TwitterやInstagramに自分の顔が映っている写真を投稿している人は多いのではないでしょうか?
自分の顔写真はネット特定班にとって打って付けの情報源となります。
顔写真とその人が住んでいる地域がわかる情報を得れば、周辺に張り込んで当人を探しやすくなるからです。
今やSNSに顔写真を投稿している人は増えたので意外と安全なように見えるものですが、ネット特定班が最も求める情報であることは知っておきましょう。
システムエンジニア(SE)の経験があると書き込み一つ見れば情報を特定できる
システムエンジニア(以下、SE)のスキルがある人からすると、先ほどご紹介した方法を使わずに個人情報を特定できます。
SEの技術を持ちあわせている人からすると、SNSの利用者が投稿している情報が少なくてもプログラムをもとにそのアカウントからいとも簡単に個人情報を得ることができます。
SEの人からすると個人情報の特定は容易なので、SNSに自分の情報をむやみに晒すのは避けるべきです。
ネットで特定されないための7つの方法
ネット特定班が用いる情報を見てSNSを使うのが怖くなった人は多いのではないでしょうか?
ネットで自分が誰か、どこに住んでいるのかの特定を防ぐためにはSNSで自分の日常をむやみに公開しないか、自分のアカウントに鍵を付けるかが基本です。
自分のアカウントの公開設定を変える方法も使えますし、SNSの種類によっては推奨されていませんが、アカウント情報に本名ではない名前などを登録するなどの方法もあります。
SNSに自分の所在のヒントとなる情報・写真を投稿しない
ネット特定班からの目を避ける方法としてベストなのは、SNSに自分の所在の手がかりとなる書き込みや写真の投稿を控えることです。
むやみに自分の生活サイクルがわかる情報(○○でご飯を食べた、△□で買い物をしたなど)の書き込みや、自宅の周辺の風景がわかる写真の投稿を極力しないようにすれば、ネット特定班にとっての手がかりが減って特定されるリスクを軽減できます。
特に自分の顔写真はネット特定班にとって大きな情報源なので、できる限り投稿は避けましょう。
投稿するとしても、あとでご紹介する限定公開の設定を活用してください。
集合住宅に住んでいる場合、自宅の内装や外装が見える写真を投稿しない
アパートやマンションに住んでいる場合、自宅の内装や外装がわかる写真の投稿は避けておきたいところです。
物件の種類によりけりですが、レオパレスや大東建託などの内装と外装がパターン化されている集合住宅に住んでいると、家のなかや近辺の写真を見ただけで最低でも「○○が作っている物件に住んでいるな」とバレてしまいます。
さらにプロフィール欄や書き込みに自分の在住地域が記載されている状態にすると、住んでいる物件の数が絞られて、より一層特定されやすくなります。
自分のSNSアカウントを鍵付きにする
どうしてもSNSに自分の日常を投稿したいのであれば、承認した人だけが自分のアカウントを見られる設定にしておきましょう。
SNSでは自分のアカウントを承認したフォロワーにしか見せないための非公開設定、通称鍵付けができ、知らない人から投稿を見られてしまうリスクを低くできます。
自分が怪しいなと思っているフォロワーを排除するブロック機能を併用するのもオススメです。
情報の公開設定を変更する
自分の書き込みや投稿を見る人を制限するのも検討するべき対策です。
投稿を見る人を制限すれば、特定班からの危険が及びにくくなります。
例えば、Facebookでは自分の投稿の公開設定を以下の3つから選べます。
- 全体公開
- 友だちにのみ公開
- 友だちの友だちまで公開
他のSNSもFacebookと同じような設定機能を用意しています。
ただ、自分のフォロワーや友達が公開設定の範囲に入っていない人に情報を流す可能性もあるので、アカウントをフォローしている人たちが信用できる人なのかも慎重にチェックしておきたいところです。
プロフィールに本名を使わない
TwitterやInstagramのアカウント名を本名にしている人は意外と多いのではないでしょうか?
アカウント名を本名にすると、投稿している情報とともにネット特定班に手がかりとして使われてしまう危険があるからです。
本名の公開は特定によるリスクが高まる行為なので、可能であれば避けてください。
Facebookは本名での登録を推奨していますが、偽名などを使って知っている人とだけ友だちになっておけば安全確立を高くできます。
友人や知人に自分の情報がわかる写真や動画の投稿を控えてもらう
ネット特定班が利用する情報源は自分のアカウントや投稿だけではありません。
自分の友人や知人がSNSに書き込んだ情報も、ネット特定班にとって大きな手がかりとなり得ます。
例えば、友人や知人が先ほどご紹介した対策をしていない状態であなたと映っている写真を投稿すると、その写真がネット特定班にとってのおいしい手がかりとなるわけです。
飲み会などのイベントで集合写真を撮るときは、念のために写真の持ち主となる友人や知人にSNSへ投稿するのか、SNSの公開設定はどのようにしているのかを確認してみましょう。
SNSを使わないのも一つの方法
SNSを使う機会が減っているのであれば、思い切ってSNSのアカウントを消して使うのをやめるのも選択肢です。
そもそもSNSを使わず自分の情報を流さなければネット特定班の手が自分に及ぶことはありません。
SNSを頻度が下がってきている人は、そもそも自分にとってSNSは必要なものなのか考えてみましょう。
動画サイトのチャット欄では自分の本名や在住地域を教えない
ここ数年でYouTubeなどの動画サイトで生配信を見て、チャット欄にコメントを書く人が増えています。
生配信のチャット欄は親切な人が多く安全なように見えますが、中にネット特定班の類である人間が紛れている危険もあります。
チャット欄で他人と仲良くなると「どこに住んでるの?」と聞かれるものですが、自分の情報が特定されるリスクを考えると教えるものではありません。
もちろんコメントを投稿するときのアカウント名を本名にするのも避けておきましょう。